セル・イン・メイの警戒をよそに、なんと5月は記録ずくめの上昇。
そんな状況は、真反対の成り行きではありますが、1990年1月にご祝儀相場での値上がりを期待されながら、実際には大幅な下げが始まったコトを思い出させます。
弱いファンダメンタルズと、強いセンチメント、さらにご祝儀相場のアノマリーが噂されました。平成バブルのピークを形成した、まさにそのときです。
そして、今回はその真逆。強いファンダメンタルズに、弱いセンチメント、そしてセル・イン・メイによる値下がりへの警戒。
・・・・・さらなるフォロースルーの予感がする次第です。
【日本経済新聞さんの記事】
先日、新聞では、逆張りで巨額のドル売りを仕掛けていたミセス・ワタナベさんが、踏み上げたことを伝えておりました。
相場をリードしたのは、日本株と同じように海外のファンド。
5月の記録ずくめの日本株上昇をリードしたのも、売買シェアで6割を占めるといわれる海外ファンドです。
取引手法の多様化とも言えますが、帰納法によるテクニカル分析などを駆使して、個人投資家であろうとも、上昇相場に海外の巨大ファンドに立ち向かって、空売りを仕掛けるガッツはスゴイと思います。
それでも、海外のファンドはプロです。プロなら取引する前に、信用倍率の極端な偏りぐらいは必ずチェックするハズ。
演繹法的に考えて、もしその偏りが明らかに個人投資家によるものと推測されるなら・・・・・・・言い方は良くないかも知れませんが・・・・・・”狙われちゃう”・・・かも知れないと思う次第。
また、押し目買い需要の強さも感じられます・・・・・・・・ココはガチの逆張りで、いっちゃわない方が良いのでは、と余計なお世話かも知れませんが感じる次第です。
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