“おつまみ”の記事一覧

お蕎麦屋さんの魅力”蕎麦前”

 

 

この厳しい環境下にあって、街場にはたくさんの昔ながらのお蕎麦屋さんが頑張っておられます。

なぜお蕎麦屋さんばかりたくさん・・・・・・?とも思うのですが、やっぱり魅力的なんですね。

お蕎麦が美味しいこともさることながら、その雰囲気や蕎麦前のアテがお酒を一層おいしくしているとも言えるでしょう。

その証拠に休日の昼下がりともなれば、街場のお蕎麦屋さんには、ご同輩の方々がお酒の入ったグラスを片手にまったりとしておられるではありませんか。

「蕎麦前」の文化は確実に受け継がれているんですね。

 

 

 

 

 

 

そんなことで、酒屋のオヤジもご近所のお蕎麦屋さんにお邪魔させていただきました。”美味しい”と評判のご近所の方々はみんな知ってるお蕎麦屋さんです。

家にいてTVで野球を見ながらイッパイなどとは、まずもって不可能。しかし、お蕎麦屋さんではそんな夢みたいなことが出来るのだからうれしい限りです。

先ずは「そばフライ」をポリポリとアテにしながらの生ビールでしょうか。蕎麦の風味とポリポリした食感が生ビールにうれしい。

その後には蕎麦前としてのメインとも言える「天ぷらの盛り合わせ」。お蕎麦屋さんの天ぷらはおいしいですね。

お酒は日本酒や焼酎でもよいのですが、ワインを選択。今どきのお蕎麦屋さんではワインも楽しめるのです。

天ぷらにワインのマリアージュはなかなかどうして。またそのサクサクとした食感はプロの仕事。

お蕎麦屋さんならではのボリュームです。それでもう十分な気もしたのですが、せっかくのお蕎麦屋さんです。〆のお蕎麦もいただくことにしました。

春を感じさせるお蕎麦は、これまた〆として十分な満足感がありました。

まったくもって大人の飲み方とも言えるお蕎麦屋さんの「蕎麦前」には、その安定感のある落ち着いた雰囲気、期待に応えるぶれない料理と、ディープな大人の世界があると感じた次第です。

 

 

 

 

にほんブログ村 酒ブログへ

「Ch・トロロン・モンド」肉感的に優雅な魅力

 

 

さて、前回に引き続いてボルドー、サンテ・ミリオンの生産者「Ch・トロロン・モンド」の当主であるパリエンテ氏を囲んでの会の続きです。

今回は、「Ch・トロロン・モンド 2006、2009、2010」と食事のマリアージュ。

まずは2006年ヴィンテージ。2006年ヴィンテージは「Ch・トロロン・モンド」が格付けで特一級に格上げされた記念すべきヴィンテージなのです。

 

 

 

 

 

 

2006年ヴィンテージは、まさに今からが飲みごろといった印象。シルキーというよりもベルベッティな厚みのある滑らかさ。

マリリン・モンロー的とも言えそうな、肉感的な魅力を感じる味わいでした。

ワインアドヴォケートのテイスティングコメント:

—————————————

野生酵母を思わせるか仄かな肉の香りを湛えた2006年は、重量感のある活力に満ちたブラックチェリーと桑の実の印象的なアロマが香り、空気に触れるにつれ仄かなヨード香を帯びてくる。飲み始めはダークラムとカシスの風味を湛えたミディアムボディの味わいが広がる。若いうちはアルコールの高さほど感じられないフルボディで、快楽に満ちた贅沢なスタイル。硬質なタールの風味が後味に広がる。飲みごろ:2016-2026年。


 

 

 

 

 

 

<ブラック・コッドのシヴェソースとのマリアージュ>

ブラック・コッドとは銀鱈のことのようですが、赤ワインが加えられていると感じられるシヴェソースというソースが添えられたことで、トロロン・モンドとの相性は素晴らしいものでした。

どちらかといえば淡白な味わいの鱈だからこそ、この赤ワイン系のソースが合い、またボリューム感ある赤ワインが合うということでしょうか。この見事な三段論法とも言える芸術的マリアージュにはうなってしまうほどでありました。

 

 

 

 

 

 

<世紀の当たり年である2009年、2010年と牛フィレ肉のマリアージュ>

2009年、2010年ともにパーカーポイントは99点。

あまりにも素晴らしい当たり年なようで、ポテンシアルの高さも素晴らしい。まだまだもったいない味わいなのです。

他方、ワイン収集家の方にとっては、最高のヴィンテージと言えるでしょう。

アルコール度数は16%レベル。芳醇でパワフル。たぶん収集家の方々にとっては、たとえこれら2009年、2010年のワインをワインセラーに入れっぱなしで忘れ去ったとしても、その後のまだ若々しさを感じる味わいに驚いてしまうようなレベルではないかと思う次第です。

「いったいいつになったら飲みごろを迎えられるのか!?」みたいな凄まじい当たり年感あるヴィンテージのワインでした。

牛フィレとのマリアージュはもちろん素晴らしいのですが、個人的にはジビエなどのもっと個性の強い味わいの肉と合わせてみたい印象でした。

 

優雅で肉感的、そしていわゆる自然派のためか温かみのある味わいが、大変に素晴らしい偉大なワインだと感じた次第です。

素晴らしい体験をさせていただきました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。是非、当店でも扱いたいと思います。

 

 

にほんブログ村 酒ブログへ

「ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 2003」パーフェクト・ガストロノミー

 

 

 

まったくもって立場にそぐわない分不相応な体験ではありますが、ガストロノミーの世界をのぞかせていただく機会をいただきました。

「街場の酒屋なんぞが、こんな場違いな場所にまで出っ張って来て、何やってんだろうか?」みたいな自己矛盾とも言える違和感を感じつつも、そのまったくもってブルジョア級のご馳走には、もはやその光景からしてうっとりとさせられた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

【ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 2003 とキャビアの前菜】

見た目からしてパーフェクトなガストロノミーでしょう。

ブルジョア的、セレブ的・・・自身の場違いな違和感があるにせよ、この圧倒的な優雅さのある景色の世界観は素晴らしい。

熟成ヴィンテージ・シャンパーニュとキャビア。もはや女房殿になどにはまったく話せないような最上級なマリアージュと言えます。

飲みもののシャンパーニュは、世界的に著名な料理人であるジョエル・ロブション氏が惚れ込んだと言われている「ブルーノ・パイヤール」のNec Plus Ultra 2003。この「ネ・プリュ・ウルトラ」とは究極という意味。

その味わいは、まったくもってただ者ではない。「えも言われる味わい」とは、まさにこんなことなのでしょう。

現在最も注目されているとみられるシャンパーニュの2002年ヴィンテージはポテンシャルが高い分、まだリリースがないとのことですが、2003年ヴィンテージは生産量は極めて少ないが熟成が早いようで、先にリリースされた様子。今楽しむのにもっとも適したシャンパーニュのヴィンテージとのことです。

熟成感ある香りと、その熟成感としっかりとした果実味が織り成すバランスは「・・・・・ワオ!」どころの話ではないぐらいに素晴らしい。

芸術的に美味しいスパークリングワインを楽しみたいと思えば、やっぱりシャンパーニュなんですね。感動しました。

前菜は一見キャビアに見えますが、実は手間をかけた料理。キャビア、ジュレ、蟹、ムースなどが層になっておりました。

 

 

 

 

 

 

お城のように豪華なレストランで、優雅に着飾った方々の中にあって、蕨あたりから出っ張っていった酒屋のオヤジは自己矛盾的な気持ちを抱えながらも、まったくもって心優雅で、うっとりとした気分にさせていただいた次第です。

2003ブルーノ・パイヤールNec Plus Ultra 価格2万円~3万円

 

 

にほんブログ村 酒ブログへ

「いも焼酎ストレート」バレンタイン・マリアージュ

 

 

日本のバレンタインはやっぱりチョコレートですね。

年に一度の高級チョコレートを楽しむ日とも呼べるのかも知れません。

また女子にとっては、高級チョコレートのショッピングや、チョコレート系のスイーツづくりはこの時期の楽しみなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

そこで、チョコレートと一緒に楽しむお酒として、個人的にもっともおススメしたいお酒のご紹介です。

 

 

 

 

 

 

【酒倶楽部ステップの量り売り芋焼酎】

チョコレートに、やわらか系の芋焼酎をストレートで合わせるのが、個人的には大好きです。

ウイスキーやブランデーにチョコレートを合わせるのが定番なのかも知れませんが、よりクリアな味わいの芋焼酎の方が、素直に合うような気がするのです。

また、アルコール分が25%と、蒸留酒のなかでは低いためストレートでもそれほどのキツさはありません。

年に一度の高級チョコレートを、より美味しく、またより楽しく味わいたいと思えば、相性の良いお酒は必要です。

高級チョコレートに、やわらかい味わいの芋焼酎ストレートは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

にほんブログ村 酒ブログへ

ヴィンテージ・スパークリングワインと数の子の松前漬け 

 

 

またまたこのネタで恐縮ですが、もう一回だけ熟成したヴィンテージ・スパークリングワインについて書かせていただきます。

それほどに皆様におススメしたい、掘り出し物のスパークリングワインだと思っていただければ幸いです。

今回はその熟成スパークリングワインと数の子の松前漬けのマリアージュです。

 

 

 

 

 

 

<2003年ヴィンテージのイタリア・スパークリングワインと松前漬け>

こちらも合います。

ただやっぱり「焼いたししゃも」ほどの相性ではないようです。普通にサラッと、何も気にならずに合うといった感じでしょうか。

数の子の苦みがスッと消えてしまうような印象で、数の子の味わいが、その熟成したスパークリングワインにからめとられてしまい後味がサッパリとする感覚です。

ある意味、食中酒として素晴らしく機能する味わいなのかも知れません。

 

この一連の試みから、開高健さんの本に書いてあったとされる「ドンペリに目ざし」(実際に読んではいませんが)とは、かなりの美食を極めた話ではないかと思った次第です。

「ビリーヤードで強くなるために物理学は必ずしも必要ではない」などと言われますが、美食の世界でも食品の成分からのアプローチは大切なのかも知れませんが、やはり飲んだり食べたりして感じることが最も大切なのでしょう。

掘り出し物のお手頃ヴィンテージ・スパークリングワインで感じてみては如何でしょうか?

 

 

 

 

 

にほんブログ村 酒ブログへ
ページ 1 / 2812345...1020...最後 »
ページ
トップ