“2011年”の記事一覧

ビール業界、サマータイムのアフター4に期待!

ビール系飲料の低落傾向に歯止めがかからない!

今朝の日経新聞に掲載されていた「上半期のビール系飲料出荷量」。

第三のビールの出荷量は上半期ベースで伸びているようだが、ビール系飲料全体では右肩下がりの傾向が続いております。ビール大手各社は伸びている第三のビールに新商品を相次いで投入し、震災後に増えている家飲みの需要を取り込もうとしているとのこと。

 今年の上半期には、東日本大震災でビールメーカーの供給量が少なくなったり、外食の自粛などがあり、大きくビール系飲料の出荷量が減少しても特に驚かないと思うのですが、上のグラフを見ると今まで続いてきた傾向の延長による需要の減退で出荷量が減少しているような、それほど大きくない減少ではないかとの印象を受けます。

やっぱり家飲みが貢献したようですね!その結果が第三のビールの出荷量増加なのだと思います。

酒類の中で国内最大のシェアを誇るビール系飲料の出荷量が減少してているということは、酒屋の売上高も全体的には減少していることを意味します。

問題は、このビール系飲料の出荷量の減少に歯止めがかかるとは誰も考えていないこと!国民の高齢化や人口の減少とともに、出荷量に歯止めがかかる見込みがないのです。こんな状況の中でビールメーカー、酒問屋、業務用卸し、小売店と各分野で販売シェアを争っているのですから大変です。

たぶん、これをデフレスパイラルと呼ぶのだと思いますが、勝者がいないと言われるスパイラルの中で、街場の酒屋がまともに戦っても余程の奇策でもない限り、どうにもなりそうにありません。

世の中には、これと同じような状況の業界が沢山あるのだと想像されます。印象としては国内需要に重しが乗っかってて、静かにつぶされて行く感じでしょうか(汗)!?

何の取り柄もない者にとっては、生物の進化のごとく、状況に耐えて、耐えて、無駄使いせずに、できるだけ変化に対応して生き延びて行くしかなさそうです(涙)!

しょーがないから、早くうちへ帰って第三のビールでも飲んで、ささやかに楽しみますか!← これが、ビール系飲料の出荷量を意外に下げさせない理由なんですね(笑)!?

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「シークヮーサー」気分をリフレッシュ!

今日もまた恐ろしく暑いですね~!こんな日には冷たい炭酸飲料でも一気に飲みたくなっちゃいます。でも市販の炭酸飲料だと甘みがベトベトする感じで気になっちゃうんですよね!

そこで、この時期には特に酒倶楽部ステップで人気の「シークヮーサー果汁100%」の炭酸割りをおススメします!

商品紹介

①写真真ん中 「山原産(やんばるさん)シークヮーサー一番搾り」500ml 2,100円 沖縄産です。

②写真右 「シークヮーサー」500ml 892円 台湾産です。

③写真左 「シークヮーサー」1000ml 1680円 台湾産です。

柑橘系フルーツの王様と称されるほど、健康に良いとされる成分を含んでいるフルーツなのはご存知の方も多いと思います。この苦味と酸味のある鮮烈な味わいが、暑さでボーっとした頭をリフレッシュしてくれるのです。

 ストレートでは味わいが強過ぎて飲めませんが、何かで割ってイロイロな飲み方で楽しめますよ!

基本はよ~く冷やして「炭酸割り」。甘さなしでサッパリと飲めます。これはうちの女房殿が大好きなのですが、徐々にシークヮーサーの刺激に慣れて、シークヮーサーの比率が多くなって行くようです。

カクテルにしても、かなりイケます。キンミヤ焼酎やヲッカなどクセのない蒸留酒にシークヮーサーを加え、炭酸で満たします。暑かった日に自宅に戻って最初に飲むには最高!かなりの爽快&リフレッシュですよ!

我が家では、自宅のベランダでミントを栽培しているのですが、そのミントの葉っぱとシークヮーサー、黒糖焼酎(もちろんラム酒でもよいのですが)、炭酸で和風のモヒート風にしても爽快さが増して夏に嬉しい感じ。

シークヮーサーには「気分のリフレッシュ」「健康に良い」以外にもう一つ良いところがあります。それは「飽きない」ところ。酒倶楽部ステップでは随分と前から定番商品として扱っているのですが、味わいに飽きが来ないためリピート購入されるお客様が多いのです。ホント!

お試し下さい!ハマると思います!

 

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グランヴァン市場はオランダのチュウリップになるのか?その2

グランヴァン価格はブラックマンデーすぐ後の1988年からボルドーワインのインデックス・ベースで、2011年までに約20倍まで高騰。はたしてグランヴァン市場はバブルなのか?もしそうなら、そのバブルは崩壊するのか?を考えてみたいと思います。今回はその2回目。

ボルドー2010年ヴィンテージの「アン・プリムール」と呼ばれる先物取引では、各シャトー超強気の価格提示。ボルドーの代表銘柄とも言えるシャトー・ラフィット・ロートシルトでは、トランシェと呼ばれるオファーで初回が1本€600、2回目が1本€1,000と値上げ中。オファーの量も少ないのだそうです。

 ネット上の専門誌「ザ・ドリンクス・ビジネス」に掲載されていた、英国ワイン商ベリーブラザーズ&ラッドのセールス&マーケティング・ディレクターであるサイモン・ステープルさんのコメントでは「ボルドーワインのバブルは崩壊しない。」とのこと。2010年ものの売れ行きも好調で、銘柄によっては既に売れ切れもでているのだとか。それもアジア以外の買い手がほとんど。

ステープルさんは、「ワイン・バブルは崩壊しない」と言っていますが、「バブル」という言葉を使っているのは、ボルドーワインがバブルであることは認めるところなのだと想像されます。

グランヴァンを買いたい人が減っても、ワインを損をしてまで手放したい人が出てこなければ、グランヴァン価格の値下がりとまではならないのです。例えば勇気のあるワイン投機家が、知恵を搾ってバブルであるグランヴァン市場に空売りを仕掛けたとしても、その構造上アッという間に締めあげられてしまう可能性が高いのです。

では、どこまでも限界なく価格が上昇して行くのかと言えば、そんなことは絶対にありません。どこかで、より大きな渦に巻き込まれるがごとく調整を迫られるのだと思います。中国か?米国か?そのより大きな渦とは何かは、誰にもまだ分からないのです。

リーマンショックの時にグランヴァン価格は、他の金融資産と同様に大きく調整しました。そのリーマンショック並みの状況の変化がグランヴァン価格の調整には必要なのでしょう。

でも、しばらくはグランヴァン市場の高値での推移は続きそうです!

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「東力士 かすとり焼酎」焼酎の好みも多様化!

本格焼酎といえば芋焼酎か麦焼酎が売れ筋ですね。しかし最近では、この分野でも好みが多様化しているようです。

東力士(あずまりきし) かすとり焼酎 三年貯蔵酒 AL25% 720ml 1,281円

東力士の蔵元である島崎酒造さんは、栃木県を代表する清酒蔵の一つ。その島崎酒造さんの隠れた銘酒ともいえる焼酎だと思います。ハッキリ言ってよく出来た美味しい焼酎です。

かすとり焼酎とは清酒を搾った後の酒粕が原料の本格焼酎。しかし伝統的なかすとり焼酎は、原料の酒粕にモミ(お米の殻)を混ぜ込み蒸留させるのです。そのためモミ殻からくる芳ばしい風味が特徴です。

また、島崎酒造さんは戦中に軍事目的で掘られた巨大なトンネルを山中に所有しており、その中での熟成酒造りを得意としています。この「かすとり焼酎」もまた、その山中のトンネルの中奥深くで貯蔵熟成されており、まろやかでエレガントに仕上がっております。

味わいのバランスも良く、本当によく出来たコストパフォーマンスの良い焼酎だと思います。

ちょっと前までは、本格焼酎といえば芋焼酎と麦焼酎ばかりでしたが、最近では黒糖焼酎や米焼酎、泡盛と好みが多様化してきた様子。特にこの「東力士 かすとり焼酎」には強力なファンがおられます。清酒、ワイン、ウイスキー、シェリー・・・・etcと様々なお酒を飲まれ、また酒類への造詣も相当に深い愛飲家の方なのですが、最近行き着いたのが、この「東力士かすとり焼酎」!

 かなりマニアっぽい雰囲気のある焼酎ですが、一度飲れば理解できる旨さです!お試し下さいね。

 

 

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蒸し暑いけど風が涼しい、微妙なお天気ですな~!

今日もまた蒸し暑いですね。それでも入口を開けててると涼しい風が入って来て、店内の冷房を入れるべきか悩みます。最近はどこへ行っても節電してて、冷房なしでも皆さん気にもされないようなのですが(笑)!

先日お客様からいただいたハイビスカスの花が咲きました。

この時期の酒屋は、「お中元」の贈りものや、お祭り、イベントへの納品や商品の手当て、生ビールサーバーレンタルの予約など、意外にバタバタとしております。暑くて頭がボーっとしてることが多いので不手際がないように気を付けてますよー(汗)!

そして、この時期はなぜか酒蔵さんの営業さんが来店されることが多いんです。酒倶楽部ステップのある辺りでは、ビジネスマンの服装はクール・ビズとかスーパー・クール・ビズとかが一般的で、特に驚きもしません。ゆったりとしていて、暑苦しくなくて見ていていい感じだな~!などと感じます。

しかし、酒蔵さんの営業さんは違うのです(汗)!どんなに暑くても黒っぽいスーツにネクタイをキッチリ締めて、汗をぬぐいながら真っ赤な顔してお話をされるんです。酒造りに真摯に取り組む人達の気概を伝えるためでしょうか、大変に素晴らしいのですが・・・・でもちょっと(かなり)暑苦しい・・・・スミマセン(汗)!

常にスーパー・クール・ビズみたいな服装の酒屋は思うのです。最近は酒蔵さんのロゴがカッコ良くプリントされたTシャツやポロシャツが販売されていて、わざわざお金を出して購入して着ている人がいますね。そのロゴに対してカッコよさを感じている一般の人が少なからずおられるのです。営業さんもクール・ビズでそんなのを着れば自社の宣伝になるし、カッコいいし、見た目も涼しげではないかと思うのですよ!

以前、オーストラリア・ワイン専門の輸入業者さんが夏になると、自社のロゴが入ったワインレッドのポロシャツを着てましたが、訪問を受ける側の酒屋としては、そうとう好印象を持ちました。

日本の伝統ある酒蔵さんが、いくら自社のロゴが入っているとはいえ、軽々しくTシャツやポロシャツは着れないのかも知れませんが、デパートさんなどの格式のあるお店さんに行く時は別として、街場の酒屋を訪問するような場合はロゴ入りのTシャツやポロシャツの方がフランクな感じがして高感度が上がるような気もします。そしてそれもまた酒蔵の社員としての気概と言えるのではないでしょうか。

 「金宮焼酎」のポロシャツ着て、酒屋のオヤジも宣伝に協力したいな~!・・・・・・・と一応書き込んでおきます(汗)!!

 

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