“2014年5月”の記事一覧

カリフォルニアのロゼ・ワイン1本430万円!!

ワイン関係専門の情報サイト「ワイン・サーチャー」さんによれば、オンライン・オークションでカリフォルニアの有名カルトワインである「シネ・クア・ノン」のロゼ1995が、1本なんと$42,780で販売されたのだそうだ。

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【シネ・クア・ノンさんのHP】

オンライン・オークションで落札されたのはシネ・クア・ノンの1995クイーン・オブ・ハーツ・ロゼ。最終的に$37,200まで競り上げられ、それにバイアーズ・プレミアムが加わって$42,780で販売された。競り落とした人の名前は公表されていない。

このワインの生産量は25ケース(300本)のみで、販売方法は会員や友人への割り当て販売のみという正真正銘のカルト・ワイン。

幸運にも割り当てで購入できた会員がオンライン・オークションで販売したとみられる。

シネ・クア・ノンのオーナー自身さえ1本しか所有していない非常に希少なワインだそうだ。おそらく他の全ての所有者も1本のみの所有。

このオンライン・オークションで最も高額なロゼ・ワインとなったが、おそらく他の全ての所有者は富裕層のマニア的ワイン・コレクターと想像され、また所有していても1本ではなかなかこの先も市場には出てきにくいようだ。

今回の購入者もやはりマニア的なワイン・コレクターで、世の中にある非常に希少価値の高いワインを自分のワイン・コレクションに加えて、より満足度の高いワイン・コレクションにしようとしている人物だと推測されている。

 

なぜ歴史が浅いにもかかわらずカリフォルニア・ワインばかりがカルト化してして、とんでもない高値で取引されるのか?・・・・・たぶん一番の要因は、アメリカに世界の大金持ちといえる方々が集中しているからでしょうか。またアメリカでの株高も影響しているのかも知れません。

桁違いの資本と技術力を投入して優れたものを生み出す様子は、まるでアメリカの音楽や映画みたいですね。たぶんトップ・エンドのワインもまた、そんなエンターテイメントの一つなのかも知れませんね。

・・・・・・・・・でも、いつ飲むのかな?

 

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「クラフト生ビール」地ビールの生ビールサーバーでの提供

全国37社の地ビールが一堂に会してのクラフト・ビール・フェアが先日開催されました。

その中にはニューヨークで開催されたワールド・ビア・カップで日本メーカー初の金賞に輝いたビールもあり、日本の地ビールの質の高さや評価の高さをより感じました。

また、日本酒の仕込み水を使いスッキリとしたキレの良い味わいに仕上げた地ビールや、フルーツの果汁をブレンドしたフルーツビールなどもなかなかの仕上がり。飲みやすいのがうれしい味わいです。

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【写真は生ビールサーバーで注ぐかぼすビール】

今回のクラフトビールフェアで関心したのは、ほとんどの地ビールメーカーさんが生ビールに対応していること。

飲食店さんなどの、地ビールを生ビールサーバーからグラスに注いで提供したい業務店さんのために、樽にビールを詰めての供給がほぼすべての地ビールメーカーさんで可能なのです。

生ビールサーバーから注がれるビールは温度が低く冷たいため、ともすると黒ビールや褐色系のビールなど濃厚なタイプのものには冷た過ぎる感じもします。しかし、パイントグラスなどの大ぶりなブラスに注げば、飲み終わるまでの温度の上昇による味わいの変化も楽しめます。

もちろん軽快なタイプや、フルーティなタイプ、フルーツビールなどは、生ビールサーバーから注がれる冷たさや、スムーズさがうれしいわけですね。

飲食店さんなどで飲む生ビールサーバーから注がれるビールには、家ではなかなか味わえない特別感があるのだと思います。そして、もしその生ビールが質の高い地ビールなら多少価格は高くても、よりその特別感ある満足感は大きくなるのではないでしょうか。

業務用商材の他店との差別化のために、地ビールの生ビールサーバーによる提供は如何でしょうか?

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「Viva Waravino!!」新しい垂れ幕

蕨の有名制作会社さんで新しい店舗用の垂れ幕を制作していただきました。

なかなかの出来栄え、流石です。

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写真がヘタクソで恐縮なのですが、実際にはもっといい感じなんです。

この垂れ幕のデザインは、酒屋のオヤジが一応考えました。それも、ひっしこいて考えました。そして遂に・・・・「これはうけそうだ!・・・みんなきっと笑ってくれるだろうな!!」と思いついたのが、「Viva Waravino!!」のフレーズ。

「Vivaがイタリア語で万歳でしょ。そんでここは蕨(わらび)で、ワインはイタリア語でVinoだから Warabi と Vino で Waravino だ!」って(笑)。

これを考えたのが夜だったためか、頭が酒飲みモードに入ってて、ややボーっとしてたこともあり、「ぐわっハハハ!さすがオレだわさ、めっちゃうけるよこれ!」などと自分自身では大うけ・・・・・・だったんですけどねぇ・・・・・(涙)!

で、まず女房殿に見せてみた。

まったく無表情で・・・・・・「あっ、いいんじゃない」・・・・・・・って、そんだけですか(汗)!?

おい、ひっしこいて思いついたのに、Waravinoはスルーかよ?しかもクスッとも笑わねーし!

しょーがないから説明してみた。「Vivaが万歳で、蕨とイタリア語の・・・・・・・・・」って、「・・・・・・・そんなことでメチャメチャうけそうだろ!?」って。

そしたら「・・・・・・そうなの!?」って相変わらず無表情だ(汗)。

しかも女房殿だけじゃなかった。みんながスルーしてやがる・・・・・せっかく素晴らしいボケを考えたと思ってんだから・・・「だれかつっこんでよ~!」って気分なんです。

こうなったら、たとえ冷めた目で見られようともViva Waravino!! の垂れ幕を出し続けてやる!っと決意した次第です。

ということで、皆さん「ヴィヴァ・ワラヴィーノ!!」で楽しい週末をお過ごしくださいね・・・・・・・・・・・って、なんのこっちゃ(笑)!

 

 

 

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「激安国産手打ち蕎麦」東京一人ランチ

なんと戸隠のそば粉を使った本格手打ち蕎麦を、立ち食いの蕎麦価格で食べられるお店があるとのことでお邪魔してみました。

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そこは最近特ににぎやかさを増したアイドル系のショップなどがある繁華街をちょっと外れた場所。

この辺りのお昼時はどこのお店も大変に混み合っているため、30分ぐらいは並ぶつもりで行ってみたら・・・・・・・なぜか意外にすいていた。

お店に入ってすぐのところにある券売機で「かき揚げ天もり」のチケットを購入。なんと400円とちょっと。

購入したチケットを奥のカウンターに持って行き、テーブルに座って待つこと5分~10分。注文が入ってから生蕎麦を茹でるため少し時間がかかるのだそうだ。「かき揚げ天もりをお待ちのお客様~」と声がかかりカウンターまで取りに行く。

ひょっとしたら、この茹で上がるまでの間が、意外にすいている原因なのか?

天ぷらは揚げたてというわけではなかったが、お蕎麦はしっかりとした弾力があり、一般的な立ち食い蕎麦屋さんのそれとは全然歯ごたえが違った。これが手打ち蕎麦の食感なのでしょう。

400円とちょっとの価格でこの手打ち蕎麦ですから、たぶん相当にお値打ち感あるお蕎麦だと言えるようです。

しかし、非常に舌の肥えた方々を相手にする東京のランチ市場です。天ぷらを揚げたてにして、もうちょっと価格を上げた方がよいのではないか? と、このお店のファンの方には失礼かもしれませんが感じた次第。でも、そしたらお値打ち感は薄れるか(汗)。

ぜひぜひ、これからも頑張って続けて行っていただきたい、稀少なお店さんだと思いました。

 

 

 

 

 

 

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「セントラル・オタゴ」あっちのピノ・ノワールが王様ならこっちは王子様か!?

ニュージーランド・ワインの試飲会が庭園の美しい由緒ある都内の会館で開催されました。

試飲会で印象的だったのは、質の高いニュージーランド・ワインのなかでも、特に優れたテロワールを感じるセントラル・オタゴのワインです。

これから世界でワイン造りを目指されている方々の中には、このセントラル・オタゴの地に注目されている方も少なくないと想像されます。特にピノ・ノワールの上質なワインが造ってみたいと願っている方々にとっては理想的な場所ではないでしょうか。

もし、酒屋のオヤジにもワイン造りができるのなら、そしてもちろんお金もあるのなら、やっぱりセントラル・オタゴがいいですね。

では、「セントラル・オタゴのワインは何が特別なのか?」といえば、味わいの印象がまるで3Dでテレビや映画を見るように、味わいに奥行があることでしょうか。想像するに、この奥行はニュージーランドで最も暑く、最も寒く、最も乾燥した気候といわれ、昼夜の寒暖の差の大きい環境から生まれるのだと思います。

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【写真は英国王子夫妻も訪れて試飲されたセントラル・オタゴのワイナリーのワイン】

一般的にニュージーランドのワインと言えば、フレッシュで特徴的な味わいの白ワイン「ソーヴィニョン・ブラン」が最も人気ですね。

なかでもマールボロ産のソーヴィニョン・ブランが人気なのですが、ちょうどニュージーランド南島の反対側に位置するセントラル・オタゴのソーヴィニョン・ブランも、3D的な奥行があって、これがまた素晴らしいのです。

赤ワインはピノ・ノワールばかりですが、白ワインではソーヴィニョン・ブランの他に、ふくよかさのあるゲヴェルツトラミネールや、甘口だったりオフ・ドライだったりのリースリングもあり、同じようにいわゆる3D的な奥行とピュアーさが素晴らしい。

それでもやっぱりもっともこの地で優れているワインはピノ・ノワールでしょう。

ブルゴーニュの生産者が「良いワインの味わいは口の中で横に広がるのではなく、深く奥に伸びていく」みたいなことを語っていましたが、セントラル・オタゴのピノ・ノワールにもそんなイメージの良さがあるのかも知れません。

ピノ・ノワールで造られるワインの王様といえば間違いなくブルゴーニュ・ワインですが、それに比べたらセントラル・オタゴのピノ・ノワールは、ひょっとしたら生まれたばかりの王子様あたりでしょうか。

それでも・・・・・50年後、100年後には・・・・・・・あっ、生きてないか(汗)!

ブランド企業最大手の社長さんは「i フォンが20年後もブランド価値を持ち続けるとは思わないが、ドンペリニョンは20年後も価値を持ち続ける」と語ったのだそうですが、これから価値を高めて行きそうなワイン産地の一つがセントラル・オタゴだと思うのです。

 

 

 

 

 

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