“2017年8月”の記事一覧

「セレネ2017」ファンキー・ヌーボーがやって来る

 

 

自然派ワイン専門の輸入業者さんが扱うボジョレー・ヌーボーのご案内です。

酒倶楽部ステップにも入荷を予定致しております。

 

 

 

 

 

 

生産者名:シルヴェール・トリシャール

ドメーヌ名:ラ・タルバルド

商品名:ボジョレー・プリムール セレネ2017

なぜそう呼ばれるのか。飲んでみないと分からないのかも知れませんが、ファンキーなヌーボーなのだそうです。

2012年からボジョレーのブラッセ村にてワイン造りを始めた新しい生産者。シルヴィールは子供のころからいつもぶどう畑にいた。おじいさんがワイン生産者でドメーヌ・ド・ラ・フーリィという名前のドメーヌを所有していたからだ。

2002年ジャン・クロード・ラパリュに出会い収穫を体験し、自然派ワイン醸造というものを始めて知り、ワイン造りの興味にスイッチが入った。

2008年農業開拓責任資格を取得。研修先のドメーヌ・ベリュアールでもすっかり自然派ワイン造りに魅せられた。そして2012年、おじさんのぶどう畑を譲り受けて自身のワイン造りを始めた。

シルヴェールのワインはもちろん自然派であり、最先端を行く自然派の味わい。

軽やかでフレッシュ感に富んでいて、スイスイと飲めてしまう。ミネラルを伴った骨格がしっかり存在するエレガントな味わい。

赤い果実感のあるフローラルな風味。口に含むととてもピュアで心地よいミネラル感がある。

瓶詰時も含めSO2は使用しません。

 

今年ももう間もなく2017年ヌーヴォーのご予約を承る時期になります。

ファンキーな自然派ワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「カザル・ヴィエル・ヌーヴォー2017」今年も赤はピノ・ノワール

 

 

南フランス、ラングドッグのサンシニャンを代表するワイナリー、酒倶楽部ステップでもお馴染みの「カザル・ヴィエル・ヌーヴォー2017」のご案内です。

 

 

 

 

 

 

 

 

【2017年のカザル・ヴィエル ヌーヴォーも赤はピノ・ノワール】

2016年は乾燥の年でした。春から全く雨が降らず、ぶどうの成長に支障がでないように、ぶどう畑に灌漑設備を設置し、ぶどうの成長を健全に促し、解禁日に間に合わせるため、初のピノ・ノワールでのヌーヴォーに挑戦した造り手のローラン氏。

そのワインの出来は皆様にご満足頂けたことと思います。

さて、2017年はというと、冬には適度の雨が降り、ぶどうの成長は順調でしたが、4月にフランス全土で一気に気温が下がり、北部ではかなりの霜害が出ました。

しかし、南仏ラングドックは現状、霜害、雹害も無く、6月の猛暑で一気にぶどうの成長が加速し、昨年より2週間ほど早いリズムでぶどうが成育しています。

本年も一番早熟であるピノ・ノワールで、エレガントかつ凝縮感のあるヌーヴォーを造るとのことです。

 

今年ももう間もなく2017年ヌーヴォーのご予約を承る時期になります。

ピノ・ノワールから造る南仏のヌーヴォーは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ワイン発祥の地のワインのアテ”バドリジャーニ”

 

 

ワイン発祥の地であるジョージア(旧名グルジア)のワインを専門に輸入されている方が来られて、ジョージア料理の話になったんです。

「ジョージアの料理はスゴク美味しんですよ・・・・・・」みたいな話です。

ワイン発祥の地らしくどの料理もワインにスゴク合うのだとか。

その中でもジョージアの茄子料理である「バドリジャーニ」は特に赤ワインと素晴らしい相性なのだそうで、「もうね、バドリジャーニと赤ワインとパンがあれば、もう最高なんすよ!」みたいな話をされていきました。

そこで、そんなにワインに合う料理があるのならばと、物好きな酒屋のオヤジは自身でつくってみた次第です。

埼玉県の代表が高校野球で活躍しちゃって、なかなかTVの前から動けず、時間もあまりなかったのですが何とか完成しました。

 

 

 

 

 

 

【赤ワインとジョージアの茄子料理”バドリジャーニ”】

初めてつくって、初めて食べる料理ですから、出来栄えのレベルがどの程度なのかは微妙なところですが、なかなか美味しいし、確かにワインに合います。

この料理を平たく言えば、塩味をつけて焼いた茄子に、様々なスパイスで風味をつけたクルミのペーストを巻いたり挟んだり乗せたりした料理。

ポイントはもちろんクルミのペーストの味付けなのですが、生のすりつびしたニンニクの量が多かったようで、いつまでも喉の奥に辛さが残りました。それでもその分、元気になったような気もしましたが。

もうちょっとお皿の盛り付けがキレイなら、特別な日の料理としてワインとともに楽しんでいただけるのではないかと思った次第です。

「バドリジャーニ」のレシピ:

茄子⇒5mmぐらいの幅に切る、塩を振って1時間ほど置き、水分をふき取って油でこんがりと焼いてさます。

クルミ(けっこうたっぷり)ニンニク少々⇒すりつぶしてドライ・フェネグリーク、ドライ・パプリカ、ドライ・コリアンダー、ドライ・マリーゴールド(スーパーになくて使いませんでした)、白ワインヴィネガー、水、塩で味付けすしてペーストにする(加えるスパイスはレシピによって様々)。

ペーストを焼いた茄子で巻いたり、挟んだりする

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

エッグ・ベネディクトをアテにカジュアル ピノ・ノワール

 

 

先日の朝、夏休み中の子供にせがまれてうちの近所に新しくオープンした、いわゆるロードサイドの大型喫茶店にお邪魔しました。

ちょっと苦手なパンの上に生クリームがてんこ盛りになっていたりする中部系の喫茶店ではなく、そこは関東系。外観は似た感じでしたが、メニューの内容はまったく違ってました。

朝食メニューはなんだか本格的です。

まえまえから食べてみたかった「エッグ・ベネディクト」なるものをメニューで発見しました。少々値段がいい感じでしたが、せっかくですから迷ううことなくそれを注文しました。

 

 

 

 

 

 

こくがあって、確かに美味しい。

・・・・・でも、酒屋のオヤジ的には、「このリッチな味わいのソースのかかったご馳走を、朝食にコーヒーと一緒に食べるんじゃあもったいない。」「たぶんこれにはコーヒーじゃなくてワインであり、そして朝食じゃなくてランチorブランチでしょ!」などと思ってしまった次第です。

そして、もしワインを合わせるとすれば、カジュアルなクラスの軽めの赤ワインが良いのではないかと考えた次第です。

自身の好みもあり、なんでもかんでも軽めの赤ワインに合わせたいと思ってしまうのですが、たぶんこのエッグ・ベネディクトとは、ほとんどのワインに合うような味わいだと思います。

酒屋のオヤジがイメージしたのは、軽めの赤ワインであるカジュアルタイプのピノ・ノワール。

 

 

 

 

 

 

 

【カジュアルなピノ・ノワール 左からニュージーランド産、イタリア産、カリフォルニア産】

エッグ・ベネディクトは卵料理ですから、休日のブランチと呼ばれるような時間帯に、一杯のグラスワインとともに食するのが理想的でしょうか・・・・・・絵になる感じです。

また、もしこのエッグ・ベネディクトの具がベーコンではなくサーモンなら、やはり軽めの樽の利いていないシャルドネあたりが良いのではないかと思う次第です。

多くの料理にフレンドリーなワインは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

やさしい味わいの食事には、やさしい旨味の国産ワイン

 

 

その日の夕食は夏休みの宿題と言うことで、次男がつくってくれた野菜炒めでした。

豚肉から炒めて、堅くて火が通りにくい野菜から徐々に加えて炒めていく。味つけは塩のみ。

野菜の旨みや甘みのやさしい味わいが素直に伝わって来て、たぶん母親に手伝ってもらったのでしょうが、なかなかのものでした。

シンプルな野菜炒めのやさしさは、なんだかノスタルジックな味わいですね。

これが豚肉じゃなくて魚肉ソーセージあたりだったら、もうノスタルジック過ぎちゃって、酒屋のオヤジなどはもう泣いちゃうかも知れない、などと思ったりもした次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

親ばかっぽくて恐縮ですが、次男が初めてつくった野菜炒めです。

そんなやさしくてシンプルな野菜炒めに合うワインと言えば、やはり味わいにやさしさのある国産ワインでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

【にごりスパークリング奥野田フリザンテ(白) と 奥野田ベリザンテ(赤)】

発酵中のワインをボトルに詰めた、やさしい発泡の残っているワインです。発酵の途中ですから当然アルコール分も低め。原料ぶどうは白がデラウエア、赤がマスカットベリーA。

やや辛口のやさしい旨味を感じる味わいのワインです。

国産の野菜と国産のワインですから、産地マリアージュとなるわけです。

また、この手のワインは小規模のワイナリーでしか造れないタイプの、贅沢なワインと言えるかも知れません。

 

国産ワインで ”やさしい & やさしい” のマリアージュは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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