“2014年”の記事一覧

「フリウラーノ」高級和食に合いそうなイタリアワイン

ヨーロッパの貿易の中心地のひとつであるトリエステが州都の、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の白ワイン用ブドウ品種が「フリウラーノ」。同じブドウ品種でも隣のヴェネト州では「タイ」と呼ばれ、この二つの地域でしか栽培されていないらしい。

たぶん、トリエステと聞けばピンと来る方は多いと思うのですが、「フリウリ・・・・・・・なんとかかんとか・・・・ってどこ!?」みたいな印象を持たれる方も少なくないと思います。「トリエステの上の方」みたいな地域の白ワインですね。

トリエステに代表されるように、歴史的に東ヨーロッパなどの影響を受けたためか、これらの地域には他のイタリアとは違った個性があるようです。

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【ボルトルッソ フリウラーノ】

 上の写真の「ボルトルッソ」のワインが素晴らしいこともありますが、このフローラルでクリーンな印象の、癒される感じの繊細さは「フリウラーノ」ならではかも知れません。

懐石料理などの高級和食にはピッタリと合いそうなデリケートさとエレガントさを持ったイタリアワインだと思います。そして、繊細な味わいの和食に慣れている日本人に好まれる味わいだとも思うのです。

穏やかな白い花を思わせるようなフローラルな香り、クリーンな印象の洋梨や白桃、野花を思わせるエレガントでデリケートさのある味わい。清涼感のある後味・・・・・・ソムリエさんではないため、うまく文章では表現できないのですが、とにかく上質な上品さが伝わってくる白ワインだと思います。

 この「フリウラーノ」も、その供給量に制限があるためか、こだわりのあるイタリアレストラン以外ではあまり見かけないような気がします。

もちろんイタリア料理との相性はバツグンなのだと思うのですが、合わせる料理がイタリア料理だけでは正直もったいない。和食で出される白身の魚料理や豆腐料理、野菜料理などにもバツグンの相性を感じさせるのではないかと思うのです。

 上質な上品さを感じる、穏やかでフローラルな風味の、北イタリアの上質白ワイン「ボルトルッソ フリウラーノ」を和食のご馳走と合わせてみては如何でしょうか?

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「韃靼そば茶割り」香ばしくて、ルチンたっぷり健康的

新発売の大衆酒場系業務用割材です。

健康に良いとされるポリフェノールの一種ルチンを豊富に含んでいる、韃靼(だったん)そば茶の焼酎用割り材。健康に良いというだけではなく、その香ばしい風味が健康的に美味い。

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 【彩の国 ちちぶ路 「だったん そば茶」】業務用200ml リターナブルビン入り

 秩父の戸田乳業さんの「ワインサワー」「エナジーサワーV呑み」に続く第三弾の大衆酒場系商品。

第一弾の「ワインサワー」にはポリフェノールで動脈硬化の予防と抗酸化作用を、第二弾の「エナジーV呑み」ではアルギニン注入で元気ハツラツ、そして第三弾の「だったん そば茶」ではルチンの効果で成人病の予防と、美味しいだけでなく効用も期待できる割材シリーズです。

酒場での駆けつけ三杯は、やっぱりシュワーっと炭酸の効いたサワーやホッピーをのどごし良く飲るのがイイっすね。でもそんな炭酸系ばっかりじゃ、お腹が膨れちゃう。そんな「こっからはジックリ飲っつけるか!」みたいなあたりから旨いのがスティルワインならぬスティル系酎ハイですね。

「玉露茶割り」とか「ウーロン茶割り」とか「お湯割りの梅干し入り」とかが、いわゆるスティル系の定番でしょうか。

そのスティル系に今までありそうでなかったスティル系酎ハイが、今回ご紹介させていただいている「韃靼そば茶割り」。その香ばしい味わいと、ルチン効果において「韃靼そば茶割り」の右に出る酎ハイはないのです・・・・・きっと!

 そんな、意外にハマる人が続出している、健康的で香ばしい風味のスティル系酎ハイ「韃靼そば茶割り」は如何でしょうか?

 

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美味い日本酒の世界観

 

「来る人、来る人、みんなですか・・・・(汗)!」。ここ数日間の店頭での問い合わせの80%以上は同じ日本酒について。

近年人気急上昇の山口県にある純米大吟醸蔵さんの日本酒です。「なんでみんなおんなじこと聞くんだろう?」って思って、ひとりのお客様にたずねてみたら、なんでも数日前にTVの番組で紹介されたのだとか。

斜陽傾向の日本酒業界にあって、このお蔵さんのお酒だけは凄まじい人気なんですね。

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 フルーティーで飲みやすくて、キレイな味わい。確かに素晴らしく美味しいお酒です。

当店、酒倶楽部ステップはいわゆる地酒の流通グループに参加しているわけでもなく、いわゆる有名銘柄をアドヴァンテージを持って扱えるような立場にはありません。

そんな、いわゆる地酒専門店でない立場の酒屋が誤解を恐れずにコメントさせていただければ、東京の有名地酒専門店さんなどが手がける、いわゆる有名ブランドの地酒の味わいも含めて、有名ブランドの地酒はなんだかみんな同じような方向の世界観を持った味わいばかりのような気がするんです。

 たとえばフランスワインではボルドーあり、ブルゴーニュあり、ローヌありと様々なスタイルがあり、それぞれに人気があります。またスコッチウイスキーでも、上品なものから強烈な個性を持ったスタイルまであり、それぞれに人気があります。

 画一的とまではいかないのですが、今流行りの同じような方向の世界観を持った味わいの日本酒有名ブランドの最高峰が山口県や山形県の酒ではないでしょうか。

でも本当は消費者の方々のお酒に対する世界観は見事にバラバラなんですね。酒屋にはそれがよくわかります。

たとえばワインが好きなことまでは共通でも、そこから先はみなさん見事にバラバラで、一般的には人の意見などにはまったく聞く耳を持ちません。マニアっぽい自然派ワインを愛している方々は、ボルドーの有名高級ワインのことを見下したりもするわけです。

 またそれが嗜好品の世界なのだと思います。

酒蔵さんにとっては、いい酒だからといって必ず売れるとは限らないわけですが、いま流行りのスタイルの味わいの酒だけではなく、伝統や地域の特徴も含めて、いろんな個性を持った日本酒に目が向けば良いと思う次第です。

 

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店内にイスをご用意いたしました

成人の日の三連休あたりからなんだか商売が静かなんですよ。

酒屋のオヤジのブログネタ以上に寒すぎる陽気のせいなのか(笑)!?みたいな気もしますが、とにかく参りました!!

最近では業務店さんたちとのあいさつも「寒いですね~!」とか、「参りました~!(ひまで)」みたいなのが多いような・・・・・(汗)。

こうなると、ついつい悲観的な方向へ思考を巡らしてしまうわけで・・・「やっぱり街場の酒屋なんか、座礁して沈みゆくタイタニック号にしがみついているような状況なのかも・・・・・・・やっぱりさっさと脱出するべきか!(汗)」みたいなことが脳裏をよぎるわけです。

そんなとき、このブログを書いているパソコンの画面の後ろの壁に、紙のきれっぱしに書いて貼ってある言葉「すべからく、強いもの、大きなものが生き残るわけではない。変化に対応したものが生き残る」というダーウィンの言葉を見て、「少しでも変化しなければ!」と思い立ち、スゴく微小ではありますが変化してみたんです。

そんなことで話が長くなって恐縮ですが、ご年配のお客様用に店内にイスを置きました。

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 近くのお寿司屋さんがご年配のお客様のためにお座敷にテーブルとイスを置いたのですが、それを見たときにギフトラッピングなどでお客様に店内でお待ちいただくことの多い酒屋のような業態でもイスは必要だと感じた次第。

ギフトラッピング以外にも、ちょっとまとまった買い物がしたいお客様や、ちょっと込み入った話を必要とした買い物の方など、少しお待ちいただくことがあります。また、ご年配のお客様には足腰が丈夫でない方もたくさんおられるようです。

 いまどきは、電気屋さんでも、メガネ屋さんでも、本屋さんでもイスが用意されているわけで、まったく珍しいことではないのですが、酒屋としてはなかなか良い感じで日本の高齢化に対応しているのではないかと思ってるんですよ。

 これで、「あそこの酒屋さんはイスが置いてあるから好きよ!」・・・・・・・・ってなことにはまったくならないと思いますが、とりあえず多少なりとも時代の変化に対応したことに、多少ではありますが満足した次第です。

 

 

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「シチリア ネロ・ダーボラ&フラッパート」男子うけするイタリアワイン

シチリア土着のブドウ品種2種、ガッチリ系とスッキリ系を絶妙にブレンドした赤ワインで、このワインもまた特に男性に好かれるワインのようです。

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【シチリア・ロッソ】シチリアの土着ブドウ品種「ネロ・ダーヴォラ」と「フラッパート」のブレンド。

シチリアの代表的ブドウ品種である濃厚なヴォリューム感ある男性的な味わいの「ネロ・ダーヴォラ」と、同じくシチリア産でフルーティーでやわらか、爽やかさのある女性的味わいの「フラッパート」のブレンドです。

 口に含んだ瞬間には、「ネロ・ダーヴォラ」の厚みのある充実した果実味を感じますが、次の瞬間「フラッパート」のエレガントな柔らかさを感じます。

絶妙にブレンドされていることにより、ある程度の飲み応えを感じつつ、なおかつ飲みあきしないワインと言えます。その辺の塩梅が日本の男性にうけるのかも知れません。

一般的に、ネロ・ダーヴォラ100%のワインはよく見かけるように思いますが、フラッパートをブレンドしてあるワインはあまり見かけません。おそらくフラッパートの生産のほとんどがシチリアのヴィットリア地域に限定されるため、それほど生産量が多くないためだと考えられます。

日本ではワインにこだわりを持つイタリアレストランなどで見かけるぐらいではないでしょうか。

シチリアで唯一のDOCG(イタリアで最も厳正な認証)のワインもまた、「ネロ・ダーヴォラ」と「フラッパート」の2種のブレンド。そのワインの名前は果物のチェリーを意味する言葉に由来するのだそうですが、「ネロ・ダーヴォラ」と「フラッパート」の組み合わせは、どこかチェリーを思わせる風味があるように思います。

そして、その”チェリー系”の味わいは、酒屋のオヤジも含めた男子うけが良いのですね。

シチリアの土着ブドウ品種2種を絶妙にブレンドした、絶妙なバランスの、特に男性うけするイタリアワインは如何でしょうか?

 

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