“2010年”の記事一覧

500円ワインの新顔

好評の500円ワインコーナーに新商品が入荷しました!

キュヴェ・ラ・ヴィリエル の 赤と白です。

フランス ロワールのネゴシアン「マルセル・ヴィリエール」が手掛ける テーブルワイン。

赤は カリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラーのブレンド。

フルーティさの中にスパイシーな風味もするので、普段の家庭料理やトマト風味のパスタなどにも相性よし。

白は テレ・グリ、ユニ・ブラン、グルナッシュ・ブラン、マカベオ、ピクプールなどのブレンド。

フルーティな辛口ですが、膨らみもあるので ちょっとした肉料理でも合いますよ。

これからの季節にはもってこい!

テーブルワインと言っても

上代1155円もする ハイクォリティーのテーブルワインなのです。

ですので 今回在庫無くなり次第 500円コーナーでの販売は無理かな。

まあ 一度 お試しくださいね。

キュヴェ・ラ・ヴィリエル ルージュ

キュヴェ・ラ・ヴィリエル ブラン 

各 750ml   500円(税込)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

フランス政府とワインとインターネット

ワインはフランスの文化であり、大きな産業だとフランス政府以外の人は理解しているのですが・・・・・!?

ワイン・ブランドのトップに君臨するロマネ・コンティーの畑。

フランス以外の国では「適量のワインは健康に良い!」が定説になっていますが、本場のフランスでは政府が「ワインは健康に悪く、社会的な損失を増大させる。」として禁酒を推進しているんですって!?

日本の街場の酒屋としては「だって、ワインってフランスの文化そのものだし、フランスにとっては大きな産業でしょー!?」って考えてしまいます。いくらフランス人がエキセントリックで極端な考え方するからって、自国の伝統ある大きな産業を潰すような活動をするなんて、あまりと言えばあんまり!酷すぎ!

最近では、インターネットにワインを載せることさえも禁止になりかけたのだとか!実際に大手の会社では、フランス向けのアルコール広告を廃止したらしい。ポルノ写真じゃないんだから!?って思いますよねー!

サルジコ大統領自身もアルコールを一切飲まず、水とオレンジジュースばっかりらしい。フランスの役人が酒を飲まないなんて!?って、そっちの方が驚きかもしれませんが!(笑)

もし、これが日本で、日本政府が国民に向かって「日本酒や焼酎は体に悪いですから、飲むのを止めましょう!」などと言ったらどうなるのでしょう?フランスの場合この比ではないのです。産業としても遥かに大きいし、歴史も古いのです。

ここ十年の間に、フランスでの一人当たりのワイン消費量は半分にまで減少したのだそうです。フランス政府にとっては喜ばしいことなのかも知れませんが、むしろこの事の方が問題なのではないかと思ってしまいます。

英語で飲んべーさんの事をWINOと言いますが、スペルからしてワインばかり飲んでる飲んべーさんから来た単語なのだと思います。ひょっとすると、フランスの多くの人にとって、ワインは悪いイメージがあるのかも知れません。酒屋のおやじのお祖父さんも、叔父さんも飲んべーでした。叔母さんは今でも日本酒に対して良いイメージを持っていません。いつも毒でも見る様な目つきで日本酒を見るのです。それと同じようなイメージをワインに対して持っているフランス人も多いのかも知れませんね。

それにしてもフランス政府の自国ワイン産業に対する配慮のなさには驚きます。今ではフランス人も含め多くの人がインターネットでワインの情報を得ます。これで、インターネットへの掲載まで禁止されたら、益々ワイン消費は減少して、良いワインはみんな外国へ輸出されちゃいそうですね!それは日本人にとって良い事なのか、悪い事なのか???・・・とにかく大変です。(汗)

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名杜氏が造るふくよか系芋焼酎「常熱蒼々」

鑑評会で一人好成績を取り続ける名杜氏、大牟禮良行 杜氏が醸す限定の芋焼酎です!

芋焼酎 「常熱蒼々(じょうねつそうそう)」25度 一升 2,300円

年に3回(12月、4月、8月)に発売される大海酒造さんの限定品。

大海酒造さんの有名杜氏である大牟禮さんが、秋田の浅舞酒造さんの森谷杜氏とのかかわりで生まれた、大海酒造の新たな方向性を目指して造られた芋焼酎「蒼々シリーズ」の一つ。蒼々シリーズには姉妹品の「大海蒼々」があります。

原料は全て100%国産。原料芋の「ベニオトメ」は見た目が美しく味わいが良い、主に青果用として栽培されている芋。麹にはフルーティーな香りが特徴的な特殊白麹を使用。もろみを時間をかけて低温発酵させることで、より香りを際立たせ繊細な味わいを表現しています。

「大海蒼々」は減圧蒸留でスッキリとしたフルーティーな味わいですが、この「常熱蒼々」は常圧蒸留でスッキリとした中にふくよかな香りと華やかさが加わりました。割り水には鹿児島垂水の、奇跡の水と呼ばれている、やわらかなテイストの温泉水「寿鶴」を使用しています。

大牟禮杜氏の造るスッキリ系の芋焼酎は、やっぱり旨いのです!本場の焼酎好きのオヤジさん達には、ちょっと物足りないかもしれません。しかし、ライトテイストが受けている世界的な現在のトレンドでは、間違いなく大牟禮さんの造る芋焼酎は世の中で支持される味わいなのだと思います。良く出来た芋焼酎です!!

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日本酒のアテにも最高!「わさび入りチーズ」

酒倶楽部ステップで人気のあるチーズの一つ!

ナチュラルチーズ「ベームスターわさび」 オランダ産 120g 500円

クセのないタイプのチーズにわさびパウダーが練り込まれた、ツンとくるワサビの効いたチーズなのです。日本人にとっては味わいがイメージしやすいためか人気があります。

ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキー、ビール、ホッピー、マッコリ、カクテルと何にでも合いそうです。また、魚貝類のサラダに加えたり、お寿司にしたりと、お料理に使ってもよさそうですね。

お酒やお料理には地域によってそれぞれ特長があります。日本酒の飲まれる地域のお料理は、どちらかといえば辛くて塩味の効いたお料理が多いようです。また、焼酎の飲まれる地域では、どちらかといえば鹿児島のお醤油が甘いように、甘めのお料理が多い気がします。ワインが飲まれているヨーロッパでは油分の多いお料理やクリーミーなお料理が多いですね。

それぞれの地域で、お料理の味わいに適した酒が造られているのか、お酒の味わいに合わせてお料理が出来たのか分かりませんが、ベストの組み合わせなっています。

そんな中で、この和洋折衷の「わさびチーズ」は全ての良いところを取り入れた食品ですね!わさびのツンとくる刺激的な味わいは日本酒に合うし、チーズの甘みは焼酎に、クリーミーでこってりしたところはワインに合うのです。

わさび好きな酒屋のおやじとしては、やっぱり日本酒のアテとして楽しみたい一品です。チーズの良いところは、旨味がギューっと凝縮しているところ。食事の後で「お腹はいっぱいだけど、もうちょっと飲みたいな!」って時など、酒の肴にはもってこいなのですよ!

スライスしたわさびチーズを一切れ口に入れ、ツンと鼻に抜ける辛みの効いた爽やかさと、ギューっと凝縮された濃い旨味を楽しんだ後、追っかけるように、ぬるめの燗を付けた辛口の地酒を気に入ったお猪口から、わずかにコピリンコと口の中に流し込めば、わさびの辛さは酒の甘みで調和され、チーズの濃厚な旨味は酒の辛みで洗い流されます。その後から、味わいを満喫した喜びの「幸福感」や「満足感」が感じられ、心身ともにいい気分にしてくるのです。そして、「あ~うまいな~!しょうがないから明日も頑張るか!!」って気にさせてくれるのです!

人生の意味はきっと飲食を楽しむことにもあります。だから、飲んベーだって人生の意味はあるのですぞ(汗)!飲んベーなりに哲学を持って人生を楽しんでるんですからね(笑)!!

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GW突入!酒屋のつぶやき「田舎の地酒」!!

いよいよGW突入!朝からいいお天気です。気持ちの良い連休になりそうですね!

 

酒屋にとってはGWと言っても休めるわけではありませんから、あんまり関係ないのですが(笑)!だた子供達がずっと休みで、おまけに親戚の子供が来たりしてにぎやかになるくらいでしょうか(汗)!

毎年、酒屋でのGWは前半にやや忙しく、ちょっと高めのお酒が売れます。後半は酒を売るより油を売っている感じでしょうか!(笑)連休のある月は、皆さん連休中にたっぷりとお酒を飲まれるせいか、その後酒類の売上がパッとしないんですよね!(涙)

GWの直前には日本酒の問い合わせが多くありました。ほとんどの場合、オヤジさんのお祝いか、帰省してオヤジさんへのお土産にするか、どちらかといった感じです!

酒所が帰省先の場合には、芋焼酎などの本格焼酎をオヤジさんへのお土産にされるケースが多いです!曰く「日本酒が有名なところだから、地元の酒屋さんがあまり九州の焼酎を置きたがらないんですよね~!」って!それで毎年、酒倶楽部ステップ・オリジナルの「ブレンデッド熟成焼酎」をお土産用として購入して下さるのは、本当にありがたい事です!

どこの田舎にもたいがい地酒があります。田舎での法事などには、必ずその地方の地酒がぬる燗などでその地方のお料理と共に出されます。それも、その地酒メーカーの製品の中では一番安い「普通酒」と呼ばれるランクの酒。若い人は、たいがいビールか焼酎かノンアルコール飲料で、ぬる燗の酒を飲むのはたいがい高齢の方達。でも、このぬる燗に付けた普通酒の地酒が、また旨いんですよね~(ホントに)!!

手造りで仕込まれた地元で定番の地酒をぬる燗にして、地元の料理を肴にコピリンコってやるのが本当に最高なんですよね!そんでもって、とっても贅沢!都心では中々味わえません。田舎のじいさんも、ひいじいさんも楽しんだ味わいなのです。

日本酒と聞くと「悪酔いして頭が痛くなるのでは!?」みたいな偏見を持つ人って結構います!地元の酒蔵さんが汗水流して造った地元の酒。是非、今年の帰省時は偏見を捨て、地元の「普通酒」を地元の人の飲み方(高齢者の飲み方。多分ぬる燗が多いと思います。)で、地元のお料理と共に楽しんでみて下さい。それこそが、最高の酒の楽しみ方なのかもしれません!!DNAにしみますよ!ホント!

PS・一番安い「普通酒」といってもパック酒ではなく、ビン入りの昔からその地域で飲み続けられている地元の酒のことですよ!平たく言うと、じいさんが飲んでた酒!

 

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