“2010年”の記事一覧

日本に新しいワイン・グル登場か!?

日本で活躍するワイン・コンサルタントのネッド・グッドウィンさんが超難関の「マスター・オブ・ワイン」に合格!

おめでとうございます!

 

ロンドン生まれのオーストラリア育ち、フランスやアメリカでソムリエとして活躍したグッドウィンさん。現在は日本でワインのコンサルタントとしてご活躍されているのだそうです。

マスター・オブ・ワインは1955年設立の非営利団体。世界ワイン業界の発展に資する人材育成を目的とし、試験・ワイン論・論文の三部門の試験合格者にマスター・オブ・ワイン称号を授与しています。現在総数は世界23ヵ国で281人。合格は至難とされているのです。

日本人でこのマスター・オブ・ワインを取得している人は現在のところいません。フランス人でも数人だったと思います。香港、シンガポール、日本と各1人ずつ居ますが、アジア系では香港で活躍されている韓国生まれでアメリカ育ちのジェニー・チョー・リーさんだけ。大変に難関の資格なのです。

グッドウィンさんが今後日本で活躍されると、外食産業でのバイ・ザ・グラスによるグラス売りのワインが増えそうです。合格した論文のテーマが「バイ・ザ・グラスから見た日本のレストランのサービスやソムリエ」だからです。

以前、グッドウィンさんの書いたワインのバイ・ザ・グラス販売に関する記事を読んだことがあります。それによると、「ワインのボトル売りは粗利率を低くして、バイ・ザ・グラスでのワイン販売で利益を上げましょう!」といった記事だったと思います。良いことですね!

グッドウィンさん曰く「日本は知識のある愛好家が多く、熟成したワイン文化があるが、フランスやイタリアの有名なワインばかり飲まれている。コンサルタントとしてパーカー・ポイントに頼らず、私が探し出したワインを基に、楽しめるワインリストをレストランに提供したい。」との事。(パーカーさんは世界的なワインの超有名なグル!)

是非、グッドウィンさんに活躍して頂き、日本の外食産業におけるワイン市場をもっと豊かにしてして欲しいと思います。日本の新しいワインのグルに期待しましょう!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

繊細でエレガントな自然派赤ワイン「D・ラゲール ル・シスト・ルージュ」

ビオディナミ農法(自然農法)による繊細でエレガントな赤ワインです!

Domaine Laguerre Le Ciste 2005  ドメーヌ・ラゲール ル・シスト(赤) 2005年 750ml 2,800円

南フランス・ルーション地方のワイン。フランスで最も南に位置し日差しが強い地域。一般的には濃くてアルコール分が高く、もったりとしたワインが多いイメージが強いのですが、ここラゲールは標高が高く日差しは強いが寒暖の差が大きい場所のため、爽やかさとエレガントさ、深みのある味わいを兼ね備えたワインを造り出す、評判の造り手なのです。

現オーナーのエリック・ラゲールさんは2000年より完全有機栽培を始め、2001年よりビオディナミ農法に切り替えてのブドウ栽培をしています。

元々曾祖父から続くワイン生産者で、バルク・ワインを農協に販売していたのですが、ラゲールさんはそんなワイン造りに満足できず、最高のワインを自ら生みだすために、その頃すでにルーション地方で高い評価を得ていた”ルーションの鬼才”と呼ばれるドメーヌ・ゴビーにてワイン造りの修行をしたのです。

ゴビーさんは超有名なワイン生産者で、強さと繊細さを持ったワインを造りますが、ラゲールさんのワインはゴビーさんのワインとはまた違う、爽やかさや、滑らかさ、エレガントさが特徴のワインなのです。

ブドウ品種はシラー種を主体にカベルネ種、グルナッシュ種がブレンドされています。スムーズな口当たり、果実の味わいやミネラル分の味わいが、厚みや爽やかさを感じさせ自然派ならではのピュアーさとエレガントさを感じさせてくれる、素直に美味しいワインなのです。飲み込んだ後の余韻も素晴らしい。

自然派ワインは、普段の日本の食事に良く合います。ちょっとした特別な日に家族で楽しむには最適なワインなのです!ピュアーでスーっと体の中に溶け込む感じで、一本ぐらい飲んでも頭が痛くなることもありません。しかも、フランスワインの当たり年といわれた2005年産です!

また、有機野菜が腐りにくい様に、栓を抜いてからも中々劣化しないんです。たぶん生命力が強いのだと思います。こんな自然のミネラルたっぷりのワインを毎日適量飲めば、美味しいだけでなく、きっと長生きしますよ~!

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旨いレギュラークラスの芋焼酎!「黒石岳」

レギュラークラスの旨い黒麹芋焼酎です!

芋焼酎 「黒石岳(くろいしだけ)」 AL25度 一升 1,870円

蔵元、国分酒造さんのレギュラークラス芋焼酎には白麹、黒麹、黄麹の3タイプがあります。この中の黒麹タイプが今回ご紹介している黒石岳です。

地元で採れたさつま芋の「黄金千貫(こがねせんがん)」を原料に、良質な霧島山系の伏流水を使い黒麹で仕込んだ芋焼酎。この芋焼酎の最大の魅力は、芋の風味を引き出すために濾過機を使っていないこと。手作業でのみ丹念に熟成中に浮き出る油分を手間暇かけて取り除く製法です。

そのため旨味成分が残り、スッキリとした飲み口の後に、柔らかで深みのある風味が感じられます。丹念な手作業はレギュラークラスの芋焼酎でありながら、ワンランク上の微妙な旨味と香りを醸し出しているのです。

地元での人気はもちろんのこと、専門誌「danchu」でも旨い芋焼酎として紹介されました。レギュラークラスでありながらワンランク上の味わいを毎日の晩酌で楽しめる芋焼酎ですよ!

お湯割りでの飲み方は力強さや旨味、コクなどを楽しめます。またロックや水割りでも旨味を感じながら喉越し良くスッキリと楽しむ事が出来ます。

酒倶楽部ステップのお客様に「私はレギュラークラスの芋焼酎をほぼ全部飲み比べたんだよ~!」という方がおられます。その方のおすすめが、この黒石岳!毎日の晩酌用の候補として一度は試してみる価値がありそうです!

PS・酒倶楽部ステップので一押しの芋焼酎は、もちろん「ブレンデド熟成芋焼酎 魔咲時(まさじ)」ですよ!こちらは店内での味見もできます。絶対に試してみる価値はあります!スッキリとしてまろやか!ウマイのでありますよ!北海道からのお取り寄せや、軽井沢からわざわざ買いに来られる方もおられます!お試しあれ!

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6月3日は「アペリティフの日」!

フランス農水省は2004年より、毎年6月の第一木曜日を「アペリティフの日」として提唱しているんです。この日には世界各国でさまざまなイベントが開催されます。(アペリティフ=食前酒)

アペリティフは、食と人生を楽しむことを大切にするフランス人のライフスタイルにとって、欠かせない習慣!

アペリティフの日には世界中でさまざまなイベントが開かれます。トロントではスタイリッシュなショーやコンサート。モスクワでは人々がアペリティフの3色ロゴをデザインした帽子をかぶって集まりました。香港では名物の2階建ての路面電車を会場にしたイベントと盛大にお祝いしているらしい!

東京でも六本木ヒルズアリーナに、フランス農事功労賞受賞のシェフが一同に会し、自慢のアミューズ・ブーシュ(おつまみ)をフランス産の飲み物と共に来場者に供される食の祭典が実施されます。

         

上の写真は有名シェフのアミューズ・ブーシュです!個人的には、これらのお料理の中のキュイジーヌ[S]ミッシェル・トロワグロのLionel Becca シェフの「アーモンドの香りのガスパチョ自家製TOFU」というのが気になります。おいしそ~!!

上の写真は「ハッピー・アペリティフ・コンクール2009」のグランプリと準グランプリのカクテル!

あわただしい生活を見直し、人生をゆっくり豊かに過ごそうという”スローライフ”志向が世界で広まりつつあります。そんな中でアペリティフはフランス流スローライフの象徴ともいうべき習慣なのだそうです。

フランス農水省やフランス食品振興会は、6月第一木曜日を、「11月第三木曜のボジョレー・ヌーヴォー解禁」「2月14日の聖バレンタインデイ」に匹敵するお祭りに育て上げ、6月最大のプロモーションとしてフランスの文化を広め、ワインを中心としたフランス農産物のプロモーションに繋げたいとの思いがあるようです。

楽しいアペリティフに必要なのは「飲み物」「アミューズ・ブーシュ(つまみ)」「楽しい会話」の三つだそうです。日本のオヤジ文化である「ホッピー」「焼き鳥」「愚痴」とは違うの!?って気もしますが、楽しく食べたり飲んだりは世界共通の楽しみ方のようですね!合言葉は「アペしない?」だそうです!たまにはオシャレにアペしましょ!?

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自然派ビオディナミの巨匠ミッシェル・オージェさんのワイン(赤)!

究極の自然派ビオ・ワイン!ナチュラルで滑らかな味わい!

Domain Des Maisons Brulees   Cuvee Erebe ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ  キュヴェ・エレブ(赤)750ml 2940円 王冠使用

超自然派!ビオディナミ農法の巨匠であるミッシェル・オージェさんの造る赤ワインです。この赤ワインのブドウ品種はビオディナミ農法で栽培され完熟したカベルネフラン種とコト種が半分づつ使われています。

通常カベルネフラン種はコト種と比べて熟成が遅いのですが、メゾン・ブリュレにある自然林の側ににある日当たりの良い区画にカベルネフラン種の畑があるため生育が早く、コト種と同時期に収穫できるのです。

ビオディナミ農法での手法の一つで、ブドウ畑の真ん中にブドウを植えない「レゼルヴ・ド・ナチュール」と呼ばれる「自然保護区」を設けています。メゾン・ブリュレの場合は約1haありブドウ畑の真ん中に草花が咲き乱れているのです。また、畑を取り囲む森があり自然の生物形態を維持させています。利益を追求する商売人には、ヒジョーにもったいない方法なのですが(汗)!

完熟したブドウは房ごと収穫され、そのままセメント槽にて自然の野生酵母により発酵させ、3~5年使用した古樽にて約1年間熟成します。その後、無濾過で瓶詰めされます。もちろん、こちらも白ワインと同様に収穫から瓶詰めまで一切亜硫酸(酸化防腐剤)なしで造られます。

3年以上の古樽により熟成されるのは、樽香が出過ぎないようにするため。また、ビオディナミのワイン生産者は瓶詰めにも細かな気づかいがあり、天気が良くて気圧が高い新月の時にのみ瓶詰めされるのです。

味わいはヒジョーに柔らかく滑らか。評価も高いワインです。白ワインほどではないのですがマニア的な味わいが感じられます。ちょっとクセになってしまう味わいかもしれません!

超自然派のビオディナミ農法の巨匠が造る赤ワインです。柔らかで生命力溢れるピュアーな味わいが満喫できますよ!

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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