“2010年”の記事一覧

サンマの塩焼きには赤ワイン!!

サンマの塩焼きには赤ワイン!!それも重厚な赤!

先日、フランス食品振興会さんより玉村豊男さんの料理本、「100本のボルドーワインのための100皿の料理」を頂きました。上の写真は、その表紙の一部なのですが興味深い文章が書いてありました。

それは「サンマの塩焼きには赤ワイン!」です。酒屋のオヤジ的にはちょっと驚いたのですが、ワイン担当に聞いたところ以外に知られた話なのだそうです。それも軽い赤ワインではなく、重厚な赤ワインに合うのだそうです。

玉村さんの本曰く、「直火で脂を落としながら煙の中でじゅうじゅう焼くのがいちばん、というのが日本国民のコンセンサスで私もそう思うひとりなのだが、大根おろしに醤油をかけて・・・・という食べ方に関しては実をいうと密かな疑念を抱いている。」とのことだ。

水っぽい大根おろしを、熱い直火の衝撃によって緊縛状態になっているサンマの身肉に接触させることは、ステーキを食べる直前に肉に冷水をかけたような、ある種の違和感を抱いてしまうのだそうです。ちょっと話が難しいですが、ようするにサンマが水っぽくなっちゃうってことですね!(汗)

確かに赤ワインと一緒に楽しむなら、大根おろしはない方が良いような気は酒屋のオヤジでもするのですが。この本で紹介されているサンマの料理方は、サンマの塩焼きにフォアグラとサンマの内臓、ビーツを裏濾してソースとして上から流したもので、下にはビーツと大根をグリルしたものをキレイに敷いてあります。たしかに赤ワインには合いそうですね。

この料理の最も良いところは、サンマの塩焼きは赤ワインにぴったりなのに、その邪魔をしている水っぽい大根おろしを取り除くことができたところなのだそうだ。

覚えてておきましょう!!「サンマの塩焼きには赤ワイン!でも大根おろしはなしで!」

フランス食品振興会さんからは他にも「ボルドーワインと楽しむレシピ集」も頂き、その中の「さんまの梅干し煮」をワイン担当である女房殿が次のワイン会のアテに出すとのことで試食を作ってくれましたよ。

それがこれ!

確かに赤ワインには合いそうです。次回の酒倶楽部ステップでのワイン会へご参加の皆さん、ご期待下さいね!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

エミリオ・ルスタウの定番シェリー「フィノ ハラーナ」

人気のシェリー蔵、エミリオ・ルスタウの定番シェリーです!

Emilio Lustau   Fino Jarana   エミリオ・ルスタウ フィノ ハラーナ AL 15% 750ml  1,780円

シェリー蔵の中で最多のメダル受賞を誇るエミリオ・ルスタウの定番的な辛口シェリー酒です。

シェリーファンのほとんどは辛口を好まれます。「フィノ」か「マンサニージャ」を好まれるのですが、キリッとしたクセのある味わいが魅力なのです。このハラーナはフィノ(辛口)の中では塩味とか潮の風味が大人しく、フィノの中では上品でエレガントな辛口のシェリー。食事には合わせやすいタイプのシェリーです。

世代でシェリーファンを分けると30代後半から60歳ぐらいでしょうか。ほとんどの方は男性。酒屋のオヤジもその中の一人なのですが、白ワインではサラッとし過ぎていて、もうちょっとガツンとしたパンチが効いている方が良いかな!?と感じるタイプの人達なのかも知れません!

シェリー酒は一般的なワインよりも長い期間熟成されています。それもソレラシステムという熟成方法により使い古された樽で。まるで、手造りで樽熟成された上質のお醤油のような複雑味と深みがあります。(加齢臭っぽいって言う人もおられるのですが!?笑)

熟成感のある男性に愛される理由は、その辺に理由があるのかも知れません。人間もお酒も熟成されていて深みがあり、複雑味があってシャープでキレの良いドライなタイプが魅力的なのかもしれませんね!でも女子にはあまり受けないかも知れませんが!(笑)

今年は秋刀魚の値段が高いのだそうですが、クセがあり旨味のある秋の秋刀魚の塩焼きをアテに辛口のシェリーは相当合うような気がします。クセのあるもの同士、熟成感のある男子には最高だと思いますよ!今年は秋の秋刀魚をまだ食べていませんが、もし機会があったら(もし値段が安くなったら!笑)辛口シェリーで試してみたいと思いますね。

PS 今年の秋のフルーツは美味いですねー!!2010年産の国産ワインが楽しみ!真面目に100年に一度の出来栄えになるかも!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ピュアーな味わい!山形産ベリーA種100%「サン・スフル」赤・辛口

人気の山形県タケダワイナリーさんのキレイな味わいの微発泡赤ワインです!

タケダワイナリー サン・スフル 2009 山形県産ベリーA種100%[赤・辛口] AL 11% 750ml 1,680円

山形県天童市のブドウ栽培農家、花輪和雄さんの栽培グループが造ったマスカット・ベリーAを使用して造った赤ワインです。花輪さんの造るマスカット・ベリーAは大変に凝縮感があり、あまりにも素晴らしいため、そのブドウ自体の良さを活かすために、濾過もほとんどせず、酸化防止剤もなしで造ったワインなのです。

瓶内で発酵を継続させているためピチピチとした炭酸ガスが残りますが、夏ごろからはピチピチ感も薄れ、本来の味わいとなるのだそうです。かなりドライでシャープな味わいですが、ブドウ本来の自然な味わいが楽しめ、スルスルと美味しい水でも飲んでいる様な優しさや、キレイさのある味わいです。

タケダワイナリーさん自身でもブドウ栽培をこだわって行なっております。約20年の歳月をかけて土壌改良を行ない、ブドウ栽培に適する畑を築き、土作りから始めたブドウの栽培を実践して、そのブドウを醸造してワインを生産している日本では稀なワイナリーなのです。

それほどまでにこだわったブドウを栽培するタケダワイナリーさんが、わざわざ買い付けして、そのブドウのために別にワインをこだわって生産するのですから、天童の花輪さんの作るブドウは、相当に素晴らしいことは容易に想像ができます。

こだわりのワインではありますが、気取らずにスルスルと飲んで楽しめるワインだと思います。サラダやパスタなどの、どちらかといえば軽食タイプの食事と合わせて休日に家族や仲間とワイワイやりながら飲んで頂きたいワインなのです。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

無添加!山形産デラウェア種100%「サン・スフル(白)」

山形県 タケダワイナリーの微発泡白ワインです。

タケダワイナリー サン・スフル 山形県産デラウェア種100%(白) 2009年 AL10% 750ml 1,680円 (限定品)

酒倶楽部ステップは埼玉県にあるためか、今までは国産ワインといえば秩父のワインが人気だったのですが、ここのところ山形のタケダワイナリーが人気。TV、雑誌などで紹介されることが多くなって来たことも一つの要因かもしれませんが、質の良さや新しいことへの挑戦が魅力なのかも知れません。

このタケダワイナリーのサン・スフル(白)は山形県産の完熟したデラウェア種のみを使用し、世界最古のスパークリング・ワイン製法である「メドッド・アンセントラル」と呼ばれる糖分や酵母を途中で添加しない製法で、酸化防止剤も添加なしで造られた微発泡ワインなのです。

このメトッド・アンセントラルの良いところは、何と言ってもナチュラルで爽やかな自然の甘さ。シャンパーニュ製法のように製造過程で糖分や酵母を添加して、瓶内二次発酵させて炭酸飲料にするのではなく、アルコール発酵中に冷やすなどして、発酵を減速させ瓶詰めし、再び瓶内で発酵させて炭酸飲料にしてあるのです。だからアルコール度数は10度と低め。

味わいも暑い日にはたまらなく嬉しいのです。フルーツっぽさを感じさせる甘みのある香りがあり、甘味のある味わいなのですが、甘ったるい感じはなく、むしろサッパリとした飲み心地。やわらかくきめ細かい泡が心地良く、暑い時期に、このピチピチ感はたまりません。また、濾過をかけていないブドウ成分のにごりが残っていて旨味もありますよ。

まだまだ残暑厳しい日が続いてますね!こんな日には、サン・スフルをよ~く冷やして、これまたよ~く冷やした今が旬の、みずみずしい桃や葡萄をアテに涼むように楽しむのがいいですね。

暑過ぎる夏は確かに辛いですが、それでも冷夏に比べれば経済的ダメージがない分良いのかもしれません!まずは、夏らしい夏を過ごせたことに感謝して今を楽しみましょう!美味しい国産無添加の微発泡ワイン飲んで!そして明日も地道に頑張りましょうか!それしかないでしょ!

それにしても、この猛暑で、国産ワインは100年に一度どころではない出来になるかもしれませんね!期待しましょう!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ワイン会

先日、 「夏のスペシャルワイン会」を行ないました!

会場は 戸田の 「ピッツェリア オオサキ」さん。

http://www.pizzeria-ohsaki.com/

平日ということもあり、こじんまりとした会となりましたが、わきあいあいと楽しみました!

チリの ファーストロゼを、食前酒に。

これ 今年2010年ヴィンテージのカベルネで出来た辛口のロゼ。

すごい フルーティで、びっくりするくらい口当たりがいい!

暑い日の食前酒にはもってこいでしたね。

そして イタリアワインを 中心にあけました!

なんといっても 目玉は、 バルバレスコの10年もの。

2000年のピエモンテのネッビオーロって すごい当たり年なんですよね。

華やかで複雑味のある芳香と、濃縮した味わいは まさに今飲みごろ。

とても おいしかったです。

やはり 暑かったこともあり 白ワインが好評!

私 一押しの 「ガヴィ ディ ガヴィ ブリク サッシ」 。

この ガヴィ しっかりとした骨格があり すっきりしてい 美味しいのです。

飲んで頂けるとわかるんですね。

賛同していただけて うれしい!!!

http://ameblo.jp/pizzeria-ohsaki/

「ピッツェリア オオサキ」のスタッフの皆様 お世話になりました。

また ご要望あれば こんな会をやりたいですね。

さて 今年 これからのワイン会の予定は

9月12日(日) 13:00~15:00 フランス ボルドー右岸

12月12日(日) 13:00~15:00 フランス ボルドー左岸

いずれも ステップの2階で。

会費は お一人様 4000円です。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ