“2018年1月”の記事一覧

「酒屋の株話」座して値上がりを待つ

 

 

大発会からの勢いが続かない。

日経平均株価は23000円を超えて一気に駆け上がったが、24000円を目前にしてセットバックを始めた。

 

 

 

 

 

 

(凍えるような夜にはこんなお店さんでイッパイやりたいかも)

大局の上昇トレンドに変化はないが、株価が上昇すれば逆張りによる個人投資家からの売りが入るパターンが継続されているようだ。

つまり、この強気相場はまだ”悲観”や”懐疑”の段階の市場心理を抜け出していないということではないか。

つまりは健全なのだ。

個人投資家による潜在的な買いの余力は大きい。また、海外投資家の買いが戻ってきている。

日経平均株価のチャートずらだけを見れば確かに利益確定の売りを出したくなるのかも知れないが、どういうわけだか個別株を見れば真逆だったりもする。

つまり個別株は、当たり前だがそれぞれのファンダメンタルズや参加者の思惑によってバラバラであり、インデックスを見ても個別株取引の役には立たないということだろう。

骨太に業績の拡大が期待される銘柄の、悲観に傾いた相場を買ったなら、今年は根性だして、我慢して、覚悟を決めて、「ひたすら何もしないで監視し続ける」ことがベストな方針ではないか。

またそれこそが、AIが仕切ることになるこの市場で生き残る唯一の方法ではないかと思う。

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「ルスタウ・アルマセニスタ」プレミアム・シェリーと八街新豆

 

 

熟成シャンパーニュにキャビア、赤ワインに生ハム、日本酒にさきいか、ホッピーに餃子・・・・・もしアテがナッツなら、それはドライ・シェリーでしょう。

落花生と言えば千葉県の八街産がトップブランドでしょうか。その八街産落花生の新豆をアテに熟成感あるプレミアム・シェリーは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

【エミリオ・ルスタウ アルマセニスタ アモンティリャード・デル・プエルト1/10】500ml

辛口の熟成シェリー

アモンティリャードは辛口でフレッシュなシェリーであるフィノを熟成させた、琥珀色の複雑感ある味わいのシェリー。

芳醇な香り、しっかりとした酸のストラクチャーにキャラメルやアプリコット、ビターチョコレート、アーモンドなどニュアンスが感じられる、非常に複雑みのある味わい。

そのリッチで優雅な余韻は、まさに大人の味わいと言えます。

アルマセニスタとは、古くから伝わるボデガを持ち、代々受け継がれてきた素晴らしいシェリーをストックさせている人々のこと。

ブレンドを一切行わずソレラシステムの熟成が終了した後、軽いろ過のみを経て瓶詰め。

法で定められている最低熟成期間(3年間)からさらに2年以上熟成させることでよりリッチで深みのあるシェリーに仕上げてあります。

こんなプレミアム・シェリーが2千円台で購入できるのですから、素晴らしいお得感です。

お得感を通り越して、もはや過小評価と言えるのかも知れません。

プレミアム・シェリー(価格はまったくプレミアムではありませんが)で、お得感ある贅沢は如何でしょうか?

 

 

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酒かすピザ

 

 

今年も酒かすの出まわる時期になりました。

その昔、今のように酒かすの健康効果がそれほど注目されていない時代、つまりそれほど売れなかった時代に、蔵人の方々は酒かすを石油ストーブで炙って、酒の肴にしたのだそうです。

それも、なんの味付けもせずにそのまま。日本酒を搾ったあとの酒かすですから、日本酒に合わないハズはありません。

そんな話を日本酒蔵の方から聞いたものですから、さっそく自身でも試してみたくなりました。

それでも、酒かすをただ焼いただけでは、なんとなく味気ない気もするため、ふと思い立って酒かすピザにしてみました。

 

 

 

 

 

 

酒かすの味わいの個性は強いですね。

それなりに美味しいのですが、他の食材をちょっとトッピングしたぐらいでは、酒かすの味わいが勝ってしまって、酒かすを焼いて食べたのとほとんど変わらないかも知れません。

かす漬けのように、酒かすの味わいを他の食材に加えるような料理法では肉も魚も野菜も汁も美味しくなるのですが、食材に対して酒かすの量が多過ぎると、個性の強い酒かすの味わいが際立ってしまうようです。

つまり、上の写真の様な酒かすピザをつくるなら、チーズもハムもたっぷりにするべきなのでしょう。

・・・・・・などなどブツブツと考えつつも、結局は酒の肴としてまったくわるくはないため、美味しく酒の肴としてつまませていただきました。

酒かすが美容や健康に効果があるとされているのは周知の通りです。

そんな酒かすが美味しいアテになれば、それは素晴らしいことではないかと思う次第です。

手づくり地酒蔵の酒かすは如何でしょうか?

 

 

 

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ホッピー・アートランド2018-1

 

 

世界で活躍するアーティストによる、ホッピーを題材にしたアートカレンダーの2018年1月です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2018-1のアーティストはカリフォルニア在住のベン・クウォック】

BIOWORKZ の通り名で知られるアーティストのベン・クウォックはカリフォルニア州を拠点に活動するアーティスト。

繊細で緻密な点描画のような手法で描く作品で知られ、タトゥデザインやグラミー賞受賞のロックバンド、パール・ジャムのポスターアートを手がけるなど活動の幅は多岐にわたる。

野生動物の迫力や美しさ、骨格や筋肉などから受ける生体構造や機能性をインスピレーションに「より繊細かつダイナミックに描く」ことを意識しているという。

今作では2018年の干支である「戌」をテーマに世界的に人気を集める日本犬「芝犬」を描いた。

 

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・・・・・・「ホッピーとかけまして、新年の願掛けとときます。その心は、アテがはずれないようにしたいものです。」

Hoppy new year

 

 

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「Ch・マルゴー2002」マリアージュの基本中の基本

 

 

ワインとのマリアージュの基本中の基本といえるのが、格を同じにすることでしょう。

英語で言うところのグレート・ウイズ・グレートです。つまりは高級ワインには高級食材ってことでしょうか。

これは単にワインと料理というだけでなく、その状況も含まれるのかも知れません。

そのもっとも分かりやすい状況がお正月でしょう。

 

 

 

 

 

 

【シャトー・マルゴー2002】

大変にありがたいことに、今年のお正月にはCh・マルゴーを味わう機会に恵まれました。

おめでたいお正月に、お正月のご馳走とともにマルゴーを味わう。これ以上のマリアージュはないでしょう。

五大シャトーの中でもっともエレガントで女性的と評されるマルゴーを味わうのは、実はこれが初めてです。

ヴィンテージの2002年は、いわゆる平均的な年。

それでも、か弱い女性を見たことがないのと同じように、なめらかで女性的と言えなくもないのですが十分に力強い。流石は超一流のグランヴァンと言った印象の凝縮感です。

ひょっとして、今も昔も女性的ってのはパワフル+エレガントなことなのか。

また2002年ものぐらいでは、まだまだ若い。もちろん大変に美味しいのですが、もう10年ぐらいは寝かせた方が良かったのかも知れません。

それでも、もう何かの料理に合うとかを超えた「こんなワインに本当に合う料理なんて存在しないんじゃないの!?」みたいな、間違いなく偉大さのあるワインでした。

 

 

 

 

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