“2011年”の記事一覧

「手取川 あらばしり吟醸生酒」”はんなり”とした味わい!

圧力をかけずにフリーランで流れ出た吟醸酒の生酒です!

「手取川 あらばしり吟醸生酒」 一升 3,150円   720ml 1,575円

「あらばしり」とは醪(もろみ)を槽(ふね・搾り機のこと)に積み重ねて清酒を搾る作業においてプレスする前に自らの重さによって流れ出る最上の生酒を意味します。

45%まで高度精米した兵庫産の山田錦を原料にして醸した、しぼりたての大吟醸酒を一切の熱処理を行なわない本生での限定販売。

新鮮にしてフルーティーな味わいの吟醸の生酒です。辛口の指標である日本酒度は+6~+7と大辛口の水準なのですが、スッキリとした感じはあっても、まったく辛さは感じません。

むしろ吟醸酒や生酒独特の良さが出た、桃やメロンのような柔らかくて、はんなりとした優しくてふくよかな甘味があります。それでいてリンゴのようなシャープな爽やかさも感じ、飲み飽きしない味わいなのです。

蔵元の吉田酒造店さんでは、この”はんなり”とした味わいのお酒は特に女性におススメなのだそうです。また、低温状態で良い管理のもと貯蔵熟成を行なえば、さらに滑らかな味わいとなります。

寒い日が続きますが、そんな日こそあっつ熱の鍋を囲み、ハフハフと鍋を突っつきながら、よ~く冷やした「手取川 あらばしり吟醸生酒」を口の中を冷やすかのようにコピリンコとやるには絶好のタイミングなのでありますよ!

限定品、今だけの楽しみ方です。是非、是非、女子会で楽しんでみて下さいね!!




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世界最古のワイナリー遺跡アルメニアで発見!

世界最古のワイナリー遺跡がアルメニアで発見されました。

 

アルメニアのイェゲグナゾル地区山中の洞窟内で約6100年前のものとみられる世界最古のワイナリー遺跡が発見された。遺跡にはブドウの種やブドウを搾った跡、干乾びたブドウの樹の枝、原始的な圧縮機、発酵のための粘土質の桶、ワインがしみ込んだテラコッタ製陶器、ワインを飲むためのカップや小鉢などが見つかった。

この発見はオンラインの「ザ・ジャーナル・オブ・アケオロジカル・サイエンス」より発表されました。

専門家によると今回のように沢山の器具が発見されたことは、現地のブドウを使って商用としてワインが生産されていたことを示唆しているのだそうです。

また、今回の発見は初期のワイン造りを知るのに大変に重要なのだとか。その当時、ワインが社会にとっていかに重要な存在だったかを示しており、彼らは年に一回ブドウの収穫時だけに使うために、大変な時間を費やしてこの設備を作りだしたのだそうだ。

なんでもワインはその当時のステータスの高い人達の儀式に使われたとのことで、死の痛みや苦しみをなだめたり、埋葬される体に散布したりしたのだそうで、近くで埋葬用の穴も見つかっているのだとか。

ワインが昔は修道院で造られていたのは、その昔に儀式に用いられていた流れがあるのかも知れませんね。いずれにしてもワインは昔から大変に貴重な飲みものだったようです。

ここで造られたワインは、もちろん完全に酸化防腐剤なしで自然栽培のブドウを使い、そのブドウの皮に棲む天然酵母で発酵した、ピュアリー・ナチュラル・ワイン。酒屋としては、当時のワインが美味しいとか美味しくないとかでなく一度飲んで味わってみて、自分の中で他のワインの味わいを感じる時の判断基準にしてみたいものです。もちろん無理ですが!

たぶん酸化防止剤である亜硫酸塩(ワインの醸造過程でも自然に発生する成分)のありがたみを実感できるかも知れませんね!(笑)

ちなみに今回発見されたアルメニアの世界最古のワイナリー遺跡から4キロほど離れた場所に、ミラノで活躍されているファッションデザイナーのゾーリック・ガリビアンさんの所有するワイナリーがあり、そこで最古のワイナリー発見にあやかり「6000」と名付けられたワインをリリースするらしい!もちろん6000年前のワインではないのですが!(笑)

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酒類消費量21年4月~22年3月!

国税庁が発表した平成21年度(21年4月~22年3月)の国内酒類消費数量は前年比0.2%増!!

「酒販ニュース」に掲載された国税庁発表の酒類消費数量。

首都圏を中心に酒類の消費が伸びました。最も伸び率が高かったのは鳥取県の6.2%でしたが、構成比の高い首都圏での増加が影響したようです。

全国的に増加が目立ったのは果実酒とウイスキー。お手頃価格のワインの全国的な定着とウイスキーハイボール人気が牽引したようです。しかし酒屋の店頭から想像するに果実酒の消費数量は増加しましたが金額ベースでは厳しい状況が想像できます。それだけ安くて美味しいワインが増加したということなのだとも思います。

他では甲類焼酎が0.9%の増加。芋焼酎などの乙類焼酎は3%の減少となりました。興味深いのは甲類焼酎の市場と言われている北日本で甲類焼酎の消費が減少し、乙類市場と言われる西日本で増加。その反対に乙類焼酎は北日本で増加し西日本で減少していること。

北日本では健康的なイメージが優先され甲類⇒乙類に、西日本では価格的な面が優先され乙類⇒甲類への流れがあったのでしょうか。もちろん全体量ではまだまだ北日本は甲類市場で、西日本は乙類市場なのですが。

酒類の中で最大規模のビールは前年対比4.8%の減少。リキュールやスピリッツが大幅に増加していることから、更に第三のビールと呼ばれる新ビール系ジャンルに消費が移行したと推測出来ます。

酒倶楽部ステップのある埼玉県では全国でも珍しく清酒の消費が0.4%増加しています。その代わり合成清酒の消費は37.7%の減少と全国一の衰退。一気に合成清酒⇒清酒への移行があったようなのですが、埼玉県の日本酒市場に何が起こっているのか現地に居ても全く分かりません!

ひとつ言えるとすれば主要消費地の一つである埼玉県の日本酒ファンが量から質重視へと移っている点でしょうか。埼玉県の日本酒市場は、より日本酒業界が望む質重視の方向へ向かっているのかも知れません。これは酒屋にとっても嬉しい事です。

金額ベースではどうなっているのか分かりませんが、お酒を飲む人が少なくなったと言われる中、消費量の増加は嬉しいことです。景気回復のサインか!?(強望)

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「大判せんべい」昔ながらのお煎餅!

酒倶楽部ステップは酒屋ですが、店頭でなぜか人気の商品なんですよ!

昔ながらのおせんべい「大判煎餅」各種 一枚90円

酒倶楽部ステップは酒屋なのですが、なぜか店頭で人気の商品。酒屋なのですが、この大判煎餅がないとお客様に怒られてしまうこともあります。一人で10枚とか20枚とか購入されるお客様も少なくありません。

味わいは定番の「たまり醤油」や「ごま」などからザラメの付いた甘系のもの、唐辛子の付いた辛いものまで様々。一枚が大きくて噛み応えがあるため、一枚食べればかなり満足感があります。特に焼酎系を購入されるお客様に人気みたいですね。

製造元は栃木県の「こめの里本舗」さん。同じ栃木県の天鷹酒造さんが来店された時に、このお煎餅をみて「このお煎餅は栃木県では有名なんですよ!」「でも都心に来るとあまり見かけないんですよね!美味しいのに!」っておっしゃってました。確かにスーパーとかではあまり見かけないかも知れませんね。

いろんな味がある中で酒屋のオヤジは「ごま」が特に気に入っています。うちの次男は「お醤油」。噛み応えがあって、食べ応えもあるため、「お煎餅が好きなんだったらおやつに持って行きなさい!」って次男に言ってるんですがね。なぜかやわらかい「きのこの何とか」みたいなスナック菓子を選んでしまいます。

噛み応えのあるお煎餅を子供のおやつにするのは、あごも鍛えられて最適だと思うんですがね。何だか最近のお煎餅ファンはもうあごを鍛える必要のない方ばかり!

昔ながらのお煎餅がまた子供のおやつとして復活したら良いと思います。

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「石の蔵から」チャーミングで飲みやすい芋焼酎!

樫樽熟成され霧島山系天然水でアルコール分17度に割り水された、バニラ系の風味が印象的な飲みやすい芋焼酎です。

本格焼酎 「石の蔵から」 貯蔵熟成 17度 720ml 920円

新しいコンセプトの大変に飲みやすい芋焼酎です。南薩摩産の原料芋「黄金千貫」を使用し、原酒を樫樽で貯蔵、その後地下183メートルから湧き出る霧島山系の名水で割り水されたアルコール度数17度のスムーズな飲み心地の焼酎です。

原酒の入った樫樽は蔵元である本坊酒造の薩摩半島南端の山あいにある古い石蔵で貯蔵されます。一年を通じて温度差の少ないこの石蔵は貯蔵には理想的な場所。

割り水に使われる霧島山麓183メートルより湧き出す天然水は、大自然の巨大な濾過装置を通過してきたミネラル分の豊富な生きた水。ミネラルバランスでは「灘の宮水」に匹敵する天然水です。

バニラ系風味のあるクリアーでスムーズな大変に飲みやすい焼酎。蔵元のおススメの飲み方はストレートかオンザロック。甘味のある軽い味わいでグビグビ飲めちゃいますよ。またお湯割りにしても結構イケます。

蔵元さんがこだわった絶妙の水割りバランスの17度焼酎は、焼酎らしくない焼酎なのですが気軽にどんなお料理にでも合わせて楽しんで頂ける味わい。氷とスイーツ系のおつまみを用意して女子の飲み会などにも良いかも知れませんね。

気軽に楽しんじゃって下さい!!


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