“酒屋の株話”に関する記事一覧

「酒屋の株話」連休明けの個別銘柄は荒れ模様か

 

 

決算発表や業績の修正で、ストップ安、ストップ高が目立った感のある連休前の取引。

業績の上方修正ならOKだが、その逆なら、このところ割高感のある銘柄が、より割高感を強めていただけに調整は大きいのかも知れません。

反対に、それほど割高感はなかったが、業績の上方修正で一気に割安感を強めた銘柄は、ブルブル・ラリーが続きそうだ。

そんなことで、連休明けの日本株市場は、銘柄によってグチャグチャな動きとなりそう。

日経平均ベースでは調整色が強まり、単純株価平均ベースではそれほど変化なし、みたいな感じでしょうかね。

かぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

世界一の大投資家である、投資の神様とも呼べるオマハの賢人は、過去最高の高値圏にあるアメリカ株に対して、今の低金利水準では許容できる、との見方を示されたとのこと。

日本株でも、このところの日経平均の値上がりをリードした、いわゆるモメンタム株に調整が入ったとしても、このブル・トレンドは続くとみるべきでしょう。

たぶんこの先は、銘柄を吟味して選択することが、より重要になってくるのかも知れませんね。

永久保有銘柄を見つけ、適切な水準で投資すれば、いつかは神様になれる・・・・・・たぶん!

 

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「酒屋の株話」 Sell in Mayは起こるのか?

 

 

ナスダック史上最高値更新、日経平均は2万円超えと、堅調な印象を強めた今週。

信用の売り残は急減して、ゴールデンウィークの連休を前に、市場のコンセンサスは「下がらない」の強気に傾いている様子。

こうなると、「市場のコンセンサスをいつも踏みにじり、なおかつ情緒的な性格をお持ちのMr.マーケット様は、セル・イン・メイを起こされるのではないか?」との気配も漂ってこないこともないわけですね(汗)。

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日米の金融政策、ギリシャの債務問題、中国株にバブルの気配など、マクロな変化が日本株にどのような影響を与えるのか。

また、5月の連休で日本のクジラさん方はお休み。そんな連休の間に何かあれば、チェーンリアクションで休み明けにMr.マーケット様は、まさに情緒不安定な状況に陥る可能性もあるわけです。

そして、最もセル・イン・メイに影響力のある状況が、ヘッジファンドの決算が5月であることでしょうか。

「ヘッジファンドのリクイデーションが一気に出たなら・・・・・・・(汗)」みたいな状況になるかも知れないわけですね。

 

もっとも、個別株を中長期で張るような個人投資家にとっては、まったくどうでもイイような話なのですが!

もし、格言どおりセル・イン・メイが起きたなら、さらなるMr.バリュー様のご降臨と考えれば良いのですね。

・・・・・・・・・でも、セル・イン・メイ・・・・・・・・の格言て、最後まで読むと9月まで買うなってことなんですよねぇ・・・・・・(汗)!

 

 

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「酒屋の株話」日経平均って個人投資家にはぜんぜん関係ないか!?

 

 

やっぱりなんですよね!

前々から思ってたんですけど、バリューなんかを気にして個別銘柄を選別するスタイルの者にとっては、日経平均の値動きって、ほとんど関係ないんですよね。

特に最近の日経平均の動きでは、そんな状況が現れているように思います。

「空中戦」とはよく言ったもので、まさにそんな感じ。割高感のある大企業ばかりが熱気を帯びている様子。

ほとんど自分には、何の関係もなく値上がり、そして調整、みたいな感じですかね。

そんなことで、日経平均の値動きなんてどうでも良いことだと思うのですが、その一方で、やっぱり日本株全体のトレンドをおさえるには日経平均なんですね。

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【日本経済新聞さんの記事】

本日の日本経済新聞「スクランブル」に、あのフィデリティさんなどの海外投信が、日本の地方企業の株式を大量保有しているとの記事がありました。

あのカリスマ的投信で、小型のバリュー株を得意とされているフィデリティさんが、小型日本株についに本腰を入れて来ているんでしょうかね。

たぶんもうバリュー投資だけの手法では、個人投資家には手出しができない市場になったということか。

アンダーバリューの株が、適正とみられる水準まで上昇した場合、売却して他のアンダーバリュー株に乗り換える戦法は、もうお終いのようです。

これからは、さらなる高値の可能性を探る感じでしょうか。それに乗り換えてばかりじゃ、源泉分離課税で、そのたんびに20%づつ持ってかれて、かえって効率が悪い気もします。

新聞にも書いてありましたが、この先のブル相場は、さらに変動が大きくなりそうな様相。

個人投資家としては、今後さらに激しさを増すとみられる「空中戦」を、はるか、はるか下方からかも知れませんが、忍耐力を持って仰ぎ見て行くしかなさそうです。

・・・・・意味がよく分かんないかも知れませんが、じっくり行きましょってコトです!

 

 

 

 

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「酒屋の株話」割高感あるものばっかり上げて2万円回復

 

 

日経平均は遂に2万円を回復。

「でも・・・・なんで自分の保有株は上がんないの・・・・・2万円なのに・・・・(汗)!」

メチャクチャ割高感のある銘柄ばっかり、海外の方々がもってっちゃって、そうでないものはサッパリ・・・・・日経が2万円になっても置いてけぼりで、「なんやねん!?」みたいな感じです。

chart.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

【ヤフーファイナンスさんの日経平均株価チャート】

確かに今買われている、割高感のある銘柄ばかり見てると、高所恐怖症になりそうですね。

ハイエンドなワインの取引でも、上昇相場の時には、主力銘柄といえるトップ・ブランド銘柄が最初に買われ、その後にセカンド銘柄や、マニアっぽい銘柄が更に大きく値を飛ばすようなことがあります。

今週買われた割高感の強い、いわゆる今の主力銘柄が、今後調整に入るのかどうかは分かりません。

しかし、今週まったく相手にされされなかった、いわゆる今の出遅れ銘柄が注目される場面が、期待できるのではないかと思う次第。

海外からの「バスケット買い」と呼ばれる買いが、日経平均を押し上げているらしいのですが、なんとも大雑把なやり方です。

個別の企業ではなく、商売の分野を買っているということでしょうかね。

運用資金が市場に比べて大きすぎて、個別の銘柄なんて吟味してられないのかも知れません。

個人投資家としては、出遅れている個別の銘柄を吟味して、すさまじい海外からの過剰流動性に乗っかって、もっててもらうのがベストな対処法のようです。

 

 

 

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「酒屋の株話」日本株投資はチキンレースなのか!?

 

 

物価とは、各商品ごとの需要供給バランスによって形成されます。

現在のリフレ政策に、懐疑的な意見を持たれているエコノミストの方は多いようです。今までに経験したことのない異次元の金融緩和によるリフレ政策では、必ずその副作用あるとみているんですね。

酒屋の現場でも感じるんです。

例えば国産のビールやビール系飲料などに関しては、たとえ世の中の賃金が上昇しても、飲む人が明らかに少なくなって来ているんです。需要そのものが減少しているんですね。

住宅なども同じ状況だと思うのですが、明らかにファンダメンタルズが良くないのです。

クリアーなトレンドである少子高齢化と人口の減少が、国内の需要を明らかに減少させているように見えるのです。

もっと言えば、今回のリフレ政策の先には、「チキンレースのような崖が待ち受けているのではないか?」との不安があるわけです。

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【日本経済新聞さんの記事】

新聞の記事によれば日銀の国債保有額は、全発行額の四分の一を占め、日本株のETFも市場の過半に達しているとのこと。

それでも、まだまだチキンレースのように、「すぐそこに崖が待ち受けているかもしれない!」みたいな状況には達していないのだと思うのですが、そんな方向に向かっている様には感じるのです。

ハント兄弟の銀の買占めでも、相場はギリギリの状況まで上昇を続け、身動きが取れなくなって急落が始まりました。

クジラや日銀の買いが続いているうちは、強気の展開が続くのだと思います。

もしこれがチキンレースなら、まだまだアクセルを踏み込むべき時だとも思います。

しかし、何年後かは分かりませんがクジラや日銀の買いが終了するころには、そこには深い崖が控えている、とみるべきなのかも知れません。

 

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