“2014年”の記事一覧

「牛焼肉飯の半ラーメン付」東京一人ランチ

東京に出る用事があって、その目的地の近くにあるタイ料理屋さんに行こうかと思ったらお休み。「どうしようかな」って、ちょっとぶらぶらしてみたら繁盛してそうな中華の定食屋さんを見つけたんです。

他人がお昼ご飯に何を食べたかなんて、ホントにドーでもイイことなんですよね。それもそれほど特別感のないランチなのでやや恐縮ですが・・・!(汗)

東京の山手線内ではこの手の定食屋さんはあまり見かけなくなったように思います。それでもちょっと山手線外に出るとこの手の、毎日でも通いたくなる庶民的なお店さんってあるんですよね。

ある意味、中年おやじにとっては最高なお店さんかも知れません。

来店されているお客さん方もみなさんそんな感じでしょうか(笑)。しかも100%おとこ。

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【牛焼肉飯の半ラーメン付】

チャーハンとラーメンセットもすてがたかったのですが、迷ったあげくに写真の定食に。牛焼肉飯って名前がなんだか良さげに感じた次第。

隣の席の男の人が、この店一番人気の定食セットを注文して、先に料理が出されたのですが、そのごはんがまたスゴイ大盛り。それを見た酒屋のオヤジは、「ゲッ!スゲー大盛りだ!・・・・ひょっとして食べきれずに残すことになってしまうかも・・・・・!(汗)」なんて心配したのですが、頼んだ定食はそこまで大盛りでなく一安心・・・・罪悪感を感じずにすんだ!

焼肉飯って名前だったので、てっきり牛の焼肉が乗ってるのかと思ったら、あんかけだったのでちょっとガッカリもしましたが、それでもあんかけとしては、ややお肉はかたかったのですが美味しくいただきました。

また、一緒に付いてきたあっさりお醤油味の半ラーメンの、そのベーシックでノスタルジックな味わいはすごく気に入りました。もし次回またお邪魔する機会があれば、そのときは半ラーメンではないラーメンを注文したいと思った次第です。

ガツガツとがっつり食いたいときには最高のお店さんです。

 

 

 

 

 

 

 

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「ウーデンハイマー・ゴールドベルグ・アウスレーゼ」中身はアイスワイン!!

凍ったブドウから造られるアイスワインが非常に贅沢な生産方法なのは周知のとおり。

そんなアイスワインとして造られたワインが、2011年ヴィンテージでは夜間の冷え込みが足りないとして、ドイツ全土でアイスワインのリリースが認められなかったのです。

そして少量ながらリリースされたのが、「中身はアイスワインだが、等級はアウスレーゼ」の非常にお得なワイン。

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【ウーデンハイマー・ゴールドベルグ・アウスレーゼ 2011】極甘口白ワイン

 地球温暖化の影響なのか、最近ではブドウが早く熟しすぎ、冬の温度もブドウが凍るまで下がりにくくなる傾向にあるようです。

2010年と2012年では、アイスワインとしてリリースされましたが、収穫量はとても少量。2011年に至ってはドイツ全土で全く収穫出来なかったとのこと。今後もこの傾向は続くと予想されており、これまで以上にアイスワインの入手は困難になるようです。

このワインの生産者であるファウスさんは、このワインをアイスワインとして造りました。しかし、ドイツ全体でアイスワインのリリースが認められなかったため、等級をアウスレーゼとしてリリースしたのでした。

そしてこの「中身はアイスワイン、等級はアウスレーゼ、値段はお値打ち」という、単に”コスパが良い!”というだけのレベルを大きく超えた超お得ワインが誕生したのです。

 味わいは、しっかりと凝縮された甘さがあり、様々な味わいの層が要素が折り重なる複雑さが楽しめ、しかもクリーンな印象もある、いわゆる大人の甘さです。

ある意味”わけあり”の非常にお得な「2011年産、中身はアイスワイン」で、大人の甘味を賢明に楽しむのは如何でしょうか?

 

 

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日本酒輸出のヒント

本日の日本経済新聞の記事によれば、日本酒の海外輸出を支援するためにジェトロと国税庁が、進出のヒントや輸出制度の注意点を国別にまとめた「日本酒輸出ハンドブック」を初めて作成したのだそうだ。

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【日本経済新聞の記事】

 2012年度の国内清酒消費は約59万キロリットルと過去2番目の少なさだった。一方で同年の清酒の輸出額は約89億4千万円で過去最高を記録。2013年も1~11月の前年同期比が約20%の増加。

世界的な日本食ブームを背景に海外への販路拡大を狙う酒造会社が年々増加している。

そんな海外進出のための道しるべとしてハンドブックが作成されたとのことだ。

内容の一部が紹介されていたのですが、「韓国で最も売れている日本酒は900ml入り紙パックの酒で、価格重視」、「日本酒を贈答に用いる中国ではラベルや化粧箱のデザイン、高級感がポイント」と。

 日本酒の輸出先のほとんどがアメリカと韓国なのは数年前から変わっていないと思うのですが、その輸出される日本酒の中身にはかなりの違いがあるようです。

アメリカ向けには、「日本じゃこんなスゴイ酒見たことないよ!(汗)」みたいな、とっても付加価値の高いお酒がアメリカ向けに開発されて輸出されたりするようですが、韓国向けはそのまったく逆なんですね。

韓国での日本酒の需要は普段飲みが多いんですね。それもパック酒が受けているとは。韓国はかなり成熟した日本酒市場と言えるかも知れません。

国によって求められる日本酒のタイプはバラバラなのは、まるでボジョレーヌーヴォーがほとんど日本で消費されるのと同じような状況でしょうか。各蔵ごとに相性の良い国はどこかにあるのかも知れません。

 ドイツでは、地方都市でもレストランで普通に本醸造酒ぐらいの燗酒が飲めると聞いたことがあります。また、中国では縁起を担ぐため、福を呼ぶような外見でないといけません。

日本酒蔵さんが海外へ販路拡大を狙うのは素晴らしいことだと思いますが、自社の製品の個性を生かして、どの国の市場を狙うのかが重要なようですね。

 

 

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「ラシャンテ」あきたこまち100%のスパークリング清酒

・・・・・・・昨日の続きです。

まだ依然として大手酒造メーカーさんの人気スパークリング清酒の出荷は止まったままなのですが、その大手酒造メーカーさんがスパークリング清酒開発で手本にしたと言われるスパークリング清酒があったのです。

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【スパークリング・ラシャンテ】発泡清酒 AL8% 280ml

 関係者の話では、現在人気になりすぎて供給がストップしているスパークリング清酒の開発者は、写真の「ラシャンテ」の蔵元である秀吉のブランドで知られる秋田の鈴木酒造店さんに通って手本にされたとのことなのだ。

 その本家ともいえる「ラシャンテ」は、あきたこまち100%の、よりピュアーな原材料のスパークリング清酒。

味わいにはよりフルーティーさが感じられます。価格はほぼ同じで、ネーミングとルックスはよりスタイリッシュな気がします。

 同じ関係者の方には、「ラシャンテはとにかく味わいがいいんです。だから、この商品も人気でして、ひょっとしたら同じように商品の供給が出来なくなるかも知れませんよ!」なんて脅かされてはいるのですが、今のところ在庫はあります。

 特に女性の方に人気の商品です。

気になる方は、ぜひお試しください。

 

 

 

 

 

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スパークリング清酒市場の混乱と可能性

大手酒造メーカーさんの酒販店を巻き込んだマーケティングの成果もあり、最近はスパークリング清酒が主に業務用のナイトマーケットで人気。

しかし、需要が盛り上がった昨年の年末に突然のメーカーさんからの出荷の見合わせ。

酒倶楽部ステップを含め、マーケティング戦略に協力した酒販店さんたちは大変でした。飲食店さんからは、「積極的に売り込んでおいてモノがないってどういうことなの?それもこの繁盛期に!」ってお叱りを当然受けるわけですね。

特にメーカーさんや飲食店さんとのコミットメントがあるわけではないと思いますので、最終的には「しょーがないね!」で済んだのだと想像されますが、大変な思いをされた方は多いと思います。ご苦労様でした。

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大手酒造メーカーさんのスパークリング清酒マーケティング戦略は、まず酒販店を動かして飲食店さんに専用フルートグラスとともにサンプルを供給しました。

販売は百貨店か業務用酒販店、酒類専門店だけで、スーパーさんやコンビニさんには卸させませんでした。

低アルコール、炭酸の利いた甘味のある飲みやすい味わい、スタイリッシュな外見、手ごろな価格で市場は拡大。

低迷している日本酒市場に新たなスパークリング清酒の可能性を示してくれたのです。

しかし、その後にスーパーさんやコンビニさんにも卸すこととなり、生産供給がパンクしたようです。酒販店にしてみれば、「あんなに一生懸命販売を広げてやったのになんだよ~!」みたいなことになったわけですね。

それでも、ナイトマーケットが主とはいえスパークリング清酒の可能性を示してくれた大手メーカーさんの功績は大きいと思うのです。

今後、清酒メーカーの多くはスパークリング清酒の市場に参入してくると推測されます。そして、「そのベストポジションをどの酒蔵さんがとるのか?」は微力な街場の酒販店としても興味のあるところなのです。

出来れば酒屋としてもいいポジションを取りたいのですが・・・・・・・・・!(汗)

 

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