“2017年8月”の記事一覧

「酒屋の株話」何もしない人生修行

 

 

まだ断定するには早すぎるのかも知れないが、多くの個別銘柄で今回の北朝鮮を巡る地政学リスクは絶好の買い場となったようだ。

 

 

 

 

 

 

(ステップのカベルネ・ソーヴィニョン・・・もうじき収穫だ)

しかし、日経平均株価ベースでは、トランプ政権の混乱やスペインのテロによるものなのか、NYダウに追随するかのようにさらなる下値を探る展開。

ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向に向かって行くのが相場なのだろう。この下がったところでは、買うか見守るしか方法がない。

思い通りにならないことはわかっていても胆力が必要になってくる。

それでも銘柄によっては売りが一巡した様で、サマーラリーが現実のものとなりそうな気配だ。

市場には確かに魔物が潜んでいて、あっという間に投資資金が食われてしまうこともある。それでも、今はまだその時ではない。

ひたすら冷静に、ひたすら合理的に、ひたすら多面的に考えて、最善の道を歩むべきなのだ。

つまりは、今は何もしないということだろう。

ひたすら保有し続けることが、特に成長銘柄に関しては最善の道ではないか。

 

それにしても、この空前のカネ余りの時代に日本株はどうなっているのか。なぜ市場心理は改善されないのか。

・・・・・こんな状況こそが人生修行なのだろう。思い通りにならないのが人生だ。

 

頑張りましょう。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ジャン・クロード・ラパリュ ボジョレー・N 2017」天候被害なくパーフェクト

 

 

ステップで人気のボジョレー・ヌーヴォー、「ジャン・クロード・ラパリュ」の2017年ヴィンテージ情報です。

 

 

 

 

 

 

(ジャン・クロード・ラパリュの収穫)

2017年のジャン・クロード・ラパリュのボジョレーはパーフェクト!

冬からの適度な雨、6月の猛暑などでぶどうの生育は昨年より2週間ほど早い。まさにリズミカルに順調にぶどうが育っている。

ラパリュの区画は4月の霜害も、7月の雹害も全く被害がなくパーフェクトな状態。もちろん収穫までは油断はできないが、本年も素晴らしいヌーヴォーが出来上がることであろう。

<2017年のヌーヴォーのぶどうは何と樹齢60年>

ラパリュのドメーヌのある村、ブリュイィのサンテチェンヌ・ラバレンヌの北東5キロのシャレンタ村のヴィエイユ・ヴィーニュで2017年のヌーヴォーは造り出される。

このガメイの古木は収穫量は少ないが熟度の高い高品質なぶどうをつくり出す。また醸造、熟成、ビン詰めまでもちろんSO2(亜硫酸)添加ゼロ。

<ラパリュの目指すワイン造り>

ラパリュが目指すヌーヴォーとは「新鮮なぶどうの香りを思い起こしてくれるようなアロマ、収穫したぶどうを丸ごと、今まさに搾っている香りをそのまま再現するようなヌーヴォー」です。

<ワイン造りのポイント>

①有機栽培。美味しいワインは自然なぶどう栽培抜きにはあり得ません(認証は取得していません)。

②樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)。

③本来のマセラシオン・カルボニック。一切除梗しない房そのままの状態で発酵。ピジャージュも一切せず、皮を一切傷付けづに優しく発酵。ぶどうの粒の中で果汁がゆっくり発酵します。

④プレスは100年以上前につくられた木製垂直式圧搾機を用いゆっくりプレス。

⑤酸化防止剤(SO2)は、醸造中も瓶詰め時も一切使用しません。野生酵母の自然な働きによりテロワールを素直に表現した、とても優しい味わい。

 

早いもので、今年ももう間もなく2017年ヌーヴォーのご予約を承る時期になります。

11月の解禁日にジャン・クロード・ラパリュ2017は如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ドライ シェリー」ヒップスターズ・アイテム

 

 

ヒップスターと呼ばれる方々をご存知でしょうか?

ひげ、黒ぶちメガネなどを好むサブカルチャー的におしゃれな方々のようですが、実のところ酒屋のオヤジにもよくわかりません。

酒類系の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」の伝えるところによれば、イギリスではそんなヒップスターの方々にシェリーが人気なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

【ドライ・シェリー フィノ と マンサニージャ】

スペインのバルに代表されるようにシェリーは食事との相性もスバらしいのです。

そんなシェリーの人気がイギリスで復活していて、そのシェリー人気を主導しているのがヒップスターの方々なのだそうです。

つまり酒屋のオヤジなりに平たく言えば、イギリスの最先端を行くようなスタイリッシュな方々にドライ・シェリーがうけているということなのでしょう。

暑い日に冷やして飲んだり、何かで割って低アルコールドリンクにして食事と一緒に楽しまれているとのこと。

 

個人的にはこの傾向をスタイリッシュなだけでなく、かなり賢明な選択ではないかと思う次第です。なぜならシェリー酒はかなりお得感のあるお酒だからです。

たとえば、ドライ・シェリーを思わせる白ワインがあれば、たぶんその白ワインの価格は本家であるシェリーよりも高いでしょう。シェリー酒が著しくアンダーバリューになっているように感じるのです。

日本でもドライ・シェリーはスタイリッシュであり、また賢明な選択だと思います。

スタイリッシュにドライ・シェリーとタパスを楽しんでみては如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「オルサダ カリニャン」カリニャン100%の迫力

 

 

驚きのボリューム感です。

チリ産だからなのか、カリニャン100%で、しかも樹齢100年の古木から造られるワインが、これほどまでにリッチでボリューム感ある味わいとは知りませんでした。

アルコール度数はなんと15.5%。

かなり驚きのあるワインです。もちろん美味しい。

 

 

 

 

 

 

【オルサダ・カリニャン】カリニャン100%(樹齢100年)オッフェル・ヴィンヤーズ チリ マウルヴァレー Alc15.5%

2017年サクラアワード ダブルゴールド

ワインスペクテーター94ポイント

味わいはサクランボのリキュール、リコリス、黒色の果実とマッシュルーム等がミックスされたアロマが持続し、アプリコット、白桃、梨、ライチの含みを伴う。

エレガントで熟しており、風味はジューシーでまろやか。カシス、バニラ、ブラックカランとの含みを示し、たっぷりと熟したタンニンに複雑な後味の長い余韻が残る。

上質なワインが造れないと軽視されてきたカリニャン。その評価を見直すために造られたチリで初めての原産地呼称制度であるVIGNO(ヴィーニョ)のワインです。

VIGNO(ヴィーニョ)の条件:オーガニック、樹齢30年以上の古木を使用、65%以上カリニャンを使用、2年間の樽熟成または瓶内熟成など。

 

まずカリニャン100%のワインを他に知りませんが、カリニャン100%のワインがこれほど美味しいことも知りませんでした。密度があり厚みのある味わいと言うだけでなく、エレガントでバランスもスバらしい味わいのワインです。

チリワインの新しい流れはとても興味深いものがあります。このヴィーニョもその中で最も興味深いワインのひとつだと思います。

”カリニャン100%の迫力”を試されては如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ホッピー&スピリタス(96度)

 

 

「ノンアルコールビールにスピリタス(アルコール度数96%のウォッカ)を入れて飲むと、メッチャうまいってネットで話題なんですよ~」

と言ってお客様はスピリタスを一本ご購入されて行きました。

 

 

 

 

 

 

【スピリタス と ホッピー各種】

考えてみればアルコール度数96%まで蒸留を繰り返したお酒なのですから、ほとんど純粋なアルコールに近く原料のクセは消えています。

また、96%のお酒なら加える量もかなり少ないため、ノンアルコールビールの本来の味わいに与える影響はかなり少なくなるわけです。

果実系のリキュールをつくるのにスピリタスは適しているとも言われますが、スピリタスを使うのは確かに理にかなった方法と言えるのかも知れません。

これは、やはりノンアルコールのビール風飲料であるホッピーでも同じでしょう。本来のホッピーの味わいに与える影響を最小限度に抑えることが出来るわけですね。

業務用のホッピー瓶の容量は360mlですから、96度のスピリタスを20mlほど加えれば、アルコール分5%のホッピーが出来上がることになります。

また、96度のスピリタスはリキュールをつくるのに抽出が早いため、ハーブや果実などの風味をつけてホッピーと合わせてみても楽しいかも知れません。

たとえば柑橘系の皮をスピリタスに漬けて、糖分ゼロのリモンチェッロみたいなものをつくり、ホッピーで割るとかです。

自分なりのホッピー&スピリタスは如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ