“酒屋の株話”の記事一覧

「酒屋の株話」たたき売られている銀行株の買い方

 

 

バナナのたたき売りの買いどころとは、大きく値が下がっても買い手がつかず、ついに「もってけドロボー!」の怒りの声が出たら、たぶんそれが買いどころなのだろう。

日本株の今回の急落で、もっとも売りたたかれたのは銀行株。

なんとPERは5倍を割り込むほど。マイナス金利などによる収益の悪化を、もうすでに織り込んだ価格になったとも推測もできる。

では、銀行株は買いなのか?

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【日本経済新聞の記事 <下落幅が大きい5業種>】

「山高ければ谷深し」といわれるが、その逆の「谷深ければ山高し」なら銀行株は買いだろう。

しかし、マイナス金利が継続しそうな状況では、銀行株を購入したはいいが、まったく値上がりの気配もないような、いわゆる「バリュー投資の罠」にハマってしまう可能性もある。

また、さらなる投げ売り、投機売りで、まさかの最安値更新の可能性だってないとは言えない。

それでも「日本の金融緩和策は限界に近づきつつある」と予想されている。マイナス金利による業績の悪化懸念も、限界に近づいているのということだろう。

また国債への依存度が減少するなら、出資する側としても心強い。

銀行株の買いどころを探すのに、「もってけドロボー」のサインを見つけることは難しい。

ならばここは、しばらく本格上昇はないと予想し、たたき売られている銀行株を、少しずつゆっくりと買っていくべきではないかと思う。

「バリュー投資の罠」を覚悟した長期投資の方針だ。

まるで大間の漁師が、時間をかけてマグロを釣り上げるかのように、ジックリと向き合うべきだと思う。

 

 

「酒屋の株話」バクチ場と化した日本株市場で生き残る

 

 

この急落では、日本株市場における海外投資家の売買シェアが75%を超えた。

しかも、そのほとんどが短期の売買だったというから、日本株市場は海外投機家のバクチ場と化したといえるだろう。

また、運用会社の中には、この下げでキャッシュの割合を90%まで高めたところのもあるというから、この下げでいかに参加者心理が悲観に傾いたかがわかる。

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<日本経済新聞さんの記事>

結果として、海外投機筋の動きは総じて短期のトレンドフォローだったようだ。

チキンレースのごとく競って下値を叩き市場はオーバーシュート。その後は早い者勝ちでのショートカバーによる急上昇。

目先の動きとしては、日本株のほとんどの銘柄でオーバーシュートからの反動の上昇が続きそうだ。もちろん海外投機家が主導して。

その後には、やっぱり業績に注目されるのだと思う。

世の中の変化に対応した、強みのあるビジネスモデルを有していて、さらに成長できる可能性のある企業だ。

しかし、それでも我々個人投資家にとっては「情報の不完全性」は存在する。

割安感があり、強い財務体質も持つ企業。さらには値動きのテクニカル面や市場のトレンドにも注目する必要がある。

マクロ経済の変化や、日本株市場でのメージャープレイヤーである海外投機家の動きを予想するのは難しい。

ならば、この割安感の増した市場の変化に対応し、株式投資の王道を進むべきだと思う。

 

「酒屋の株話」ブラックスワンがあらわれた

 

 

「市場はどこまでも理不尽になれる」

市場は、ときとして上方へも下方へも行き過ぎることはよく知られた話だが、どのくらい行き過ぎれば限界なのかを推測するのは、過去のデータを分析するような帰納法を用いたとしても、正確な答えは見つからないのだと思う。

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<日本経済新聞さんの記事>

ブラックスワンが現れた。

金融緩和による過剰流動性が過剰に反応して、不安定で不確実な市場をつくり出している印象だ。

株式市場は、投資対象としての魅力を増しているが手が出ない。

かといって投機筋に加わって空売りを行うのは、チキンレースに参加するようなものだと思うし、酒屋のオヤジあたりがうまく立ち回れるとは思えない。

この水準ならという”買いどころ”を見つけ出し、さらなる下げに耐える心構えを持つ。もしくは、この市場の機能が回復してブラックスワンがいなくなるまで待つかしか打つ手はなさそうだ。

もうすでに買っているものとしては前者しか方法がなさそうだ。それでも割安感のある銘柄を選んだのは不幸中の幸いだったように思う。

この下方への過剰反応は、たぶんこの先しばらく出現しないような、偉大な投資の機会になるのだと思う。

 

 

 

 

 

「酒屋の株話」悲観のなかで買いどころをみつける

 

 

1月に売られるだけ売られて、売りはもうすべて出尽くしたような印象だが、市場心理はまだまだ冷え切ったまま。

原油相場が下げ止まり、中国株も下げ止まったと思ったら、今度は円高/ドル安に影響された下げ。

これでもかと売らされている感じだ。

第3四半期の決算発表への反応も、好業績銘柄の値上がりよりも、そうでない銘柄の値下がりの方が大きい印象。

市場心理が冷え切っている証しだろう。

といっても日本株取引の70%は外国人投資家であるため、外国人の持つ日本株に対する市場心理ということになるのだが。

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株価の形成とは、人間の思考や、人間の作ったプログラムやルール、立場、取引の方法などが反映されて形成される、いわば二次的な現象だと思う。

実際のマクロ経済の状況や企業価値が、常に正確に反映しているとは思えない。

そんな市場で勝とうと思えば、市場の行動を先取りすることが肝要だ。

つまり「市場心理の悲観的なときに割安感のある銘柄を買い」新たな買いに備えることだ。そして「市場心理が楽観的なときに売る」のだ。

もちろんそんなにうまく行くとは思えない。

それでも悲観論に支配された、冷え切った市場心理のなかで株価の暴落は起こらないと思う。もうすでに売りが出尽くしている可能性が高く、リスクは限定的に思えるからだ。

極論に惑わされず、悲観のなかで買いどころを見つけ、その後に起こるかも知れない目先の下げに耐える心構えが必要な局面だと思う。

 

 

「酒屋の株話」この混乱、不安、割安を買わなくてどうする

 

 

「もっとも買いにくいところを買う」のが逆張りの鉄則だろう。

この理不尽な株価の値下がりは、市場がパニック状態にある証しだ。原油価格が下がって、日本株がなにもかも値下がりするのはおかしい。

冷静になれば、原油価格が下落して株価が上昇する銘柄と、下落する銘柄、まったく関係ない銘柄に分かれるべきだ。

また、日本株の上昇トレンドが終了したとみるのもどうかと思う。

株価とは、実際のマクロ経済の状況や企業価値が常に正確に反映しているとは、たぶん誰も考えていない。

人間の思考や、人間の作ったプログラムやルール、立場、取引の方法などが反映されて形成される、いわば二次的な現象といえる。

つまり価格形成に対しての「情報の不完全性」が、どんなに世の中が進化しても存在するのだと思う。

市場の予想や恐れとは、「その昔に高名な学者がもっともらしく説いた天動説」のようなものなのかも知れないのだ。

投資とは、どこまでいっても哲学が必要なのかも知れない。

「相場とは悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で熟成し、幸福の中で消えてゆく」とは、かのテンプルトン卿の名言。

日本株はまだ「悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち」の段階を抜けていなように思う。22年続いた下落基調により、冷え切った市場心理が強気にさせてくれない印象だ。

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この混乱、不安、割安のパニック状態を買わなくてどうする。

 

 

 

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