“自然派ワイン”に関する記事一覧

「自然派ワイン」花より・・・・的なお母さまへ!

「カーネーション」と「手紙」と「他になにかもう一つ」が母の日のプレゼントの基本でしょうか!

「じぇじぇじぇ!・・・・母の日はあさってだっぺ!!」ってあせってる方も少なくないと思いますが、まだ十分に間に合う「他になにかもう一つ」のご提案です。

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【自然派ワイン】

昨日、宅急便のドライバーさんが大汗かきながら「母の日用の集荷依頼が多くて大忙しですよ!」みたいな話をされておりましたが、最近は花屋さんからカーネーションをお母さんに届けてもらうだけでなく、花以外にも何かプレゼントを用意される方が多いようです。

それでも、「カーネーション」と「手紙」はすぐに用意ができても、「他になにかもう一つ」の選択が難しい!商品をプレゼントしても、家に物が増えるとか、好みが合わないとかで、なかなか今の世の中は難しいものがあります。

そこで、後に残らないもので、どちらかと言えば ”花より団子” 系のお母さまに、自然でピュアーな味わいの自然派ワインは如何でしょうか?「おいしいものを食べて、おいしいワインを飲む!」そして後に残るのは記憶だけ。

今どきの気のきいた贈りものではないでしょうか!

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母の日のプレゼントにされる方には、ギフトラッピングも格安で施させて頂きますのでお申し付け下さい。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ワインの飲みごろはいつ? それは10年後!?

お客様から

「ワインの飲みごろって いつ?」

という質問をよく 受けます。

ワインは 古ければ古いほど 良いと 思われている方も多く

「やはり 飲みごろが あるんですよ~。」

とお答えします。

でも その「飲みごろ」って いつなんでしょう?

そんな 疑問に 一つのアンサーを出している 造り手のワインを

今日は ご紹介しましょう。

2010年にフランスのワインワイン雑誌 「ル・ヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」でマルクパスケ

10年経った 2000年ヴィンテージの ボルドーワインの比較試飲が

あったそうです。

194本のワインのなかで 「今 飲んでおいしいベスト5」の一つに

選ばれたワイン。

それが 今日 ご紹介する

「シャトー モンデジール ガザン ブライ」です。

この シャトーは、パリで写真家として活躍していた マルク・パスケが

1990年に立ちあげた 比較的新しいワイナリー。

けれども 20年経った今 彼の造るワインは

ミシュランの星付きレストランに オン・リストされるなど

フランス国内で非常に人気が高く、

評判がうなぎ昇り!なのです。

そんな マルク・パスケの ワインの熟成期間についてのコメントが下記。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

「果実の美味しさを楽しむなら10年の熟成くらいがちょうどよいと考えている。マルクパスケと畑

それ以上たつと、何か別のものになってしまう。

ワインに何を期待するかによるが、

自分の場合は 『果実味があること』。

それは 10年がリミットだと思う。

10年までは 良いティスターならば そのワインが

『モンデジール ガザン』 だと 判別できるが それ以上だと 難しい。

ワインは 古くなると みんな似てくるので 判別しづらくなる。」

 

という もの。

もちろん そんなコンセプトで ワイン造りを 彼がしているから

10年後 まさに 美味しく飲めるとも 言えますが・・・。

10年以上 経てたから 美味しさの ピークがくるワインもあるかと

思いますし、 2~3年後に ピークが来てしますワインもあるでしょう。

いずれにしても 造り手の思いが ワインに表れてくるとも

言えますね。

 

この シャトー・モンデジール・ガザンは 

フランスのボルドー地方のブライに位置し

ボルドーには珍しく オーガニック栽培に取り組んでいます。

良く手入れされた畑には 昆虫達が飛びかい、

近くの森に住む鳥達が 葡萄に害のある虫を食べてくれるため

殺虫剤をまくことも少ないとか。畑

そして 醸造においても 葡萄についている天然酵母で 発酵。

流行の人為的醸造方法は使わず、

畑の個性が表れた 自然な味わいを追求しています。

ちなみに

ボルドーワイン委員会主催の 2012年バリューボルドーにも選ばれています。

その冊子のティスティングコメントは

「~エネルギーに満ち溢れたアスリートのようなパワー~

濃厚なダークチェリーの色合い。樹皮のような香りに、黒胡椒、エスプレッソのスパイーシーさも。

タンニンはアグレッシブで、噛みしめるような味わい。

肉厚でふくよか。骨太な酸味と筋肉質な果実味を持ったアスリート的ワイン。」

これは 2009年ヴィンテージについてのコメントです。

2019年に この 2009年をティスティングしたら 

コメントは変るかもしれませんね。

 

今 当店で在庫しているものは 2008年。ガザン

次回の仕入れから 2009年。

2019年にこのヴィンテージを 手に入れるのは難しいですので

ぜひ ご自宅で寝かしてみてくださいね。

今日、ご紹介したワイン

「シャトー・モンデジール・ガザン AOC ブライ 2008」  3000円(税込)

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

春を感じる食材に合わせたい 白ワイン

昨日の嵐は すごかったですね~。2013021212310000.jpg

みなさん、被害には合われなかったですか?

特別な予定がなかった我が家は、ホッとしました。

でも、子供たちはここぞ!とばかりに家にこもり

ゲームをやり放題・・・・。トホホ・・・・。

春の砂嵐は嫌ですが、

いよいよ、寒い冬とも さよなら ね!と思うと ちょっと嬉しい気持にもなりますね。

 

今日、ご紹介するのは そんな春を 感じる今!飲みたい白ワイン。

「 イゾラ シャルドネ コッリ・ボロネージ 2011」

イタリアのエミリア・ロマーニャ州、ボローニャの近郊、モンサンピエトロ市の奥、モンジョルジュ村にあるワイナリー。

ワイナリーというよりは、農家と言った方がいいくらいの、小さな家族経営の造り手です。

DOC コッリ・ボロネージ というと、赤は バルベーラ種主体、白は アルバーナ種主体 というように

土着の葡萄品種を使うのが一般的のようですが、

こちらのワイナリーのように シャルドネのような国際品種を使うことも あるとか・・・。

そう、シャルドネ 100%で できたこの白ワインは、

クリーンで、フルーティで ミネラル感 たっぷりのさわやかな味わい。

この 純粋で 気持ちの良い味わいは なぜ?と思えば

やはり、有機栽培した葡萄を 丁寧に醸造しているから  とのこと。

1954年生まれの父親マルコの後を、その息子 ジャンルッカが2000年に継承。

寡黙な父親が見守る中で 勉強家の息子が 伸び伸びとワイン造りに精をだしているとか。

そんな様子も このワインの味わいから 想像できますよ。

そんな小さなワイナリーなので、生産量も とっても少ないのです。

今回 日本に初入荷ということですから、

まさに 今! 飲んで頂きたいワインです!

 

 春といえば ふきのとう の天ぷらに合わせてもいいし、

これから出てくる たけのこ料理にも 合うんじゃないかしら・・・。

クリーンな味わいが お料理を引き立てること、間違いなし!です。

 

「イゾラ シャルドネ コッリ・ボロネージ  2011」    2500円

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

自然派ワイン試飲会

自然派ワインの試飲会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

現在では有名なワイナリーでも自然派のワイン造りの技法を取り入れているため、なかなか自然派ワインとそうでないワインの境界線がハッキリしない感じもあります。

それでもあえて自然派ワインと区別されて呼ばれる、今回の試飲会で出品されているようなワインは、良い意味で「いっちゃってるワイン!」「突き抜けてるワイン!」。どこも少量生産で手間暇かけて造っております。毎年味わいが違うなんてあたりまえ!自然のものなのです。この日、輸入業者として来場されていた愛知県在住のマスター・ソムリエの方は、この手のワインを「あやしいワイン!」と呼んでおりました(もちろん良い意味で)。

生産者のなかには自分と近所の人のためにだけ今まで造って来たが、初めて日本に輸出したような、ある意味大変に希少価値の高いワインも登場しておりました。

自然派ワインの味わいは、先ずピュアーであり、やわらかく、密度のある、さまざまな表現力を持ったワイン。印象に残ったワインの一部ををご紹介してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「レ・シュマン・ド・カラボット」フランス・ラングードック

オーナー兼醸造家はフランスのジャズ評論家であり、ラジオの人気ディスクジョッキーのジャン・イヴ・シャペロンさん。小石がごろごろとした畑に魅力を感じて2005年に取得したのだそうです。南ローヌの有名な醸造家であるマルセル・リショウさんからアドヴァイスを受けながら「なるべく何もしない。人は少し手を貸しているだけ。」のワイン造りを、収穫時期以外はたいてい一人で行うのだとか。もちろんワインの醸造や発酵には質の良いジャズを聞かせているそうです。

南フランスらしいシラー、グルナッシュ、カリニャンから造られるワインは密度があって非常になめらか。酒屋のオヤジのとなりで試飲をされていたソムリエさんらしい方も「う~ん!このワインは出来がイイね!」なんて思わず言ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ル・マゼル」フランス コート・デュ・ローヌ

これもまた、ある意味突き抜けてるワイン。通常ワインのアルコール発酵は一ヶ月間程度なのだそうですが、このル・マゼルのアルコール発酵期間はなんと2年間。ポルトンという珍しいブドウ品種を使い、酸化防止剤無添加で造られます。イチゴ系の風味がたっぷりのなめらかな味わいの、ややきわもの的自然派ワイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 愛知県在住のマスター・ソムリエさんが20年間イタリアに通い探し出した、マスター・ソムリエさん曰く「あやしいワイン!」。この「あやしいワイン」を平たく言えば、超マニアック過ぎるほどマニアックなワインとでもなるのでしょうか。流石はマスター・ソムリエさんの引っ張るワイン。どれもホントにあやし過ぎる(超ウマい)!!

写真の中央の14と書かれたワインレッドのラベルのワインは、サルディーニャの西北サッサリの街の南で、ブドウつくりの奇人と呼ばれる国内では知らない人がいない!といわれる爺さんジョヴァンニ・マリア・ケルキさんのワイン。古代ローマ時代のブドウである「カニュラーリ」を気が狂ったようなお世話で絶滅から守り、洗練された風味に仕上げたワインで、ゴルバチョフ元大統領の晩餐会にも出されたのだとか。

 いわゆる自然派と呼ばれる生産者とは、自分なりの哲学を持った(いっちゃってる!?)芸術家肌の方が多いようで、凡人である酒屋のオヤジには正直・・・???みたいなワインもなかにはあります。しかし、自然派ワインを最初に口に含んだ時の印象、飲んでる最中の印象、何杯か飲み終えた時の印象と、その単調でない表現力を持つ自然派ワインは印象が違うのです。

口に含んだ瞬間に風味が広がり、「これはウマい!」と感じても、2杯目3杯目と飲んでいるうちに飲み飽きしたりするようなワインの正反対のワインとも言える、飲んでるうちにそのワインの良さがスーっとナチュラルに感じたり、飲んだ後にいわゆるヌケが良いみたいな心地良さを感じるのが自然派ワインなんですね。

1本飲めば良く分かる自然派ワインの魅力でしょうか!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「オップラ」とってもエレガントな自然派ワイン

個人的にすごく好きな自然派ワインが入荷しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドメーヌ・デュ・ブー・デュ・モンド 「オップラ」 コート・デュ・ルーション 2010 AL13.5% 750ml(赤ワイン)

 ワインのタイプを有名女優のマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンにたとえることがありますが、このブー・デュ・モンドをたとえれば間違いなくオードリー・ヘップバーンのタイプ。

エレガントでチャーミングな上品さのあるタイプで、「これブルゴーニュ!?」などと感じてしまうような味わい。気合の入った自然派ワインらしく、重量感がなくスルスルと口から体内に染み込んでいってしまうような飲み口が魅力です。

このワインの名前である「オップラ」とは「それ!さぁ!」みたいな意味なのだそうですが、その名のとうりの飲み口。

 2005年にこのドメーヌ・デュ・ブー・デュ・モンドを設立したエドワール・ラフィットさんは、ローヌの気合の入った自然派ワイン共同組合として知られるエステザルク共同組合で醸造責任者として腕を振るった人物。大役をこなすうちに、自分の可能性を試したいという欲求に駆られ、一から理想のワインを造り上げることを決意したのだとか。

理想的な畑を求めて探しまわった末、フランスの果てともいえるスペインとの国境も近いピレネー山脈の支脈に広がる畑を見つけました。そして、この地の素晴らしい自然を重んじ、複雑な土壌と地元品種を生かしたワイン造りを始めたのでした。

 使われているブドウ品種はグルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー25%。ブドウ品種だけを見れば、ともするとボリュームがあって飲み応えのあるワインをイメージしてしまうかも知れません。しかし、飲んでビックリ!そのエレガントでスムーズな感じがなんとも心地良いのです。

なんと明日はもう12月ですね。クリスマスの定番であるチキン料理やターキー料理には最適なワインだと思います。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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