“2014年”の記事一覧

「カヴェディーニ・レチョート」極上のイタリア甘口赤ワイン

今年のバレンタインでは自分用の高級チョコレートが注目されていて、そんなチョコを「ご褒美チョコ」と呼ぶのだとか。

デパートさんなどのスイーツ売り場ではヨーロッパからイケメンのショコラッティエと呼ばれる方々が駆けつけ、その「ご褒美チョコ」を購入される方々のために実演販売まで行うというからスゴイ。

でも、ただ高級チョコレートを自分で食べるだけではもったいないような気がするのです。やっぱり大人にとっての特別な日には、特別なお酒が必要でしょう。

そこで以前にご紹介させていただいた、イタリア人に愛される伝統的で正統派の極上アマローネを生産している「カヴェディーニ」⇒ https://www.stepstep.biz/wine/cavediniamarone の極上甘口赤ワインをご紹介します。

 北イタリアのこの地ではクリスマス・シーズンになるとヴィノ・ダ・アレグリア(幸福をもたらすワイン)と呼ばれ、地域のスイーツなどと一緒に楽しまれる極上の甘口デザートワインです。

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【カヴェディーニ レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラDOCG 2011】AL14% 750ml 4800円外税

カヴェディーニのアマローネと同じく生産量660本の超限定品。

レチョートの歴史はアマローネよりも古いのだそうで、甘口のレチョートの造りに失敗して、たまたまドライな味わいのアマローネが出来たのだとか。

レチョートとは「耳たぶ」のような意味とのことで、ブドウの房でもよく陽のあたる肩(耳)の部分だけを収穫して、アマローネと同じように陰干して造られるワイン。

輸入業者さんによる味わいの解説は:チェリーリキュール、バラのドライフラワー、ドライハーブ、シナモンの香り。上品な果実の甘味に酸、スパイシーさ、凝縮感がありつつも、まだ若々しく重すぎずさわやかな甘さで、洗練されたエレガントな余韻。

 様々な風味が複雑に、そしていく層にも折り重なった味わい。特別な日のための極上イタリア甘口ワインです。

「ご褒美チョコ」とともに、伝統的スタイルの味わいを守る「カヴェディーニ」の極上イタリア甘口赤ワイン「レチョート」は如何でしょうか?

 

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「担々麺と焼売、肉まんセット」東京一人ランチ

ワインの試飲会で有楽町に出かけてきました。

東京に出かけたからには、やっぱり東京ランチを楽しまなきゃもったいないのです。

今回はワインの試飲会の後だったためか、ワインばっかり味見させられた舌が食べ物を求めていたようで、お料理がものすごくおいしく感じました。もちろん料理がおいしいこともあるのですが。

やっぱりお酒は食欲を増進させるようです。

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有楽町の有名店のようで、人気作家の小説にも実名で登場した中華料理屋さん。特に焼売や肉まんなどの蒸し料理が有名なようで、お土産用に購入されてる方もおられました。

 有楽町の駅前の一等地にあり、その広い店内で注文を取ったり、お料理を運んだりしてくれるのは皆さんどちらかと言えばシニア世代の方々。長く愛されている証拠でしょうか。

席に案内していただき、その隣には中華系のOLさん達が、まくし立てるようにおしゃべりしておりました。そのまくし立てるような話し声が本場っぽくていい感じ。また、本場の若い女子が来店する中華料理屋さんというのも好印象です。

ワインをイヤになるほど試飲した後ということもあって、どのお料理も本格的でホントにおいしい。流石は長く愛されている有名店さん。おいしいだけじゃなく、しつこくない味わいもまたいいですね。意外にあっさりといただいちゃいました。

特に担々麺の細麺と、見た目と違って意外とあっさりしているスープの塩梅が、なんともワインの試飲で疲れた舌に心地良かった。次は麺類の単品料理にしようと決意した次第。

 人口が増加していて、税収や予算も日本の中では飛びぬけて高いと言われている東京。都知事選もスゴイけど、東京のランチ事情もやっぱりスゴイですね。

 

 

 

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「酒屋の株話」それでも日本株は買いじゃねぇの!

流石は名門の家系を築いた偉人の知恵!

一か月半ほど前の12月中旬に 「酒屋の株話」ところで今の日本株って買いじゃねぇの! という記事をこのブログで書きました。そこに、靴磨きが株の話をしているのを聞いたケネディー家のご先祖様が、市場の異常な過熱感を感じ取り、即座に保有するすべての株式を売却して、その後に起こる株式市場の大暴落を逃れた話を書きました。

そして酒屋が株の話を書いて一か月半、なんと株価が急落したじゃあないですか(汗)!

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 ケネディー家のご先祖様のごとく、大きく値上がりした株を売却したり、もしくは「ゲッ!酒屋が株の話だぜ」と空売りを仕掛けた方は大きく利益を出した可能性があるわけですね。

自分でも、「酒屋の自分が株の話を書きたくなるような状況は恐ろしいんだ!」と学習した次第です。

 それでも大きく値を下げた銘柄を見てみると、これまで積雪が大きかった人気銘柄が、より大きな雪崩を起こしたわけで、ある意味健全な調整と言えるのではないでしょうか。

 米国の量的金融緩和の縮小決定を機に、ヘッジファンドなどが新興国などからの資金の引き上げたり、それまで行っていた株買い円売りのオペレーションを清算したりが今回の急落の引き金のようです。

でも本来の株価の価値である企業業績はメチャメチャ良いんですよね。

つまり、業績が良くなって株価が下げて、また割安感のある株が増えるような気がするのです。

新聞によれば市場では9営業日連続で株の売買代金に占める空売り比率は30%を上回っているのだとか。マクロな市場が落ち着いて、企業業績が注目されれば、買戻しによる株価のV字回復の可能性もあると思うのです。

・・・・・でも、いわゆる「酒屋の株話」ですから(汗)!
 

 酒屋のオヤジのような本業を持つ者は、バリュー投資でぼちぼちやるしか、恐ろし過ぎて他に方法はなさそうですね。

 

 

 

 

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「吉田屋治助」燗がうまい淡麗辛口の酒

ポカポカ陽気の今日は節分。

最近の家庭での節分は、「豆まきする日」というよりも「恵方巻を食べる日」の印象が強くなったような気がします。

伝統的な食べ方は、恵方と呼ばれる方角を向いて無言で一気に丸かじりするのだそうですが、「ほんとにそんな風に食べんの?」みたいな気もするわけで、家庭で伝統的な食べ方をする方は少ないような気もします。

それにアベノミクス効果なのか、今年は1本8千円ぐらいする恵方巻も登場したのだそうで、そんなのを伝統的な食べ方ではちょっともったいな過ぎるような気もするわけです。

たぶん、太巻きを食べるのと同じように輪切りにして、いわゆる普通に食べる家庭が多いのだと思います。でもちょっと特別なハレの日です。大人には恵方巻に合うお酒がないとさみしいですね。

話が長くなりましたが、恵方巻に合いそうなお酒の紹介です。「伝統的な恵方巻には、やっぱり伝統的な燗酒でしょう!」みたいなイメージもあり燗上がりする地酒のご紹介です。

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【吉田屋治助 特別本醸造】一升2400円外税、四合1200円外税

なんでもこの酒は雑誌「日経トレンディー」の「燗酒で飲みたい酒 本醸造5銘柄」に選ばれたお酒なのだそうです。

淡麗辛口ながら酸味によるストラクチャーのしっかりとした味わい。しっかりとした味わいを感じつつ、キレの良い淡麗辛口さが飲み飽きさせないお酒だと思います。

お刺身数種が入った恵方巻に、お醤油とわさび、それからゆっくりとぬる燗につけたお酒を用意して・・・・・オヤジ系節分の楽しみ方でしょうかね(笑)。

恵方巻に燗がうまい淡麗辛口の酒は如何でしょうか?

 

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その31

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格は、ブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年6月まで約20倍に高騰。はたして「グランヴァン市場はバブルなのか?」、もしそうなら「今後そのバブルは崩壊するのか?」を酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその31回目。

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【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2009年12月から2014年1月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、デイリーベースで2012年11月13日まで約34%下落。その後反発して2013年3月15日には安値から約12%高い水準まで値を戻した。

それ以降はダラダラとなだらかな下げが続いている。3月15日の戻り高値から先月の1月末までの値下がり率は約11%、前月末からは約1%低い水準。2011年6月のピークからは約35%安い水準。

 2014年に入っても、左岸ボルドーの最高各付けのワインが売られ、他のハイエンドのワインが買われるこれまでの傾向は継続している。

伝えられている出来事としては、インターネット上の高級ワイン業者間取引プラットフォームLiv-Ex で、先月の始めに3ケースのラフィット2009がケースあたり£6,600で取引され、それまでの安値を更新。その後に買いが入りやや値を戻した。

一方、今後ますます市場への供給量が細ると予想されるブルゴーニュワインでは、特に偉大なヴィンテージとされる1999、2002、2005、2009、2010を購入する動きが目立ったようだ。市場には「この先、これらのヴィンテージを今の価格で購入することが不可能になるのでは!?」との先行きに対する懸念が広がっているとのこと。

 中国や香港での最大のワイン需要期である春節の影響はまったくなかったようだ。逆に中国の景気指標であるPMIが悪い方に傾いており、さらにはシャドーバンキングの規模が膨れ上がっており、いつそのバブルが崩壊してもおかしくないとの予想が出ている。

また、「倹約令」が引き続き高額品消費を抑制しており、今後しばらくは中国がワイン市場に対しての強い影響力を持つとは考えにくい。

 インデックスベースではブルゴーニュワインの好調さもあってか下げ幅が小さくなってきておりますが、ワイン市場の大型株ともいえる最高各付けの左岸ボルドーワインの不調が、引き続きインデックスを頭の重い市場環境にするようです。

 

 

 

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