“2014年”の記事一覧

「バローロ」ワイン好きなお父さんへ”王様のワイン”

ワイン好きなお父さんへの「父の日」の贈りものには、やっぱりワインが一番でしょう!

ワインには赤、白、ロゼ、スパークリングとありますが、一般的に男性には赤ワインが最も好まれます。それも、やっぱり贈りものですから、高級ワインとして名の通ったビッグネームを喜ぶ方は多いように思います。

しかし、いまどきのワイン好きのお父さん方の、ことフランスワインに関しての知識には凄いものがあるのです。ならばイタリアのビッグネームは如何でしょうか?

トップ・エンド・ワインの最近の傾向としては、割高感のあるフランスワインが値下がり傾向にあり、お得感のあるイタリアワインが値上がり傾向にあります。贈りものとしても、もちろんお得感のあるワインの方が最適だと思うのです。

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王様のワインと呼ばれる【バローロ】

最近ではボルドーやブルゴーニュに割高感があるため、そんなフランスワインの代わりにトップ・エンドのワインを扱うワイン商に買われているのが、イタリアはピエモンテのバローロなのです。

しかし、バローロのワインをいくつか試飲して分かるのは ”バローロは個性がバラバラで難しい” ということ。

伝統的な造りのガッチリとした濃厚さのあるワインから、エレガントでしなやかなワインまであるのです。伝統的なガッチリ系のバローロは何十年も寝かしておいて楽しむのには非常におススメできますが、購入してすぐに楽しむ場合には酒屋としておススメしにくい。

もちろん、蔵出しの大古酒でお手頃価格のワインでもあれば仕入れたいとは思います。でもなかなかお目にかかれません。

だから、酒倶楽部ステップで現在扱っているバローロは、購入してすぐに飲んでも楽しめるバローロだけ。エレガントでしなやかさのあるバローロです。

まさかワインを贈った相手に、「20年待ってから飲んでくださいね(汗)」とは言えませんからね。

ワイン好きなお父さんへの「父の日」の贈りものに、すぐに飲んでも美味しい”ワインの王様”「バローロ」は如何でしょうか?

 

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「蒼天の煌 安納 五年熟成甕貯蔵 原酒」 ”これはお買い得でしょう!”

なんと720mlのサイズで生産量が2000本のみ。超限定品の芋焼酎です。

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いも焼酎【蒼天の煌(そうてんのきらめき) 安納 五年熟成甕貯蔵 原酒】 安納芋100% AL36% 720ml @3,000円外税

甘くておいしいと大人気の「種子島産安納芋」を100%使用し、仕込み水にはミネラル分の一つマグネシウムを多く含むため、蒼く見えるという大変に珍しい「霧島山系の蒼い伏流水」を使用。

この水を使用することで、他にはない滑らかな舌触りと、気品あふれる香りが生まれる。

平成18年に仕込み、5年間以上甕に入れて寝かした「全量古酒」。割り水をしていない原酒の、まろやかで力強いキラメキのある味わいです。

 

世の中にそれほど存在しないことから、非常に希少価値が高いと言える芋焼酎の古酒。しかも割り水なし全量古酒で、安納芋100%、720mlで2000本しか存在しない。

・・・・・・・・・これはもう芋焼酎ファンとしては「女房を質に入れてでも・・・・・」的な酒ではないでしょうか。初鰹と同じで、あっという間に売れきれてなくなってしまうかも知れないのです。

そして、なぜこのタイミングでこんな商品が発売されたのか ?・・・・・「お世話になっているお父さんに美味しい芋焼酎を飲んでもらいたい!」とお考えの方が少なくないからですね。

そうです。「父の日」の贈りものとして、もしくは一緒に酌み交わすハレの日の酒として最適だからなのです。

2000本の中の希少な1本を、お父さんのための1本にするのは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

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「コダマ業務用レモンサワー」酒場放浪記系お店さんの影響力とトレンド

先日、あるメーカーのレモンサワーを買いに来たお客さんに言われたんです。「このレモンサワーって、最近売れてないでしょ!?」って。

・・・・・・・・・・・・・・「な、なんで・・・・・・わかるんですか・・・・・(汗)?」と酒屋のオヤジ。

すると、そのお客様曰く、「この辺りで非常に影響力のある酒場放浪記系のお店さんが、レモンサワーの原料をコダマに替えたんだよ!」「だから、その影響が波及しているんだ!!」と。

そのときは正直、「まさかでしょ、ホントに?」「そこまでの影響はね~!」などと話半分ぐらいに聞かせていただきました。

でも、その後に、そんな酒場放浪記系の商品を製造されているメーカーさんがみえたんですね。そしたら、やっぱり同じようなことをおっしゃってるじゃ~ありませんか!

「この辺りでは、いわゆる酒場放浪記系のトレンドをリードするようなお店さんなんですよ!」って。「わたしもそのお店さんには何回か寄らせていただいたことがあるんですけどね、アテも酒もホントにおいしいんですよ!」・・・・・・・・「でも来てるお客さんは、わたしも含めてほとんど酒業界とか飲食業界の人みたいですけどね・・・・・(汗)」って。

そんなこともあってか、レモンサワーと言えばこの辺りではコダマさんのレモンサワーが強いのだそうだ。

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【コダマ業務用レモンサワー】

そんな影響力のある酒場放浪記系のお店さんのレモンサワーと、他のお店さんのとでは何が違うのか?と聞けば、まずその見た目。レモンサワーのジョッキの縁には、カクテルのソルティードック風に塩が付いているとのこと。そして、焼酎とコダマレのレモンサワーでつくったレモンサワーに、さらにカットレモンが入っているのだそうだ。

たぶんレモンサワーとしてはパンチの効いた濃厚さのある味わいではないでしょうか。おいしそうです!!

ちょっとしたハレの日に、影響力のある酒場放浪記系のお店さん風の、こだわりのレモンサワーは嬉しいかも知れませんね。

 

 

 

 

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ハーパーとホッピーで「ハッピー」だ!

ホッピーさんからのマンスリーメッセージが届きました。

今回の「名店にこだわりのホッピー」は阿佐ヶ谷のお店さんで開発された、ホッピーの「なか」にI.W.ハーパーを使ったという斬新なアイデアのホッピー。

その名も「ハッピー」です。

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【ハッピー】=「I.W.ハーパー」+「ホッピー」

つくり方のコツはハーパーの分量。味のバランスを考慮して通常の焼酎の分量よりも少なめにすることのようだ。それでもアルコール度数は高めになるとのこと。

外国映画などでは、バーカウンターでショットグラスに入ったウイスキーを一気飲みした後に、ビールグラスを傾けるようなシーンを見ることがあります。

この「ハッピー」は、ひょっとしたら、「分けて飲んでも、混ぜて飲んでも同じでしょ!」みたいに考えれば、意外に王道的な飲み方なのかも知れません。

ウイスキー専門のバーさんなどに行けば、ブランデーグラスやワイングラスを小さくしたような脚の付いたグラスにウイスキーをストレートで注ぎ、香りを楽しみながらチビチビと飲りつつ、チェイサーと呼ばれる水やビールを間に飲んで、口に残る強いアルコール感を薄めて口直しするわけです。

それならウイスキー飲りながらホッピー飲っても同じように楽しめるわけで、もっと言えば「あっち飲んだり、こっち飲んだりでめんどくさいから、混ぜちゃえ!」でも味わいの印象は同じようなものなのかも知れません。

そんなことで、バーボン・ウイスキーのI.W.ハーパーとホッピーで「ハッピー」は、飲めば意外にハマってしまうかも知れませんね。

ちなみにこの「ハッピー」のアテにはポテサラが合うらしい。

 

 

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その35

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格は、ブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年6月まで約20倍に高騰。 はたして「グランヴァン市場はバブルなのか?」、もしそうなら「今後そのバブルは崩壊するのか?」みたいなことを酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその 35回目。

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【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2009年5月から2014年5月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、デイリーベースで2012年11月13日まで約34%下落。その後反発して2013年3月15日には安値から約12%高い水準まで値を戻した。

それ以降は引き続きダラダラとしたなだらかな下げが止まらない。3月15日の戻り高値から先月の5月末までの値下がり率は約16%、前月末からは約2%低い水準。2011年6月のピークからは約38%安い水準と、数年前に盛り上がったワイン投資熱への逆風が止まらない状況。

最近では割安感のあるボルドーのバックヴィンテージへの買いが入ってきているようだが、それほど供給があるわけではないため、取引量としてはそれほど多くはないようだ。また最近のヴィンテージには依然として割高感があるようで、買いが入って来にくい相場状況となっている。

今後のさらなる下落につながりそうな要因として、今のところ堅調に推移しているブルゴーニュワインの代表DRCブランドの状況があげられるようだ。

まず、ラフィットと同じく中国の倹約令や、特に高価で有名なワインであるため偽造品の出回りなどによる中国からの需要の減少。

そして、ワイン投資ファンドの多くが苦境に陥るなかで、世界一のワインファンドと呼ばれたこともあるルクセンブルグのワイン投資ファンド、「ノーブル・クリュ」もまた顧客からの解約を停止している。

そのファンドのポートフォリオは、50%がブルゴーニュ・ワインなのだそうだ。そしてブルゴーニュワインのなかでも流通量の多いDRCブランドがその大部分を占めているようだ。

このファンドは流動性の欠如を理由に顧客からの解約を停止しているようなのだが、市場はDRC市場の危うさを感じ取っているかのように上値の重い展開となっている。

まるで、中国での銅やゴールド、不動産のような状況とも言えるかも知れません。

グランヴァン市場全体としてはまだまだ強気になれる状況ではないようですが、個別には魅力的な銘柄も出てきているようだ。例えば高級ワインの業者間取引サイト Liv-exでの取引で4月から5月の1カ月間の間にモンローズの2000年ヴィンテージが一気に約10%値下がりした。

売り物があればだが、バックヴィンテージの市場に魅力が出てきたようです。

 

 

 

 

 

 

 

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