“2011年”の記事一覧

キウイがアルコール発酵してる~!!

初めて見ちゃいました、天然のアルコール発酵!

家にあるキウイを誰かが冷蔵庫からとりだして、テーブルの上に置きっぱなしにしてあったんです。そしたら、このところの暖かい陽気のためか、キウイから泡が吹き出しているじゃ~ないですか!(汗)

専門家ではないので断言はできませんが、これこそがキウイの糖分と、キウイに付着している天然の酵母とが反応して、発酵が起こり糖分がアルコールと炭酸ガスへと変化するアルコール発酵に違いないと思ったのでした。

鼻を近づけてみるとキウイの香りが、より香り高くエレガントになっていました。呑んべいとしては心うきうきものです。それから女房殿に捨てられないように気を付けながら1~2日様子をみたのですが、そこからは変化なし。何が原因かは分かりませんが発酵は止まってしまったようなのでした。

ものすごく中途半端でどうしようもないのですが、ちょっとは酒造りのことを知っているつもりでいる酒屋のオヤジとしては、このキウイをグラスの中にいれ込んで「これぞ、マセラシオン・カルボニック製法だ~!(炭酸ガスの中で発酵させる方法)」などと一人で心躍らせながら酒造りの気分を自分なりに楽しんでみたんですが、やっぱりどうにもなりませんでした!(笑)

しょーがないので食べてみました。香りはホントに良いのですがアルコール発酵した後で甘味がまったくなく、お世辞にも美味しいとは言えない味。キウイの皮の木のような味わいも溶け込んでて、非常に食べにくく、「ひょっとして雑菌でお腹が・・・・・・!(汗)」みたいな恐さもあり全部は食べれませんでした。

やっぱり餅屋は餅屋。発酵を利用して自分の目指す味わいに持っていくお酒の生産者は偉大だな~!って改めて気が付いた次第でした。

美味しくお酒が飲めるのは自然の原理と、それを上手に使いこなして旨い酒を造ってくれる人達がいるから!感謝したいと思います。

 

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「ヒューガルデン・ホワイト生樽」これは旨そうだ!

非常に贅沢な生ビールが入荷しました。もちろんお取り寄せですが!

Hoegaarden White ヒューガルデン・ホワイト生樽20リットル

日本で一番人気のあるベルギービールと言っても過言ではないヒューガルデン・ホワイト。世界的にもホワイト・ビールでは高い人気と圧倒的なシェアを誇っています。

爽やかでフルーティー、これからの季節にピッタリの爽快さのある味わいです。そのビールとは思えない柑橘系のフルーティーさは、一度飲めばハッキリ記憶に残るイメージしやすい味わいですね。

上の写真の生樽は、お取り寄せのご依頼を頂き入荷したもの。正直、酒屋のオヤジは初めて見ました。けっこう高価です。

都心の中心部にある飲食店さんなどで、それなりの値段で販売しているのは知っていましたが、仕入価格を見て納得。一般的な国産生ビールの倍以上の価格なんです。20L入りで保証金を抜いても2万円とちょっとでしょうか、いい値段です。

しかも生樽の場合、一度口を開いたら数日間の内に飲んでしまわないと味わいが落ちてしまいます。もちろんその分、スムーズな飲み心地で美味しいのですが。とっても贅沢なビールなんです。

 もし、特別な日に美味しくて贅沢なビールを楽しみたいと思えば、このヒューガルデン・ホワイトの生は価格は高いですが、それに十分見合うだけの満足感があると思いますよ。

たまには皆でリッチなビールパーティーも悪くないですよ~!!

お取り寄せには1週間ぐらいかかることがあります。ご興味のある方はお早めにお問い合わせ下さい。

 

 

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「Ch・ジャン・フォー・ロゼ 2009」人気のボルドー自然派入荷!

当店で好評のロゼ・ワインが、また入荷しました。

Chateau Jean Faux 2009 Bordeaux Rose シャトー・ジャン・フォー 2009年 ボルドー・ロゼ 750ml 2,000円

人気の自然派ロゼ・ワイン、ジャン・フォーの2009年が入荷しました。ボルドー地方では珍しい自然派のロゼ・ワインです。メルロー種100%の非常にナチュラルでピュアーな味わいのロゼ・ワイン。ほのかに香るロゼらしい甘みのある香りと、みずみずしく、どこまでもピュアーでドライな味わいは格別です。

しかも今回は2009年のヴィンテージ。天候が毎年激しく変わるボルドー地方で、最も偉大なヴィンテージのひとつと言われる2009年です。いわゆるボルドーのグランヴァンの場合、2009年ヴィンテージは恐ろしく高額になりますが、ジャン・フォーの場合には価格が変わりません。非常にリーズナブルと言えます!!もちろんジャン・フォーのワインとしてのレベルは相当に高い水準です。しかも2009年ですから、とても期待が持てます。

 ロゼ・ワインは流通量が少ないこともあるのですが、世界的に一般的には今まであまり馴染みがありませんでした。それが最近ではロゼの美味しさ、気軽さが注目されて世界的に注目度を増しているようです。

イメージとしては軽めの赤ワインをさらにピュアーにした味わい。気軽に何のお料理とでも一緒に楽しめる感じで、赤ワイン好きの旦那さんも、白ワイン好きの奥さんも、二人で満足できるワインなんですよね。

酒倶楽部ステップでは他にも美味しくて、もっと低価格のロゼ・ワインはもちろんあるのですが、ピュアーでナチュラルな味わいの自然派ロゼとしては、やっぱりジャン・フォーの右に出るロゼ・ワインはないのではないかと思います。

是非一度、ちょっと特別な日にでも、このジャン・フォーを試してみて下さい。人気の理由が分かるハズですよ。

 

 

 

 

 

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外食産業のけん引役は若年層!

日経新聞の記事によると、震災後の外食手控え傾向は根強く残っているようだ。

日本経済新聞「外食手控え 根強く」の記事です。

震災の影響で3月の外食産業の売上高は大幅に落ち込みました。その後は徐々に回復の動きは見えてきているとのことですが、日経新聞が実施した調査によると外食業態の利用する機会を減らしたい人が増やしたい人に対して優勢だったとのこと。

外食業態の利用する機会を減らしたい人が11~15%を占めていたのに対し、逆に利用する機会を増やしたい人は3~7%にとどまった。

震災後に自宅で料理を作る機会が増えた人が20.9%にのぼり、「食事やお酒は家で」という行動に転じた消費者の間で、気持ちの切り替えがあまり進んでいない可能性があるとのこと。

しかし、この中の20~24歳の若年層では、「自粛ムードで暗くなった友人を元気づけるためにも飲みに行く回数を増やしたい」と居酒屋に行く機会を増やしたい人が14.6%と、減らしたい人を5ポイント近く上回っているのだとか。これは居酒屋業態だけでなくファミリーレストランや高級業態も同様なのだそうだ。

若い人に人気の「マクドナルド」や「すき家」などのファーストフードを中心に、4月以降売上高は前年を上回っているとのこと。酒倶楽部ステップのある蕨周辺でも、最近は若い人の飲食店開業が目立ちます。(ちょっと前は外国系だったのですが。)もちろんお客さんになる人も若い人。今後しばらくは若年層の外食に求める気持ちに応えているお店が、飲食業界のけん引役となりそうですね。

 酒屋にとっては若年層以外の方の家飲み傾向は、けして悪くはありません。しかし今日のように長いGWの後で、さむくて大雨だと商売人としては「ま~しょがないか!」などと言ってられないぐらい辛い気持になってしまいますよ~(涙)!

明日は金曜日、長いGW明けの一週間お疲れ様でした。外飲みの方も、家飲みの方も 旨い酒飲んで自分にご褒美をあげてやって下さいね~!ステップで旨い酒仕入れて待ってますよ~!!

 

 

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節電で見直されている昭和的グッズ。酒類は!?

扇風機、土鍋、魔法瓶のような昭和的グッズが節電で見直されて飛ぶように売れているのだそうです。

明らかに震災から日本人のメンタリティーはより健全な方向へと変化したようですね。

   

近くの大型スーパーの家電売り場に扇風機が山のように積んであり驚きましたが、節電や出費を抑えるためこの夏はエアコンの利用を控えようという、これからの消費トレンドを象徴しているかのようですね。

その他、仕事着にポロシャツが認めらたり、スダレやうちわ、蚊取り線香などが注目されたりもしているのだとか。

酒類業界ではここ数年ホッピーが見直されていますが、昭和の時代に一般の家庭で最もポピュラーだったのがビンビールなのは周知のとうり。今では缶入りのビールが主流で、特に新ジャンルのビール風アルコール飲料がお得感があって人気ですね。

缶ビールに使うアルミニューム缶やペットボトル・アルミキャップには、あたり前ですが大きな電力や石油が必要です。ビンのように洗っただけでのリサイクルはされていません。

缶ビールとビンビールの価格を比べると1割かそれ以上ビンの方がお得(当店での販売価格での比較)。

味わいはビンの方が美味しいと言う人はいますが、缶の方が美味しいとは聞いたことがありません。

そしてビンビールやホッピーは缶入りと違いゴミもほとんど出ません。王冠のみです。

もちろん置き場所の問題などもありますが、酒屋としては節電のため、出費を少しでも抑えるため、美味しく飲むためにホッピーやビンビールをおススメしたいと思います。

スダレがかけてあり、扇風機のやわらかい風と、蚊取り線香の香り漂う我が家で、どうせ家飲みするならビンビールかホッピーの方が、ずっとずっと満足感が得られると思います。そしてビールやホッピーの後は、これまた洗ってリサイクルされる一升ビンに入った東北の酒を支援も兼ねて楽しむのもいいですね。

酒類も昭和的な楽しみ方で賢くやりましょう!

 

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