“酒屋の株話”の記事一覧

「酒屋の株話」動き過ぎてはいけない

 

 

今年の春に経験した地政学リスクの高まりは、結果として日本株の絶好の買い場となった。

今回のケースも基本的には同じだと思うのだが、北朝鮮に対しての対応やら金融政策やらで、もう少し複雑で持続性のある悲観要因なのかも知れない。

さらなる波乱に備え、日経平均のプットオプションの購入が膨らんでいるとのこと。また、それに伴いボラティリティも上昇しているという。

それでも、この市場心理に「恐れ」が感じられる状況は、逆に楽観的に挑むべきだと思う。その「恐れ」の市場心理こそが、この上昇トレンドの健全性を示しているのではないか。

 

 

 

 

 

 

今週の日本株市場は、今まで堅調に推移してきた銘柄に調整が入る展開となった。

もし日本株への投資が負け戦であれば、それこそ刀も鎧もかなぐり捨てて、一目散に逃げるべきなのだろう。しかし、どう見ても負け戦には見えない。

むしろ勝ち戦において勝ちを急いではいけない状況ではないか。動き過ぎてはいけないのだ。

一強多弱とも言えるこのビジネスの戦国時代、一強となればアマゾンのようにPER200倍まで買われる企業も出て来る環境下だ。

ある分野で優れた競争力のある企業だと思えば、動き過ぎるべきではない。ヘタに動けば、譲渡益に対する税金で必ず20%は持っていかれる。合理的とは言えないのだ。

2009年にボトムアウトした日本株の上昇は、まだまだ始まったばかりだと思う。動き過ぎれば損をする。

 

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「酒屋の株話」配当で買うタイミングは

 

 

「・・・・・・今でしょ!」

投資ファンドの決算や株主総会などによる特殊な需給要因で、その後の7月上旬は株価が調整することが多いのだという。

6月最後の営業日の昨日、米国の株安を受けて日本株も値を下げた。

多くの株主に対して配当金が支払われるこの時期に、まるで新たな買い場を与えてくれるかのように価格が調整したのだから、ありがたい状況だと素直に考えるべきなのだと思う。

 

 

 

 

 

 

日経平均株価は今年の5月あたりからレンジ内での値動きに留まっている。レンジと言ってもやや右肩上がりであり、下値、上値ともに切り上げて来ている。

また、レンジ内での変動幅も小さくなって来ている様子。

様々な要因によるレンジ内でのもみ合いで、価格上昇に対するマグマが蓄積され、なおかつ凝縮されている印象だ。

そして、ひとたびその噴火活動が始れば、比較的速いスピードでの価格上昇が想像できる。

もし今回の配当金で、株をさらに買い増しするタイミングを計るとすれば、やはり今がベストな行動ではないか。

今年の前半、過剰流動性はトルコ株を最も買い上げた。最も売られた原油にしても、過剰流動性による売り圧力だった可能性もある。

そして次の月曜日からは今年の後半戦。

過剰流動性が日本株に大量に流れ込むようなことがあってもよさそうなものだと思う。

 

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「酒屋の株話」情報過多を剪定すれば・・・

 

 

良いブドウを育てるには、剪定や芽かきで収量を抑えたり風通しや日当たりを良くする。

良い株式投資も、ひょっとしたら同じなのかも知れない。

情報や雑音の多さが状況をややこしくし、判断を鈍らせている可能性があるようだ。

余計な情報や雑音などは、瞬時のうちに頭の中でバチバチと剪定するべきなのだ・・・・・もっとも全てが余計で剪定により何も残らなくなるのかも知れないが。

それでも、日々のマクロなどの情報や雑音とは、そんなものなのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

<酒倶楽部ステップのカベルネ・ソーヴィニョン>

いま世界でもっとも人気のあるコラムニストと呼ばれる方が書いた本には、「余計な情報は必ずしも有利に働かない。複雑な現象の下に隠れているサインを見つけるには少しのことがわかればよい」とあった。

また、「余計な情報はただ無用なだけでなく有害でもある。問題をややこしくする。すべてのことが分かるなどありえない。」のだそうだ。

つまり、情報過多は正しい判断の邪魔ということのようだ。

これは軍事作戦でも医療の現場でも同じことらしい。

では、優れた判断の条件とは何かといえば、直観と熟考なのだとか。

経験した膨大なパターン記憶からくる直観が、優れた判断である可能性は高いようだ。

かのジョージ・ソロス氏も判断のサインは、まず背中が痛くなることなのだとか。

たぶんこの直観と熟考とは将棋の世界でも同じで、既存の戦法などにこだわらない直観や熟考を兼ね備えていることが重要なのかも知れない。

ただ、今の日本株市場においては直観と熟考だけでは特に何もすることがないように感じる。保有し続けることのみのため、忍耐力が必要ということだろうか。

ひたすら経験値を高め、より多くのパターンの記憶を持ち、直観と熟考を繰り返すことが、株式投資に限らず必要なのかも知れない。

 

 

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「酒屋の株話」Shake it off

 

 

「しぇーく、しぇく、しぇく、しぇく、しぇけお、しぇけお♪♪」・・・・・・うちの息子が最近好きっぽい金髪美人が歌ってる曲。

その曲を聞くたびに頭に浮かんでくるのが、株式市場や為替市場で、弱いポジションが上下にゆさぶられて泣く泣く振り落とされるような状況だ・・・・・ツライ。。

 

 

 

 

 

 

取引量が活発になってくれば、価格のシェイクは大きくなる。

空売りや空買いの反対売買、プログラミングされたリスク回避のための反対売買、オプションに対応した売買・・・・と、値動きに応じて取引され、さらにシェイクの幅を増幅させる。

アップルやアマゾンなどの米国IT銘柄が急落。日本でもソフトバンクなどが値を下げた。

上昇トレンドのなかでシェイクされ、弱いポジションが振り落とされている印象だ。

それでも日経平均のEPSは1400円なのだそうで、PERにすれば14倍程度・・・・・まったく大騒ぎするような局面ではなさそうだ。

ひっとしたらナスダック市場では大騒ぎするような局面なのかも知れないが、正直どうでもイイ。

想像するに、もしこの過剰流動性が合理的な考え方をするなら、今後も業績の拡大が見込めて値上がりしそうな株を、できるだけ安い水準で、できるだけ大量に買いたいと思うハズだ。

シェイク、シェイクぐらいでは売るべきではないと思う。

「なんでこんなに日本株は安いのか?」・・・・・「買わないから!」 or 「売るから!」ではないか。

もったいないような気がする・・・・これを平たくない言葉で言えば、「持たないリスク」と言うことだろう。

 

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「酒屋の株話」心づもり

 

 

「子育ての秘訣とは、自分の子ではなく親戚の子だと思うことだ」と、ずい分前に呼んだ本に書いてあった。

株式投資もまたそんなふうに、やや冷めた目で見た方が良いのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

個人的には今週、体調が悪かった。またバタバタとしていたため株式相場どころではなかった。

それでも考えてみれば、もし体調が万全で、株式相場に集中できる環境が整っていたとしても、ただ株価とにらめっとしている他に方法がない。つまりは時間の無駄なのだ。

もっとも、もともとそんな余裕はないのだが。

投資できる資金が次から次へと入金されるわけではなく、正しいと思える銘柄に、正しいと思えるタイミングで投資したら、後はあまりするべきことはない。

それでも、たぶん自分の子供の場合には、様々なノイズを気にし過ぎてしまうのかも知れない。少しの値下がりも許せないのだ。

人工知能などを利用した短期の取引が膨らめば、あたりまえのことだが短期取引はより難しくなる。そこで勝ち残れる参加者はたぶん相当少なくなる。

今週の日経平均の動きは、そんな短期売買の難しさを表しているかのようだ。

よく考えて株式投資を行ったなら、情報のない秘境に最低半年ぐらいは旅行に行くような心づもりでちょうど良いような気がする。

多少の値下がりも見なければ気にならないのだ。

 

 

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