“ワイン”の記事一覧

そばキュイジーヌで楽しむワイン

 

蕨駅西口の

和食 須賀家さんへ行ってきました!

 

蕨西口・うなぎと生そば【須賀家】

 

明治25年創業の蕨の老舗です。

6月にリニューアルオープンして とてもモダンな雰囲気。

鰻と蕎麦が自慢ですが、お酒に合う創作料理もおいしいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは 蕎麦刺し 

ワサビ醤油で 日本酒に合わせるとイイでね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは そばニョッキ

しっかりとした食感と 蕎麦の香りが トマトソースに絡まって美味!

もちろん 赤ワインと合わせました!

 

写真ないのですが チーズ茶碗蒸し が なんとも美味しい。

プチトマトも入っていて 見た目もおしゃれ。

優しい味わいで 白ワインと一緒に召し上がってほしいです。

 

女性でも 一人でも 子供連れでも 入れる安心感ある雰囲気も 魅力。

蕨駅前ですので 是非 お立ち寄りください。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ル・プティ・ムートン1997

 

 

先日、当方を退職された方の送別会がありました。

その会で、主役である退職された方から「秘蔵のワインを飲みましょう」とのことで、「ル・プティ・ムートン1997」を振舞っていただきました。

 

 

 

 

 

 

まったくもって理想的とは言えない保管状況とのことであり、ヴィンテージもやや難しい年のワインではありますが、流石は偉大なシャトーの高級ワインでした。

20年以上経ってもまだまだ若々しい。まだまだ味わうにはもったいないような印象です。

また、流石は成分のしっかりと詰まった一等地のワイン。保管状況がイマイチでも、まったく健全なのです。

1997年の難しい年でもこの凝縮感ですからスゴイ。

いわゆる当たり年の高級ボルドーワインはかなりの長期熟成に耐えるワインであるため、90年代のワインなら難しい年の方がおいしく飲めるとはよく聞く話。

しかし、たとえ難しい年であっても20年ぐらいでは、まだまだ早いことが分かった次第です。

貴重な体験をさせていただきました。

ありがとうございました。

 

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ピノ・ネロの魅力

 

 

イタリアで最も多くピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を生産しているのがオルトレポー・パヴェーゼです。

その地域のDOCGはピノ・ネロ100%で造られるスパークリングワイン「オルトレポー・パヴェーゼ・メトド・クラシコ」。

しかし流石はイタリアです。ピノ・ネロを使った赤ワインはもちろん、甘口以外ほとんどのタイプのワインがピノ・ネロから造られています。

 

 

 

 

 

 

【様々なタイプのピノ・ネロ】

白のスパークリングはどれもエレガント。青リンゴを思わせるキレの良い酸味がとても心地良い味わい。

講師の先生は、食前酒としても素晴らしいが、塩とレモンで食べる魚介のグリルやトンカツ、天ぷら、子牛肉などと相性が良いと語っておられました。

また、生産者の方は、東京で食べたしゃぶしゃぶとは素晴らしい相性だったと語っておられました。

 

ロゼのスパークリングは非常によくできた、完成度の高さを感じる味わい。

スキンコンタクトのみの色付けで、60ヶ月の瓶内二次発酵させたスパークリングは、木いちごやスグリのようなベリー系の風味が心地良く、やや苦味をともなうキレがまた飽きさせません。

クルアゼと呼ばれる上質なスパークリングワインでDOCG。流石に素晴らしい。

食前酒はもちろん脂の乗った魚介類にピッタリとのことです。

 

赤ワインはエレガントであると同時に、しっかりとしたストラクチャーを感じる味わいで、濃い色合い。上質で長期熟成にも十分に耐えるような成分の凝縮感を感じます。

これはもう鴨肉や子羊と一緒に楽しみたい味わいです。

 

ピノ・ネロの白ワインを味わったのは初めてでした。これがまたサッパリとしていて、まったくピノ・ネロとは気が付かないのではないかと思うような味わい。

 

オルトレポー・パヴェーゼのピノ・ネロの魅力は、ブルゴーニュなどのピノ・ノワールと違い、様々な表情があることでしょうか。

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「オルトレポー・パヴェーゼ」はなぜアンダーバリューなのか

 

 

「オルトレポー・パヴェ―ゼ保護協会テイスティング・セミナー」に参加させていただきました。

オルトレポー・パヴェーゼは、ひとつのDOCG、たくさんのDOC、ひとつのIGT(イタリアワインの格付け)のワインを生産している北イタリア・ロンバルディア州の産地です。

 

 

 

 

 

 

ハッキリ言ってマイナーなワイン産地であるオルトレポー・パヴェーゼのワインの魅力は、なんといっても近所にある銘醸地のブランド力に埋もれていることによるお得感でしょう。

過小評価されているのです。

イタリアワインの銘醸地であるピエモンテやロンバルディアにある有力ブランドワインの、原材料の供給地なのです。

ワイン産地として恵まれた環境の地域であり、オルトレポーではロンバルディア全体の62%のワインが造られているのだとか。世界的に有名なワイン産地と同じ北緯45度に位置しています。

また、イタリアのぶどう栽培の故郷であり、ワイン造りの歴史の古い地域でもあります。

紀元40年には、この地を通った古代ローマの兵隊が「おいしいワインと歓迎する人々、そしてとても大きな木樽」と記しているそうです。

13,500haのぶどう畑があり、ワイン生産社は1,700軒で、多くが中小の家族経営。協同組合の影響力が強く、生産されたブドウやワインの多くは、近所の有力ブランドワインの原材料となるのだとか。

また、ミラノから車で約30分の別荘地帯でもあり、ミラノの人は車にワイン用の容器を積んでオルトレポーに出向き、ワインを生産者から直接買い付けたりもするのだとか。

もっとも注目したいのは、イタリアで最も多くピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を生産している地域であることでしょう。

ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)が良く熟す地域であるため、ピノ・ネロ100%のスプマンテは魅力ある味わい。特にスキンコンタクトだけのロゼ・スプマンテは素晴らしい味わいです。

そして、赤ワインはブルゴーニュに負けないほど素晴らしい。価格を考慮すればほんとうに素晴らしいのです。

しっかりとしたストラクチャーを持ち、ブルゴーニュに比べて濃い色合いが特徴でしょうか。長期熟成にも十分に耐える印象です。

次回はピノ・ネロ(イタリアのピノ・ノワール)の魅力について書きたいと思います。

 

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ボージョレ・ヌーヴォー2018(ブルゴーニュ2018)

 

 

天候に恵まれ、8月20日前後と早めにスタートしたブルゴーニュ地方のぶどう収穫は、9月20日前後に終了。

今年のブルゴーニュは豊作で質も良いとのことのことです。

輸入会社さんに届いた、ブルゴーニュでワインを生産されている日本人、メゾン・ルー・デュモンの仲田さんからのボージョレ・ヌーヴォー2018年ヴィンテージ最終レポートをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【写真中央のワインが仲田さんのルー・デュモン】

仲田さんからの最終レポート:

8月に続いて、9月もすばらしい天候になりまた。おかげでカビも病気もなくぶどうはすくすくと育ち、完熟して種まで茶色になった9月14日、快晴の中摘み取りを行いました。

すべての区画で潜在アルコール度数が12.5度を超え、中には13度を超えた区画もありました。

2009年、2012年、2017年によく似た、フルーティで果実味いっぱいのヴィンテージになるのではないかと思います。

現在は発酵が終わりかけの段階ですが、とても深みのある味わいになっております。

これから約15日間の樽熟成を行います。

微酸化作用によって、味わいはさらに複雑になっていきます。

時間との勝負ですが、最後まで焦らずじっくりと仕込んでいきたいと思います。

ご注文をくださいましたすべてのお客様に、心よりお礼申し上げます

 

2018年9月28日

メゾン・ルー・デュモン

仲田晃司

 

ボージョレ・ヌーヴォーに限らず2018年ヴィンテージのブルゴーニュ・ワインはかなり期待できそうです。

色合いもバランスも素晴らしいのだとか。

期待したいと思います。

 

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