“清酒”の記事一覧

「雪中貯蔵酒」この時期のハレの日に

雪深い地域で、その降り積もった雪を利用してお酒や食べ物を美味しくするという、素晴らしいアイデアの「雪中貯蔵」の酒です。

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【生酛純米 「雪中貯蔵」 十和田湖畔貯蔵】AL15~16% 720ml/1800ml

雪の中にタンクを埋めて清酒を熟成させる、雪国ならではの貯蔵方法。

しぼったままの生原酒を十和田湖畔にある雪中貯蔵用タンクまで運び、±0度に保たれた雪の中でおだやかに熟成させました。

雪の中から掘り出された生原酒は、荒々しい角がとれ、芳香が増しキメこまやかで、まろやかな味わいになります。

今日は端午の節句。お祝いで飲むこの時期の酒としては、「雪中貯蔵酒」が旬の酒と言えるのかも知れません。間違いななく限定品であり、特別感ある呼び名も、ハレの日にいい感じだと思うのです。

今日は気のせいか、ほんのりとお酒の香りを漂わせている、いい感じの方が多いようですね。うらやましい限りです。

Uターンラッシュで大変な思いをされている方々には恐縮ですが、こんな暑くも寒くもないのんびりとした雰囲気の日には、本でも読みながら一人で端午の節句のお祝をチビチビと飲るのが最高かも知れませんね。

ということで、この時期のハレの日に「雪中貯蔵酒」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

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オバマ大統領が銀座の名店で飲んだ酒

オバマ大統領が日本酒を安倍首相と酌み交わしている写真を見て、酒類業界がまず注目するのは、もちろん「どこの何ていう酒を飲んだのか?」です。

それがオバマ大統領来日での、酒類業界や飲食業界の経済効果につながる可能性があるわけですね。

そして、一気に広がった情報では、オバマ大統領が安倍首相と酌み交わした酒は、広島の賀茂鶴酒造さんの「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴 180ml 角瓶」だったのだそうだ。

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【商品は違いますが、賀茂鶴酒造さんのお酒です】

もう既に行動の早い飲食店さんでは、表に「オバマ大統領が銀座で飲んだ酒1合・・・・円」みたいに書かれた黒板が出されているようです。

オバマ大統領の話を抜きにしても銀座の超が付くほどの有名寿司店で、芸術的においしいと言われるようなお寿司と一緒に飲む酒ですから、間違いなく美味しいのだと思います。

そして今回はそれに加えて、国賓が銀座のど真ん中を閉鎖してまでして食べたお寿司と飲んだ酒です。やっぱり特別な酒で、どうしても注目されることになるでしょう。

たぶん今回オバマ大統領が飲まれた酒に関しては問い合わせが急増して、いつものように商品は不足気味になるのではないかと想像されます。それでももし仕入れが可能であれば酒倶楽部ステップでも扱いたいですね。

個人的には酒造米の「八反錦」を使ったやわらかでふくらみのある感じの味わいが大好きです。「八反錦」は広島県の酒造好適米で賀茂鶴さんももちろん使われていて、個人的には非常に良い印象を持たせていただいております。

なんだかそんな「やわらかでふくらみのある」酒のアテに、美味しいお寿司が食べたくなるようなニュースでした。

・・・・・でもTPPとか安保とかの話をしながらでは・・・・・・大変だわ!

 

 

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ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014 入賞酒お披露目会」が都内で行われました。

日本酒の海外輸出も含めた振興は国策です。国からの後押しもあるようで、大盛況のお披露目会だったようです。

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【上の写真は試飲グラス】

今回で4回目となるこのアワードは、過去最高の227の蔵元から492点のエントリーがあったのだとか。その中の入賞酒約150点が会してのお披露目試飲会です。

そして流石は国策です。試飲グラスは高価な大吟醸用のリーデル、場所は都内の一等地でのお披露目試飲会でした。

酒屋のオヤジもなかなか忙しくて、この日はすぐに帰らなければなりませんでした。それでも、混み合う中をかき分けていくつか試飲させていただきました。

蔵元さんの中には、最近大人気のブランドとなりパリの一等地へ出店されたお蔵さんも参加されておりました。「・・・・もうこのアワードは必要ないのでは・・・・・!(汗)」とも思ったのですが、流石は国策ですね。

どの蔵元さんのお酒も素晴らしい味わいでした。その中で、「これは好みだわ!」って感じたお酒のお蔵さんは、なんと今までに酒倶楽部ステップで取り扱わせていただいたことのあるお蔵さんばかり。驚きました!ただ知らなかっただけなんですね(汗)!

特に驚いたのは九州のお蔵さん。お取引はさせていただいているのですが、「まさか、こんなに美味しい清酒をつくられてたとは!」と正直驚いた次第。

日本酒といえば、特定銘柄ばかりがブランド化して人気となり、それ以外は今一つみたいな印象を持ったりもしますが、嗜好が多様化した近頃では状況が変化して行くかも知れませんね。

それにしても、リーデルの大吟醸で利くといい感じです。

 

 

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燗酒と干物

最近ではワインと食べ物の相性の研究も進み、ワインに絶対に合わない食べ物として干物があるのだそうだ。

なんでも、魚介類に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などの脂は酸化しやすく「過酸化脂質」に変わるのだそうで、その成分がワインに含まれる鉄分と絡むと臭みをもたらすようだ。

では、そんなワインには絶対に合わない干物と抜群の相性のアルコールってなに?

とくれば、やっぱりそれは燗酒でしょう!なにもわざわざ日本の伝統的食材をアテにワインを飲まなくても、伝統的な酒を、伝統的な方法で飲めば、それが最高に相性がよいわけですね。

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【燗酒の鑑評会で最高金賞の評価を得た清酒などの燗上がりする日本酒】

 焼いた干物といえば朝食に食べるイメージがあります。しかし飲んべーの一人としては、伊豆あたりからのお土産で頂戴するような美味しい干物を朝食に、それもお酒もなしでいただくのはあまりにももったいない気がするのです。

美味しい干物をいただくのなら、燗上がりする日本酒が必要でしょう!

たぶん日本酒はワインと違って、酸化した魚介類の脂の臭みみたいなものを消し去ってくれる効果があるのではないでしょうか。

また、キャビアにシャンパンを合わせる場合には、キャビアにサワークリームをつけないとシャンパンには合わないのだそうですが、ひょっとしたら、そのまんまのキャビアは日本酒と合うのかも知れませんね。

三寒四温と言いますが今日はまた本当に寒い。今晩あたりは、子供が朝食で残した干物でもアテにして、温かくつけたのをキューっと飲りますかな(笑)!

 

 

 

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「雪国の酒」雪見酒と洒落込んで、うまい酒を飲むには

今日は朝から本格的な雪降り。

でも、「雪見酒と洒落込もう!」なんて書いたら、毎日うんざりするほどの大雪に悩まされている雪国の方々からお叱りを受けそうですね。

雪深い地域の方々の、容赦ない重労働である雪かきは本当に大変だと思います。

それでも雪を見れば、北海道のニセコ地区を訪れたときに見た、素晴らしい別荘に滞在している富裕層とみられるオーストラリアの方々が嬉しそうに雪かきをしている姿や、楽しそうに雪に囲まれてお酒を飲んでいる姿を思い出します。

 普段あまり雪を見ない地域の者には、たまに雪が降れば子供達はなんだか朝からそわそわ、オヤジは「雪かきせねば!」と朝からちょっと気合が入ったりするわけですね。

これまた雪国の方々にはお叱りを受けそうですが、たまにやる雪かきって、これがまたけっこう楽しい。なんだか達成感があるんですよね。

ご近所さんの分まで雪かきをすれば、それはもうスゴイ充実感と達成感なのです。そして、そして、その後の酒がうまいのは、言わずもがななのであります。

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向う三軒両隣の雪かき後の、たぶんそれだけやれば雪国の人も許してくれるであろう「雪見酒」には、やっぱり雪国の酒でしょう。

 もともと酒蔵さんはその地域の方々のために酒を造っていたわけで、その環境に適した味わいの酒になっているのだと思うのです。だから、雪の日の雪見酒には雪国の酒。

達成感ある雪かきの後に雪国の酒で、うまい酒を飲んでは如何でしょうか?

 

因みに我が家では一本しかないスコップの取り合いで、今子供が激しく兄弟ゲンカしてるらしい・・・・・(汗)

 

 

 

 

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