“酒屋の株話”の記事一覧

「酒屋の株話」またもやいつか来た道

 

 

値上がりしている銘柄もあるにはあるが、一方的に下落している銘柄のなんと多いことか。

それも何か特別なことが起こったわけではないのに「なんだここの連日の売り圧力は!?」みたいな売られ方だ。

しかし、その連続して出て来ていた売り圧力は、今週半ばに急に消えた印象がある。

 

 

 

 

 

 

伝えられるところによれば、米中貿易摩擦の激化や世界的な金利上昇への警戒感などのマクロ的な要因で、投資家がファンドを解約したり、持ち高調整が入ったり、保有銘柄の入れ替えによる売りが入ったりしたようだ。

売らなければいけない持ち高を機械的にかつ継続的に売り、その売り圧力が急になくなったとすれば、それは「売りが出尽くした」と言うことではないか。

株式市場は上昇相場であっても、その過程で大きく調整することがしばしばあることは分かっている。

そして、そんな「下げ過ぎだろう!」みたいな、市場心理を悲観に変えるぐらいの調整は、素晴らしい買い場であることが多いことも分かっている。

前回はボラティリティの上昇によるリスクマネージメントの機械的な売りで相場は下落した。そしてその後に上昇した。

今回はファンドの解約などで、同じように特定の銘柄に売りが入り相場は下落。今回もまた同じような展開になるのではないか。

もちろん更なるファンドの解約でもあればさらに売りが入る可能性もあるのだが。

それでも、マクロ環境に起因するような理不尽とも思える成長株の下落には、買いかホールドで挑むことこそがベストな対処法ではないかと思う。

 

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「酒屋の株話」センチメントとトレンドフォロー

 

 

ビットコインはなぜあれほどまでに買われたのか。

想像するに価格が上昇し続けることによって、他には特に理由がなく市場心理が強気に傾き、まるで平成バブルのような状況に至ったのでなないか。

結果として、買いが買いを呼ぶようなトレンドに追随した買いが次から次へと参入したのだ。

また、割高も割安もない金融システムの一部である仮想通貨に対する熱狂で、仮想通貨業者は荒稼ぎした。

そんな盲目的とも言えるような状況は、今の日本株市場も同様なのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

個別の日本株を見れば、好業績を発表したがコンセンサスに届かなかったり、マクロの先行きに不透明感があるとの理由付けで売り込まれるケースが多い。

理由などはとりあえず置いといて、動く方向に投機的に仕掛けているようなのだ。

「なぜ売るのか・・・・それは価格が下がっているから」と言うことなのだろう。つまりはそれが弱気の市場心理を反映したバイアスでもあるのだろう。

また、世界的にも株式投資に対する慎重論が台頭してきているようだ。

6月には世界のインデックス運用の株式ファンドから25億ドルの資金が流出したとのことで、2016年5月以来、2年1ヵ月ぶりの月間での資金流出となったとのこと。

もっとも2016年5月以降は、NYダウも日経平均も継続的に上昇しているため、それは逆に良い兆候と言えるのかも知れないのだが。

取引手法は多様化しており、「売り」と「買い」ではどちらが正解なのかというようなことは、もうあまり意味がないのかも知れない。

それでも、個人がAIとガチで争うことなく、また長期で臨むなら、将来性を考慮し、長期的に見れば営業利益の推移と、株価の推移が同調することを考慮すれば、この状況では「買い」こそが、サルカニ合戦での柿の種を選ぶことになるのではないかと思う。

 

 

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「酒屋の株話」空売りファイター

 

 

決算発表日前後の取引からはいつも同じような印象をうけるような気がするが、いまの個別株は決算に対する思惑で特異な動きをしているように見える。

また、特異な動きをしているもうひとつのテクニカルな市場要因として、日本株市場には空売りから入る短期の投機家があまりにも混み合っているような状況があるようだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

それはたぶん大局を読むというよりは、ゲリラ戦を得意とするような空売りファイターとでも呼べるような戦い方なのだろう。

ヘッジファンドなどの空売りも活発なのだが、個人の空売りもまた活発なのだそうで、空売り規制の対象外である、取引所を介さない立会外取引でも最近は個人が活発に売買しているというから、かなり積極的だ。

取引所が公表する空売り比率が40%を超えたり、対象外の空売り比率が8%を超えたりすれば、今まではそれが指標となり、相場の局面が変わりやすかったのだとか。

それが、今ではあまりに混み合っているためなのか、指標とならないのだそうだ。

空売りファイターに売られて相場が下がれば、値ごろ感から投機買いや投資買いも増加して、すぐに値を戻しても良さそうなものだと思うのだが、やはりマクロの不透明感からくる懐疑的なムードの市場には、短期的に空売りが効果的なのだろうか。

個人で立会外取引を利用してまで積極的に空売りするのだから大したガッツだと思う。

それでも、もしFXや仮想通貨の市場から流れて来た市場参加者だとすれば、株の空売りあたりでは、まだまだ生ぬるくて刺激に欠けるのかも知れない。

規制対象外であることを利用して、もっと積極的になる可能性もある。

長期投資家としては、今後も予想されるガッツある空売りファイターの攻撃に、ひたすら耐え続けるしか方法はなさそうだ。

それにしてもフェイスブックとツイッターの急落は強烈だった。また日経新聞に掲載された「TDシーケンシャル」と呼ばれるテクニカル分析がFAANGのトレンド転換をピタリと当てていたのには驚いた。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の、両方からのアプローチがやっぱり効果的と言うかもしれない。

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「酒屋の株話」日本株のワナ

 

 

日経新聞によれば、大手証券会社が主幹事として株式公開を手掛けた企業のうち、その後に調査対象にしているのは平均で1割にすぎないとのこと。

魅力に欠ける企業を株式市場に送り込むことで、結果として日本株市場には買いたいと思える株が少なく、買いたくない株ばかりが多い。

これが、割安だと思って日本株を買っても相場が上がらない、「日本株のワナ」のようだ。

その他に日本の社会ならではの問題もあるが、米国株と比べて日本株の上値が重いのには、そんな日本株市場の需給バランスの悪さや、日本株全体を均せば競争力に劣るといった根本的な原因があるようだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

つまり、日本株に投資しようと思えば銘柄の選択こそが、他国株の場合よりも重要ということだろう。「日本株のワナ」に近づいてはいけないのだ。

また、魅力ある銘柄はすでに買い上げられている傾向にあるため、投資の好タイミングはそれほど多く訪れない、ということでもあるようだ。

日本株市場で競争の優位性を有する個別銘柄をそこそこのタイミングで買うことが出来たなら、目先の利益のために簡単に手放すのは得策ではということではないか。

それでも、競争力のある銘柄のなかには、なんだか理不尽に売られる銘柄もあるように感じる。

活発な短期投機筋の取引による株価の変動だと想像するが、長期投資の視点で冷静に対処できれば、このますます多様化している取引手法から形成される株価のメリットを享受できるのではないかと思う。

 

堅調な業績の銘柄にとっては、保守的な業績予想の上方修正がそろそろはじまる可能性がある。

マクロ環境の不透明感により市場心理が悪化した後だけに、競争力のある銘柄は上値を試す局面に入ると期待したい。

 

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「酒屋の株話」市場心理の変化

 

 

ナスダック株価総合指数は過去最高値を更新・・・・強いぞ!いったい米国では何が起きているのか・・・・また、それに比べて日本株の、このそっけない感じはなんだ・・・・・・・・・。

そんな状況ではあるが、今週ついに日本株市場で、ビッグネームの海外投資家から大量買い付けがあったとの報道があった。

ヘッジファンドのタイガー・グローバル・マネージメントが、ソフトバンクGの株式を約10億ドル取得したのだ。

総運用資産の約5%だから、まあまあ本気度の高い投資ということだろうか。

なんでもソフトバンクGの資産の時価総額が過小評価されているとが理由なのだそうで、まったく株主総会で孫社長が語った内容と同じような理由での投資だったようだ。

ビッグネームが参入したとのニュースは、日本株に対しての市場心理が一気に好転するぐらいの影響力があってもよさそうなものだと思う。

日本株にとってのもうひとつの支援材料は円安だろう。米中貿易摩擦は為替市場をドル円で円安に動かしているようだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

日本株市場を分析するあらゆるインディケーターは売られ過ぎを示しているようだ。また株価下落に備えて、プット・オプションを購入する動きは増加傾向が続いている。

プット・コール・レシオはここ数年右肩上がりに推移。そして現在は11年ぶりの高水準というから、「平たく言えば日本株に対する市場心理はめちゃくちゃ弱い。もしくはめちゃくちゃ弱かった。」と言うことなのだろう。

「この悲観のバイアスに対する反動は大きい」とみるべきではないか。

市場心理の変化で、様子見筋がいよいよ市場に戻ってくると期待したい。

 

 

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