“2015年4月”の記事一覧

「ちちぶコーラ」埼玉産のコーラがあるんです!

 

 

 

最近では青森の「にんにくコーラ」なるものが、爆発的な人気なのだそうですが、実は埼玉県にもコーラがあるんです。

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【ちちぶコーラ】 200ml 業務用リターナル瓶入り

王冠には「Toda Cola」と印字されているため、「とだコーラ」でも「ちちぶコーラ」でも、どちらの名前ので読んでもOKな埼玉県のコーラです。

秩父で戸田乳業さんが製造されているコーラなのですね。

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商品特徴:

名水百選の毘沙門水を使用したコーラ。ガス圧が強く、キレがあって後味さわやか。

焼酎やウイスキーと割っても美味しく飲めます。

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居酒屋さん向けの商材なのですが、割り材としても使えるようにガス圧が高くなっています。

コーラと言えば、本家の世界ナンバー1ブランド企業のコーラが圧倒的。それでも、この埼玉県産のコーラは、意外に人気で売れ行きが良いのだそうだ。

コーラも遂に、ブランドにこだわらない時代が到来したんでしょうかね(汗)!

たぶん勝負できるところがあるとすれば、価格はもちろん、焼酎やウイスキーの割り材に適しているところだと思います。

埼玉県産の酒場風なコーラは如何でしょうか?

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「酒屋の株話」日本株投資はチキンレースなのか!?

 

 

物価とは、各商品ごとの需要供給バランスによって形成されます。

現在のリフレ政策に、懐疑的な意見を持たれているエコノミストの方は多いようです。今までに経験したことのない異次元の金融緩和によるリフレ政策では、必ずその副作用あるとみているんですね。

酒屋の現場でも感じるんです。

例えば国産のビールやビール系飲料などに関しては、たとえ世の中の賃金が上昇しても、飲む人が明らかに少なくなって来ているんです。需要そのものが減少しているんですね。

住宅なども同じ状況だと思うのですが、明らかにファンダメンタルズが良くないのです。

クリアーなトレンドである少子高齢化と人口の減少が、国内の需要を明らかに減少させているように見えるのです。

もっと言えば、今回のリフレ政策の先には、「チキンレースのような崖が待ち受けているのではないか?」との不安があるわけです。

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【日本経済新聞さんの記事】

新聞の記事によれば日銀の国債保有額は、全発行額の四分の一を占め、日本株のETFも市場の過半に達しているとのこと。

それでも、まだまだチキンレースのように、「すぐそこに崖が待ち受けているかもしれない!」みたいな状況には達していないのだと思うのですが、そんな方向に向かっている様には感じるのです。

ハント兄弟の銀の買占めでも、相場はギリギリの状況まで上昇を続け、身動きが取れなくなって急落が始まりました。

クジラや日銀の買いが続いているうちは、強気の展開が続くのだと思います。

もしこれがチキンレースなら、まだまだアクセルを踏み込むべき時だとも思います。

しかし、何年後かは分かりませんがクジラや日銀の買いが終了するころには、そこには深い崖が控えている、とみるべきなのかも知れません。

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その45(最終)

 

 

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格は、ブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年6月まで約20倍に高騰。

ピーク時にはシャトー・ラフィット・ロートシルト2008ヴィンテージのボトルに、当時最大の販売先であった中国の繁栄の意味「八」を刻むとのニュースが伝わったことから、ラフィット2008が大きく買われ、グランヴァン市場の価格を一気に押し上げて相場のピークを形成。

その後は中国でのバブルの縮小と歩調を合わせるようにボルドーワインは値を下げ続けた。

中国が主導したボルドーワイン・バブルは2011年6月をピークに崩壊した。

今後は、「はたしてグランヴァン市場はバブル崩壊を乗り越えたのか?」みたいなことを酒屋のオヤジなりに推察したいと思います。今回はその45回目。

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【グランヴァン(ほとんどボルドー)・インデックスの2010年3月から2015年3月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、3月末の時点で241.03と2月末から0.4%の値下がり。

ボルドー2014ヴィンテージのアン・プリムール(先物契約)を目前に控えていることや、100ポイントワインであるシャトー・ラトゥール2003のトランシェと呼ばれる、蔵出しリリースがリーズナブルであったことにより、2005、2009も合わせて値下がりしたことがインデックスの頭を抑えた。

他方、夏場に向けてバイヤーからのシャンパーニュの買いや、スーパータスカンのリリースにより若いヴィンテージが買われた。

Liv-exで値上がりの大きかった銘柄は、オルネライア2009 +5.3%、ソライヤ2010 +4.7%。値下がりの大きかったのはラトゥール2005 -6.5%、2009 -4%、D・ロマネ・コンティ2010 -5.6%。

現在、市場が最も注目しているのがボルドー2014ヴィンテージのアン・プリムール。

2014ヴィンテージは明らかに2011、2012、2013よりも品質は優っているのだが、2005、2009、2010ほどではないというのが、一致した評価。

ロバート・パーカー氏は「世紀の偉大なヴィンテージ以外でのアン・プリムールは機能しない」としているが、2014ヴィンテージに関しては、素晴らしくはあるが”世紀の偉大なヴィンテージ”とまでは、誰も思っていないようだ。

しかし、ラトゥール2003の今回のトランシェがすぐに売り切れたように、昨今のユーロ安で、なおかつアン・プリムール価格が魅力的な水準まで下がれば、アメリカやイギリスからの巨大な需要が存在することは間違いないようだ。

それでも、ここ数年のアン・プリムールの買いでは、その後の値下がりにより大損が発生しており、バイヤーにとっての魅力的な水準とは様々かも知れない。

また、Liv-ex の調査によれば、割高感のあるボルドーの若いヴィンテージの業者在庫が引き続き高水準にあるため、若いヴィンテージ・ワイン相場の頭は重く、在庫が動き出すには年月の経過か、価格の大幅な修正が必要とみられる。

2014ヴィンテージのアン・プリムールでのシャトーの出方にもよるが、引き続きボルドーワイン取引は、若いヴィンテージへの引き合いが少なく、評価の見直しやユーロ安などにより、2005ヴィンテージが引き続き取引の中心になりそうだ。

 

「グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?」は、今回の45回目で終了します。中国のワインバブルが崩壊し、新たなステージに入ったと思われるからです。

次回からは「ハイエンド・ワイン市況分析」にタイトルを変えて、引き続き月に一度、酒屋のオヤジなりに推察してみたいと思います。

 

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「桃色 活性にごり酒」 試飲販売のご案内

 

 

アッと言う間に、お花見シーズンは終わろうとしているようです。

それでも、雨さえ降っていなければ、今週末には美しい花吹雪のなかでの、花見酒が楽しめそうですね。

さて、今週末に店頭でご試飲いただけるお酒のご紹介です。

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【桃色 活性にごり酒】天然酵母使用 AL10% 日本酒度-70 670ml (要冷蔵)

赤色清酒酵母である「アデニン要求性酵母」を使用し、自然に桃色に色づいた発泡性のある桃色活性にごり酒です。

キャップに炭酸ガスを逃がす穴の開いているタイプ。必ず冷蔵保存してください。

ピチピチとした飲み口が心地良く、フレッシュで、あまずっぱくて、クリーミーな味わい。

アルコール分も低く、桃のようなあまずっぱさは、特に女性におススメしたい日本酒です。

 

天然酵母の働きによる、桃色の活性にごり酒とは、日本酒としてかなり珍しいタイプです。

たぶん飲まれたことのある方は、あまりおられないのではないでしょうか。

ぜひ、お立ち寄りいただい味見だけでもしてみて下さい。

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「ピアンカネッリ バルベーラ・ダスティ」奇をてらわないクラシックな良さ

 

 

ワイン・ファンの中には、いわゆるバルベーラ好きの方がおられます。

そんな方々が望むのは、奇をてらわない、伝統的なイタリア・ワインの良さを感じるようなバルベーラ。

特にアメリカ市場に向けた、ボリューム感と果実味たっぷりの、いわゆる濃い系なワインを、好まない傾向にあるように酒屋としては感じます。

そんな方々におススメしたい、味わいに実直さのあるバルベーラです。

できれば購入後に10年ぐらい熟成させていただくと、より好みに近いクラシック・イタリアンな味わいになるのだと思います。

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【ピアンカネッリ バルベーラ・ダスティ2013】 AL13.5% 本体価格@2,100円

なんでも、このワイナリーは環境への配慮にも力を入れているとのこと。

高円宮久子殿下が名誉総裁を務められている「バードライフ・ガラ・ディナー2014」において、環境問題に積極的に取り組んでいるワイナリーを代表して、この「ピアンカネッリ バルベーラ・ダスティ」が振舞われたとのことなのです。

そんなワインに選ばれるには、環境に関してだけでなく味わいの品質も、もちろん良くないといけません。

 

「バルベーラ」とは、ピエモンテで最も愛されているブドウ品種なのだそうです。

「ネッビオーロ」でつくる「バローロ」や「バルバレスコ」などの高級ワインが有名なピエモンテですが、ちょっと庶民的な味わいとも言える「バルベーラ」の方が好まれる理由は、個人的によく分かるような気がします。

実は酒屋のオヤジも、奇をてらっていないクラシックなスタイルのバルベーラが大好きです。

正直、2013年ヴィンテージでは若すぎてもったいない気もします。

しかし、しばらく寝かして置いて飲むような楽しみ方には、ちょうど良いワインではないでしょうか。

クラシックなスタイルの実直なバルベーラ・ダスティは如何でしょうか?

 

 

 

 

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