“2010年”の記事一覧

龍馬は芋焼酎が大好きだった!!

酒屋さんの情報誌「酒販ニュース」に、鹿児島大学の原口泉教授と鮫島吉廣教授の、「維新の志士たちの酒」についての対談が掲載されておりました。

原口教授は「坂本龍馬は芋焼酎が大好きだった!」と確信しているのだそうです。

「芋焼酎が好きぜよ~!」って!

日本人初のハネムーンといわれる龍馬とお龍の薩摩滞在。約3ヶ月を2人は薩摩で過ごしました。うち28日間は霧島の温泉でほぼ2人っきり。それまで忙しく動き回っていた龍馬が、片田舎の温泉で濃密な2人の時間を過ごすわけです。当時の霧島には何もありません。地元の田舎料理と焼酎しかない。それに龍馬は満足したとしか考えられないのだそうです。

龍馬は軍鶏(しゃも)が大好きだったことは有名なのだそうです。霧島の食い物といえば、軍鶏、山鳥、豚、高菜などの漬物、ガランツ(鰯の干物)で、これらと焼酎は合うのです。これを龍馬は気に入ったらしい。それに当時の霧島に清酒があったとは考えにくい。

また、お龍さんもかなりの酒豪。後年、横須賀で一升酒を飲んだという証言があるほどなのです。そして、龍馬とお龍の出会いも酒が縁。元治元年5月に2人は出会いますが、6月1日の京都・一力での宴席にお龍は男装して加わります。その折りの飲みっぷりに龍馬は惚れたのではないかとみられているらしい。

龍馬は粋人で、酒もうまく飲むし、歌もうまい。三味線も弾いたとか。朝帰りしてお龍の機嫌が悪かったとにきは即興で歌をつくってお龍を和ませたのだそうです。「龍馬伝」の主役、福山さんにピッタリの役かも知れませんね!

この時代の一番の酒豪は小松帯刀だったようです。酒をかなり飲んだ史実がはっきりしているのだとか。岩崎弥太郎もしょっちゅう明け方まで芸妓をそばに置いて飲んでいたらしい。「酒食の二道は大禁、同枕(どうちん)せず」と自分で書いておきながら禁を破りっ放しだったとか。弥太郎の日記がしばらく公開されなかった理由がよくわかるのだそうだ(笑)。

西郷隆盛は酔った記録がない。下戸だったという説もあるが酒席が嫌いだったわけではないらしい。大久保利通は家で紅茶にブランデーを入れて飲んでいたという記録はあるが、酒席に登場する場面がほとんどなく、酒席が嫌いだったようだ。

この時代には政治、経済、外交いずれも酒抜きでは考えられなかった。また、酒抜きでは時代も変えられなかった。そして酒抜きでは龍馬とお龍は結ばれなかった。と、酒はこの時代、とても重要な役割を果していたのでした。

今でも、と言うか今こそ、腹を割って話をしたり、信頼関係を築くのには酒が必要なのかも知れませんね!その点、中国の人達はうまく高級ワインを利用しているような気もします。

坂本龍馬を見習って、まずは酒を酌み交わし、腹を割って話をしようぜよ~!!

ということで、酒屋でお待ちしておりますね!!(笑)



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11月1日は「本格焼酎・泡盛の日」

11月1日は「本格焼酎・泡盛の日」だったんですね!新聞に焼酎・泡盛好きの作家C.W.二コルさんと、ソムリエ田崎真也さんのインタビューが載っていました。

日経新聞より

「こんなにおいしい本格焼酎・泡盛はもっと世界に発信すべきです!」二コルさんは夕方6時を過ぎると本格焼酎を楽しむのだそうです。カナダに住む多くのお友達も本格焼酎が大好き。「クリーン・テイスト」と表現されるのだとか。「食中酒として飲むことができる蒸留酒は外国でもマーケットがある!」と。

二コルさんがお住まいの長野県黒姫は水がおいしく、焼酎を割る水や氷に最適。森のなかにサウンドシェルターという建物があり、そこには暖炉があって、ときどき泊まって焚き火を焚いて、ろうそくをつけて、おいしいものをつくり焼酎を楽しむのだそうです。

ケルト系なので、もちろんウィスキーは好きなのだそうですが、ケルト人がウィスキーを飲むと、押さえていた気持ちが溢れだしてしまうため特別なときだけ。それにウィスキーは食事と一緒に飲むと料理の味が分からなくなるのだとか。

その点、「焼酎・泡盛はジャスト・ハッピー!どんな食事とも合う!」とのこと。

ソムリエの田崎真也さんは、以外にも普段から鶏や豚を使った和食には本格焼酎・泡盛を合わせることが多いのだそうです。伝統的な料理との組み合わせでは、最も本格焼酎・泡盛のおいしさが分かるのだとか。

今まさに多くの蔵元や造り手のみなさんは切磋琢磨している最中。若い人達が造り手となり、伝統を受け継ぎながらも新しい技術を学び、業界全体の質が上がり、さらにオリジナリティーを出していこうという時代になってきている。これは非常に良い傾向だと思うとのこと。

一時の焼酎ブームは終わり、本格焼酎・泡盛の出荷量は減少ぎみに推移しています。それでも、飲みに出かけるとやっぱり焼酎。もう日本では完全に定着したようですね。飲み飽きしない味わいも魅力です。

外国では蒸留酒を水やお湯で割って食事と一緒に楽しむという楽しみ方には、いまひとつピンとこない感じもあるようですね。清酒のようにアッという間に受け入れられる感じはないのですが、飲み飽きしないクリーンな味わいの本格焼酎・泡盛は、時間はかかるかも知れませんが、徐々に外国でもファンを増やしていく可能性があると思います。

今後の焼酎市場が楽しみです。

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ガツンと旨い!安旨古酒「ティエラ・セレナ テンプラニーリョ レセルバ2001」

2001年産の高評価熟成ワインです。しかもリーズナブル!!

Tierra Serena Tempranillo Reserva 2001  ティエラ・セレナ テンプラニーリョ レセルバ2001 750ml 1,200円

9年間熟成されているワイン。スペイン中央内陸部のラ・マンチャで収穫された樹齢30年の古木のテンプラニーリョを用い、オーク樽熟成12ヶ月、新樽比率50%で行ない、その後も瓶内にて熟成された長期熟成ワインです。

評価も高く、2008年に開催された、世界32ヶ国のワイン約8,000アイテムが集まるEU公認のワインコンクールで見事金賞を受賞しています。その他、世界各国での受賞歴もある程の実力。

驚きはこの価格!その造りへのこだわりや、世界的に高評価の熟成ワインとしてはあり得ない値段なのです!!

味わいは古き良きスペインの香りを漂わせるラ・マンチャの味わいなのだそうです。収穫から7年経って金賞を受賞されただけのことはあります。しっかりとした渋みや酸味、樽の風味がそれぞれ強く感じられる味わいなのです。

お店のお客様で「渋くって、スルスル飲めない味わいの赤ワインが良いな~!」とおっしゃる方が結構おられます。そんな方々におススメの赤ワイン。「飲み口が良いからよ~!一本ペロって一人で空けちゃったよ!」なんて事にはなりにくい、1日2~3杯で満足出来る、ある意味理想的なワインなのです。

芋焼酎に例えると「村尾」のようなガツンと来る味なんですよね!(芋焼酎を飲まない方には分かりにくいかも知れませんが!汗)

お酒は毎日飲みたいけど、1日2~3杯で収めたい!と望む方におススメしたいのです。酒屋のオヤジ的には「健康的な長寿ワイン」だと思うんですよね~!特にズルズル飲んじゃう人には!

上の写真は、ワインのアテに焼き鳥が合うかなと思って用意したのですが、ワインの味わいが強くて焼き鳥が負けてしまいました。「ついつい杯が進んで・・・・・・!」ってなことにまったくならないワインなのです。でもワイン自体は美味しいんですよ!

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ボルドー金賞受賞赤ワイン6本お得セット

ホントにお得な金賞受賞のボルドー赤ワイン6本セットです。

ボルドー金賞受賞赤ワイン6本お得セット 13,860円  ⇒ 8,000円

通常1本2,310円で販売されるワインなのですが、輸入会社さんからの良心的な提示により大特価でセット販売しております。もちろん限定量のみ。在庫が終了すれば終わりです。 通常1本2,310円のワインが1本あたり1,333円。デイリーワインとして楽しめるのです。

最近、お客様の中には、「毎日の晩酌を焼酎から赤ワインに替えたんだよ!」と言われる方がおられました。曰く「毎日お酒を飲みたいんだけど、焼酎だと飲み口が良いからさ~、飲み過ぎちゃうんだよね~!」「だから赤ワインのう~んと渋味があって重いのが良いんだよ!」「でも美味しくて、お得じゃないとだめだけどね~!!」「そしたらさ~、赤ワインは味わいが濃いから、2杯も飲めば満足できるんだよね~!」って。

素晴らしい考え方だと思います!

酒屋のオヤジも早速試してみました。確かに典型的な和食と一緒に、美味しいけど重くて味わいの濃い赤ワインでは2~3杯も飲めば、も~十分に満足なんです!

逆説的ではありますが、現代の忙しい生活を送っている方々には短時間で満足できて良いかも知れませんね!

そんな考え方に同意される方に、このお得セットはおススメ!お得な価格でいろいろ試して頂けます。それに金賞受賞ですから、ある程度以上の味わいは保証されているし、ボルドーですからある程度の重厚さも期待できますよ!

残りのセットは、もうそんなに多くはありません。ご興味のある方はお早めにご来店下さい。

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Chラフィット・ロートシルト2008に「八」の文字入りで価格は急騰!!

Chラフィット・ロートシルト2008年のヴィンテージボトル全てに中国の幸運の文字「八」を刻むと決定された!!

中国でのシャトー・ラフィット・ロートシルト人気は尋常ではない。そこに「八」文字が刻まれて・・・・・・・・!(汗)

先週、火曜日の朝ワインのトレーディング・プラットフォームLiv-exでシャトー・ラフィット・ロートシルト2008が1ケース£8,500で取引されたのだそうです。その後、シャトー・ラフィット・ロートシルト2008のボトルに中国で幸運の意味を持つ「八」が刻まれるというニュースが伝わり、水曜日のお昼までには£10,160まで約20%上昇したのだそうだ。

まだビン詰めもされていない2008年のラフィットは、もう既に売り切れ状態。このワインは18ヵ月ほど前にプリムールというワインの先物取引で1ケース£1,950ぐらいで売られたもの。それが£9,000ぐらいまで最近上昇、その後このニュースにより£10,000をアッという間に超えてしまったのだ。

その、わずか48時間後には香港のワインオークションがあり、そこにはシャトー・ラフィット・ロートシルトから直に蔵出しワインが出品され、何と2008年ものは1ケース£21,500まで上昇してしまったとのこと。(瓶詰め前なので実物はない)

シャトー・ラフィット・ロートシルト2008を買いまくったのは、もちろんほぼ全員が中国人バイヤー。そうでなければ中国人に転売することを目論む投機家。

なぜ、これほどまでに中国人が買いまくるのか?と言えば2008年の味わいがどうのと言うことではなく、中国人にとって最高の贈り物になるからなのです。元々シャトー・ラフィット・ロートシルトは中国で異常ともいえる人気があり、さらに2008年のボトルには幸運を意味する「八」の文字が刻まれるのです。縁起を担ぐ中国の人々にとっては最強の贈り物になるのです。

あのシャトー・ラフィット・ロートシルトがボトルに「八」って入れちゃうぐらい中国の影響力はスゴイってことなんですね!

日本では「昔はラフィットも5000円ぐらいで買えたのになぁ・・・・・!!(汗)」なんて言う人がけっこういますが、そんな時代は永遠に戻ってきそうもないようですね!これで、まだ中国はバブルじゃないって言ってんだから、中国ってスゴイや!!

子供には中国語を習得してもらって、中国支店つくってもらわなきゃね!(笑)

 

 

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