“2014年”の記事一覧

「麦か芋か?」加齢と嗜好

「焼酎好きの方に焼酎を贈りたいのですが、どの焼酎が喜ばれるの?」

よくある酒屋へのお問い合わせの一つです。贈る相手の方が普段焼酎を飲まれているため、「それなら美味しくて喜ばれるような焼酎を贈りましょう」という心遣いですね。

一般的に焼酎を普段飲んでいるという方は、その多くが麦焼酎か芋焼酎かキンミヤなどの甲類焼酎。しかし、一般的に甲類焼酎の場合には金額が贈りものとしての水準まで達しないため、贈りものとしては不向きなようです。

そして、贈りものには麦焼酎か芋焼酎が無難だって話になるわけですね。

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【麦焼酎それとも芋焼酎?】

 

次は先方の年齢です。

ざっくりとした話で恐縮ですが、50歳以下の方では麦焼酎よりも芋焼酎を好まれる方が多いように思います。また、60歳以上の方ではその逆で麦焼酎を好まれる方が多いように思うのです。

50歳~60歳では、たぶんどちらも同じぐらいでしょうか。

麦焼酎はどちらかといえば淡麗辛口のサッパリとしたタイプが多く、芋焼酎は甘みやコクがあります。

人間は若いときには味わいにコクのある揚げ物や焼き肉が好きでも、加齢とともにサッパリとした和食などを好むようになるようです。

その端境期が、焼酎に関しては50~60歳なのかも知れません。もちろん「芋焼酎一筋」という方もおられますから一概には言えないのですが。

しかし無難な線としては50歳以下なら芋焼酎、60歳以上なら麦焼酎、50歳~60歳なら肉好きか魚好きかを想像して、肉好きなら芋焼酎、魚好きなら麦焼酎みたいな感じでしょうか。

ちなみに酒屋のオヤジも今まで麦焼酎はサッパリしすぎている感じがして苦手でした。でも最近は、「あれ!なかなかスッキリしてていけるな」なんて感じるような歳になったようです。

嗜好は加齢とともに変化するんですね。

 

 

 

 

 

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糖質制限(炭水化物ぬき)はホントに二日酔いにならないのか?

朝のラジオでお医者さんが糖質制限ダイエットについて語っておられた。

なんでも、そのお医者さんはお酒好きなのだそうで、毎日結構な量を飲まれるとのこと。しかし糖質制限ダイエットで、炭水化物を摂取しなければ二日酔いになりにくく、もし二日酔いになったとしても頭の不快さだけで内臓の不快さはないとのことだった。

その証拠に、汚い話で恐縮だが繁華街などで朝方に見られるゲーの中身は炭水化物ばかりで肉や魚は含まれていない。実は炭水化物は消化が悪く、二日酔いで内臓を不快にさせる原因になっているとのこと。

また、それに加えて糖質制限ダイエットは、肝機能の数値も改善されるという大変に素晴らしい食事法なのだそうだ。

・・・・・・・で、炭水化物抜きのアテで大酒飲んでみた!

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【糖質ダイエットでは米、麦、トウモロコシはまったく摂取しない】

酒屋のオヤジはお酒を飲むと食欲が増す方なので、夕飯の炭水化物を含んでいないおかず意外に、冷蔵庫に入っていた白菜とかキャベツを適当につまみながら飲んだ。

陽気がよいせいか、麦焼酎のオンザロックがうまい。喉ごしよくスルスルと入ってしまった。

実は昨日のお店は不安定な天候のためかホントに静か。店が暇だとなんだかホントに疲れるんですよね。そして「アー酒飲みてー」みたいな気分になるんです。

そんなこともあり、ホントに大酒飲んじゃって。気が付いたらお風呂の中で寝ていた。

朝は5時40分ごろ目覚まし時計が鳴るのだが、いつもより起きるの辛い。頭がクラクラする。遂に目的である二日酔いになったのです。

そして気が付きました。たしかに内臓の不快感はない。頭がややクラクラしてボーっとした感じはありますが、気分は悪くないんです。

つまり、お医者さんがラジオで語ったとおりだったのです。

 

たとえ糖質制限ダイエットを行っていなくても、いつもよりお酒を多く飲むような状況の時には、炭水化物はやめといた方がよさそうですね。

飲んべーの一人として、覚えておいた方がよさそうだと感じた次第です。

 

 

 

 

 

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「電気ブラン」外国人旅行者に人気の酒になっていた!

今朝の日経新聞によれば外国人観光客に大人気の浅草で、あの浅草の酒「電気ブラン」もまた海外の方々に人気なのだそうだ。

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【電気ブラン AL40%】 と 【デンキブラン AL30%】

アルコール分40%の酒が「電気ブラン」で、30%は「デンキブラン」。

「クリーミーでなめらか!」と外国人客に人気なのだそうだ。また、そんなお客さんに定番の飲み方を伝える、なんとも浅草らしい日本人の方もおられるとのことで、浅草の魅力の一つとなっているらしい。

さて、新聞に書いてあるその定番の飲み方とは、ビールをチェイサーにして「電気ブラン」を楽しむ飲み方。たぶんストレートで。

「いまどき外国でもそんな飲み方する人少ないんじゃないの?」みたいな印象もあるのですが、たぶん外国人旅行者にとって浅草は非常に異国情緒あふれるエキゾチックな街。その地の文化ともいえる飲酒のスタイルを経験するのがすごく楽しくて新鮮なのかも知れません。

そして、たしかにイッパイ飲ってた方が浅草の街は楽しいような気もするわけです。

先日ガキンチョどもを連れて浅草に落語を聞きに行きました。その客席では酒屋のオヤジも含めて、ほぼ全員がイッパイ飲りながら落語を楽しんでおられました。もちろん子供以外ですが。

イッパイ飲ってた方がより落語が楽しいのです。

「電気ブラン」はそのまま冷やして飲むか、氷塊を入れてオンザロックで飲むのがおススメなのだそうですが、たまには浅草の定番の飲み方でビールをチェイサーに飲るのも悪くないような気がします。

外国人旅行者だけが楽しんでいるだけではもったいない、「クリーミーでなめらか」な浅草の味わい「電気ブラン」は如何でしょうか?

例えば、先日お客様が、「ビールをチェイサーにして強い蒸留酒を飲みながら麻雀やったら、飲むたびにカーっと身体が熱く元気になって大勝しちゃったんだよ!」っておっしゃってました。

そんなときに非常にイイ感じのお酒ではないでしょうか。

 

 

 

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「おでんセット」昼間っから一人酒場放浪

遂に念願がかなって、憧れの地「赤羽」に下車。

ちょっと遅い昼飯代わりにイッパイ飲ることにしたのです。それもヒジョーに有名な、昼間っから飲める人気のおでん屋さんで。

駅を出てすぐの、その界隈に立ち入れば、そこはレトロ感ある何とも飲んべーにとっては居心地の良い景色が広がっているのです。

 

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ちょっと迷っちゃいましたが、何とか目的のお店を発見。想像したよりもこじんまりとした感じで、そこにはもう飲んべーの大先輩方が数人、一人酒を楽しんでおられた。

正直、これ系のお店に一人で入るのが初めての酒屋のオヤジにとっては、「果たして、この独特の雰囲気を醸し出している一部になれるのか?」と、多少狼狽えたりもしたのですが、勇気を出して「こんちわ~!」。

そしてら、気のいい感じのイケメンお兄さんが、いかにも繁盛店の人らしい景気の良い声のトーンで注文を聞いてくれた。注文したのは他のお客さん方と同じ「おでんセット」。それは、おでん数種と好きな酒を1種類のお得セット。

その選択できる酒の中には、まさにこの地の地酒である「丸眞正宗」のカップ酒があるじゃあないですか。迷わずその丸眞正宗さんのカップ酒を選択。やっぱり「郷に入っては・・・とか、ウエン イン ローム・・・」なのです。世界中どこへ行ってもその地の酒がうれしい。

まずは、やおら丸眞正宗をチビリ。スッキリとした淡麗さのあるキレイな味わい。「・・・・・・・カップ酒って・・・こんなにうまかったんだ!」って正直ちょっと驚きました。もちろん手づくりの地酒なのだから当然なのかも知れませんが。

そして、いよいよおでんへ。揚げ豆腐のはじっこを箸で割って口のなかへ・・・・・・・さすがは人気のおでん屋さんです、上品な味付けでホントにうまい。これでお酒が付いて800円ですから、これはお得でしょう。

思いっきりレトロな雰囲気のショッピングアーケードの、その通路脇での立ち飲みです。はなかなかナガッチリはできません。15分~30分ぐらいでうまい酒と肴をサクッと楽しむ。

ある意味東京らしい楽しみ方なのかも知れません。

 

 

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「チェラズオーロ ダブルッツオ」年に一度だけリリースのお値打ちロゼ・ワイン

初夏の季節に合わせるように年に一度だけリリースされる、アブルッツオ州のモンテプルチアーノ種でつくられるロゼワインが今年も入荷しました。

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【ファンティーニ チェラズオーロ・ダブルッツオ】AL12.5% 750ml ロゼ・ワイン

急成長を続ける人気のワイン生産者ファルネーゼさんの新しいワインブランドが「ファンティーニ」。そして、「チェラズオーロ・ダブルッツオ」とはアブルッツオ州のモンテプルチアーノ種で造られるロゼ・ワインのDOC。

「チェラズオーロ」とはチェリー色や、チェリーの意味。チェリーを思わせるような色合いのワインなのです。

あのロバート・パーカーさんがお値打ちワインを選んだ「パーカーズ・ワイン・バーゲン」でこのロゼ・ワインがとり上げられており、「このモンテプルチアーノ・ダブルッツオから造られたロゼ・ワインには、明るい赤い果実に支えられた生き生きとしたミネラルがある」と紹介されていたとのこと。

また、2009年にアブルッツオ州の州都ラクイマで行われたG8首脳会議のディナーでも採用されたのだそうだ。

これでお値段が千円とちょっとなのだから驚きです。

スタイリッシュな味わいのワインを得意とするファルネーゼさんの、一年に1回しかリリースされない限定生産のお値打ちロゼ・ワインはいかがでしょうか?

初夏の和食やエスニック系のお料理にもよく合うような、合わせやすい味わいだと思います。

先日、我が家では手羽先でつくったタンドリー風の手羽先をガキンチョどもが争うように取り合って食べておりました。酒屋のオヤジとしては、きっとそんな感じの気軽でややスパイシーなお料理を、「このロゼワインのアテにしたら、めっちゃ合いそうだ!」とピンときた次第です。

お試しください!

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