“ワイン”の記事一覧

「シモン・ビーズ」偉大な年の端正なワイン

 

 

日本にたくさんのファンを持つシモン・ビーズのご案内です。

シモン・ビーズはサヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出します。

 

 

 

 

 

 

【左:シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ レ・ブルジョ 2015】

【右:シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール2009】

ヴィンテージとしては両方のワインともに素晴らしい年です。

2015年ヴィンテージのブルゴーニュはまだ市場でよく見かけますが、2009年ヴィンテージとなれば、なかなか見かけなくなりました。そろそろコレクターズと呼べるかも知れません。

「シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言」と、輸入会社さんの資料で説明されておりました。

しなやかながらストラクチャーははっきりしている味わい。

いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理に合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からレストランでも人気なのだそうです。

シモン・ビーズのワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ロゼ・ワイン」・・・お花見シーズン到来か

 

 

「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、春分の日に急に寒くなり各地で降雪があったかと思えば、翌日の今日は、午後からおどろくほど春らしい陽気となりました。

このあたりでは卒業式の小学校が多かったようですが、寒さに耐えた卒業式の後は、ぽかぽか陽気の気分の良い謝恩会が待っていたようですね。

よかったよかった。

さて、天候のV字回復で待ち望まれるのは・・・・・もちろんお花見でしょう!

 

 

 

 

 

 

【ロゼワイン各種】

と言うことで、お花見にロゼ・ワインは如何でしょうか?

ほんのりと桜の香りを感じさせるロゼ・ワインは、お花見のお酒としてバツグンではないでしょうか。

毎年のことですが、夜のお花見は寒い。

やっぱり、ほかぽか陽気の下で、きれいな桜の花を愛でながらの方が理想的でしょう。

そして、華やかさのある色合いのロゼ・ワインなら、よりお花見を盛り上げてくれるように思うのです。

お花見にロゼ・ワインは如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ブラック・エステート」素直においしい

 

 

ブルゴーニュとよく似たテロワールを持つ、ワイパラ・ヴァレーで造られるブルゴーニュ系のワインがまた素晴らしいのです。

特にシャルドネの出来が良いと個人的には感じました。

 

 

 

 

 

 

【ブラック・エステート シャルドネ2015/ダムスティープ・リースリング2015/ホーム・ピノ・ノワール2015/ネザーウッド・ピノ・ノワール2015】

輸入会社さんの資料によれば、ブラック・エステートは環境がすばらしいのだそうで、降水量は少ないが灌漑を必要としない環境にあるとのこと。

また、乾燥したでは病気の心配が少ないため有機栽培を行いBio Groの認証を申請中なのだとか。

造りも非常にナチュラルで、全て畑から持ち込まれた自生酵母で発酵。

清澄ろ過もおこなわず、ビン詰め時に必要最小限の酸化防止剤を添加するのみ。

 

ピュアーでナチュラルな味わいが、素直においしいと感じるワインでした。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「リッポン」トゥーランガワエワエな美味しさ

 

 

ニュージーランドの、いわゆる自然派スタイルのワインを造るための考え方を、「トゥーランガワエワエ」と呼ぶのだそうです。

マオリ語で「人間と自然の両者が働きかける関係」の意味で、自然に対して人間が一方的に影響を与えるようなことをしないで、あくまでも自然に対して謙虚に対応するようなことなのだそうです。

そんな世界でもっとも美しいヴィンヤードとも呼ばれる、ニュージーランドのセントラル・オタゴにあるリッポン・ヴィンャードのワインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【リッポン マチュア・ヴァイン・リースリング2016 / ゲヴュルツトラミネール2012】

流石はトゥーランガワエワエです。ピュアーでやさしさのある美味しさがたまりません。

特に白ワインの、やわらかくてナチュラルな飲み心地が素晴らしいと思います。

リッポンのオーナーであるミルズさんは、修業時代にかのロマネ・コンティで高く評価された人物とのことですが、たぶんどこか通じるようなメンタリティを持たれているのでしょう。

その自然でやさしさのある味わいから、人間は自然に抗えないし、自然の一部だからこそ心地良く感じる味わいがあると、気づかされるような味わいだと思います。

個人的には、特にここのゲヴュルツトラミネールをおススメしたいと思います。

ふくよかさが特徴ともいえるゲヴュルツトラミネールが、大自然のやさしさを兼ね備えているような、リッポンならではの味わいではないかと思うのです。

トゥーランガワエワエなリッポンのワインを試してみては如何でしょうか。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「フロム(マールボロ)」凝縮感のポテンシャル

 

 

「あれ、これオーストラリアのワインか!?」・・・・確認してみたのですが、やっぱりニュージーランドのマールボルなんですよね。

スゴイ凝縮感のワインです。

しかもこのワイナリーでは、ソーヴィニョン・ブランの白ワインがあまりにも有名なマールボロにあって、ピノ・ノワール、シラー、マルベック、リースリング、ゲヴュルツトラミネールのワインを生産されているとのこと。

それでいて素晴らしく評価の高いワイナリーなのです。

 

 

 

 

 

 

【フロム ラ・ストラーダ シラー2011】

輸入会社さんの資料によれば、フロム・ワイナリーはマールボロでの単一畑もののパイオニアなのだそうです。

明らかに特別感のある凝縮感と、骨太なストラクチャーはマールボロのソーヴィニョン・ブラン以外の素晴らしい可能性を示唆しているかのよう。

今回の試飲ではピノ・ノワールとシラーを試しましたが、両方ともに十分な凝縮感があり、ピノ・ノワールがシラーのようであり、またシラーがピノ・ノワールのようでもあるような印象を持ちました。

たぶんブルゴーニュに例えれば、グランクリュ並みの大地のパワーがある場所と言えるのかも知れません。

また、その凝縮感から暑い年の当たり年のワイン並みとも言えるのかも知れません。

コレクションとして保有し、熟成によるポテンシャルを試してみても面白いワインではないかと思った次第です。

酒倶楽部ステップにも在庫がございます。

ぜひお試しください。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ