“酒屋の株話”の記事一覧

「酒屋の株話」懐疑心が心地良い

 

 

相場が過熱すればもちろん注意が必要だが、今の日本株のようにショートカバーの後の、懐疑心ある強含みはなんだか心地が良い気がする。

北朝鮮からのミサイル発射ではもう日本株は下がらないようだ。逆に強含みの展開となっている。

 

 

 

 

 

 

悲観論が主導した今回の調整は、遂に再帰的な動きに入った。

日経平均ベースでも、すぐに2万円レベルを抜けてしまいそうな印象だ。

特に業績の拡大が見込める成長株では、この空前のカネ余りによる過剰流動性が、とんでもない高値まで運んでくれる可能性もあるのだと思う。

過剰流動性は値上がりしそうに見えるところに流れ込む。

もし、日本の成長株に値上がりしそうなストーリーがあり、まだ過小評価されていると思われたなら、大きく買われることになるのだと思う。

日本株市場のメジャープレーヤーである海外投資家が本格的に買い越してくる前に、購入するのが賢明ではないか。

ノイズに振り回されて短期的思考に陥るべきではないと思う。

また、勇敢なる空売りファイターの方々も、しばらくは深追いを避けた方が良いのではないかと思う。

 

いつまで経っても懐疑心が強いとみられるこの市場心理は、この上昇相場の息の長さを示唆しているような気がする。

懐疑の中で相場はますます育つと期待したい。

 

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「酒屋の株話」悲観論の重石

 

 

相場とは目先の情報に影響されて、ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向にむかうのだと思う。

また、そんな情報や思惑による影響をノイズと呼んだりもする。

北朝鮮を巡る地政学リスクの情報など、しつこい悲観論に影響を受けているのが今の日本株市場だろう。

ノイズを取り除けたなら、もうちょっと素直な企業価値を表す株価に近づくのだと思うのだが、そうならないのが相場だ。

 

 

 

 

 

 

(ステップのカベルネ・ソーヴィニョン・・・種まで完熟を目指します)

業績の拡大が見込める成長株の向かうべき方向とは、この空前のカネ余りによる過剰流動性がうごめいている状況下で、とんでもなく高いところにあるような気がする。

それが、このしつこい悲観論の重石にふたをされているのだ。

この過熱しやすい一方で、臆病にもなりやすい市場心理は、臆病になっているといえる。

つまり、もし相場が向かうべき方向にむかうとすれば、今は買うべきときなのだろう。

 

とは言っても、この地政学リスクのゆくえは誰にもわからない。

もし最悪の事態になっても、自身の所有する日本株に関しては動じないような胆力を持つべきなのかも知れない。

・・・・たぶん必要ないと思うのだが。

それにしても、なんだこの円高は・・・・。市場心理の逆風は続きそうだ。

相場はこの懐疑の中で育つと期待したい。

 

 

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「酒屋の株話」カネ余りの吟味

 

 

北朝鮮のさらなるミサイル発射はなぜか市場からスルーされた。そして市場は戻りに転じた。

売られていたドル/円や日経平均には買戻しが入ったとみられ、さらなる成長が見込めるような個別株には業績相場が戻ってきたようだ。

地政学リスクが台頭し、市場が弱気に傾いた今回の下げは、やはり絶好の買い場だったことになる。

 

 

 

 

 

 

相場は様々な目先の情報を織り込みながら、ランダムに上げたり下げたりしながら向かうべき方向に向かうのだろう。

また、その向かうべき方向は上だと思う。

業績のさらなる拡大が見込まれるような成長株にとっては、人気が過熱化してバブルへと向かうような、カネ余りがつくりだす上昇相場の下地はもう十分に整っているのではないか。

そうなる前に買うべきだし、この空前のカネ余りを考慮すれば、「まだまだこんなもんじゃないでしょ!安すぎるでしょ!」と、ややアホだと思われるほど楽観的になるべきだと思う。

 

高級ワイン市場に目を転じれば、市場の代表であるDRCブランドがもうすでに飲み物としての価格水準を超えて芸術品の価格水準に入っている。そして、その何年も続いている価格の上昇傾向はまったく収まる気配がない。

米国株市場でも一部の銘柄だけなのかも知れないが、恐ろしいほどに時価総額は膨れ上がっている。銅相場も強い上昇相場に転じている。

ビットコインも供給が限られているためなのか買われる傾向は継続しているようだ。

これらは全て需給バランスや将来性を吟味した、カネ余りがつくり出した状況ではないか。日本の株だって最後には吟味されて動くことになると期待したい。

 

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「酒屋の株話」買い場

 

 

ほとんどの個別銘柄にとって、今回の地政学リスクもまた買い場となったようだ。

しかし、その後の値動きがさえない。季節要因なのか。

 

 

 

 

 

 

株価とはその企業の価値そのもである。

しかし、その株価は企業の価値を正しく反映してはいないと考えられている。市場心理と呼ばれる市場参加者の心理や思惑が株価を形成するからだ。

かのジョージ・ソロスの言葉である「市場は常に間違っている」と言うことなのだろう。

市場が人気化すれば、たくさんの資金がより高い価格で売り抜けるために買いに入る。その積み重ねが臨界点に達すると暴落や恐慌に至ることになる。

今の日本株は銘柄にもよるがファンダメンタルズは良好だと思う。それでも、全く人気化する気配はない。

従って何か突発的な出来事で急落は起きるのかも知れないが、暴落や恐慌と呼ばれるような状況に陥るとは考えにくい。

つまりは日本株を安全に買える期間が継続しているということではないか。

「人間は将来が現在の延長線上にあると考えがちである」と言われている。今の日本株市場はそんな心理状態が支配的になっているのではないかと思う。

市場は加熱しやすい一方で、臆病にもなりやすいということだろう。

「もし日銀が売りにまわれば・・・」「もし海外投資家が売りにまわれば・・・・」「もしNYダウが崩壊すれば・・・・」など、危惧するべきことはあるのかも知れない。

それでも業績の拡大が見込めるような個別企業に注目すれば、まだまだ素晴らしい買い場を与えてくれている状況だとみることもできる。

株価に上昇傾向が強まれば市場参加者の心理は変化し人気化する。そうなる前に買うべきなのだ。

EV、IOT、高齢化・・・などなど、業績の拡大が見込める個別株を、安全に購入できる場面が継続しているということではないか。

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「酒屋の株話」何もしない人生修行

 

 

まだ断定するには早すぎるのかも知れないが、多くの個別銘柄で今回の北朝鮮を巡る地政学リスクは絶好の買い場となったようだ。

 

 

 

 

 

 

(ステップのカベルネ・ソーヴィニョン・・・もうじき収穫だ)

しかし、日経平均株価ベースでは、トランプ政権の混乱やスペインのテロによるものなのか、NYダウに追随するかのようにさらなる下値を探る展開。

ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向に向かって行くのが相場なのだろう。この下がったところでは、買うか見守るしか方法がない。

思い通りにならないことはわかっていても胆力が必要になってくる。

それでも銘柄によっては売りが一巡した様で、サマーラリーが現実のものとなりそうな気配だ。

市場には確かに魔物が潜んでいて、あっという間に投資資金が食われてしまうこともある。それでも、今はまだその時ではない。

ひたすら冷静に、ひたすら合理的に、ひたすら多面的に考えて、最善の道を歩むべきなのだ。

つまりは、今は何もしないということだろう。

ひたすら保有し続けることが、特に成長銘柄に関しては最善の道ではないか。

 

それにしても、この空前のカネ余りの時代に日本株はどうなっているのか。なぜ市場心理は改善されないのか。

・・・・・こんな状況こそが人生修行なのだろう。思い通りにならないのが人生だ。

 

頑張りましょう。

 

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