高級ワインへの需要の増加は、高級シャンパーニュ市場もタイトにしているようだ。
高級ブランド会社を傘下に持つLVMH(ルイ・ヴィトン、モエ、ヘネシー)社によると高級シャンパーニュが供給不足の状態に陥っているとのこと。リーマン・ショックからの景気回復や新興国のワイン消費の拡大による消費の伸びが予想できなかったようだ。
2010年のワインとスピリッツの売上高は前年より19%増加の£3.26bn(約4330億円)に達したとのことで、中でもドン・ペリニョンやクリュッグなどを含む高級シャンパーニュの人気が強かったのだそうだ。
また、シャンパーニュの需要が拡大しているだけでなく供給サイドにも問題がありました。2009年頃には全てのメディアでシャンパーニュ危機説が伝えられるほど需要が低迷しており、投げ売りを始めるところも出てきたのだそうです。そこで、シャンパーニュの委員会は供給過剰や価格の下落を避けるために、その後の収穫を制限したのでした。
あたり前ですが、シャンパーニュは急には生産できません。しばらくはシャンパーニュのタイトな状況は続きそうです。ボルドーワインと同じく高級品がますます高級になって行くのでしょうか!
「昔はドンペリも6千円台で買えたのになぁ~!(汗)」なんて時代にはもう戻りそうになさそうですね!このての商品は価格が高くなればなるほどに人気が出て来るのが不思議なんですよね~!それがブランド力ってやつなんでしょうかね!
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