“2011年”の記事一覧

「コーヒースタウト」芳醇な珈琲風味の黒ビール!

盛田金しゃちビールさんとポッカコーヒーさんの名古屋コラボレーションビールです!

金しゃちコーヒースタウト 330ml 500円 (限定品)

「八丁味噌ラガー」でお馴染みの愛知県の金しゃちビールさんが、アイルランド発祥のアイリッシュスタウトを元に、同じ愛知県のポッカコーヒーさんが独自の技術で深煎り焙煎したコーヒー豆を、全原料の20%以上たっぷりと贅沢に使用した黒ビール。原料も麦芽、コーヒー、ホップと余計なものは入っておらずシンプル。


グラスに注ぐとキメの細かいクリーミーでこんもりとした泡がカプチーノ風で美味しそう。そして、たしかにコーヒーの芳ばしい風味。やおら飲んでみると、苦味やコクのあるコーヒー風味が広がります。それでいて後味はスッキリ。良く出来たビールです。

あまり冷やし過ぎないで、チビチビやるのが良いようですね。印象としてはビールと言うよりも、ビールっぽいコーヒーといったところ。たぶんタバコを吸う方には無性にタバコが吸いたくなるような味わいかも知れませんね。

通常の黒ビールでも味わいに深みがありリッチで優雅な感じはあるのですが、それ以上にコーヒースタウトはリッチで優雅。黒ビールとコーヒーの相性はバツグンで、イメージ的にも良いのですが味わいも美味しいのです。

「八丁味噌ラガー」は名古屋方面で人気なのだそうですが、この「コーヒースタウト」は全国でハマる人が出てきそうですね!ゆったりと休日の午後にでも読書をしながら楽しむのには最高のビールです。

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「ドメーヌ・サン・タントナン・マニュー」濃厚さのある自然派赤ワイン!

1995年から始まった情熱溢れるワインメーカーが造る自然派の高評価ワインです!

Domaine Saint Antonin Magnoux 2008 ドネーヌ・サン・タントナン 2008年 750ml 3,500円

オーナーのフレディック・アルバレさんがこのワイナリーを購入したのが1995年。全く整備されていない、大きな石ころがごろごろしている場所を手作業で石を砕きながらコツコツと誰の手も借りずに畑の整備に取り組みました。80平方メートルの小さな小屋6個分の発酵用タンクとわずかな設備だけ、設備もやっとワインが造れる程度の粗末なものでした。

森に囲まれた畑で自然栽培を実践し、わずかな設備でワインをリリースしたのが始まりです。しかし彼には強いワイン造りに対する情熱があったのです。それから毎年毎年、より品質の高いワインを造りだそうと頑張っています。

サン・タントナンのあるフランス、ラングードッグ地方のフォージェールは1年を通じて温暖で乾燥した気候。アルバルさんの実践している自然派農法「ビオロジック栽培」には理想的な場所なのです。また南フランスでもやや内陸で夜間は涼しくなるためブドウに上品な酸味を与えてくれます。

昼間の強い日差しは豊かで濃厚な凝縮感ある果実味を、夜間の涼しさはエレガントさをブドウに与えるため、バランスのとれた複雑味のある風味豊かな、フォージェールの大地が表現されたワインとなります。

濃厚さがあり、ややスパイシーさもある上品でキレイな味わいのワイン。

今では努力の甲斐あって、なかなか立派なワイナリーなのだそうです。ブドウ栽培に恵まれた場所で、情熱を注いで造られたワイン。高評価は当たり前なのです。

合わせる食事は、やや濃いめの味わいのお料理が良さそうです。鴨鍋やうなぎには、このワインの持つややスパイシーな味わいが見事にマッチすると思いますよ。

南フランスの大地の味わいを是非お楽しみ下さいね!


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新年の横須賀軍港めぐり!

酒屋のオヤジもやっと休みをとって子供を連れて横須賀に軍艦を見に行って来ました。今回はそんなネタです!

女房殿から「せっかくの冬休みなんだから、子供と私をどっか連れてってよ!」って言われちゃって、「でも・・・・スキーもディズニーランドも恐ろしく混雑してるよ!きっと・・・・!(汗)」なんて話をしてたんです。そしたら赤坂で宇宙戦艦ヤマトの大きな模型を子供が見たって話になり、「じゃ~本物を見に行きますか!冬に横須賀は混まないし!」ってなことで、お正月で沢山の軍艦が帰港している横須賀へ行ってきました。

ホントは親父が見たかったので、やや強引に決めたのですが・・・!(汗)

「YOKOHAMA軍港めぐり」のクルージングツアーに参加してアメリカ海軍や海上自衛隊の戦艦見学です。まずお正月の〆縄を付けた潜水艦。潜水艦はどれがどの潜水艦かを判別できないように、みんな同じ形で作られているのだそうです。でも軍の人にはもちろん分かるのだとか。

子供の目はも~釘付け状態!!やっぱり本物はスゴイ!

有名なイージス艦。塔の頂上に着いている平べったい高性能レーダーは、レーダーだけで一個500億円するのだそうです。世界に100隻ぐらいイージス艦はあるのですがそのうちの80隻をアメリカが所有しており、日本にも数隻あるらしい。とにかくスゴイ機能を持つ軍艦なのだそうです。

ちょうど帰港している原子力空母ジョージ・ワシントンも見ることができました。全長何と333メートル。乗組員6千人の大型空母です。戦闘機は全部で80機。そのうちの1機が船上に残っていて後ろ姿を見ることができました。6千人の乗組員ではジョージ・ワシントンが帰港してるかどうかで横須賀の街の雰囲気も違ってくるのかも知れませんね。

その他、お正月休暇のため沢山の軍艦を見ることができました。やっぱり本物はスゴイですね。

その後、近くのどぶ板通りでアメリカン・バーガーを食べてみましたよ。

巨大ハンバーガー!その名も「ジョージ・ワシントン」。どれぐらい大きいかと言うと家族4人で1個を分けても十分満足できる大きさ。しかも美味しい!どれぐらい美味しいかと言うと、うちの長男は初めて食べる本格的なハンバーガーの美味しさに親父と半分にして食べて、食べきれなかった分を、どうしても誰にもあげないで持って帰りたい!と、帰りはずーっと大事そうに持って歩いてました。こっちも本物です!

その後、三笠公園で戦艦三笠を見学して帰ってきました。ヴェルニー公園や三笠公園とキレイで大きい公園があり、アメリカンバーガーや軍艦カレーなどの名物もあり、皮ジャンなどの古着ショップなんかもあって、子連れだけでなくデートにも横須賀は良い場所ですね。夜景もキレイらしいですよ。

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プレミア焼酎で荒稼ぎ!追徴課税!

相変わらずプレミア焼酎の商売は人気ですね!

プレミア焼酎の代表銘柄「森伊蔵」。

新聞によりますと「酒類の販売免許を持たず、入手困難な焼酎をネットオークションなどで高価で転売していた九州の46の個人や法人が、福岡国税局や熊本国税局の税務調査を受け、2010年6月までの5年間で計約5億3千万円の所得隠しや申告漏れを指摘された。」

「酒税法では、酒類を継続的に販売するには税務署から酒類販売免許を取得する必要があると定められているが、いずれの個人、法人も取得していなかった。」とのこと。

他の報道では、これがやや誇張され、「無免許の者が違法に人気焼酎の価格をつり上げ違法転売していた!」と説明されておりました。この報道はちょっとおかしい感じもするため、彼らの行為を肯定する気はまったくないのですが、ブログのネタにさせて頂きました。

もちろん税金を払わないのは悪い事なのですが、酒税法では「酒類を継続的に販売するには免許が必要。」とされており、ネットオークションで販売することが「継続的な販売」か?と言えばかなり微妙な解釈になると思います。ネット上で常に価格を提示していたわけではないため、「無免許で違法転売」というのはどうかと思うのです。

それから、「違法に価格をつりあげ転売」と言うのもどうでしょうか!皆がグルになって価格をつり上げていた証拠でもあれば別なのですが、プレミア焼酎のいわゆる市場価格がある程度の価格になっているのは今や常識。そんな価格でなければ一般的には入手出来ませんし、また高価だからこそ人気があるのです。

これが酒業界ではなく違う業界の場合はどうでしょうか。需要と供給が著しくアンバランスの場合は、その商品やサービスの価格が上がったり下がったりして調整されます。これが市場価格と呼ばれ、その中で安い商品を買い、高値で売却するのを裁定取引と言って市場価格をより公正な価格に調整すると言われています。

三菱の創設者の岩崎弥太郎さんに言わせれば需要の弱いところで買って、需要の強いところで売る行為を「これこそが商売ぜよ~!」とおっしゃるかも知れませんね。

もちろん庶民感情からすれば「そんなことでお金儲けするなんて許せない!」と思うかもしれません。だからこそ報道でもその庶民感情の立場になって興味を引くように報道するのだと思います。

酒屋としては「森伊蔵」や「ロマネ・コンティー」、もっと言えば「グッチ」や「ルイ・ビトン」は価格が高いことに意義があるのだと思います。それを証拠もなく「違法に価格をつり上げ・・・」って証券詐欺じゃないんだからちょっとヒドイ気もします。

こんな言われ方じゃプレミア焼酎の商売は、あまり割りにあう商売ではなさそうですね!!(汗)

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高級ワイン投資は金や原油、株投資よりも儲かる!?

2010年、中国、香港などアジアの爆発的な高級ワイン需要により価格は急上昇!!

The Liv-Ex Fine Wine Exchange さんのワイン・インデックスチャートです。

The Liv-Ex Fine Wine Exchangeによると2010年の12ヶ月間に高級ボルドーワインへの投資は金や原油、株式への投資よりも利益をあげることができたのだそうだ。

指標のインデクスはトップの五つのボルドーシャトーの10種類のヴィンテージのインデックスで、このインデックスが2010年の間に57%上昇した。同じ時期に金価格は35%の上昇。原油価格は20%の上昇。S&P500は13%。FTSEは11%と高級ワインの上昇幅はメジャー投資商品の上昇幅を大きく上回ったのでした。

Liv-Exの話では、とてつもなく大きな高級ボルドーワインへの需要が中国、香港を中心としたアジアから出てきたのだそうだ。

ダイレクターのジェームス・マイルスさんは、引き続きシャトー・ラフィット・ロートシルトが市場を引っ張っており、一年前と比べて同じヴィンテージで価格は倍になっていると。さらにこの高級ボルドーワインの価格上昇は他の産地の高級ワインにも広がっており、ブルゴーニュやソーテルヌへの需要が増加している兆しもあるらしい。

過去に経験がないぐらい価格が上昇した高級ボルドーワインは”買い”なのでしょうか?”売り”なのでしょうか?大量の余剰資金が金や原油と同じように高級ワインに流れ込んでいるのですから、金や原油の価格が下がらないと高級ワイン価格も下がらないのかも知れませんね。

今年最初の築地での本マグロの競りでも最高値が付けられ、香港の回転寿司屋さんと銀座の高級寿司店さんが共同で競り落としたことが話題になっていましたが、これも中国、香港の影響力なのかも知れません。

日本に生活して酒屋のような地味な商売をしていて、なおかつ日本のバブル時代を一応知っている者としては今の高級ワイン市場の状況は、やはり高所恐怖症とも言える異常さを感じます。

と言うか「価格が上がっているから買うんだ!」という現在の中国人の強引な意見は、いつか日本でも同じ様なことを聞いたような・・・・・!(汗)

やっぱり手持ちがあれば”売り”ですかね!でも大きく値下がりする環境でもなさそうですが!!(汗)

それにしてもロンドンのワイン商の儲けは過去最高ぐらいにはなってるはずで、何ともうらやましい限りなのであります!


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