“2018年”の記事一覧

「酒屋の株話」個人投資家の覚醒

 

 

今週の日経平均株価は、急落からの戻りの過程で、一時的な調整が入った印象。

海外投資家からの売りに対して、個人や事業法人、投信などが買い向かっているようだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

長期金利の上昇とボラティリティの上昇を発端として、海外勢は日本株を大きく売り越したが、それ以外にも機関投資家には、様々な従わなければならない投資のルールがあって売りを出しているのかも知れない。

また、個別の企業業績に関係なく、独自のマクロ経済に対する分析や、資金分散の変更など、様々な理由で売りを出しているのかも知れない。

日本株は、好業績とテクニカルな要因での株価急落でPERが低くなった。個人は大きく買い越したが、海外勢はなぜか売り越しを続けている。

海外勢が売り越すのは機関投資家ならではのテクニカルな理由があるとみるべきではないか。

企業の業績が悪化に転じるとか、競争の優位性がなくなるとか、という理由で売っているのではなさそうだ。まして米国株にもう一度クラッシュがあると予想しているわけでもなさそうだ。

先物を大きく売り越していることから、投機筋によるものなのかも知れない。その場合には近い将来に買戻しが入ることになる。

個人投資家のひとりとしては、好業績の銘柄をこの状況下で売る理由はまったくないと考える。

やはり、覚悟を決めて、目先の乱高下をやり過ごし、じっくりと長期投資の立場で、いつか来る熱狂を待つべきだと思う。

 

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惣誉酒造の魅力 その③

 

 

「ブルゴーニュワインのようであり、泡のないシャンパーニュのようでもある」常温をワイングラスで飲んで美味しく、また食中酒として飲み進むほどに美味しく感じる惣誉(そうほまれ)酒造さんの酒。

惣誉さんの酒のコンセプトは二つ。

ひとつめは、一番安い酒がうまい。蔵の良心として一合200円以下で美味しい酒を造る。

ふたつめが、エレガントで時とともに成長する生酛を醸すこと。

 

 

 

 

 

 

いよいよ試飲です。

惣誉酒造の酒は、常温のものをブルゴーニュタイプのワイングラスで味わうのが美味しいのです。

冷やしてしまうと、赤ワインと同様に優雅さのある味わいが分からなくなってしまいます。

燗酒では口の中をサッパリと洗い流してくれるような、まったく違った印象の味わいになります。

燗酒はおススメできますが、やはり常温をワイングラスで味わっていただくのがベストな飲み方でしょう。エレガントで複雑さがあり、余韻の長さも楽しめます。

 

一番価格の安い酒である「辛口 特醸酒」は、軽やかな飲み口に絶妙な旨みのバランス。この酒が一升2000円以下なのだから素晴らしいと思います。

生酛を15%ほどブレンドしてあるこのこと。またこの価格で原料米は兵庫県特A地区産山田錦。

「純米吟醸」は栃木県芳賀町産の五百万石を使ったやわらかいアタックの後、穏やかな辛味を感じる春の野菜や白身魚に特に合いそうな味わい。

「生酛仕込 特別純米」は兵庫県 東条、吉川産の山田錦を使用。エレガントな口当たり、深みのある酸、ふくよかでクリーミー。脂ののった魚に合わせて素晴らしい相乗効果が期待できそうです。

なんと、パリの天皇陛下も利用された高級ホテルのレストランでオン・リスト。

「生酛仕込 純米大吟醸」は吉川産山田錦を使用。気品あるエレガントさ、柑橘系を思わせる酸、ふくよかでクリーミー。軽やかながらしっかりとしたストラクチャーのある、上質な銘醸地のワインに通じる味わい。

レストランでは、どのお店さんでも日本酒用のワイングラスで提供されているのだそうです。

 

社長さんから、非常に科学的に惣誉酒造の生酛について解説していただきました。

その科学的な話はほとんど酒屋オヤジの理解を超えておりましたが、生酛の特徴を科学的に言えば、ペプチドが多いことなのだそうです。

「ペプチドって、あのペプチドか」・・・・バイオや健康効果で話題のペプチドを多く含んでいるのなら、ひょっとして生酛は健康効果も期待できるのかも・・・・などと酒屋オヤジのレベルでは想像した次第です。

それでも、どうせ日本酒を飲むなら生酛の方が少しは体に良いと言うことなのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

惣誉酒造の酒を試してみては如何でしょうか?

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惣誉酒造の魅力 その②

 

 

「ブルゴーニュワインのようであり、泡のないシャンパーニュのようでもある」常温をワイングラスで飲んで美味しく、また食中酒として飲み進むほどに美味しく感じる惣誉(そうほまれ)酒造さんの酒。

蔵の見た目、設備、原料、社長さんの考え方、スタッフの方々、そしてもちろん酒の味わいと、すべてがホントに素晴らしい酒蔵さんだと感じております。今回もそのこだわりの一部をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

<上の写真は兵庫県特A地区 吉川(よかわ)産 の山田錦>

山田錦が最高級クラスの清酒の原料米であることは周知の通りですが、その中でも究極に優れた酒米が「兵庫県特A地区 吉川産の山田錦」。

特A地区の中でも一番良い酒米なのです。

良いお米とは味わいに力のある米。良いブドウの産地と同じように気温の寒暖の差が大きい谷あいの、奇跡のような場所で生産されるお米なのです。

この酒米を使うことにより「軽やかだが芯に力強さを備えた味わい」が可能になるのだとか。

惣誉酒造さんではこの酒米を昭和50年代より使用しているとのこと。産地との太いパイプがあるからこその酒の味わいとも言えそうです。

また、この酒米を使い生酛で仕込まれた原酒は、惣誉さんの普通酒にもブレンドされているとのことで、普通酒のそのコストパフォーマンスの高さが理解できる次第です。

 

 

 

 

 

 

<写真は熟成庫>

特別な酒米を使い生酛づくりで仕込まれた清酒は、伝統的なワインと同じように熟成によって深みのある味わいへと変化します。

リンゴや桃のようなフルーティな清酒は変質しやすく、まったく熟成に向いていないのですが、力のある米を原料に生酛づくりで仕込まれた清酒はその逆なのですね。

まるでシャンパーニュのアッサンブラージュのようですが、そんな清酒を絶妙にブレンドしてつくられるのが惣誉さんの酒なのです。

そうしてつくられた、エレガントで深みのあるブルゴーニュワインを連想させるような味わいが、世界の一流レストランに食中酒として支持されております。

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惣誉酒造の魅力 その①

 

 

「ブルゴーニュワインのようであり、泡のないシャンパーニュのようでもある」常温をワイングラスで飲んで美味しく、また食中酒として飲み進むほどに美味しく感じる惣誉(そうほまれ)酒造さんの酒。

その栃木県にある惣誉酒造さんに訪問させていただきました。

驚きました。すべてが素晴らしいのです。

蔵の見た目、設備、原料、社長さんの考え方、スタッフの方々、そしてもちろん酒の味わいと、すべてがホントに素晴らしいのです。

そんな酒屋のオヤジの驚きを何回かに分けて、このブログのネタにさせていただきます。

まずはその見た目。アンティーク感あふれる重厚な大谷石に囲まれ、蔵自体にも大谷石が使われている見た目は、まるで美術館。

また、酒蔵なら当たり前なのかも知れませんが、隅々まできれいに掃除されております。

 

 

 

 

 

 

その昔に銀行で使われていた大谷石なのだとか。

 

 

 

 

 

 

大谷石は湿度を絶妙に保つ特徴があり、ワインセラーに使われると聞いたことがありますが、もちろん日本酒にも良い影響を与えるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

蔵の中に入って驚いたのは、その充実した設備。

広い酒蔵の中に贅沢に置かれておりました。

設備の写真はさすがにこのブログにはアップできませんが、それはもう、いわゆる地酒蔵のレベルを超えた充実ぶり。

美味しい日本酒を造ろうとすれば、原料、技術、設備が絶対に必要でしょう。ここまで徹底して設備にこだわっている酒蔵さんは、そう多くはないと思います。

12月になんとブルゴーニュから戻った社長の息子さんが蔵に加わり、ポテンシャルまでも素晴らしいと感じた酒蔵さんでした。

次回はこだわりの原料や味わいについてネタにしたいと思います。

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「蜂角鷹(はちくま)」売れてます!!

 

 

「コレ、ぜったいに売れますから置いてください!」・・・・・酒問屋さんに言われて、そのデザインとネーミングから、第一印象はかなり懐疑的でした・・・・・でも、みなさん驚いたことにリピートするんですよ。

ひさびさのヒット商品かも知れません。

 

 

 

 

 

 

ウイスキー【蜂角鷹(はちくま)】Alc37% 700ml @990円+税

バーボン原液とスコッチ3年熟成ものをベースに複数の輸入原酒をブレンド。

バニラのような甘みのあるハイボールにうってつけのウイスキーです。

なぜこれほどまでに人気がでているのかと言えば、やっぱりこの価格に対してのコスパでしょう。

とくにこのウイスキーの香りの良さを気に入っている方が多いようです。

 

デイリーに楽しむ酒のひとつにこの「蜂角鷹」を加えてみては如何でしょうか?

 

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