“酒屋の株話”に関する記事一覧

「酒屋の株話」株しかないでしょう!

 

 

上に行きそうで行かない。それでも下値は限定的に見える。

企業業績は堅調だが、原油価格の下落などが上値を重くしている感じか。

それでも、なにが起こるのか分からない原油市場で、40ドルを割り込み、さらに30ドルも・・・・とは考えにくいようだ。

原油下落ショックや米利上げあたりを乗り越えれば、やっと日本企業の業績が反映された株式市場となるということなのか。

それでも、街場の酒屋などにはよく分かるのですが、日本企業の業績が良いからといって、街場の景況感の回復までには至らない。

だから市場心理は、今後もまったくの強気には傾きにくいということでしょう。

つまり上昇相場にあって、今の状況は健全であるともいえるのだと思います。

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今後の日本株の展開を想像すれば、「12月の終わりぐらいから上昇し始めて1月は上昇、2月に再び調整の値下がりが入り、3月~4月向けて本格上昇」みたいなイメージか。

ボーナスの一部を株式投資に向ける人は少なくないでしょう。

また、これ以上海外の投資家から大幅に売られることも考えにくい。

保有銘柄の入れ替え以外、特にすることのない市場環境のようですが、この息が長いとみられる上昇相場に置いて行かれないよう、粘り強く張り付いてるしかなさそうですね。

「株しかないでしょう!」と考えるなら、つまんないけど頑張りましょうかね。

 

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「酒屋の株話」下降トレンド22年の重み

 

 

1989年12月末をピークに22年続いた日本株の下降トレンドは、市場心理をひどく悲観的にしたのかも知れません。

22年も冬が続けば、突然に春が来て次は夏だと言われても、にわかには信じられないような市場心理ってとこでしょうか。

上に行きそうで行かない、かといって下がれば買いが入る状況は、22年続いた下降トレンドがもたらす市場心理の表れと言えるのでしょう。

そしてその22年分の雪どけには、まだまだ時間がかかりそうです。

通常、相場がピークを付けるには過熱感がともないます。

この当分の間過熱しそうにない市場心理は、今後の長い上昇トレンドの継続を示唆しているといえるのかも知れません。

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海外勢が中小の銘柄にシフトしたり、日経平均よりもTOPIXを購入している。

まったくもって頼もしい動きではないでしょうか。

今まであまり活躍できなかったとみられる、割高株を売って割安株を買うような、いわゆるアルファーを狙うヘッジ・ファンドの動きが活発になれば、割安のまま放置されていたような銘柄も遂に浮上してくる可能性がるということなのでしょう。

もちろん個人投資家に、ヘッジ・ファンドと同じような手法は難しい。

それでも割安感のある中小銘柄の動きが活発になるのであれば、個人投資家は素直に割安感のある銘柄を購入すれば良いわけですね。

日本株市場の春は22年分の降り積もった雪を、徐々にではありますが解かして行くのだと思います。それでも夏を迎えるのはまだまだ先のことの様です。

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「酒屋の株話」バリュー投資の罠ってやつか!?

 

 

動かない・・・「あれ!?オレ、ひょっとしてバリュー投資の罠とかってのにハマってる?(汗)」

割安株ばかり探している方々がたぶん一番気にしていることでしょう。割安株を買ったはいいが・・・・・・動かない(汗)!

日経平均が2万円超えようが、まったく関係ないような株。自らすすんでハマりに行ったバリュー株トラップだ。

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バリュー投資とは言っても、実際に行動に出るには、いわゆるモメンタム投資でのテクニカル分析でもファンダメンタル分析でも使って、いわゆるバリュー投資の罠を避けるような買いのタイミングを計らなければならないのでしょう。

また、もしうまくいってバリュー株からモメンタム株へと変化すれば、今度は売りのタイミングの見極めが必要だ。

海外のファンドは日本株買いのポジションを大幅に減少させながら、激しく下値を叩いた後、今度は再び日本株を買っている。

でも、自分の保有銘柄といえば、少しは上がってるけど、おいてきぼり食ってる感じ(汗)。

たぶんぼくらのスタイルの教祖様はウォーレン・バフェットさんなのだ。

株価が急落して、あっちも買い、こっちも買いの「水虫相場」状態で購入したら、「これこそが教祖様のやり方なのだ!」と強く念じて、ひたすら、ひたすら、ずぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っと待つ。

それしかない。

でも・・・・自身の加齢との追いかけっこみたいな気もしたりする。

また、そうしているうちには他の銘柄へ目移りもする。

負けないように勝ち続けたいと思えば、それは辛抱強く、ホントに辛抱強く、こんな煮え切らないような状況に耐えることなのか!

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「酒屋の株話」年末に向けて過熱か!?

 

 

日本株市場のメジャープレイヤーである海外投資家の買いは継続しているようですね。日本株市場は堅調ではあるが、同時に頭の重い印象もある。

今朝の日経新聞に掲載されていましたが、東京市場の信用買い残は3年前の3倍にも膨れ上がっているとのこと。

足の速い信用で買っている投資家が、海外投資家の買いにキャップしている感じでしょうか。

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【日本経済新聞より】

信用取引を行う投資家の中にはかなりの強者もおられるようで、レバレッジを高く設定してあるETFをさらに信用で買うような、かなり刺激的な取引をされる方も少なくないらしく・・・・・・「そりゃあ、回転速くするでしょ!」みたいな状況なのかも知れない。

「めっぱりやでぇ~」みたいな、小説で戦前とかの相場用語に出て来そうな張り方だ!

また、レバレッジを高く設定したブル・ファンドを信用で空売りしたり、ベアー・ファンドを空売りしたりと、相当に複雑な取引。これに先物とかオプションとかも絡ませているのかな・・・・・???

それでも、あんなに冷え込んでいた市場のセンチメントが、徐々に徐々にではありますが、熱を帯びて来ている印象です。

短期の逆バブル(下方向)を経験した後、今度は短期のバブル(上方向)を試すのか・・・・・年末に向けてやや過熱しそうな気配を感じている次第です。

 

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「酒屋の株話」メジャープレイヤー戻る

 

 

大都市でのテロ、基礎工事のデータ改ざん発覚の広がり、商品価格の値下がりとさらなる先安感・・・・と、なんだか株式市場にとっても上値が重そうな雰囲気ではあるが、それでも今週の株式市場は”底堅い”印象でした。

11月第1週の「投資部門別売買代金差額」によれば、海外投資家が買い越し。一方、個人は売り越し。

8月、9月の強烈な下げ圧力を乗り越えて、やっとメジャープレイヤーである海外投資家の買いが戻って来たんですね。

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「写真は日本経済新聞に掲載されたのもです」

売買代金10月の月間ベースは海外投資家のシェアが73%。

今や当たり前の状況ですが、日本の株式市場を動かしているのは海外投資家です。そんなメジャープレーヤーである海外投資家が、8月、9月と強烈に売り越した後、今度は買い越しに転じている。

こんな状況に「すわ・・・倍返しか!?」みたいなことを言い出す人がいてもおかしくない気はしますが、そんなの楽観的過ぎて誰も言わないし、実際に個人は売り越している。

もし仮に倍返しになるとすれば、20,947円から16,901円まで4,046円の値下がりの倍の値上がりで24,993円まで値上がりすることになる・・・・・・長期的予想ならまだしも、短期となればやっぱり想像しにくいか。

それでも、もし個人の売り越しがひと段落して、買い越しに転じたなら、海外投資家と個人でシェア90%の買い越しとなるため、その倍返しの水準まで短期間で上昇する可能性もあるのではないか、と想像する次第です。

どちらにしても激しく売られて下値を試した後の今、強気で行くしかないでしょう!

 

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