“酒屋の株話”に関する記事一覧

「酒屋の株話」遂に中小の成長銘柄

 

 

日経平均株価は先週と同じく一時的に24000円を超えたが、海外投資家からと推測される売りにセットバックした。

決算に対する反応なのか、円高の反応なのか、それとも投機筋などによるテクニカルな要因なのか、24000円を抜けたあたりにはレジスタンスが存在するようだ。

決算シーズンが本格化し、過小評価されていると見られる銘柄は買われ、過大評価されていると見られる銘柄は売られるような動きになるのか。

一時的に日経平均株価が乱高下する可能性を意識するべきなのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

【写真は日本経済新聞の記事】

一方、世界的なカネ余りは遂に中小の成長銘柄に目を向けてきているようだ。

日経新聞の記事によると海外投資家は、「データベースで世界の株式を選別すると、割安な銘柄は日本の中小型株が多い。海外投資家はそこから投資先を絞り込んでいる。」とのこと。

また、大手の外資証券会社は2018年の投資テーマに中小株を挙げているだそうで、「割安に放置された株があまりに多い」としている。

2Qの好決算で肩透かしを食らった中小の成長銘柄も、3Qの好決算では遂にヘアピンコーナーを抜けてギアアップした加速がはじまるのか。

決算シーズン、円高、人工知能などの短期投機筋の動き・・・・・と様々な要因はあるが、世界のカネ余りが日本株市場でどう暴れまわるかを、覚悟を決めて長期投資の立場で見守りたい。

 

 

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「酒屋の株話」空中戦を横目に

 

 

今週の日経平均株価は一時的に24000円を超えたが買いは続かず、海外ヘッジファンドからのプログラム売買による売りが出てセットバックしたようだ。

 

 

 

 

 

 

日経平均株価が24000円を超えると、人工知能が学習した過去の経験則から売りを出すと言うことなのか。

また、1月の第2週には個人投資家がついに買い越しにまわった。それでも、その買いのなんと90%が信用取引だというから驚く。

短期での足の速い投機資金が市場をゆさぶる可能性が出てきたようだ。個人と人工知能による空中戦が勃発したということか。

人口知能がどう判断するのかは分からない。

しかし、強い投機性を帯びていることが存在意義であるヘッジファンドは、「個人投資家が買い越して、その90%が信用取引」の状況を、はたして見逃してくれるのか、ゆさぶりをかけて来る可能性はないのか、という疑念を持つ。

大局の上昇トレンドに変化はないとみられるが、市場は一時的に乱高下する可能性も意識しないといけないのかも知れない。

もっとも個別株の業績の拡大を信じて長期で投資しているなら、そんな鉄火場を横目にじっくりと向き合うべきだと思うのだが。

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「酒屋の株話」座して値上がりを待つ

 

 

大発会からの勢いが続かない。

日経平均株価は23000円を超えて一気に駆け上がったが、24000円を目前にしてセットバックを始めた。

 

 

 

 

 

 

(凍えるような夜にはこんなお店さんでイッパイやりたいかも)

大局の上昇トレンドに変化はないが、株価が上昇すれば逆張りによる個人投資家からの売りが入るパターンが継続されているようだ。

つまり、この強気相場はまだ”悲観”や”懐疑”の段階の市場心理を抜け出していないということではないか。

つまりは健全なのだ。

個人投資家による潜在的な買いの余力は大きい。また、海外投資家の買いが戻ってきている。

日経平均株価のチャートずらだけを見れば確かに利益確定の売りを出したくなるのかも知れないが、どういうわけだか個別株を見れば真逆だったりもする。

つまり個別株は、当たり前だがそれぞれのファンダメンタルズや参加者の思惑によってバラバラであり、インデックスを見ても個別株取引の役には立たないということだろう。

骨太に業績の拡大が期待される銘柄の、悲観に傾いた相場を買ったなら、今年は根性だして、我慢して、覚悟を決めて、「ひたすら何もしないで監視し続ける」ことがベストな方針ではないか。

またそれこそが、AIが仕切ることになるこの市場で生き残る唯一の方法ではないかと思う。

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「酒屋の株話」戌が笑い始めた

 

 

大発会からスゴイことになった。日経平均株価は新年のたった2日間のみの取引で約千円も値上がりした。

これだけの急上昇は買い方にとって、まったくもって買いにくい。

それだけに、意外にしつこい上昇が続くのではないかと想像する。

 

 

 

 

 

 

【写真は日本経済新聞の記事】

2017年の個人投資家の大幅な売り越し額は約6兆円。証券口座のMRFは10月末に13兆円超えと過去最高を記録した。潜在的な買いの余力は大きい。

また、個人投資家の逆張りスタイルによる売り圧力は影響力を弱めているようだ。

この需給バランスだけ見ても、下がりにくい状況といえるのではないか。

昨年11月ぐらいから継続していた、海外投資家による休暇に入る前の大幅な利食い売りももうない。

今は本腰を入れて日本株を買うべきときなのだろう。

短期的には年末相場への警戒感から買われていたプット・オプションのカバーもあるとみられ、そんなショートカバーが先行して日経平均株価を押し上げている可能性もある。

約57年前の日本の株価連騰後とおなじように、今回もまた連騰の最長記録を更新した後に、しつこい値上がりを経験しそうだ。

また、業績の拡大が見込まれる中小の成長株では、そんな大型株以上に上昇は過激になるのではないか。

この極めて健全といえる日本株市場で戌は笑うことになりそうだ(値上がりしそうだ)。

 

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「酒屋の株話」戌は大笑いするのか

 

 

引き続きメージャープレーヤーである海外投資家がクリスマスシーズンにあるためなのか、日経平均株価は堅調ながら迫力に欠ける展開が続いている。

成績の良かった年のクリスマスシーズンとは、さぞかし気分が良いのだろうと想像する。また、来年の相場に対しても「儲けるぞー」感に満ちているのではないか。

 

 

 

 

 

 

<精霊が宿るという湖にある小さい神社・・・パワースポットっぽい>

成績の良かった年のクリスマスシーズンというテクニカルな要因がこの迫力に欠ける状況を醸成しているとするなら、クリスマスシーズン明けの日本株はかなり期待できるのではないか。

やる気まんまんのマッチョなカネ余りが、今まで以上に本格的に、割安で安心感ある日本株を買い上げる可能性があると思う。

また、年末相場への警戒感から買われていたプットオプションのカバーも入るとすれば、来年の大発会からご祝儀買いが盛り上がりそうだ。

少なくとも来年の前半は何か特別なこのでもない限り、強気相場が継続するのではないか。

特に理不尽に売り込まれているとみられるような成長銘柄は、かなりの急角度で上値を試す展開もあると思う。

右肩上がりの業績が予想される銘柄の、悲観相場を買ったなら、来年はひょっとしたら何もすることがないのかも知れない。

戌が大笑いするかも知れないのだ。

まずは2018年の大発会に期待したい。

 

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