“2010年”の記事一覧

やや五月病気味!酒屋のおやじのつぶやき!!

GWが終わり、五月の中旬から酒屋は何だか静かなんです!(涙)

予想していた事とは言え、ちょっと辛いかも!連休の後って、急にお酒を買う人がいなくなるんですよね~!(涙)

そんでもって、何だか子供に風邪をうつされちゃったみたいで、だるい・・・ちょっと頭痛も!クラクラしちゃって力仕事はとっても辛い~ッ!ホント!!

こんな時に限って、酒問屋の営業さんやメーカーの営業さんが来て、「不景気話」や「公正取引委員会が安売りに目を光らせてますよ~!チラシ出すんなら気を付けてね~!」みたいな、どちらかと言えば暗くなる様なお話ばっかり!何だかズッシリと頭が重くなったような気が・・・・(汗)!

5月末の給料日が過ぎて、6月になればワールド・カップがあります。後半には父の日。お中元もそろそろ始まります。たぶん少しは忙しくなると思うのですが、今現在の時点で暇なのが辛い!売上数えるのがコワイ・・・・汗!

酒屋業界の将来は悪く考えようとすれば、とことん悪く考えられちゃうんですよね!そして、何とかせねば~!(汗)などと不調の時に考えようとすれば、ますます頭はズッシリと重くなって行く次第・・・・!!

普天間問題も何だか出口の見えない大変な問題ですが、酒屋の迷走だって規模はう~んと小さいのですが出口が見えないんですよね~これが!

あ~も~考えられない~!良く晴れたキレイなお空の下で、じーっと何も考えずにしばらく座っていたい気分です。これって、ひょっとして五月病かな!?きっと、こんなことツイッターでつぶやけば、ちったー気も晴れるんでしょうが、でもそんな事つぶやいても迷惑かも知れないし・・・・・・・ちょっと気後れしちゃう五月病気味の酒屋のおやじでした!

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ピリッと刺激的!「ステラハーフムーン・ジンジャー酎」

最近人気の生姜リキュール。

ステラ ハーフムーン ジンジャー酎 AL 20% 720ml 1,260円

ステラ光年焼酎でお馴染みの伊勢萬さんのリキュール。「ステラ ハーフムーン」シリーズの新製品でジンジャー(生姜)風味のリキュールです。

焼酎に生姜を加え、ピリッとした刺激が後を引く美味しさ。炭酸割りでシャキッと爽やかに、お湯割りでホッと体をあったかくと季節に合わせてお好みの飲み方で楽しめます。

先日、酒倶楽部ステップに伊勢萬の営業さんが立ち寄られて、メーカーお勧めの飲み方を教えて頂きましたので、ご紹介します。

*「オンザロック」  生姜の刺激が際立ちます!

*「炭酸割り」 ジンジャー酎 4 : 炭酸 6   大人のジンジャエール!

*「お湯割り」 ジンジャー酎 3 : ホットウォター 7 ダブル効果で体ポカポカ ♪

*「辛口ジンジャエール割り」 ジンジャー酎 3 : 辛口ジンジャエール 7  さらに刺激的なダブルジンジャー!

*「ビール割り」 ジンジャー酎 4 : ビール 6 ジンジャービールでリフレッシュ!

*「サイダー割り」 ジンジャー酎 4 : サイダー 6 甘口が好きな人にオススメ!(特にゼロカロリータイプとの相性抜群 ♪)

*「りんごジュース割り」 ジンジャー酎 3 : りんごジュース 7 アップルジンジャーで爽やか!

アルコール度数が20%としっかりしているため、何かで割ってカクテルにしてもしっかりと味わいが残るんです。

生姜系のリキュールは今までにも限定で酒倶楽部ステップに入荷しましたが、結構売れるんです。特に寒い時期に人気でした。ホット・ウォーターの中に入れて冷え込んだ日の夜に飲んで温まる感じでしょうか。暑い時期にも冷たくして飲めば、刺激のある味わいが清涼感を与えてくれて美味しいですよ。

最近人気のホッピー&キンミヤに加えても面白そうですね。マッコリで割っても意外に美味しそうです。いろいろ試してみて下さいね。

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白鶴 純米大吟醸 米ぬか石けん

清酒パワーでしっとり、ツルツル!

白鶴 純米大吟醸 米ぬか石けん 1個(100g) 680円

高級酒米の「山田錦」100%の米ぬかと、これまた清酒最高ランクの純米大吟醸酒「翔雲」を配合した肌に優しい、無添加の手作り石けんです。石けん職人による伝統の製法で、じっくりと約60日間熟成してあります。

米ぬかには、ビタミンEやAが豊富に含まれており、肌にツヤを与えます。純米酒に含まれるアミノ酸は肌のうるおいを保ち、フルーツ酸は肌の角質を取り除き、なめらかにする作用があります。

大変にやさしい石けんです。洗顔用、全身用にお使いいただけます。また、ひげそりの際のご使用もお勧めです。

無着色、無香料、パラベン不使用の石けん。しっとり、つややかに洗いあげますよ!

先日、お子さんの肌アレルギーに悩むお母さんが、その分野で定評のあるお医者さんへ子供を連れて行った話をしていました。お医者さんにアドバイスされたのは、「液体石けんや香料の入った石けんを使うな!」ということと、「あまりお風呂に入れるな!」「あんまり勉強させるな!(ストレスを与え過ぎるな)」ということだったのだそうです。

生物の中で、毎日石けんで体を洗うのは、ごく一部の人間だけでしょう。それも何億年か続いてきた人類が、ここ数十年~百年ぐらいの間に始めた習慣。むしろ、毎日石けんで体を洗わない方が、普通で健康的なのかも知れません。

とは言ってもやっぱり習慣だし、お風呂に入って体を洗わないと、やっぱり気持ち悪いですよね。そんな時、お風呂に入って使う石けんは、天然素材の石けんが良いようです!

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ワイン販売50年間の推移

酒屋さんのための専門誌「酒販ニュース」さんが創刊50周年の記念特集をだされました。

ワインの課税数量50年間の推移

日本での赤ワイン・ブームはまだ記憶に新しい出来事ですね。昭和30年代からバブル後の調整を数年経験した以外は、平成10年までほぼ一貫して市場を拡大して来ました。その後、約3割ほど減少したのですが、ここ十年ほどの数量規模はほぼ横ばいで推移しています。

上のグラフは数量ベースですが、これが金額ベースとなると、もっと激しく減少しているかも知れません。10年前のワインの売れ筋は2,000円以下でしたが、現在は1,000円以下と、ワインに使う金額が減少しているからです。

ここ10年の間に、ワイン市場はすっかり様変わりしてしまいました。ワインの質は格段に充実し、輸入業者も随分と代わってしまったのです。

平成10年のワインの課税数量ピーク時には、TVや雑誌で盛んに赤ワインは健康に良いと宣伝されました。赤ワインは当時の健康ブームの主役級となり、赤ワインなら何でも売れ、ワイン・スクールは満員になりました。元野球選手や女優さんなどが、しきりに赤ワイン人気を煽ったりもしました。リッチなボルドー地区がメインのフランスワイン協会などからの後押しもあったのでしょうか!?

当時の輸入業者は赤ワインなら何でも売れると、ほぼ闇夜のつぶて状態でワインを輸入し、在庫を積み上げたのでした。その後、ほぼ全ての輸入業者の楽観的過ぎる予想は大外れ!大きな過剰在庫を抱えたワイン市場は数量規模的にはあまり変化がないものの、業者やワインの銘柄が大きく入れ替わったのです。在庫と販売不振で、とっても厳しい市場になってしまったのでした。

ワインの中で最も馴染みのあるのがボジョレー・ヌボー。こちらのピークは「100年に一度の作柄」と言われた2005年。酒倶楽部ステップでも、ボジョレー・ヌーボーへのお客様からの引き合いに追い付かず大騒ぎとなりました。3千円も4千円もするワインがポンポン売れるのは毎年この時だけ。ヴァレンタインデーのチョコレートや土用の日のうなぎみたいに、ワインを飲む日みたいな気分になるようです。年に一回11月にだけワインを飲む方は、意外に多いかも知れません。

2005年以後はパッタリ不振に!(涙)大手スーパーも参入して大量の売れ残りを生んだのでした。その後、昨年2009年には、また「50年に一度の作柄」で久々に品切れとなったのです。一般の酒屋はボジョウレー・ヌーボーの注文を9月に行います。したがって、その年のワインの良し悪しを予想するのは、ほぼ不可能なんですよ!

ワインは現在、様々な地域で質の良いリーズナブルなワインが造られています。安旨ワイン増殖中なのですよ!そして個性あるワインの輸入業者も増えて来ました。その一方で高級ワインは最高値を記録しています。

様々な思惑が交錯しているワイン市場は、今後最も注目して面白い市場かも知れません。現在、酒類の中でのワインの占有率は3%程ですが、今後もこの占有率は変わりそうもありません。しかし、その内容がドラスティックに変化して行きそうです。ワイン・ファンは期待しましょう!!

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ウイスキー販売50年間の推移

酒屋さんのための専門誌「酒販ニュース」さんが創刊50周年の記念特集をだされました。

ウイスキー課税数量50年間の推移

国産ウイスキーの歴史は、そのまま日本の高度成長期の歴史や、サントリーさんの歴史と重なるのです!

昭和30年代から昭和58年までウイスキー市場は急拡大し、高度経済成長と共に30年代の5倍ほどの水準まで拡大したのでした。しかしその後は、バブルの時期に若干上向いたものの、ほぼ一貫して縮小を続け、ここ数年はほとんど昭和30年代と同水準まで縮小しています。

58年のピーク時から比べると数量ベースでは、なんと約8割の減少です!スナックさんなどでウイスキーの独壇場だったボトル・キープは焼酎へと見事に取って代わられてしまいました。現在でも語り継がれている、開高健さんや山口瞳さんが在籍した、有名なサントリー宣伝部の影響力が、昭和58年以降徐々に効果を失って来てしまったのでしょうか?

高度成長期時代には、ウイスキーは憧れでありステータスだったのです。TVのCMには大物スターが続々と登場しました。今でも憶えているのは、ショーン・コネリーさんが登場して「ウイスキー水で割ったらアメリカン!」(意味はいまだによく分からないのですが!)のTVCMです。とっても華やかでカッコ良かった記憶があります。

当時、大学生はサントリー・レッドやホワイトを飲み、社会人になったらサントリー角やオールドなど出世に伴って飲むウイスキーは変化していったのです。ウイスキーには安価なものから高級品まであり、出世に従って豊かさを実感できる仕組みがうまく確立されていたのですね。また、最高級品であったスコッチ・ウイスキーが、海外旅行のお土産として重宝されたのは記憶に新しいですね。

ウイスキーの中で最もステータスのシンボルとなっていたのが、輸入物の有名スコッチ・ウイスキーでした。英国からの外圧が強まり税制が変更され、高嶺の花とされていたスコッチや国産高級ウイスキーの価格は下がりました。しかし、困った事に価格が急激に下がった事によりイメージの低下をもたらしてしまい、結局売れなくなってしまったのです。安くすれば売れる訳ではなかったのです。この法改正はサッチャー英国首相の誤算と、当時評されたのだそうです。

最近ではシングル・モルト・ウイスキーが静かなブームとなったり、業務用市場でハイボールが人気となったりと、長い間減少傾向が続いていたウイスキー需要に回復の兆しが見え始めました。昭和30年代から始まり、非常に高いピラミッド型の需要の激増、激減の後、また新しいウイスキーの流れがガリバーであるサントリーさんを主導に始まったようです。期待しましょう!

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