“2011年7月”の記事一覧

グランヴァン市場6月は割安感ある銘柄に買い。2010年初オファー高い!!

非常に高額なワインの価格は横ばい。割安感あるワインが6月後半に買われました。

6月の後半に最も注目されたイベントが、2009年に続いて偉大な年となった2010年ヴィンテージの、ボルドーワインの「アン・プリムール」と呼ばれる先物取引でのシャトーからの初オファー。2009年ヴィンテージでも初値が高くて驚かれましたが、2010年 ヴィンテージは更に高い初オファーとなりました。

2009年ヴィンテージの初値よりも10%~20%高く、販売量も極少量。セカンド・ブランドではさらに値上げ率は高く40%~倍。生産者の出し値は非常に強気なのです!ちなみにボルドーの代表銘柄であるシャトー・ラフィットロートシルト2010の初オファーは1本600 ユーロ。

 最近のボルドーワインの偉大な年は多く、2000年、2005年、2009年で、そこに2010年が加わります。市場では6月の後半に2010年ものの初値があまりにも強気のため、それ以前のヴィンテージに割安感が出て買いが入った様子。

ちなみに偉大な年のボルドーワインとは、主にワイン業界のグルともいえる米国人のロバート・パーカーさんが「この年は偉大だ!」と判断したワイン。最近では英国人のジャンシス・ロビンソンさんもそんな感じかも知れません。

このボルドー独特のワイン先物取引「アン・プリムール」は、ボルドーの生産者ばかりにメリットのある取引との批判もでております。最近では4回偉大なヴィンテージが生まれていて、どの年も素晴らしいのに価格は新しいヴィンテージの方が、初値はより高い方向へ生産者が一方的に上げているわけです。高い初値のオファーで販売量は少ない。証券業界ではマーケット・マニュピレーションになってしまいそうな取引なのです。

「殿さまが”殿さま商売”やって何が悪い!」みたいな印象なのです。しかも、本当にグランヴァンと呼べるようなワインが少数で少量なら話は分かるのですが、ボルドーにはいわゆる高級ワインが多過ぎるような気もします。

ここだけは世間で騒がれているヨーロッパの信用不安も無関係。ワインを消費する愛好家を無視して、ワイン生産者、ワイン投資家、ワイン投機家、のためのグランヴァン市場になってしまったのかも知れません。

味わいが良いと判断できる人は沢山おれれるのだと思いますが、その味わいに対してどんな価格が妥当なのかを説得力を持って説明できる人はいそうにありません。これには、その商品のブランド力や、投資に向かう可能性のある世の中の余剰資金が大きく関わっているからです。

賢明なワイン愛好家は他の地のワインに楽しみを見出すのが良さそうですね。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「流氷ホッピー(シャーベットホッピー)7月のおススメ!

梅雨は明けてないハズなのですが、毎日暑いですね~!

本日、ホッピーさんから7月のマンスリーメッセージが届きました。

ホッピーさんの7月のマンスリーリコメンデーションは≪シャーベットホッピー(流氷ホッピー)≫!

3冷(ホッピー、焼酎、グラスと全て冷たい)がおすすめのホッピーですが、暑い夏には焼酎を凍らせてつくるシャーベットホッピーで、冷たく涼しく過ごしましょう。凍った焼酎が浮かんだ姿は、さながら流氷ホッピー。さらに凍ったジョッキなら、テーブルを滑るスケーティングホッピーです。今年はひときわ暑い夏になりそうですが、シャーベットホッピーがあれば、のどは北極。

<レシピ>

①甲類25℃の焼酎を冷凍庫で凍らせ、ホッピーとグラスを冷蔵庫で冷やす。

②凍らせた焼酎をよく冷えたグラスに適量(おすすめは1:5の割合)入れる。

③上から勢いよくホッピーを注ぎ、完成!

*ただし、ホッピーはくれぐれも凍らせないでください。壜が破損することがあります。

昨日も同じようなことを書きましたが、この尋常でない蒸し暑さは、間違いなく、ちべた~い流氷ホッピーを最大限に美味しく楽しむ千載一遇のチャンスなのです!まさに美味しいを楽しむのは一期一会と言えるでしょう!

今宵の家ピーは流氷ホッピーで、のどだけ北極ピーを楽しんじゃって下さいね!

・・・・・と書いてたら、雨が降ってきた。涼しい風も吹き始めた。やっぱり美味さの追求は一期一会ですな~!(汗)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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