“2011年”の記事一覧

「ピノ・ノワール」自然派のエレガントで軽やかな味わい!

南フランス産、自然派のエレガントで軽やかなピノ・ノワール・ワインです。

Domaine De Martinolles Pinot Noir 2008 ドメーヌ・ド・マルチノル ピノ・ノワール2008年 750ml 1,890円

ドメーヌ・ド・マルチノルの非常に評価の高いスパークリングワインは、既にこのブログで以前ご紹介させていただきました。古い歴史を持つ場所で、16世紀にはドメーヌ・マルチノルは大修道院の属領であり修道僧によりブドウが栽培されていたのだそうです。また、畑の一角にはその昔ブドウを潰すのに使われていたローマ時代の遺跡が残っています。

 現在のオーナーであるレオン・ヴェルニュさんは、この地方の伝統的ブドウ品種であるモーザック種(ブランケッドとも呼ぶ)を主体とした優れたワインを生産することで知られています。

 ヴェルニュさんは標高が比較的高く起伏のあるこの地が、ピノ・ノワールやシャルドネによく適合していることに着目。この地域で始めてピノ・ノワールを植えました。

南フランス、ラングードック地方でも涼しい地域での自然派ワインらしく、ピノ・ノワールもシャルドネもピュアーでクリーンな味わい。

ピノ・ノワールの典型的な熟したチェリーの風味があるのですが、優しくエレガントで素朴な感じなのです。爽やかな酸味があり、気軽に楽しめて飲み飽きしない毎日でも楽しめるワインです。

ラングードック地方の涼しい地域でのピノ・ノワールは、現在ワイン業界の中で注目されております。そして今後、ラングードックの各ワイナリーはピノ・ノワールのワインをリリースしてくるとみられております。

今後、遠くない将来には美味しくてお手軽な、マルチノルのようなピノ・ノワール・ワインがもっと楽しめるようになると思います。期待しましょう。

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「越後のとろりにごり酒<生>」とろ~り、しゅわっと旨い酒!

年に一度だけ出荷される長岡の高橋酒造さんの生のにごり酒。今年も入荷しました。

長陵 「越後のとろりにごり酒<生>」 AL16% 720ml 1,260円

手造りの麹で仕込んだ真っ白な醪(もろみ)を丁寧に粗濾しして、そのまま瓶詰めした生のにごり酒です。手間暇かけた四段仕込みにより、しつこさのない自然な甘味とヨーグルトのようなとろりとした風味が楽しめます。

このお酒は酵母が活性状態にあり、ビン内には炭酸ガスが充満しております。そのためキャップにガス抜きのための穴が開いています。あたりまえですがビンを横にしたりゆすったりしない方が良いです。

ガス抜きの穴です。

開栓時は噴きこぼれる可能性もありますので、低温状態のままキッチンのシンクの中などで、栓をゆるめたり閉めたりしてガスを抜きながら開栓されることをお勧めします。

この「とろりにごり酒」も前回ご紹介した「無濾過の八一」と同じく高橋酒造さんの名杜氏である平澤さんの醸す酒。スッキリとしていますがキレが良いというよりも、穏やかにやさしくスーっと後味が引けていく心地良さを持っています。口の中でいつまでももたつくことがないのです。

”とろ~り”としていて”しゅわっ”とした、ほんのり甘味のある今だけの限定酒です。

是非是非味わって見て下さい!

 

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2月のグランヴァン市場はまたまた高値更新!ゴールド市場に類似!!

2月のグランバン市場は、引き続き堅調で新高値をまたまた更新しました。

上のグラフはKitcoさんの提供するゴールドの価格チャートですが、ボルドーの高級ワイン・インデックスと値動きのパターンが良く似ているのです。

2月の高級ワイン取引は中国の春節もあり、Liv-exでの取引量は1月に比べて18%の減少となりました。それでも前年対比では45%の増加です。

供給側の量も減少したため、価格は引き続き堅調で高値はまた更新されました。2月に最も価格を上昇させたワインはシャトー・コス・デストゥルネル2004で1月に比べ約24%の上昇。

コス・デストゥルネルは2級ですが、年間生産17,500ケースで非常に評価の高いボルドーワインです。

高級ボルドー・ワイン価格は、リーマンショックでのリセッション時を除いては、ほぼ一本調子で上昇し続けております。その値動きをグラフにすると、上のゴールドの値動きに類似しているんです。もちろん流通量が違いますから、日々の上がったり、下がったりといった小刻みな動きはないのですが、大ざっぱに見るとよく似ているのです。

ゴールド市場も最近新高値を更新しました。 ゴールド市場分析の第一人者である豊島逸夫さんによれば中東情勢による有事の金買いと、インフレヘッジの金買いが入っているのだそうです。基本的な基調は強いのですが、今回の上げは先物主導であり、ETF市場などの現物投資残は減少しているとのことで、中東での状況によっては一過性の上昇で終わる可能性があるらしい。

 高級ワインの買いはインフレヘッジの意味合いが大きいのだと思いますが、ゴールドなどに比べると市場規模はかなり小さいく消費もされます。大ざっぱな価格の変動パターンは似ていても、値上がりのスケールはかなり大きいのです。

ゴールド市場の専門家の多くは先行きの価格上昇を予想されているようです。米国経済の景気回復が本格化している中、高級ワインに大枚をはたこうとされる方が多く現れそうな気配なのです。

 

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「無濾過の八一」搾ってこのまんま!今年も入荷です!

年に一度だけ搾ってそのまんま瓶詰めされた、長岡、高橋酒造さんの生酒が今年も入荷しました。

特別純米生原酒 無濾過の八一 AL17% 一升 2,625円  四合 1,313円

昔ながらの手造りを行なう地酒蔵では、本当に美味しいお酒の仕込みを一番冷え込みの厳しい2月に行ないます。この「無濾過の八一」は2月に仕込まれ3月に搾って、そのまんま出荷されたお酒です。

搾りたてのお酒には、発酵時の炭酸ガスが若干残っておりピチピチとしていて、フレッシュな爽やかさが活きた味わい。その後、徐々にガスは抜けて、まろやかで爽やかさのある味わいへと変化して行きます。

高橋酒造の名杜氏、平澤さんの醸すお酒は品があって、シルクのようになめらかで、それでいて旨味も感じられる味わい。平澤さんは言います「口の中でいつまでももたつく酒は良くないんだ!」と。その言葉が物語るように平澤さんのお酒は、エレガントにスーっと、あくまでも穏やかに後味が引けていく心地良さがあります。

派手さはないのですが、通好みの味わいと言えるのではないでしょうか。

アルコール度数が17%とやや高いため、氷を浮かべたり、炭酸水を加えてハイボールにしても美味しいですよ!!

 酒屋のオヤジは長岡の高橋酒造さんのお酒が大好きです。中でも「吟醸 八一」が好きです。醸造の技術は発達し、美味しいお酒は世の中に沢山あります。しかし、高橋酒造さんのお酒の持つ”穏やかなエレガントさ”においては、やはり高橋酒造さんのお酒が優れていると思います。

清酒ファンの方々に是非試していただきたいお酒なのです!

 

 

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「ピノ・ノワール」チリ産のブルゴーニュ・テイスト!!

千円台で楽しめるチリ産の評価の高いピノ・ノワール・ワインです!

La Mision Pinot Noir Reserva 2009  ラ・ミシオン ピノ・ノワール レゼルバ 2009年 750ml 1,450円

フランスのシャブリ・ワイン最高の造り手と賞賛された、ウィリアム・フェーヴェルさんがチリ、アンデス山脈の麓、標高600mのマイポ・ヴァレーで造るピノ・ノワール・ワイン。

フェーベルさんの経験とフランスの醸造、栽培チームにより、自社畑のブドウを100%使い生産されます。ブドウは青いうちに全体の40%を取り除いて収穫量を抑え、より凝縮された味わいのブドウを栽培。収穫はブドウを選択するため手作業。

醸造はブルゴーニュの伝統的な方法で行ない、その後、特別なブルゴーニュ樽で4ヶ月熟成されます。

美しいルビー色。チェリーやイチゴの典型的なピノ・ノワールの香りの奥にかすかなミネラル感が感じられます。口に含めば繊細なアアタックで軽やかながら、十分なタンニンあるストラクチャー。爽やかな酸と持続性のあるアロマが感じられます。エレガントで洗練された味わいのワインです。

 これほどのピノ・ノワール・ワインが千円台で購入できるのですから、大変にお得なワインといえます。最近アメリカではピノ・ノワールが大人気なのだそうです。日本ではその前からピノ・ノワール・ファンは大勢おられました。

しかし、この「ラ・ミシオン」レベルの超お得なピノ・ノワール・ワインが楽しめるようになったのは極々最近のこと。ちょっと前まで、この価格帯でこのレベルのピノ・ノワール・ワインはなかったと思います。

飲み代が厳しくなって来ている昨今、ワイン・ファン、特にピノ・ノワール・ファンにとっては大変に嬉しい状況なのです!

驚きのコストパフォーマンスを、是非是非お試し下さいね!!

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