“2010年”の記事一覧

カプコン会長、ワインで世界に挑戦!!

先日、ゲーム大手カプコンの辻本憲三会長がワイン業界で世界に挑戦!という記事が新聞に掲載されておりました!

日経新聞より

20年前、米カリフォルニア州ナパのワイルド・ホース・ヴァレーに4000エーカーの敷地を私財で購入。専門家を招きブドウの木を総入れ替えして10年がかりでボルドー品種の栽培に取り組んで来られたのだそうです。

このワイナリーのこと、ちょっとネットで検索してみました。すると、つい先日、奥様の誕生日に合わせてワイナリーのグランド・オープニングを大々的に行なったのだそうです。名前は「ケンゾーエステート」。

そこで「最高のワインを造るためには、最高のワインを飲まなければならない。いろいろと試してみて、ボルボータイプではナパが一番と確信した!」と挨拶されたのだとか。

栽培家にデイビット・アブリュー氏、コンサルタント・ワインメーカーにハイディー・バレット女史、テイスティング・ルームのお料理はトーマス・ケラー氏監修と、そうそうたる面々が名を連ねてのオープニングです。

中でもハイディー女史は9つのワイナリーでワイン醸造を監修する程の実力者。流石はカプコン会長です!

現在のブランドはボルドースタイルのソービニョン・ブランやカベルネ・ソーヴィニョンのブドウを使った「あさつゆ」「りんどう」「むらさき」「あい」で、どれも結構な価格なのだそうです。でもハイディー女史のワインが5千円~1万円ぐらいで飲めるのなら、お得感もあるようです。

今後、このワイナリーがどの様な活躍をするのか楽しみです。美味しいワインと楽しいゲーム!素晴らしい人生です!!

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

夏の甘酒は夏バテ対策!

先日、新聞に発酵学者の小泉武夫先生による「甘酒」の記事が載っていましたのでご紹介します。

国菊 あまざけ

なんでも江戸時代、甘酒は主に夏に飲まれたのだそうです。その理由は、甘酒には大量のブドウ糖とビタミン類、アミノ酸類が含まれていて、現代の医療に当てはめてみると、栄養補給の点滴と同じなのだとか。

(甘酒=炊いたご飯に米こうじと湯を加え、一夜保温しておくと、翌朝には甘い飲み物になる。)

江戸時代、夏の厳しい暑さに老人や子供達は体が衰弱し、夏を越せない人も少なくなかった。そんな時、一杯の甘酒は弱った体に活力を付けたとのとこ。江戸や大坂には、夏になると甘酒屋が「甘酒~え、甘酒~え」と声を張り上げて売り歩いたと古文書に書かれているそうな。

そのため、今でも俳句の季語辞典を見ると、甘酒は夏の季語となっているのだそうだ。

小泉先生の手造り甘酒:

先ずデパートなどの自然食品売り場に行って米こうじを買って来る。その米こうじを茶わん1杯分に対してご飯3杯分、60度ぐらいのお湯を7杯分加えて混ぜ合わせ、これを保温気(電気炊飯器のようなもの)で、55度~60度に保ち1晩(大体6~8時間)置く。

すると翌朝には、とても甘くてトロトロに溶け合った甘酒が出来ているから、これを冷蔵庫に入れて冷やし、ぐっと冷えたところでいただく。

また、クラッシュアイスをコップに入れ、そこに甘酒を入れてシャーベット状にして飲んでも美味しいとのと事なのです。

個人的には牛乳で割って飲むのが美味しいと思います。また、暑さで子供が食欲のない時などに、シリアルに牛乳と甘酒をかけると甘味が増して、食べやすくなります。

自分で造るのが面倒だったり、保温器が無かったりするときは・・・・・酒倶楽部ステップで販売しております!ご来店下さいね(笑)!!

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超自然派!さくらんぼの香りいっぱいの赤ワイン「グリオット」

驚異的なまでに自然な製法の、さくらんぼの風味が特徴的な赤ワインです!(でも甘口ではありません!辛口です!)

Domaine Des Griotte  ドメーヌ・デ・グリオット(赤ワイン) 750ml 3,000円

1998年に元写真家のパトリック・デプラさんとセバスチャン・デルヴューさんの、自然なワイン造りへの強い思いを同じくする2人が共同で設立したドメーヌで、フランス・ロアール地方のアンジュ地区にあります。

彼らのワイン造りは驚異的!栽培はビオディナミ、畑は馬で耕し、SO2は一切使用しない、など自然なワイン造りを徹底しているのです。危険を冒して超自然な製法にこだわるため、ワインをダメにしてしまうこともしばしばあるらしい。これ程までにリスクを背負い、自然なワインを目指す生産者は、他にいないかもしれません。当然、大手のワインメーカーには、リスクが大き過ぎて真似の出来ない方法なのです。

初めてのキュヴェを造っていた時のこと、カーヴ全体が、うっとりするような「グリオット(=さくらんぼ)」の香りでいっぱいになったのです。その魅力的な香りが強烈な印象として残り、その「グリオット」をワイナリーの名前としたのでした。

「グリオット」はカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンド。樽熟によるバニラ香と、さくらんぼの様な果実味のハーモニーは、チェリータルトを連想させる味わい。エレガントで滑らか、果実味豊かな赤ワインです。

有機栽培で育てられた野菜の生命力が強いように、自然派のワインも生命力に溢れています。先日、酒屋のオヤジが試飲会で「グリオット」を試飲した後、しばらくして子供から「パパから「さくらんぼ」みたいな、いいにおいがする!」と言われました。少しぐらい時間が経過したぐらいでは、生命力溢れるワインの香り成分は消えないようです。

こんなワインを毎日飲んでいたら、歳を取っても生命力溢れるお爺さんになれそうですね(笑)!

リスクが大きく手間暇かかる超自然派ワイン。造るのも賭けみたいなところがありますが、飲むのも少し賭けの様なところがあります。というのも、あたり前ですが「グリオット」の様な超自然派ワインは工業製品ではありません農業製品です。

ある程度の味わい以上ではあるのですが、ボトルによって素晴らしく美味しい、超当たりボトルと、値段相応に美味しいボトルが出てくるのです。(例えればスイカみたいな感じでしょうか!もちろん、たたいても分かりませんが!(笑))

とは言っても、ハッキリ言って尋常ではない程の美味しさなのですが!!

飲むタイミングにも由るかも知れませんが、購入して栓を抜いてみたらビックリするほどに美味しいボトルかも知れませんよ!まずは購入してみて下さいね!!・・・・酒倶楽部ステップでお待ちしております!

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花火大会終了で一息!

「戸田橋花火大会」が終了。酒屋にとってはひと山越えた感じです。

やっぱり花火を見ながらお酒を飲むのは最高なのでしょうか!?昨日は戸田、蕨、川口、板橋辺りの方々は、花火を肴にたくさんのお酒を飲まれたご様子!酒屋にとっては嬉しい話です!

この辺りでは、3階建てで屋上付きの家に住まわれている方が結構多いんです。その一番の目的は、もちろん自宅に居ながらお酒を飲みつつ「戸田橋花火大会」を見ること!

花火大会の会場に近ければ近いほど花火の迫力を楽しめて良いのですが、ほろ酔い気分で花火を見て、その後、混雑する中を片付けて帰るのが、とっても辛いんですよね~!!お手洗いに行くのも大変だし!

その点、ちょっとぐらい迫力に欠けても、家に居て飲んだくれながら花火を楽しめるのは、とってもらくちん!毎年、酒倶楽部ステップで生ビールサーバーをレンタルして、仲間と共に屋上で生ビールを楽しむ方なんかもおられます。

花火を見ながらの酒はビール系がほとんど、それ以外には焼酎がやっぱり人気ですが、ワインを楽しむ方も少なくありません。中には「友人を集めて花火の前に、地中海をテーマにした料理を用意するが、何か合うワインを選んでくれ!?」なんて方もおられます。花火は食後酒を飲みながら楽しむ感じなのでしょうか!?ファンタスティックです!!

酒屋のオヤジは店があるので毎年、花火は音だけ。ちょっとさみしいですが、それでも皆さんが「花火だ!酒だ!!」ってそわそわしてる感じは、いかにも夏らしくていいですね!!

今度はお盆で一杯ですかね!?またまた、夏のお酒を大いに楽しんじゃいましょうね!・・・・・・・酒倶楽部ステップで待ってますよ~!(笑)

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米国人観光客の日本での最大の関心は「日本の食事」!

アメリカで日本の庶民の味「B級グルメ」が人気です!

日経新聞より

新聞によりますと、日本政府観光客(JNTO東京)の2009年の調査で、日本を訪れた米国人観光客が訪日前に期待したことは「日本の食事」が歴史的建造物などを抜き、初めて首位に浮上したのだそうです。

それも、すしや天ぷらなどの伝統的な和食だけではなく、おにぎり、そば、焼き鳥、など日本の庶民の味への関心が高まっているらしい。

また、アメリカ国内でも日本のB級グルメの人気が高くなっており、日本の若い人達のファッションやアニメと並び人気があるのだとか。

先日もYNマンハッタン南東部のイーストビレッジ地区の一角に、屋台村「ジャパン・タウン」が出現。並んだのは、お好み焼き、たこ焼き、焼き鳥、ラーメン、餃子などを売る店。そこには大勢の市民が詰めかけ、あまりの混雑に警察が出動したとのこと。

マンハッタンでは最近、日本のラーメン専門店が続々と開店しており、日本のラーメンブームさながらに行列を作ってる米国人の姿が目立っているのだとか。

以前、日本でもイタリア料理がブームになり、日本全国にイタリアンレストランが続々と開店していきました。それに伴い、イタリアワインの需要も伸びました。その結果、今では相当マニアっぽいイタリアの地ブドウを使った、まさに「地ワイン」まで日本に居ながら楽しめるようになりました。

今や情報はインターネットを通じて時差なしで世界中に届く時代です。日本の地酒や焼酎も、有名銘柄でない相当にマニアっぽい日本人でもほとんど知られていないような日本の酒が、米国市場に流れ込む様な事が起こるかも知れませんね。

先ずは、せっかく日本に食事をメインの目的に観光に来てくれるのですから、より多くの外国人観光客に日本の酒を幅広く飲んで頂くチャンスをつくってあげないといけないのかも知れません。

また、日本の酒蔵やワイナリーは観光するのに十分魅力的です。もちろん、言葉や文化の違いの問題はあるのですが、この辺りを観光資源として利用出来れば、外国人観光客の方々に、より日本の酒を好きになってもらえるのではないでしょうか。

フランスのワインに代表される様に、国内外関係なくそのお酒を好きになってもらい、流通する事はとても良いことだと思います。今後、日本の酒市場が世界市場を相手にどの様に変化して行くのかが楽しみです。

でも、お酒もB級グルメ的に日本ぽい「カルピスサワー」とか「焼酎の玉茶割り」とかが受けちゃったら困っちゃいますね(笑)!(実は、来日すると必ずカルピスサワーを飲む外国人を知っています!(汗)今どき、カルピスサワーがメニューにあるお店を探すのも大変なのですが・・・・・・!(汗))

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