“自然派ワイン”に関する記事一覧

自然派ワイン続々入荷!

南フランスものがほとんどなのですが、自然派ワインが直送入荷しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほとんどは酒倶楽部ステップの定番ワインで、ファンを確実に増やしているワインです。これらは年に数回しか入荷がないのですが昨日入荷。どのワインもブドウ栽培からこだわった、比較的小規模な生産者が手造りする、非常に評価の高い自然派ワインです。

 自然派ワインの生産者は、ブドウに付着している天然酵母で発酵させます。そのため、リスクが大きく大量生産ができないのです。小規模だから可能になる贅沢な造りといえます。

 フランスではこの自然派ワインが大人気なのだそうです。高級レストランなどでも積極的に採用しており、自然派専門のワインバーも大人気と聞きます。まるで、クラシックな高級ワインが輸出向けで、自然派ワインは国内向けといった感じでしょうか。

 このミネラル感あるみずみずしい味わいは、口の中で一気に風味が広がり収縮するのではなく、やさしく口の中へ入って行き、喉の奥へスーっと広がって、その後は余韻が長く続くような印象のワインが多いように感じます。

また、酸化防腐剤の添加を最小限に抑えてあるたか、酔いざめすっきりで頭が痛くなりにくい感じもします。

伝統あるフランスの小規模ワイン生産者が、ブドウ栽培からこだわって造り出す自然派ワインです。価格もリーズナブルなものがほとんど。

ぜひぜひお試しください。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

飲み残しワインの保存法

先日、日経新聞に飲み残したワインの保存方法をいろいろと試した結果が掲載されておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワインの中には酸化させてつくるワインもある様で、一概に「酸化する」=「美味しくなくなる」とは限らない。また、ワインはアルコール度数が比較的高く、水素イオン(pH)が低く酸性が強いので、雑菌などが繁殖しにくいのだとか。酸化が進んだワインを飲んでも、健康上の問題はないようです。

飲み残しのワインを次の日に飲んだら、味わいがやわらかくなっていて、より美味しくなっているようなこともあります。また、自然派ワインでは、有機栽培された野菜が劣化に対して強いように、酸化が進みにくかったりするわけです。

新聞の記事によれば、最も保存に適した方法は二つあり、一つはワイン保存用のガスをワインボトルの中に充填してふたをする方法。もう一つは、空気が入らないような小型の容器にいっぱいにして移し替える方法。

最悪なのは、冷凍保存する方法とオリーブオイルを注ぎこみ油膜をつくる方法だったとのこと。ただ冷凍保存の方では、アルコールを含むため普通の氷のようにカチカチにならないこともあり、スプーンでサクサクかきまぜながら食べると、意外にいけるらしい。

大手のワイン会社のプロは「あえてワインを飲み残し、味の変化を調べる」のだそうだ、その場合赤ワインであっても冷蔵庫に入れて保管するのがコツなのだそうだ。

酒屋としては、次の日に美味しくなる可能性もあるのだから、あまり神経質にならず次の日の変化を楽しむのが良いのではないかと思う次第。

ちなみに酒屋のオヤジが自然派ワインの開栓後の味わいの変化を調べた時には、20日ぐらい経過しても味わいの変化や劣化感じられず、遂には飲みほしてしまいました。また、オールドヴィンテージのワインでは酸化が進むスピードは速いのだと思います。

 オールドヴンテージを残して保存するケースはあまり多くはないかも知れませんが、ワインに応じて保存方法を変化させるのも良いアイデアかも知れませんね。

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「ワイン会&ワイン試飲会」のご案内

酒倶楽部ステップでのワイン会やワインの試飲会のご案内です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A) 「ワインとチーズ デリシャスの会」 会費 お一人様 5,000円 場所 酒倶楽部ステップ 2階

ワインとチーズ、手作りパンと手作りのおつまみを囲んで、楽しく午後のひと時をすごします。季節に合ったワイン7~8種、本格チーズ6種類をご用意。

定員15名 日時:2012年10月21日(日)、12月2日(日) 13:00~  (年3回開催予定)

*お申込みは一週間前までにお願い致します。

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B) 「ワイン テイスティングの会」 参加費 お一人様 1,500円 場所 酒倶楽部ステップ 2階

(ワインの有料試飲会。時間内にいつでもおいで下さい。ワインをテーマに合わせてご試飲頂けます。)

*2012年7月14日(土)13:00~16:00 <スパークリングワイン 白 >  ←迫っております!

ジャック・ラセーニュ ブラン・ド・ブラン(フランス シャンパーニュ) 6,605円

ボルリード ブリュット (ポルトガル)                  1,365円

ザンクト ラウレンティウス リースリング ブリュット(ドイツ)    3,780円

ドメーヌ・ド・マルチノル アンセストラル(フランス ラングドック)  2,352円

*2012年9月15日(土)13:00~16:00 <ラパリュとサンタントナン 赤 > 

話題のフランス自然派ワイン。高級レストランがオン・リストする実力のワインをお試し下さい。

ドメーヌ・ラパリュ ブルイィ (フランス ボージョレ)         3,780円

ドメーヌ ・サンタントナン ジャルダン (フランス ラングドック)  1,890円

ドメーヌ・サンタントナン トラディッション(フランス ラングドック) 2,415円

ドメーヌ・サンタントナン マニュー(フランス ラングドック)     3,500円 

 *やむおえず、休止や変更もありますので、前もってお問い合わせ下さい。

お問い合わせ、お申込みはメール⇒ https://www.stepstep.biz/inquiry  かTEL 048-431-2718 までお願い致します。

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また、酒倶楽部ステップ 1階店頭にて【金】【土】【日】【月】限定企画の「お手頃家飲みワイン6種、店内かってに手酌試飲」をお一人様 300円にて計画致しております。ここ1ヶ月の内にスタートしたいと考えております。

なお、ワインを3千円以上お買い上げで、試飲料の300円は返金させて頂きます。

ワイン会、ワイン試飲会でのご案内、ご説明役は、酒倶楽部ステップのワイン担当の高見澤陽子(日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、フランス食品振興会認定コンセイエ)が務めさせていただきます。

どれも大変にお値打ち感ある企画です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ナチュラル・ワイン」試飲会です

「自然派ワイン」とか「ナチュラル・ワイン」と呼ばれる、極限までその自然環境からくる味わいを表現した、農薬や酵母の添加などに頼らないワインの試飲会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Domaine du Bout du Monde ドメーヌ・デュ・ブー・デュ・モンド

「あッ!これ・・・めっちゃウマだわ!!」ってのがありましたのでご紹介したいと思います。

自然派ワインらしく、ひっかかりなくスルスルと飲めてしまう飲み心地。非常にエレガントさのあるアロマがあり、ともすると「これブルゴーニュ!?」などと感じてしまうほど。個人的に大好きな、いわゆるダークチェリー系の味わいです。

ブドウ品種はグルナッシュ、カリニャン、リアドンネ・ペル(グルナッシュの別種)などがメイン。これらのブドウ品種を使ったワインで、これほど良く出来たワインを試したのは初めてかも知れません。

2005年にこのドメーヌを設立したエドワール・ラフィットさんは、気合の入った自然派ワイン協同組合として知られるエステザルク共同組合にて醸造責任者として腕を振るった人物。大役をこなすうちに、自分の可能性を試したいという欲求に駆られ、一からすべて自分の理想のワインを造り上げることを決意したのだとか。

理想的な畑を求めて探し廻った末、ピレネー山脈の支脈に広がる畑を見つけました。そしてその素晴らしい自然を尊重し、複雑な土壌と地元品種を活かしたワイン造りを始めたのです。

 この素晴らしいワインには、さらに良いところと、残念なところがあります。

さらに良いところは、南仏ルーション地方のワインであること。南仏のルーション、ラングードック地方のワインは、フランスワインとしては非常にコストパフォーマンスが高いのです。平たく言えばお得ってことです。

残念なところとは、古いヴィンテージがないこと。今回の試飲は2010年と2009年でしたが、個人的には熟成させたら「それこそ・・・恐ろしくウマいワインになるのでは・・・・・・!(汗)」と感じた次第です。でもまだ・・だれも・・生産者さえも体験したことのない味わいなのです。

「自分のワインセラーに寝かせたい!」という思いに強く駆られたワインでした!(汗)

 

 

 

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自然派ワイン試飲会

都内某所で開かれたフランス自然派ワインの試飲会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

正直「よくこんなの見つけてきたな!(汗)」みたいな良い意味で驚きのあるワインばかり。日本のワイン市場はホントに成熟していることを再確認させられました。良い意味でマニアック!

そんな中でいくつかご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランス ロワール地方の生産者「アレクサンドル バン」のプイィ フュメ ピエール プレシューズという商品のソーヴィニョンブラン100%の白ワイン。ソーヴィニョンブラン好きの方は結構多いのですが、一般的にイメージする味わいとはかなり違います。自然派らしいクリアでなめらかな印象なのですが、ハチミツのようなニュアンスの味わいがあるのです。

これはぶどうの一部を貴腐にして使っているとのこと。ぶどうの生育状況が非常に健全でないと貴腐にはならないのだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらもロワール地方の「ブノワ・クロー ル・プティ・シュマン」でシュナンブラン100%の王冠使用の微発泡白ワイン。「ロワール期待の超自然児ブノワクロー」と呼ばれているのだそうです。こちらもクリアでみずみずしい味わいなの中に、洋なしのような独特のエレガントな果実味を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コート・デュ・ローヌ「ル・マゼル キュヴェ・ラウル」でカリニャン100%の赤ワイン。ビオロジックで栽培した高樹齢の木から収穫したぶどうのワイン。自然派のワインは生きているため味わいが開いたり閉じたり変化すると言われますが、ちょうどこの時は開いている状態だったようで巨峰をイメージさせる上品な香りに満ち溢れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左側はブルゴーニュの「ドメーヌ・ド・ラ・フォリ ブルゴーニュ・ルージュ」ピノノワール100%自然派らしい非常にピュアーで透明感ある味わい。しかもブルゴーニュで価格が2500~2800円(参考価格)。右側は酒屋のオヤジも大好きなのですが「クロ・シギエ カオール」ミネラル感あるクリアな味わいなのですが、どこか懐かしい素朴な味わい。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日亡くなられた自然派の巨匠マルセル・ラピエールのボジョレー赤3種、ロゼ1種。日本酒の世界でも同じなのですが、非常に熟練した造り手のお酒はキレが素晴らしい。何もなかったかのようにスパーンとサッパリと余韻を残して後味が消えるのです。非常にクリアで透明感ある味わい。流石は巨匠のワインです。

まだまだご紹介したいワインが沢山あるのですが紹介しきれません。素晴らしいワインばかりでした。

自然派ワインの状態は変化するため一期一会的ではありますが、そこがまた自然派ワインの魅力かも知れませ。同じワインでも飲むたびに違った印象を発見できて飽きないのも良いですね。

お試し下さい。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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