“2014年”の記事一覧

「カザル・ヴィエル・ヌーヴォー2014」今年の南仏は恐るべきワインだ!

生産者のローランさん曰く「2014年の南仏ヌーヴォーは恐るべきワインになる!!」と。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日の今日、併せてご提案したい、ヒジョーにお得感ある飲み口軽やかな南仏のヌーヴォーです。

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【カザル・ヴィエル ヌーヴォー2014 赤(シラー95%メルロー5%)と 白(ソーヴィニョン・ブラン)】南仏・ラングドック

今年の南フランスは大変でした。

夏の干ばつと、その後の雹の被害により、最も被害の大きい生産者で8割以上ものブドウを失ってしまったとのこと。

この「カザル・ヴィエル」のあるラングドック地方のベジエでも大変な水不足で、洗車が禁止されるに至ったほど。

しかし、そんな状況に備えてカザル・ヴィエルでは設備投資を行っておりました。カンガイ設備とその水を畑全体に行き渡らせるホースです。

そして、この設備により、今年のタフな気象条件を味方に変えたようです。

今年は例年の三分の一しか降雨量がなく、カンガイ設備が無ければブドウの成長が止まってしまいます。カンガイ設備があっても通常の収穫量の半分ほどでした。

そして収穫されたブドウは、粒が小さくても健全で凝縮感がある、まさに恐るべきブドウとなったわけです。また、酸のバランスも素晴らしい。

生産者に「恐るべきワイン!」と言わしめる2014年の南仏ヌーヴォーは、ひょっとしたらボジョレー・ヌーヴォー以上に、今飲むべきワインかも知れません。

ヒジョーに困難な年で生産量は少ないが、その分味わいの乗った2014年南フランス産ヌーヴォーは如何でしょうか?

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「ボジョレー・ヌーヴォー2014」・・・さてアテはどうする?

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日前日、続々とヌーボーが入荷しております。

厳しいヴィンテージであった2012年、2013年を大底にして、2014年は一気に気象条件が改善した印象。

今年のボジョレー・ヌーヴォーは、ハッキリ言って相当に期待できます!

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【ボジョレー・ヌーヴォー2014各種】

この週末は三連休のお休み。ボジョレー・ヌーヴォーのパーティーを企画されている方も多いのではないでしょうか。

そこで頭を悩ますのが・・・・・・・「ボジョレー・ヌーヴォーに合うアテってなに?」ですね。

一般的にボジョレー・ヌーヴォーの味わいは、フレッシュでフルーティで軽い飲み口とされていますが、上の写真のような、いわゆるこだわりのワインの場合には、エレガント系からフルーティさが溢れるものまでいろいろ。

したがって、ワインによって合う料理も少しづつ違ってくるのかも知れません。

それでも生ハムとボジョレーの相性などは、現地でも愛されている”鉄板マリアージュ”と呼べるでしょう。また、ビストロ・ミールなどとも呼ばれるようですが、フランスのパテ、テリーヌ、リエットと呼ばれるような、オードブル系の肉料理にも合うようです。

専門家の方々のボジョレーとのマリアージュのアイデアとは、ピノ・ノワールのそれと似ているか、まったく同じなのかも知れません。同じブルゴーニュ産であるため当然なのかも知れませんが。

そのため、ピノ・ノワールのように寿司や赤身のお刺身などとも相性が良いようです。

また、最近は街中に本格的な中華料理店が増えてきましたが、そんな中華料理もボジョレー・ヌーヴォーとの相性は良いと聞きます。

クリスマスのロースト・チキンやターキーとも、これまた相性は良いようです。

つまり料理としてミディアム・ボディぐらいのものは何でもOKってことのようです。

今度の三連休は、ボジョレー・ヌーヴォーに何を合わせますか?

 

 

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Let’s Eat Meatのナポリタンをつくってみた・・・・ワインに合う!

酒屋のオヤジのお休みは火曜日。その日は夕食作りを仰せつかっております。

子供は男子が二人のため、当然のごとく「肉食わせろ~!」って話になるわけで、肉料理が多くなる傾向にあるかも知れません。

先日、あるブログにイギリスのチャールズ皇太子を義理の父に持つフードライターのトム・パーカー・ボウルズさんが書かれた料理本、「Let’s Eat Meat」に掲載されているお肉たっぷりのナポリタンが紹介されているのを発見したんです。

さっそくアメリカの最大手スーパーの資本の入っている、アメリカ産の肉がお値打ちとみられるスーパーで肉を購入。つくってみました。

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【大きめの肉が入ったナポリタンソース?ボロネーズソース?】

日本人としては上の写真のソースをナポリタンとは呼びにくい。だって、いわゆる日本で食べるナポリタンとは違い過ぎですよね(汗)。

かといってボロネーズとも呼びにくい、だって普通それってひき肉ですもんね。

作り方は簡単。大きな肉の表面を焼いて、玉ねぎを炒めて、赤ワインとトマトで煮込む料理。時間はかかりますが至ってシンプル。いかにもオヤジ的な料理なのであります。

赤ワインの酸味があるため、子供向けに途中でお砂糖も入れてみました。

味わいはハッキリ言ってまあまあ(汗)。子供達も味わいには特に興味を示さず、「肉だ肉だ・・・・(笑)」と、長い時間をこの料理についやした割には、大した感動もなくサッと食べやがってました。

オヤジとしては、「知ったかぶりの講釈でもしたろ~かな」みたいなことを考えてたのですが・・・・・・・・(笑)

味わいがまあまあなのは、たぶん酒屋のオヤジの料理の腕前からくるものでしょう。でも、流石はワインで煮込んだ肉料理です。赤ワインには抜群の相性を感じた次第です。

 

さて、その知ったかぶりの講釈ですが、なんでも本場のナポリでは、この料理を食べるときにはコース料理にするのだそうだ。

鍋から肉だけを取り除いておき、最初にソースとパスタをあえたものを味わいます。その後の二皿目でお肉を味わうとのこと。しかし、トムさんは肉もパスタもソースも一緒に食べるのがお好きなのだとか。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁もあと数日、いよいよワインの季節が始まります。

ワインのアテに少しでも参考にしてくれたら幸いです。

お粗末様でした。

 

 

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「ボジョレー・ヌーヴォー」今年のトレンドは量より質

ボジョレーと日本の人々は発音するのだと思いますが、新聞にはボージョレと書かれております。

たぶんボージョレの方が現地での発音に近いのでしょうか?・・・・・まぁ、どちらでも意味は伝わるので、どっちでもいいのですが(汗)!

さて、いよいよボジョレー・ヌーヴォー解禁日が近づいて来ました。次の木曜日11月20日です。

2年続いた難しい年の後の2014年は、かなり期待できる水準とのこと。楽しみです。

メディアによる、またまたお得意の「〇〇年に一度の当たり年!」みたいな話が、ボジョレー・ヌーヴォー解禁のムードを盛り上げることになるのかも知れませんね(笑)。

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【日本経済新聞さんに掲載されたボジョレー・ヌーヴォー消費量の推移】

日本でのワインの消費量は増え続けているのだが、ボジョレー・ヌーヴォーの消費量は減少傾向にあるようだ。

今年の輸入量は昨年を8%程下回る見通し。しかし、その一方で高価格のプレミアム・クラスのボジョレー・ヌーヴォーの輸入は大幅に増えているとのこと。

ワインが日常生活に浸透する中で「お祭り」としての役割は低下しており、メーカー、消費者ともに量より質を求める傾向が強まっているのだとか。

数年前まで激安ボジョレー・ヌーヴォーに注力していたイオンさんが、今年はフィリップ・パカレのボジョレー・ヌーヴォーを販売すると言うから驚きです。

ワイン消費の現場は急激に成熟しているようで、嗜好の多様化と共に、量より質を重視する流れのようですね。もちろん価格に対する質の要求も益々厳しくなってきているのですが。

 

量より質と言えば、酒倶楽部ステップでも毎年好評をいただいております、当店一押しのボジョレー・ヌーヴォーであるジャン・クロード・ラパリュを販売致します。

ご予約以外の在庫はそれほど多くはないため、ご興味のある方はお早めにご予約、もしくはお買い求め下さい。

今年は期待できるみたいですよ~!

 

 

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「酒屋の株話」オプション・アゲンストによる乱気流の予感

酒屋のブログとしては、まったく場違いな感じもする株の話題ですが、意外に好評なようですので、「酒屋の株話」は今までどおり、たびたび書かせて頂こうと思います。

さて、このところの急激な値上がりで高値警戒感の出ている日本株市場ですが、新聞によれば衆議院解散後に自民党の再選を予想したグローバルマクロのヘッジファンドが日経平均のコール・オプションを大量に買っているとのこと。

メインはストライキング・プライス18000円の期間の短いコール・オプションだが、20000円のコールまで買われているのだそうだ。

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【日本経済新聞さんのスクランブル】

コール・オプションが大量に買われれば、販売したオプション・トレーダーは当然先物市場で買いを、これまた大量に入れなければならないわけです。

そんな状況も、このところの急激な株価上昇の一因だったのではないでしょうか。

そして、困ったことにオプションの売りポジションを持っているオプション・トレーダーは、日経平均が値上がりすればするほどに先物市場で買い上がり、値下がりすれば売り下がらなければならないわけです。

つまり、株式市場をより情緒的というか感情的な動きにするわけですね。

そんなコール・オプションの建玉が膨らんでいるのですから、来週は上に行くのか、下に行くのか分かりませんが、オプション・アゲンストによる先物市場での取引で、しばらくは激しい乱気流発生の可能性があるわけです。

もっとも日銀の買いも予想されるため、大きく下げることは予想し難いのですが。

短期での取引を繰り返すような方々にとっては、大波に向かうサーファーのような気分なのかも知れませんが、バリュー投資を本分とする者にとっては、いわゆる仕込みの時期は過ぎ去りつつあると言えるのかも知れません。

それにしても先週の売買状況は、みごとに「日本勢売りvs海外勢買い」でした。そして株価は上昇・・・・・過剰流動性による資金の流入は、まだ続いていると言えるようです。そして、日本からの潜在的な買いのパワーも増したようです。

 

 

 

 

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