“2014年”の記事一覧

「忠孝よっかこうじ」常識破りの濃厚泡盛

個人的に忠孝酒造さんの泡盛が大好きです。泡盛特有のバニラ系の風味がキレイに出ているバランスのよい味わいがたまりません。

そんな忠孝酒造さんから泡盛の新商品のサンプルが送られてきました。それも商品が誕生するまでのエピソードが漫画になった小冊子入り。忠孝さんの新商品への思い入れは相当なようです。

その新商品の泡盛は、アルコール度数が43度でボリューム感たっぷりの濃厚泡盛。泡盛というよりも、グラッパやホワイトラム、ジンなどと並ぶような、スピリッツ的な印象の泡盛なのです。

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【忠孝 よっかこうじ(四日麹)】AL43% 720ml 1550円外税

 小冊子の漫画によれば、の「よっかこうじ」は泡盛としては常識破りの製法で造り出されるのだそうだ。

何が常識破りなのかといえば、まず「シー汁浸漬法」とよばれる昭和30年代に姿を消した製法の復活。その製法は原料のお米を洗わずに10時間ぐらい水に漬けこみ、それから蒸すのだそうだ。乳酸菌の働きが良くなるらしい。

次に蒸した米に黒麹菌をつけて麹造りを行うのだが、通常は2日間の工程を倍の4日間で行う。これにより黒麹菌が米の内部まで入って行く。通常は麹米の表面が黒くなるのだが、米がボロボロになるほどに菌が入り込むため色は白くなるのだそうだ。

その間蔵人は泊まり込みで1時間ごとに麹を見守らなければならないとのこと。

その後に水と酵母を入れてアルコール発酵、そして蒸留。

こうして、華やかな香りの中に洋梨のような甘みのある、濃さのある泡盛が出来上がるのだそうだ。

 おススメの飲み方は、その香りを一番感じるオン・ザ・ロック。それも浮かべた氷を指でゆっくりと回す「てぃーあんだマドラー」と呼ばれる方法。「てぃーあんだ」とは”手の脂”という意味で、「愛情を込めて手間ひまかける」という沖縄の言葉なのだそうだ。

 酒屋としてはこの43度の「よっかこうじ」には熟成によるポテンシャルがあるのではないかと感じた次第。素焼きの甕壺に入れて熟成させたなら、トロッとしてまろやかで、やわらかさのある極上な味わいの泡盛になるのではないでしょうか。

ロックが旨い、濃い旨味の新感覚な泡盛は如何でしょうか?

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

2代目いも焼酎1t甕

酒倶楽部ステップ入口付近には10年ほど前から1t用の大甕が鎮座しております。これは「ブレンデッド熟成芋焼酎」の熟成&量り売り用の大甕。

その大甕にどうもヒビが入ったようで、中の芋焼酎が少しづつ漏れ出すようになったのです。しっかりとした厚みのあるかめ壺ですから、「もう10年も使ったから!」というよりも、「まだ10年しか使ってないのに!」みたいな印象ではありますが、甕を新しくすることにしました。

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【2代目いも焼酎1t甕】

一昨日、無事に大甕の交換が終了。1代目の大甕はとりあえず店舗前に出しましました。それっぽい文字でもその大甕に書けば、意外にかっこいいディスプレイになるのではと考えているのですが、どうしたらよいのか・・・・・・(汗)!

この大甕は本当にいい仕事をします。高級ワインの醸造にコンクリート槽を使ったり、ワインの熟成にアンフォラと呼ばれる卵型のかめ壺が使われたりするのですが、それらは焼酎の甕壺熟成と同じような効果をもたらすようにも思えます。

 大甕の内側は素焼きにになっていて、焼酎を入れて数か月もすれば、明らかにまろやかになるんです。どのくらいまろやかかは、酒倶楽部ステップにご来店いただければ無料試飲ができます。

鹿児島に行けばお醤油やお味噌が甘いためかお料理全体が甘め。そんなお料理をアテにすれば鹿児島ならではの辛口の芋焼酎のお湯割りが本当においしいですね。

一方、本州の特に関東近県や北部、北海道ではお醤油やお味噌が甘いことはありません。そんなお料理と芋焼酎を合わせようと思えば、熟成されたまろやかさのあるスッキリとした芋焼酎が合うのだと思います。

また、お湯割りを好まれる方もそれほど多くないため、オンザロックあたりが良いようです。

 お得感ある、まろやかでスッキリとした「ブレンデッド熟成いも焼酎」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

最高級なトップエンド・ワイン・ブランドに死角はあるのか?

某ワインライターさんのブログにワイン業界の超大物に関する記事がありました。

その大物とは世界で最も高級と呼べるようなワインを生産するワイナリーの共同オーナーでありディレクター。どれぐらい高級かと言えば、たとえばそのトップ・ブランドのワインを夜の銀座で注文すれば1本で数百万円は間違いなく請求されます。

そのワインライターさんのブログではすべて実名で書かれておりました。しかし、酒屋のオヤジのレベルでは恐ろしくて、たとえこんなふざけたようなブログでも実名は書けません(汗)。

それでも、ほとんどの方はここまでの話の流れで誰のことなのか想像できると思います。ワイン業界の非常にレジェンドなお方なわけですね。

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【上の写真に深い意味合いはありません(汗)】

なんでもその大物は最近セントラル・オタゴで開催されたピノ・ノワールの大きなお祝いに参加されたのだそうです。もちろんそこにはセントラル・オタゴを代表するワインメーカー達も当然参加されていたわけです。

そこではその大物のワインも飲まれたました。しかし18本のワインのうち3本に良くないコルク臭がある、いわゆるブショネと呼ばれる状態のワインがあったのだそうだ。

それもひどいブショネで、これに対してその大物は「これは良くない!」とは言ったものの、その状態を認めようとせず「今日はワインが開いてないな!」などとまったく意に介さない様子。もちろん交換もしない。

また、あるセントラル・オタゴのワインメーカーは2006年にその大物のワイン造りのために働いた経験があり、どうもその時に雨の中で収穫を行ったようなのだ。しかし、その大物は雨など降っていなかったの一点張り。働いた当事者が言っているにもかかわらず、まったく認ようともしなかったのだそうだ。

 

 これは、ひょっとしたらピノ・ノワールを原料としたワイン業界における大物実力者と新興勢力、それぞれの感情の表れなのかも知れません。

それでも、まったく手が出ないほどに高くなりすぎたその大物のワイン価値と、その最強ともいえるワイン業界でのブランド力を背負うことは大変なことなのだと思います。あってはならないことは、あってはならないわけですね。

生産者のワインに対する姿勢、ワインの味わいと価値・・・・・ひょっとして名前にこそ芸術的価値があって、その名前が独り歩きしているのか・・・・・・・・(汗)!?

 

 

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「天羽のぶどう液」あやしい飲み物オリンピックがあればメダル候補か!?

穏やかなお天気の今日は寝不足気味の方が多いようですね。それにしても真央ちゃんのフリーは凄かった。

さて、今回はもし天羽飲料さんの謎の多い酎ハイ用シロップで怪しさオリンピックを開催したら、たぶん銅メダルぐらいには食い込むのではないかと想像される焼酎用割り材の「ぶどう」のご紹介です。

一般的には「天羽のぶどう液」と呼ばれるており、なぜわざわざ「液」を付けて呼ぶのか分かりませんが、その響きがますますその怪しい雰囲気をよりディープにしているようにも思えます。

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天羽飲料製造 【ぶどう】 1800ml 1105円外税

たぶんそんなオリンピックがあったら、金メダルは間違いなく「ニューガナー」、銀メダルが「ハイⒶボール」でしょうか、その後の銅メダルあたりにこの「ぶどう」が入るような気がするのほどに・・・・・・・怪しい!

なんでも他のサイトによれば、この「ぶどう」の発売はなんと大正12年。まさに戦前から下町の酒場で愛され続けてきた伝統ある焼酎用のシロップなんですね。

飲み方は、他の姉妹品シロップと同じように焼酎にチョロっと垂らしてキューっと。「ながっちりはいけねーよ!」なんて昔は言ってたかどうか分かりませんが、最近では焼酎に垂らして炭酸で満たすような、いわゆる酎ハイ的な飲み方が一般的なようです。

実は、酒屋のオヤジもまだ飲んだことがないんです(汗)。販売しててこんなこと言うのもなんですが、どこの居酒屋さんで飲めるのか分からないんですよ。もし分かれば、ぜひぜひ味見のために伺いたいと思っているんですけどね~!・・・・・そんな謎めいた環境も魅力の一つなのかも知れませんね。

ただネットでググって(ヤフって!?)みた感想としては、天羽飲料さんのシロップはもつ料理に合うようにデザインされているとのことで、もつ煮やもつ焼きにはめちゃめちゃ合うらしい。

ますます謎めいた印象の、下町伝統の焼酎シロップなのです・・・・・・って、ディープすぎるでしょ(汗)!!

怪しいほどに怖いもの飲みたさ的な魅力たっぷりの、大正時代の焼酎用シロップは如何でしょうか?

 

 

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「フライング・キウイ」セントラル・オタゴのピノが アンビリー バリュー!

 あの、美味しいセントラル・オタゴのピノ・ノワールがお得に楽しめるというお話です。

ブルゴーニュワインでいうところの、いわゆるネゴシアンのもみたいなイメージでしょうか。ブドウの栽培農家、ワイン醸造、瓶詰めとそれぞれ専門家に委託しているメーカーさんのワイン。

委託製造と言ってもその造りはしっかりとしています。

自然環境に配慮した自然農法を実践。また非常に評価の高いスペシャリストがワイン造りを担当。セントラル・オタゴのテロワールを生かした繊細で複雑性に富んだ、非常にコスト・パフォーマンスの高いワインに仕上がっております。

ワイン業界の新しいビジネスモデルによる合理的な運営により、セントラル・オタゴ産のピノ・ノワールとして非常に競争力の高いクオリティと、価格設定を可能にしているワインではないでしょうか。

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【フライング・キウイ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2009】AL13.5% 750ml 現在価格1900円外税

世界最南端のワイン生産地であるニュージーランドのセントラル・オタゴ。一日の寒暖の差が大きく、また降雨量の少ない乾燥した気候が素晴らしい味わいのピノ・ノワールを育てることは周知のとおり。

この寒暖の差がセントラル・オタゴのピノ・ノワールらしいキレイでピュアーな印象の酸味や、味わいの複雑さ深みをブドウに与えるのだそうです。だから他のどこの地のピノ・ノワールとも違う、特別な上質さがあるようにも思えるのです。

著名なワイン評論家の方々は「ことピノ・ノワールに関してはセントラル・オタゴは聖地だ!」とか「ピノ・ノワールの聖杯の地が見つけ出された!」などと、いかにセントラル・オタゴがピノ・ノワールにとって素晴らしい地なのかを表現しています。

セントラル・オタゴのピノ・ノワールとして、この味わいでこの価格は、ホントに ”アンビリー バリュー!”。

お得感が本当にヤバすぎる(素晴らしすぎる)、セントラル・オタゴのピノ・ノワールは如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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