“2014年5月”の記事一覧

「おでんセット」昼間っから一人酒場放浪

遂に念願がかなって、憧れの地「赤羽」に下車。

ちょっと遅い昼飯代わりにイッパイ飲ることにしたのです。それもヒジョーに有名な、昼間っから飲める人気のおでん屋さんで。

駅を出てすぐの、その界隈に立ち入れば、そこはレトロ感ある何とも飲んべーにとっては居心地の良い景色が広がっているのです。

 

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ちょっと迷っちゃいましたが、何とか目的のお店を発見。想像したよりもこじんまりとした感じで、そこにはもう飲んべーの大先輩方が数人、一人酒を楽しんでおられた。

正直、これ系のお店に一人で入るのが初めての酒屋のオヤジにとっては、「果たして、この独特の雰囲気を醸し出している一部になれるのか?」と、多少狼狽えたりもしたのですが、勇気を出して「こんちわ~!」。

そしてら、気のいい感じのイケメンお兄さんが、いかにも繁盛店の人らしい景気の良い声のトーンで注文を聞いてくれた。注文したのは他のお客さん方と同じ「おでんセット」。それは、おでん数種と好きな酒を1種類のお得セット。

その選択できる酒の中には、まさにこの地の地酒である「丸眞正宗」のカップ酒があるじゃあないですか。迷わずその丸眞正宗さんのカップ酒を選択。やっぱり「郷に入っては・・・とか、ウエン イン ローム・・・」なのです。世界中どこへ行ってもその地の酒がうれしい。

まずは、やおら丸眞正宗をチビリ。スッキリとした淡麗さのあるキレイな味わい。「・・・・・・・カップ酒って・・・こんなにうまかったんだ!」って正直ちょっと驚きました。もちろん手づくりの地酒なのだから当然なのかも知れませんが。

そして、いよいよおでんへ。揚げ豆腐のはじっこを箸で割って口のなかへ・・・・・・・さすがは人気のおでん屋さんです、上品な味付けでホントにうまい。これでお酒が付いて800円ですから、これはお得でしょう。

思いっきりレトロな雰囲気のショッピングアーケードの、その通路脇での立ち飲みです。はなかなかナガッチリはできません。15分~30分ぐらいでうまい酒と肴をサクッと楽しむ。

ある意味東京らしい楽しみ方なのかも知れません。

 

 

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「チェラズオーロ ダブルッツオ」年に一度だけリリースのお値打ちロゼ・ワイン

初夏の季節に合わせるように年に一度だけリリースされる、アブルッツオ州のモンテプルチアーノ種でつくられるロゼワインが今年も入荷しました。

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【ファンティーニ チェラズオーロ・ダブルッツオ】AL12.5% 750ml ロゼ・ワイン

急成長を続ける人気のワイン生産者ファルネーゼさんの新しいワインブランドが「ファンティーニ」。そして、「チェラズオーロ・ダブルッツオ」とはアブルッツオ州のモンテプルチアーノ種で造られるロゼ・ワインのDOC。

「チェラズオーロ」とはチェリー色や、チェリーの意味。チェリーを思わせるような色合いのワインなのです。

あのロバート・パーカーさんがお値打ちワインを選んだ「パーカーズ・ワイン・バーゲン」でこのロゼ・ワインがとり上げられており、「このモンテプルチアーノ・ダブルッツオから造られたロゼ・ワインには、明るい赤い果実に支えられた生き生きとしたミネラルがある」と紹介されていたとのこと。

また、2009年にアブルッツオ州の州都ラクイマで行われたG8首脳会議のディナーでも採用されたのだそうだ。

これでお値段が千円とちょっとなのだから驚きです。

スタイリッシュな味わいのワインを得意とするファルネーゼさんの、一年に1回しかリリースされない限定生産のお値打ちロゼ・ワインはいかがでしょうか?

初夏の和食やエスニック系のお料理にもよく合うような、合わせやすい味わいだと思います。

先日、我が家では手羽先でつくったタンドリー風の手羽先をガキンチョどもが争うように取り合って食べておりました。酒屋のオヤジとしては、きっとそんな感じの気軽でややスパイシーなお料理を、「このロゼワインのアテにしたら、めっちゃ合いそうだ!」とピンときた次第です。

お試しください!

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「焼酎用割り材」ガラ系の進化だ!それもなぜか埼玉っぽい!!

女性はエレガントなイブニングドレスに身を包み、男性は蝶ネクタイをビシッと決めて参加するガラ・パーティーやガラ・ディナー・・・・・・・・・・・・・・・では絶対に飲めない(笑)、ガラパゴス的に日本で独自の進化を遂げた「焼酎用の割り材」。(くだらなくて恐縮です・・・・汗!)

すいません。最近自分の使っているケータイがガラケーって呼ばれていることを知って、ちょっと使ってみたかったんです(笑)。

ということで、世の中には様々な焼酎カクテルがありますね。

数年前から夏場になると居酒屋さんに登場するのが、ガリガリ君酎ハイ。焼酎を炭酸で割り、そこに棒アイスのガリガリ君をぶち込んだ、見た目にインパクトのある飲み物。

また、焼酎に出汁の効いた煮汁を加えて〆の一杯にするような飲み方もあるようです。

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酒屋では、もちろんガリガリ君や出汁の効いた煮汁は販売していません。それでも、それ系のマニアの方々がジックリと見て気にする割り材があるんです。

それが上の写真の「ワインサワー」「韃靼そば茶割り」「エナジーサワー」。どれも業務用で再利用されるリターナブルびん入り。

軽自動車大手の会長さんは「うちの車は”ガラ軽”じゃない!」と憤慨されたようですが、焼酎用割り材は間違いなくガラパゴス系の”ガラ系”。日本独自に進化している飲んべーさんの味方なのです。そればかりか日本の酒類市場のなかでもかなりマニアっぽいアイテムと言えます。

たぶんこのブログを読んでくれている大衆酒場系ファンの方でも、これら三つの割り材をご存じの方は少ないと思います。

それもそのハズ。これらの割り材はどれも埼玉県産。どちらかといえばローカル色の強いアイテムなのです。だから、もし知っている方がおられたら、その方はおそらく埼玉県人の飲んべーさんでしょう(笑)。

そんなことで、「ワイン」「韃靼そば」「エナジー」と、埼玉県にはほとんど関係ないようですが、なぜかしら埼玉っぽい「焼酎用割り材」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

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「グラッパ」お手頃価格でもけっこうイケるんですよ、これがまた!

お手頃価格の「グラッパ」って、ほとんど見かけることがないように思います。

ひょっとしたら日本で購入できるグラッパのほとんどは、値段のいい有名ものばかりなのかも知れませんね。

でも、ブドウの搾り粕が原料で、もともとは庶民のための安酒です。中にはまだお手頃価格で購入できるグラッパだってあるわけです。

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【写真は数少ないお手頃価格のグラッパ】

最近はイタリアレストランが日本に普及したためかグラッパも身近な存在となり、ウイスキーやジンと同じような感覚でグラッパを手に取るお客様が増えたように感じます。嗜好の多様化ってやつですかね。

味わいだって、ちゃんとグラッパ独特の風味があって、十分満足できるぐらいに美味しい。

ただ、この手のお手頃グラッパの裏ラベルには、ほとんど必ず「用途: 製菓原料用に限る」と、やや大きめに記入されているのが気になります。高額の有名グラッパの裏ラベルにも似たような記載はるのですが、小さな字で記入されているためか目立ちません。

お手頃グラッパでは、その文字がやや大きめで目立つんですね。

だから、お客様の中には「・・・・このグラッパ安いけど・・・・製菓原料用に限るって書いてあるよ・・・・・・・・・・・!?(汗)」みたいなご質問をされる方もおられます。

また、「・・・・・・きっと、製菓原料だから安いんだ・・・・!(汗)」みたいな印象を持たれる方もおられるわけですね。

これは日本語の裏ラベルだけに記載されており、オリジナルのラベルへの記載はありません。なんでも日本の輸入食品に関する厳し過ぎる規制に関係しているのだそうで、味わいや価格の高い安いにはまったく関係がないようなのです。

最も人気があると推測される、あの太陽のマークのグラッパの裏ラベルにも記入されています。目立ちませんが。

 

イタリア料理店でワインと食事を楽しんだ後のグラッパっていい感じですよね。

ご家庭でもワインとお料理を楽しんだ後の〆にグラッパは如何でしょうか?

お手頃価格でもけっこうイケるんですよ、これがまた!

 

 

 

 

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「C・D・ウルスリーヌ コート・ド・ニュイ・V1999」造り手の名を明かさない掘り出しもの古酒

近年、生産量の減少と需要の増加で、ますます稀少になってきているブルゴーニュ古酒の掘り出し物のご紹介。

生産者のセラーに眠るバック・ヴィンテージを買い付けて、お得感ある価格で販売する商売をされている、いわゆるネゴシアンものブルゴーニュワイン。

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【セリエ・デ・ウルスリーヌ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 1999】

セリエ・デ・ウルスリーヌは2001年にピエール・ラヴォーさんによりプリニー・レ・ボーヌに設立された比較的新しいネゴシアン。

ブルゴーニュの生産者のセラーを訪問し、中から掘り出し物のバック・ヴィンテージ・ワインを選び出し、試飲して「イケる!」と思えば購入するのです。

また、それらのワインは瓶詰めされただけのラベルが貼られる前の状態。安い価格で取引される品質的に非常にお値打ちなワイン。実際の造り手の名前は一切明かされません。

ラヴォーさんのワイン選びのモットーは「洗練されたアロマとフレッシュさ、骨格のある味わい」。

ブルゴーニュワインの生産減と在庫量の減少で、このところは低価格のブルゴーニュワインを見かけることがなくなりました。もちろんブルゴーニュワインの古酒もますます稀少価値を高めております。

そんな状況下でブルゴーニュワイン・ファンにとっては、うれしいお値打ち感あるブルゴーニュ古酒ではないでしょうか。

 

 

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