“2014年”の記事一覧

「焼酎用割り材」ガラ系の進化だ!それもなぜか埼玉っぽい!!

女性はエレガントなイブニングドレスに身を包み、男性は蝶ネクタイをビシッと決めて参加するガラ・パーティーやガラ・ディナー・・・・・・・・・・・・・・・では絶対に飲めない(笑)、ガラパゴス的に日本で独自の進化を遂げた「焼酎用の割り材」。(くだらなくて恐縮です・・・・汗!)

すいません。最近自分の使っているケータイがガラケーって呼ばれていることを知って、ちょっと使ってみたかったんです(笑)。

ということで、世の中には様々な焼酎カクテルがありますね。

数年前から夏場になると居酒屋さんに登場するのが、ガリガリ君酎ハイ。焼酎を炭酸で割り、そこに棒アイスのガリガリ君をぶち込んだ、見た目にインパクトのある飲み物。

また、焼酎に出汁の効いた煮汁を加えて〆の一杯にするような飲み方もあるようです。

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酒屋では、もちろんガリガリ君や出汁の効いた煮汁は販売していません。それでも、それ系のマニアの方々がジックリと見て気にする割り材があるんです。

それが上の写真の「ワインサワー」「韃靼そば茶割り」「エナジーサワー」。どれも業務用で再利用されるリターナブルびん入り。

軽自動車大手の会長さんは「うちの車は”ガラ軽”じゃない!」と憤慨されたようですが、焼酎用割り材は間違いなくガラパゴス系の”ガラ系”。日本独自に進化している飲んべーさんの味方なのです。そればかりか日本の酒類市場のなかでもかなりマニアっぽいアイテムと言えます。

たぶんこのブログを読んでくれている大衆酒場系ファンの方でも、これら三つの割り材をご存じの方は少ないと思います。

それもそのハズ。これらの割り材はどれも埼玉県産。どちらかといえばローカル色の強いアイテムなのです。だから、もし知っている方がおられたら、その方はおそらく埼玉県人の飲んべーさんでしょう(笑)。

そんなことで、「ワイン」「韃靼そば」「エナジー」と、埼玉県にはほとんど関係ないようですが、なぜかしら埼玉っぽい「焼酎用割り材」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

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「グラッパ」お手頃価格でもけっこうイケるんですよ、これがまた!

お手頃価格の「グラッパ」って、ほとんど見かけることがないように思います。

ひょっとしたら日本で購入できるグラッパのほとんどは、値段のいい有名ものばかりなのかも知れませんね。

でも、ブドウの搾り粕が原料で、もともとは庶民のための安酒です。中にはまだお手頃価格で購入できるグラッパだってあるわけです。

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【写真は数少ないお手頃価格のグラッパ】

最近はイタリアレストランが日本に普及したためかグラッパも身近な存在となり、ウイスキーやジンと同じような感覚でグラッパを手に取るお客様が増えたように感じます。嗜好の多様化ってやつですかね。

味わいだって、ちゃんとグラッパ独特の風味があって、十分満足できるぐらいに美味しい。

ただ、この手のお手頃グラッパの裏ラベルには、ほとんど必ず「用途: 製菓原料用に限る」と、やや大きめに記入されているのが気になります。高額の有名グラッパの裏ラベルにも似たような記載はるのですが、小さな字で記入されているためか目立ちません。

お手頃グラッパでは、その文字がやや大きめで目立つんですね。

だから、お客様の中には「・・・・このグラッパ安いけど・・・・製菓原料用に限るって書いてあるよ・・・・・・・・・・・!?(汗)」みたいなご質問をされる方もおられます。

また、「・・・・・・きっと、製菓原料だから安いんだ・・・・!(汗)」みたいな印象を持たれる方もおられるわけですね。

これは日本語の裏ラベルだけに記載されており、オリジナルのラベルへの記載はありません。なんでも日本の輸入食品に関する厳し過ぎる規制に関係しているのだそうで、味わいや価格の高い安いにはまったく関係がないようなのです。

最も人気があると推測される、あの太陽のマークのグラッパの裏ラベルにも記入されています。目立ちませんが。

 

イタリア料理店でワインと食事を楽しんだ後のグラッパっていい感じですよね。

ご家庭でもワインとお料理を楽しんだ後の〆にグラッパは如何でしょうか?

お手頃価格でもけっこうイケるんですよ、これがまた!

 

 

 

 

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「C・D・ウルスリーヌ コート・ド・ニュイ・V1999」造り手の名を明かさない掘り出しもの古酒

近年、生産量の減少と需要の増加で、ますます稀少になってきているブルゴーニュ古酒の掘り出し物のご紹介。

生産者のセラーに眠るバック・ヴィンテージを買い付けて、お得感ある価格で販売する商売をされている、いわゆるネゴシアンものブルゴーニュワイン。

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【セリエ・デ・ウルスリーヌ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 1999】

セリエ・デ・ウルスリーヌは2001年にピエール・ラヴォーさんによりプリニー・レ・ボーヌに設立された比較的新しいネゴシアン。

ブルゴーニュの生産者のセラーを訪問し、中から掘り出し物のバック・ヴィンテージ・ワインを選び出し、試飲して「イケる!」と思えば購入するのです。

また、それらのワインは瓶詰めされただけのラベルが貼られる前の状態。安い価格で取引される品質的に非常にお値打ちなワイン。実際の造り手の名前は一切明かされません。

ラヴォーさんのワイン選びのモットーは「洗練されたアロマとフレッシュさ、骨格のある味わい」。

ブルゴーニュワインの生産減と在庫量の減少で、このところは低価格のブルゴーニュワインを見かけることがなくなりました。もちろんブルゴーニュワインの古酒もますます稀少価値を高めております。

そんな状況下でブルゴーニュワイン・ファンにとっては、うれしいお値打ち感あるブルゴーニュ古酒ではないでしょうか。

 

 

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中国で販売されたCh.ラフィットの半分以上は”ニセモノ”だった!

ワイン専門の情報サイト「デキャンター.com」によれば中国政府が偽造ワイン対策に本腰を入れてきたようだ。

中国の政府当局者の話として、なんと 「中国で販売されたシャトー・ラフィットの少なくとも半分は偽物」 なのだそうだ。また、他のハイエンドのボルドーワインも同じように偽物が多いらしい。

それらは、おそらく中国の沖合に係留している船の中でつくられ、中国本土に運び込まれているとのこと。

ここ数年で中国はボルドーワインの最大の輸入国となり、ボルドーで生産されたワインの約20%の量が中国へと運ばれる。この偽造ワインの問題は、ボルドーにとっても中国にとっても深刻な問題となっている。

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偽造ワインは増加傾向にあり、特に中国で人気の高いシャトー・ラフィットの偽造品が多く出回っているとのこと。象徴的なヴィンテージである1982年などは、本物を超える量の偽造ワインが中国で確認されている。

中国の沖合に係留している船の中では、非常に安価なワインを偽造ボトルに瓶詰めする作業が行われているようだ。中には、まったく果汁を含んでいない液体を瓶詰めしているところもあるらしい。

このような状況に対し、中国政府は本物かどうかの確認ができるPEOP(プロテクテッド エコ&オリジン プロダクト)と呼ばれる確認システムをボルドーのシャトーと組んでスタートしたのだそうだ。

PEOPラベルに見えるコードと見えないコードが入っており、税関や税関で確認できるようになっている。

 

今後はPEOPのラベルが貼ってあるワインと、そうでないワインの価格差が中国国内で大きく拡大するのではないでしょうか。

・・・・・・・・・だって半分以上が偽物ですから。PEOPラベルが貼ってない高級ボルドーワインなんて、怖くて中国で買えないですよね!

 

 

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「アルタ シャルドネ/トロンティス」 テェ!コピッと、この時期にうまい

アルゼンチンを代表する名門ワイナリー「サレンタイン・ファミリー」が標高630mの場所に立ち上げた「ボデガス・カリア」のハイコスパ・ワイン。

アルゼンチンにおけるワイン造りの最大の魅力は、何といっても低生産コストなのだそうですが、その強みを生かしたお手頃価格の、非常にコスト・パフォーマンスの高いワインです。

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【ボデガス・カリア アルタ シャルドネ/トロンテス】AL13.5% 750ml(辛口白ワイン)

これがまたお得感ある白ワインなんです。特に今日のような5月のお天気の日にピッタリのワインではないかと思うのです。

引き締まった味わいのシャルドネに、トロピカルで清涼感のあるトロンテスが絶妙にブレンドされています。

味わいのイメージとしては、熟した桃にパッションフルーツをちょっと搾りかけ、さらに苦味と酸味がしっかりとした柑橘類を加えた感じ。それに深みや複雑さが加わったようなイメージでしょうか。

ほど良いトロピカル感、ほど良い清涼感、ほど良い苦味や酸味がバランス良く詰め込まれている感じの辛口白ワインです。

きっと、タケノコ、アスパラガス、新じゃがいもなどの、この時期の香り豊かな旬の野菜を使ったお料理との相性も良いことでしょう。

 

ところで、やっとゴールデンウィークが終わりましたね。お疲れ様でした。

気のせいか、なんだか気が抜けたような気だるさを感じたりもします。また昨日とは打って違ってぽかぽか陽気。やや5月病の気があるのかも知れませんが、酒屋のオヤジは脳みそが鉛のようにおもい・・・・「ブログがこれ以上コピッと書けない~!(汗)」

しかも、飲んべーが酒のことを思い出しながら書くなんて・・・・・・「辛すぎだ~!」

・・・・・・・・みたいなときに、きっとたまらなく美味しいと思われるアルゼンチンワイン「アルタ シャルドネ/トロンティス(アルタの白)」は如何でしょうか?

 

 

 

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