“2018年”の記事一覧

パタゴニアのピノ・ノワール

 

 

「まるでオレゴンのピノ・ノワールみたいだ!」

スタンダードクラスのパタゴニアのリオ・ネグロ・ヴェレーを代表するピノ・ノワールを試飲させていただき、正直そう感じました。もちろんお得感はこちらの方が上です。

その上のクラスのピノ・ノワールも試飲させていただきました。

「まるでシャンベルタンみたいでしょう!」

輸入業者の方にそう言わたのですが、その通りだと思いました。こちらのお得感たらもう凄まじい。

パタゴニアで造られるワインは、アルゼンチンで生産されるワインの約2%ほど。その中でのピノ・ノワールですから、アルゼンチン・ワインとしてはかなりレアなワインと言えるのかも知れません。

そしてその産地としてのポテンシャルは、ピノ・ノワールの有名産地であるセントラル・オタゴやオレゴンと同じか、それ以上かもしれないと思った次第です。

 

 

 

 

 

 

【ウンベルト・カレナ オールド・ヴィンヤード ピノ・ノワール2015 ”ラ・イザベル”】

リオ・ネグロのアッパー・ヴァレーを代表するワイナリーなのだそうです。

このアルト・バジェ・デル・リオ・ネグロは世界最南端のワイン産地のひとつ。

非常に乾燥しており、年間平均気温は12-16度という冷涼な気候。大気汚染とは無縁の澄んだ空がどこまでも蒼く、アンデス山脈から吹き降ろす強風が特徴。

この過酷で特異な気候条件により世界でも類を見ないピュアでアロマ豊かで涼しげなワインを生み出す。特に近年ピノ・ノワールの有力な新産地として注目浴びている。

また、冷涼な気候、豊富な日照量、少ない降雨量、そして周囲は半砂漠地帯という自然の防壁に守られたこの地は、極端に乾燥していて強い風が絶えず吹き込むため農薬や化学薬品を必要としない自然な栽培が基本。

ブドウの生育期間の夏場は一日で20度という朝夕の寒暖差により、ブドウはゆっくりと成熟し、完熟した糖度と豊富な酸味が乗った自然と調和した理想的なブドウとなるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

これは驚きました。

パタゴニアのピノ・ノワールは、かなりセンセーショナルなワインでした。

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アルゼンチンワインの魅力

 

 

値下がりを続ける通貨アルゼンチンペソと、品質の向上目覚ましいアルゼンチンワイン。

「まるでアルゼンチンは世界のワインファンにとっての理想郷ではないか!」とも思う次第です。

アルゼンチンワインのプロ向けセミナーに参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

アルゼンチンのブドウ栽培面積はフランスの約4倍、アンデス山脈に沿って約千㎞南北に広がっています。

その標高差がもたらす多様なテロワールと微気候は、世界のブドウ産地と大きく異なり、アルゼンチンワインの多様性に反映されます。

乾燥した気候により、ほぼ自然のまま健康なブドウを育てられるため、実質的に病害対策が不要。ほとんど人手を必要としないのだとか。

また、アンデス山脈の雪解け水が主な水源であり、汚染物質の影響を一切受けないピュアーなミネラルウォーターとのこと。

特筆すべきは、人口が150万人しかないメンドーサにワイン生産やブドウ栽培を学べる大学が8校あるとのこと。今ではフランスやチリ、スペインなどから来ているのだとか。

ワインについては先進国のひとつなのです。

 

アルゼンチンのワインと言えば、カリフォルニアワインに対するイメージと同じように濃くて厚みのある赤ワインのイメージがありました。

しかし、今ではこれまたカリフォルニアワインと同じようにエレガント系の味わいに変化してきています。

通貨が下がり続けている非常に恵まれたワイン生産地であるためか、海外からのワイン産業への投資は少なくないようで、有名コンサルタントが手掛けるワインなど、将来的に競争力を増すとみられるワインは多いようです。

また、発酵にアンフォラを使うなど、テロワールだけでなくワインの造りも多様化しているようです。

 

個人的に特に注目したいワインはメンドーサのマルベックやシラー、カベルネSのエレガント系ワインと、パタゴニアのピノ・ノワールでしょうか。

パタゴニアならではと言えるピノ・ノワールとマルベックのブレンドもありました。スミレの花を思わせる、なかなか素晴らしいブレンドだと思った次第です。

 

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「オーヘンリー15年」焼酎好きなお父さんへ

 

 

もし「父の日」の贈りものに焼酎をお考えなら、まずはこの焼酎をご提案させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

麦焼酎 【O.Henry 15years (オー・ヘンリー15年) 】 AL28% 750ml 5,048円+税

やわらかな琥珀色と清澄な香味。さいげつがいざなうまろみや余韻。

焼酎でありながら、焼酎をはるかに超えるような世界観を感じさせます。

もろみの発酵に通常の何倍もの時間をかけ、蒸留した原酒を15年熟成させました。絶妙な樽香の効いた味わいです。

 

「ワインのようで、またブランデーのようでもある味わいですね!」この焼酎を味わった方からよく聞くコメントです。

ミシュランガイドで星が付くようなお蕎麦屋さんで飲まれる方が多いようで、蕎麦豆腐との相性はまた格別なのだそうです。

 

父の日の贈りものに格別な焼酎は如何でしょうか?

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冷たいお酒をより美味しく

 

 

先日、近所のスーパーで冷凍ブドウが比較的安価で販売されているのを見つけたんです。

そして、どこで読んだのかまったく思い出せませんが、「ワインの産地ではブドウを凍らせて夏の暑い時期に、白ワインやスパークリングワインに氷の代わりに入れる」との記事を読んだことを思い出しました。

さっそく購入して試してみたんです。夏場の冷凍ブドウって、意外に優れモノなんですね。

 

 

 

 

 

 

<辛口の白ワインに冷凍ブドウを入れました>

明らかに素晴らしいのは、氷と違って溶けてもワインが水っぽくならないコトでしょう。

また、もしこれがフルートグラスに注がれたスパークリングワインであったなら、冷凍ブドウとのコントラストで、かなりのインスタばえが期待できるのではないかと想像します。

もうひとつの良い点は、お酒を飲み終わった後に、イイ感じにやわらかくなった、冷たくて甘いブドウが美味しいことでしょうか。

ちょっとしたデザートです。

キリリと冷えた辛口の白ワインと、その後の冷たくて甘いブドウの、味わいのコントラストはわるくありません。

冷凍ブドウはなかなか良い商品だと思った次第です。

 

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「酒屋の株話」業績 vs 外部要因

 

 

いわゆる成長株は保守的な業績予想で売られ、その次に起きた保護主義政策、地政学リスク、政局混乱・・・いわゆる外部要因では下げ渋った。

しかし日経平均ベースでは、為替の影響もありさらに売られた。

そして市場のセンチメントは盛り上がらないまま。

同じような状況がもう何年も続いているような気がする。また、日本株市場を割安のまま放置しているバイアスなのだろう。

もう一つの特徴として、人工知能で運用される短期取引やリスク・マネージメント・プログラムの市場への影響力が増しているようで、株価下落時のスピードが速い。

これも市場のセンチメントを冷やす一因だろう。

最先端の運用方法はトレンドフォロータイプが多いようだ。

 

 

 

 

 

 

経験則では保守的な業績予想を出してくる企業の株は決算発表直後に売られるが、その後は1年近くにわたって株価が上昇していく傾向があるのだそうだ。

日本株市場は今、かなり底堅い状況にあると感じる。

今後の外部要因(ノイズと呼べるのかも知れないが)の行方や、人工知能がどんな判断を下すかなど素人には予想もできない。また予想しても仕方がない。

株価は長期的に営業利益と同様の動きになると言われているが、今が上昇トレンドのなかでの下方への歪みとみれば、買う か 保有し続ける しかない。

 

 

 

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