“高級ワイン市況”の記事一覧

高級ワイン・バブルなう!!高級ワインはロンドン経由で香港、中国へ!

イギリス・ポンドやユーロが弱含んでいるせいか!?中国、香港のお金持ちが高級ワインを買いあさっている。

格付けの高い高級で希少なワインにスゴイ値段が付いている!ポンドやユーロが下落しているため円建てだとその価格の値上がりにピンと来ないのですが。

ロンドンの高級ワイン商のボルドー・インデクスさんでシャトー・ペトリウス1982の6Lインペリアル・ボトルが一本£45,000(£/円が140円として6百30万円)で売れているらしい。これはボルドー・インデクスさんの13年の歴史の中で最も高値なのだとか。創業者のゲーリー・ブーンさん曰く、アジアへの高級でレアなワインの売れ行きが急上昇しており、値付けもそれを反映させているのだそうです。何ともうらやましい限りなのです!(汗)当然、日本以外のアジアですが!(涙)

また、ロンドン・ボンハムでのワイン・オークションでは1988年のロマネ・コンティー12本が£42,550(為替が140円で約6百万円)で落札されたのだそうだ。たぶん中国や香港の方だと推測される。日本円だとロマネ・コンティー1988年が12本で6百万なら、全然高くないじゃん!!って感じもしますが、£/円は250円ぐらいしてた時期もありますから、それを加味すれば結構な水準となるのです。

全体で89%の凄いワインが売れてしまっている模様。でも銘柄によって人気のないワインもありラ・ターシュのマグナム・ボトルあたりが売れ残っているらしい。(涙)

フランスの高級でレアなワインがイギリスに集まるのは、その歴史と大規模のワイン用保税倉庫を持っている事に寄るのでしょうか?マスター・オブ・ワインの様な超難関の資格が古くからあり、体制が整っている事もあるのでしょう。(ちなみに日本人では一人も保持者がいません!フランス人にも少なく、英語圏の弁護士に保持者が多い!なんででしょ?)

高級ワインの価格は世界のビリオネラーの数と今のところ連動しています。そして現在、高級ワインの価格は歴史的に高い水準にあるのです(€や£建てでは)。当然、世界のビリオネラーの人数も増えている様子で、新しくビリオネラーとなる人の3分の2はアジア系。悲しい事に、その中に日本人は多分いないでしょう。いても極々少数でしょうか!?(涙)

今後、益々ワインも金も自動車も高級食材もみんな中国やインドに飲み込まれて行く感じですね。この流れは止まりそうにありません!日本にある家族経営の酒屋でありながら、好況アジアの恩恵を受けるにはどーしたらいいんでしょかね???何とか流れに乗ってみたいものです!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ワイン投資詐欺にご用心!

ヨーロッパでワイン投資詐欺グループが何軒か御用!

イギリスでここのところ立て続けに、ワイン投資グループ詐欺が摘発された。一つはビンテージ・ワイン・オブ・セント・アルバンスというグループで、アメリカのお医者さんを専門に有名なボルドーやトスカーナワインを購入して熟成させ転売するという目的でのワイン・ファンドを販売。

もう一つはヌーボー・ワールド・ワインズというグループ。こちらはオーストラリアの超有名ブティック・ワインを購入し熟成後転売の目的でのワイン・ファンドを販売。ワインの内容はワイン雑誌の「ワインスペクテーター」が世界ベストワインのベスト10以内に入れる超レアものや、ワイン評論家のロバート・パーカーさんが100点を付けたワイナリーの、これまた超レアワインなど。

これが詐欺でなかったら、絶対にお金出しちゃうかも!?みたいな投資内容。素晴らしい・・・詐欺じゃなかたら!(笑)。先進国全体に今は資産運用の機会が少なくなっています。もし、お金に余裕があって、ワインにも興味がある人なら「へへへ・・じゃあ1億も入れとっかな。でもスゴすぎるから大勝負賭けちゃおかな~!!」みたいな気持になっても、まったく不思議ではないですね!

日本でもこの手の詐欺が広がるかもしれません。ワイン好きの方はご注意を!!

じゃあワイン投資は全て詐欺なのかといえば、そんな事はありません。ひょっとしたら、投資ファンドの中では一番古くから存在する分野ではないでしょうか。有名どころのワイン・ファンドでは、ボルドーの高格付けワインのみに特化し、超難関といわれるマスター・オブ・ワインを持つ専門家をアドバイザーに迎え、イギリスで昔軍事目的で使用された地下深い要塞(ようさい)を保税倉庫としてワインを管理しているのです。そこは英国女王陛下のワインも管理されている程の場所。

もちろん、酒屋のおやじレベルでは、そのワイン・ファンドにどうやって投資したら良いのかは、まったく分かりません。たぶん一生えんがないでしょう!(笑)

ボルドーワイン全体では販売量が大幅に減少しているようです。しかし、その中のでも格付けの高い有名ワインには、今でも日本のバブルの頃のように中国、香港でスゴイ値段が付いているのです。スゴイ世界です。

バブルの頃、漫画本で見た不動産屋の社長さんがロマネコンティーをドンペリニョンで割って飲むシーンを思い出してしまいます(笑)。たぶん、その頃には本当にそんなことした人がいたと思いますね!もう二度と日本にそんな時代は来ないと思いますが!ちなみにバブルのころ、銀座でロマネコンティー飲むと一本100万円でしたが、現在では世界の状況を反映して一本200万円!!(汗)

そんな場所が世界のどっかにあればワイン・ファンドは儲かりそうですね!!でもご注意を!

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