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オレンジワイン/イタリア  プリモシッチ リボッラ・ディ・オスラヴィア

 

贅沢にも上澄みだけ瓶詰めした 透明感あるオレンジワイン

プリモシッチ リボッラ・ディ・オスラヴィア

Primosic s.r.l.  Ribolla di Oslavia

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年   現在在庫あり (2020.5月現在)

 

華やかな香りが特徴の 土着品種 リボッラ・ジャッラで 造るオレンジワイン

 

 

イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州  ゴリツィア地区

コッリオ D.O.C.

葡萄: リボッラ・ジャッラ  100%

 

醗酵:収穫後、除梗して開放型オーク樽にて温度管理をせず4週間浸漬、主醗酵後、マロ・ラクティック醗酵

熟成:オーク樽熟成 24カ月(550L、1700L、スラヴォニア産)

瓶熟成:12カ月

 

輝きのある黄金色に近いオレンジワイン。

アカシアの花やオレンジピールの香りが印象的。

オレンジピールのようなビターな印象とアプリコットのアフターフレーバーが心地よい。

 

(2015)「ヴェロネッリ 2019」 94点 & 3グラス /(2015)「ガンベロ・ロッソ 2019」 2グラス

 

 

~以下 輸入会社より

 

ガンベロロッソ誌で高い注目を集めるコッリオの生産者

プリモシッチ

 

 

魅力がいっぱい!フリウリとスロべニアの国境に位置、コッリオ!

イタリア、フリウリ州の東の産地、コッリオには約1300haの美しい畑が広がります。「コッリオ」は「丘」を意味しますがその名のとおり小高い丘が非常に多く、標高は高いところで280m程。平地であるゴリツィアの町から、車で20分ほど丘を登った場所にプリモシッチは位置しています。曲がりくねった山道の途中にあるワイナリーで、目の前には隣国、スロベニアが広がっています。

 

美しい自然、森の向こうはスロベニア

魅力がいっぱい!フリウリとスロべニアの国境に位置、コッリオ!

イタリア、フリウリ州の東の産地、コッリオには約1300haの美しい畑が広がります。「コッリオ」は「丘」を意味しますがその名のとおり小高い丘が非常に多く、標高は高いところで280m程。平地であるゴリツィアの町から、車で20分ほど丘を登った場所にプリモシッチは位置しています。曲がりくねった山道の途中にあるワイナリーで、目の前には隣国、スロベニアが広がっています。

ポンカと呼ばれる特徴的な土壌

丘陵地のため段々畑が多いコッリオですが、このエリアには特徴的なPonca(ポンカ)と呼ばれる幾層にも重なった、沖積土壌が多く見受けられます。泥灰土と砂石が混じっていますが鉄分や石灰を含んでいます。手で触るともろく砕けてしまうほど柔らかな土壌は水はけが良く、地中深くまでしっかりと根が入るためブドウの生育に良い影響を与えています。

重なり合った非常にもろい土壌
コッリオで初めてボトリングされた第一号のワイン

 

 

コッリオで初めて瓶詰めワインを造った生産者!

プリモシッチはコッリオで最も早く瓶詰めワインを造った生産者としても知られていています。ワイナリーには1967年に瓶詰めしたワインが今も残っています。当時、瓶詰めされたワインはトカイ・フリウラーノ種から造られていて、トカイと呼ばれていました。
ワインのボトルには、コッリオの生産者協会の証明書シールが貼られていますがビン詰めロットの番号をよく見ると「1番」になっています。今なお素晴らしいワインを造り続けるプリモシッチ。コッリオのワイン造りの原点はこの生産者にあったと言っても過言ではありません。

(1990年代にEUがハンガリーにトカイの呼称を認めたため、現在のイタリアワインにはトカイと記載できませんが1967年当時のワインにはトカイと書かれています。)

 

1995年でもまだまだ若々しい!

非常に長い熟成に耐えるクリン

クリンは4つの品種が個性を奏でることで、まるでオーケストラのようにまとまり、複雑な味わいを楽しめるワインです。若いうちはフレッシュなグレープフルーツの香りが印象的でトーストや焼き菓子のニュアンスもあり複雑なワインです。酸味が豊かで長い余韻が楽しめます。さらに驚くべきはその熟成のポテンシャルです。高いミネラルがあるため、20-30年は熟成する素晴らしい白ワインです。ワイナリーではポテンシャルの研究のためプライベートストックとして90年代のワインも僅かに残しています。数十年経ったワインでも豊かな果実味、美しい酸、ミネラルがしっかりと感じられます。まるで時が止まったかの如く非常に瑞々しさを保ったワインです。

リボッラ・ジャッラの魅力に迫る!

白ワインの銘醸地としても知られるフリウリ州。中でも注目の地品種は、ゴリツィアが発祥とされているリボッラ・ジャッラ。イエローから、ゴールド系の色合い。美しく輝くワインは繊細な花の香り、レモンの香り、リンゴ、アカシアの花のなど豊かな香りが含まれていてワインにはミネラルのニュアンスが強く出ると言われています。リボッラ・ジャッラの美しい香りを生かした単一品種のグラッパを造るメーカーやスパークリングワインを造る生産者も登場するほど素晴らしく、フリウリ州を代表する注目の土着品種です。プリモシッチが造る、カジュアルレンジのリボッラ・ジャッラは黄色いビビットカラーのラベルが目印。リボッラ・ジャッラを表現するのに一番適した色合いを使い、よりお客様にワインの魅力を知って欲しいとのワイナリーの想いが込められています。

黄色いラベルがトレードマーク、プリモシッチ・リボッラ・ジャッラ
リボッラ・ジャッラ

リボッラ・ジャッラで造るオレンジワイン

コッリオのオレンジワインは農夫の知恵から生まれたワインです。そう語るのは、ワイナリーの2代目、マルコ・プリモシッチ氏。マルコ氏の曽祖父の時代、「コッリオの人たちはリボッラ・ジャッラを使ってワイン造りを行っていましたが、ブドウの皮がしっかりしているため、プレスするとジュースがあたりに飛び散ってしまって困っていました。そこで、ジュースが飛び散らないように赤ワインと同じように白ワインを造り、ブドウの皮をそのまま浸漬してワインを造ってみようと誕生したのが、現在のコッリオで造られるオレンジワインの起源です」と語ります。オレンジワインは近年注目されるようになり、1980年代にグラヴナー社を筆頭に生産が増えていきました。当時は奇妙なワインの出現に市場では返品されるケースも多かったのですが、より多くの方に知っていただきたい特徴的なワインです。

ワイン業界も注目の生産者、プリモシッチ

イタリアで最も権威のあるワインガイド、ガンベロロッソでプリモシッのオレンジワイン、リボッラ・ディ・オスラヴィアは最高評価、トレ・ビッキエーリを過去に獲得しています。さらに、フラッグシップワインの一つ、クリン 2010はワイン・アドヴォケイト誌でも92+点を取るなど高い注目を集めています。
ただ、注目されているのは高いワインだけではありません。ガンベロロッソが2000本以上のイタリアワインの中から選び抜かれた、お買い得なワインを紹介する「ベーレベーネ誌2017」で彼らの作るコッリオ ソーヴィニヨン・ブラン2015はイタリア最高の白ワイン、オスカー・ナツィオナーレにも選ばれています。

ガンベロロッソも注目!!
開放式の木樽で発酵されるリボッラ・ジャッラ

プリモシッチではアンフォラは使わない

「コッリオのオレンジワインはアンフォラで造っていると思われる方が結構多いのですが実はそれは違います。」そう語るのは、ワイナリーの2代目、マルコ・プリモシッチ氏。アンフォラはジョージアで生まれたものですが、ジョージアからスラヴォニアに伝搬した歴史があり、グラヴナーのオーナーのヨスコ・グラヴナー氏がコッリオでは先駆けて導入、世界に知られるようになりました。グラヴナーとプリモシッチは徒歩で行けるほどのご近所さん、彼らは切磋琢磨しあう友人ですが、プリモシッチではアンフォラは使用せず、オレンジワインの発酵には開放式の木樽を使用しています。醗酵中に2時間ごとに丁寧にパンチング・ダウンを行うことで、独特の色合いやマンダリンのキャンディのような香が広がるアロマ豊かでリッチなオレンジワインが生まれます。

透明感あふれるプリモシッチのオレンジワイン

プリモシッチのオレンジワインは濁りがなく、透き通ったオレンジ色のワインに仕上がっています。彼らはビン詰めの際にフィルタリングを一切していませんが、熟成の過程で、長期間樽の中で静置し上澄みだけをボトリングします。その為、美しく透明感のあるワインに仕上げることができます。濁りのあるオレンジワインも世界には流通していますが、ワインが持つ透明感を表現したいと考え贅沢に、美しい上澄みワインのみをボトリングして、出荷しています。

リボッラ・ディ・オスラヴィア(左:2013年、右:2012年)

ピノ・グリージョのオレンジワイン!?にも挑戦しています。

コッリオの生産者のオレンジワインはリボッラ・ジャッラで造るのが一般的ですが、現オーナーのシルヴァン・プリモシッチ氏が1988年に一度、ピノ・グリージョのオレンジワイン造りに挑戦しました。イタリアをはじめ、ヨーロッパのレストランやワインショップに販売をしましたが、リボッラ・ジャッラのオレンジワインすらあまり知られていなかった当時、その特異な味わいから販売後、得意先から大量の返品が返ってきました。以来、造らなくなってしまいましたが、その後30年近い歳月が流れます。ある日、シルヴァン・プリモシッチ氏が、かの有名なピエモンテの生産者、アンジェロ・ガヤ氏と食事の席で話していた際に、「アンジェロ・ガヤ氏は素晴らしく、ピエモンテをはじめ、象徴的なワインを多く造ったが、コッリオでも象徴的なワインに挑戦してみては?」と話していた時に、昔の挑戦を思い出し、ピノ・グリージョのオレンジワイン再び造り始めます。2015年ヴィンテージからリリースされる予定です。

 

シルヴァン・プリモシッチ氏が言うには、白ワインは酸が高くタンニンが少ない。対して赤ワインは酸が低くてタンニンが多い。ワインにタンニンがあればしっかりとしたボディと熟成のポテンシャルが生まれます。ピノ・グリージョは酸が非常に少ない品種ですが、試行錯誤を重ねた結果、スキンコンタクトを約7日間行うことでピノ・グリージョのタンニンがワインにしっかり入ることがわかりました。非常にボリューム感のある熟成できる特別なワインを造ることができます。

 

プリモシッチではこのワインを、ピノ・グリージョ・オレンジワインと命名していますが非常に特殊な輝きのある濃いピンク色でセンセーショナルなワインに仕上がっています。生産本数も少ない貴重なワインですが、今後コッリオを代表する、特別な存在のワインになるかもしれません。

オレンジワイン/イタリア  プリモシッチ ピノ・グリージョ オレンジワイン

 

個性的で 力強い味わいのオレンジワイン

プリモシッチ ピノ・グリージョ オレンジワイン

Primosic s.r.l.  Pinot Grigio  Orange Wine 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年   現在在庫あり (2020.5月現在)

 

30年ほど前に実験的に造っていた ピノ・グリージョのオレンジワイン

2015年から復活しました

 

ピノ・グリージョの 個性あふれる しっかりとした ボリュームある味わい

アルコール度数 14.5% と 高め

 

 

イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州  ゴリツィア地区

コッリオ D.O.C.

葡萄:ピノ・グリージョ 100%

 

醗酵:開放型オーク樽にて温度管理をせず1週間浸漬、主醗酵後、マロ・ラクティック醗酵

熟成:オーク樽熟成 12カ月(600L、スラヴォニア産)

瓶熟成:6カ月

年間生産量 2800本

 

ピノ・グリージョを浸漬して造られるアンバーレッドのオレンジワイン。

スミレやラズベリーの香りが広がり、力強く凝縮した味わいで余韻にしっかりとしたミネラル感が広がります。

 

~以下 輸入会社より

 

ガンベロロッソ誌で高い注目を集めるコッリオの生産者

プリモシッチ

 

 

魅力がいっぱい!フリウリとスロべニアの国境に位置、コッリオ!

イタリア、フリウリ州の東の産地、コッリオには約1300haの美しい畑が広がります。「コッリオ」は「丘」を意味しますがその名のとおり小高い丘が非常に多く、標高は高いところで280m程。平地であるゴリツィアの町から、車で20分ほど丘を登った場所にプリモシッチは位置しています。曲がりくねった山道の途中にあるワイナリーで、目の前には隣国、スロベニアが広がっています。

 

美しい自然、森の向こうはスロベニア

魅力がいっぱい!フリウリとスロべニアの国境に位置、コッリオ!

イタリア、フリウリ州の東の産地、コッリオには約1300haの美しい畑が広がります。「コッリオ」は「丘」を意味しますがその名のとおり小高い丘が非常に多く、標高は高いところで280m程。平地であるゴリツィアの町から、車で20分ほど丘を登った場所にプリモシッチは位置しています。曲がりくねった山道の途中にあるワイナリーで、目の前には隣国、スロベニアが広がっています。

ポンカと呼ばれる特徴的な土壌

丘陵地のため段々畑が多いコッリオですが、このエリアには特徴的なPonca(ポンカ)と呼ばれる幾層にも重なった、沖積土壌が多く見受けられます。泥灰土と砂石が混じっていますが鉄分や石灰を含んでいます。手で触るともろく砕けてしまうほど柔らかな土壌は水はけが良く、地中深くまでしっかりと根が入るためブドウの生育に良い影響を与えています。

重なり合った非常にもろい土壌
コッリオで初めてボトリングされた第一号のワイン

 

 

コッリオで初めて瓶詰めワインを造った生産者!

プリモシッチはコッリオで最も早く瓶詰めワインを造った生産者としても知られていています。ワイナリーには1967年に瓶詰めしたワインが今も残っています。当時、瓶詰めされたワインはトカイ・フリウラーノ種から造られていて、トカイと呼ばれていました。
ワインのボトルには、コッリオの生産者協会の証明書シールが貼られていますがビン詰めロットの番号をよく見ると「1番」になっています。今なお素晴らしいワインを造り続けるプリモシッチ。コッリオのワイン造りの原点はこの生産者にあったと言っても過言ではありません。

(1990年代にEUがハンガリーにトカイの呼称を認めたため、現在のイタリアワインにはトカイと記載できませんが1967年当時のワインにはトカイと書かれています。)

 

1995年でもまだまだ若々しい!

非常に長い熟成に耐えるクリン

クリンは4つの品種が個性を奏でることで、まるでオーケストラのようにまとまり、複雑な味わいを楽しめるワインです。若いうちはフレッシュなグレープフルーツの香りが印象的でトーストや焼き菓子のニュアンスもあり複雑なワインです。酸味が豊かで長い余韻が楽しめます。さらに驚くべきはその熟成のポテンシャルです。高いミネラルがあるため、20-30年は熟成する素晴らしい白ワインです。ワイナリーではポテンシャルの研究のためプライベートストックとして90年代のワインも僅かに残しています。数十年経ったワインでも豊かな果実味、美しい酸、ミネラルがしっかりと感じられます。まるで時が止まったかの如く非常に瑞々しさを保ったワインです。

リボッラ・ジャッラの魅力に迫る!

白ワインの銘醸地としても知られるフリウリ州。中でも注目の地品種は、ゴリツィアが発祥とされているリボッラ・ジャッラ。イエローから、ゴールド系の色合い。美しく輝くワインは繊細な花の香り、レモンの香り、リンゴ、アカシアの花のなど豊かな香りが含まれていてワインにはミネラルのニュアンスが強く出ると言われています。リボッラ・ジャッラの美しい香りを生かした単一品種のグラッパを造るメーカーやスパークリングワインを造る生産者も登場するほど素晴らしく、フリウリ州を代表する注目の土着品種です。プリモシッチが造る、カジュアルレンジのリボッラ・ジャッラは黄色いビビットカラーのラベルが目印。リボッラ・ジャッラを表現するのに一番適した色合いを使い、よりお客様にワインの魅力を知って欲しいとのワイナリーの想いが込められています。

黄色いラベルがトレードマーク、プリモシッチ・リボッラ・ジャッラ
リボッラ・ジャッラ

リボッラ・ジャッラで造るオレンジワイン

コッリオのオレンジワインは農夫の知恵から生まれたワインです。そう語るのは、ワイナリーの2代目、マルコ・プリモシッチ氏。マルコ氏の曽祖父の時代、「コッリオの人たちはリボッラ・ジャッラを使ってワイン造りを行っていましたが、ブドウの皮がしっかりしているため、プレスするとジュースがあたりに飛び散ってしまって困っていました。そこで、ジュースが飛び散らないように赤ワインと同じように白ワインを造り、ブドウの皮をそのまま浸漬してワインを造ってみようと誕生したのが、現在のコッリオで造られるオレンジワインの起源です」と語ります。オレンジワインは近年注目されるようになり、1980年代にグラヴナー社を筆頭に生産が増えていきました。当時は奇妙なワインの出現に市場では返品されるケースも多かったのですが、より多くの方に知っていただきたい特徴的なワインです。

ワイン業界も注目の生産者、プリモシッチ

イタリアで最も権威のあるワインガイド、ガンベロロッソでプリモシッのオレンジワイン、リボッラ・ディ・オスラヴィアは最高評価、トレ・ビッキエーリを過去に獲得しています。さらに、フラッグシップワインの一つ、クリン 2010はワイン・アドヴォケイト誌でも92+点を取るなど高い注目を集めています。
ただ、注目されているのは高いワインだけではありません。ガンベロロッソが2000本以上のイタリアワインの中から選び抜かれた、お買い得なワインを紹介する「ベーレベーネ誌2017」で彼らの作るコッリオ ソーヴィニヨン・ブラン2015はイタリア最高の白ワイン、オスカー・ナツィオナーレにも選ばれています。

ガンベロロッソも注目!!
開放式の木樽で発酵されるリボッラ・ジャッラ

プリモシッチではアンフォラは使わない

「コッリオのオレンジワインはアンフォラで造っていると思われる方が結構多いのですが実はそれは違います。」そう語るのは、ワイナリーの2代目、マルコ・プリモシッチ氏。アンフォラはジョージアで生まれたものですが、ジョージアからスラヴォニアに伝搬した歴史があり、グラヴナーのオーナーのヨスコ・グラヴナー氏がコッリオでは先駆けて導入、世界に知られるようになりました。グラヴナーとプリモシッチは徒歩で行けるほどのご近所さん、彼らは切磋琢磨しあう友人ですが、プリモシッチではアンフォラは使用せず、オレンジワインの発酵には開放式の木樽を使用しています。醗酵中に2時間ごとに丁寧にパンチング・ダウンを行うことで、独特の色合いやマンダリンのキャンディのような香が広がるアロマ豊かでリッチなオレンジワインが生まれます。

透明感あふれるプリモシッチのオレンジワイン

プリモシッチのオレンジワインは濁りがなく、透き通ったオレンジ色のワインに仕上がっています。彼らはビン詰めの際にフィルタリングを一切していませんが、熟成の過程で、長期間樽の中で静置し上澄みだけをボトリングします。その為、美しく透明感のあるワインに仕上げることができます。濁りのあるオレンジワインも世界には流通していますが、ワインが持つ透明感を表現したいと考え贅沢に、美しい上澄みワインのみをボトリングして、出荷しています。

リボッラ・ディ・オスラヴィア(左:2013年、右:2012年)

ピノ・グリージョのオレンジワイン!?にも挑戦しています。

コッリオの生産者のオレンジワインはリボッラ・ジャッラで造るのが一般的ですが、現オーナーのシルヴァン・プリモシッチ氏が1988年に一度、ピノ・グリージョのオレンジワイン造りに挑戦しました。イタリアをはじめ、ヨーロッパのレストランやワインショップに販売をしましたが、リボッラ・ジャッラのオレンジワインすらあまり知られていなかった当時、その特異な味わいから販売後、得意先から大量の返品が返ってきました。以来、造らなくなってしまいましたが、その後30年近い歳月が流れます。ある日、シルヴァン・プリモシッチ氏が、かの有名なピエモンテの生産者、アンジェロ・ガヤ氏と食事の席で話していた際に、「アンジェロ・ガヤ氏は素晴らしく、ピエモンテをはじめ、象徴的なワインを多く造ったが、コッリオでも象徴的なワインに挑戦してみては?」と話していた時に、昔の挑戦を思い出し、ピノ・グリージョのオレンジワイン再び造り始めます。2015年ヴィンテージからリリースされる予定です。

 

シルヴァン・プリモシッチ氏が言うには、白ワインは酸が高くタンニンが少ない。対して赤ワインは酸が低くてタンニンが多い。ワインにタンニンがあればしっかりとしたボディと熟成のポテンシャルが生まれます。ピノ・グリージョは酸が非常に少ない品種ですが、試行錯誤を重ねた結果、スキンコンタクトを約7日間行うことでピノ・グリージョのタンニンがワインにしっかり入ることがわかりました。非常にボリューム感のある熟成できる特別なワインを造ることができます。

 

プリモシッチではこのワインを、ピノ・グリージョ・オレンジワインと命名していますが非常に特殊な輝きのある濃いピンク色でセンセーショナルなワインに仕上がっています。生産本数も少ない貴重なワインですが、今後コッリオを代表する、特別な存在のワインになるかもしれません。

スパークリング ロゼワイン/日本  ドメーヌ・ショオ ライギョ

鮮やかな色で 旨味たっぷりの ナチュラルスパークリングロゼ

ドメーヌ・ショオ ライギョ

Domaine Chaud  Rai Gyo

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年   現在在庫あり (2020.5月現在)

 

しっかりとした泡立ち

果実味たっぷり 複雑な旨味があり

魚介類との相性抜群

庶民の味方 焼き鮭にも 合います!

亜硫酸塩は 全くの無添加

 

 

 

 

 

 

 

 

日本 新潟県 新潟市

葡萄:スチューベン、ナイヤガラ、デラウェア、シャルドネ

 

 

造り手 小林さんの コメント

グレグレグレープ&コルネットフィッシュ&ジョリジョリホリディ&水の綾白 4種
を混ぜて泡にしました。むちゃくちゃ旨いです。お勧めグラスはうすはりのタン
ブラーです。コップの形状のほうが美味しいです。
ベースはスチューベンです。そこにナイアガラ、デラウェア、シャルドネがブレ
ンドされています。

 

 

~以下 ワイナリー ホームページより~

 

ドメーヌ・ショオ

新潟県 新潟市 西蒲区 にある 小さなワイナリー

 

 

 

 

 

 

 

あるがままの自然の流れに逆らわず  

土から考えてシンプルなワイン造りを目指し、 「1人1本飲めるワイン」を絶対的コンセプトとしています。

大事にしていることは、「自然に醸造する」ということ。

葡萄を一番に考え、あるがままの流れにまかせてワインになるまでの経過を見守るというスタンスです。

葡萄の長所を伸ばす手伝いという造りを意識し、あまりワインをいじらないということに気を使っています。

「自然に出来あがったワインは優しく浸みわたり、瑞々しい旨味に溢れる」それが1人1本飲めるワインと信じてワイン造りを行っています。

 

赤ワイン/イタリア  ファットリア・モンド・アンティコ アジェノーレ

 

ビオディナミのオアシスといわれる地から生まれる ナチュラルな赤ワイン

ファットリア・モンド・アンティコ アジェーノレ

 FATTORIA MONDO ANTICO AGENORE

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年   現在在庫あり (2020.5月現在)

 

ロンバルディア 発祥といわれる 葡萄 クロアティーナ 別名 ボナルダ 100%で 造られる 赤ワイン

 

ソフトな口当たりですが 野性味が感じられ キノコ類などのパスタなど 風味の強い料理との相性も抜群

添加物も少なく 安心して飲めます

 

生産者は オーガニックづくしのレストランを経営するなど 自然派の志向

 

イタリア ロンバルディア州

葡萄:クロアティーナ 100%

原産地呼称:De.Co. di Rocca Susella

醸造:除梗後15HLのステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵。約3週間のマセラシオン期間中毎日ルモンタージュ。
熟成:ステンレスタンク・グラスファイバータンクを併用し36ヶ月間熟成。瓶熟12ヶ月発酵後15mg/L添加、瓶詰め前15mg/L添加。ノンフィルターにて瓶詰め。
年産:3000本

 

紫がかった濃いルビー。野生のチェリーやマラスカチェリーなどの果実香。青い草や茸、土やミネラルのニュアンスも混じります。味わいは優しい果実味にミントやアーモンドを思わせる心地よい苦味が感じられ、綺麗な酸味が全体をエレガントに仕上げます。

 

~以下 輸入会社の資料から~

ファットリア・モンド・アンティコ

 

FATTORIA MONDO ANTICO

 

ファットリア・モンド・アンティコはロンバルディア州パヴィア県のロッカ・スゼッラに位置する家族経営の生産者です。野菜はもちろん、パンやグリッシーニに使う小麦や、サラミ、パンチェッタなどの肉類に至るまで全てビオディナミの食材を使ったレストランも経営しており、その一環としてワイン造りを行なっております。ロッカ・スゼッラの標高400mの丘の頂上にワイナリーが位置し、この丘全てがモンド・アンティコの敷地となります。豊かな自然から「ビオディナミのオアシス」と呼ばれるこの土地において葡萄を始めとした数々の果物や野菜を全てビオディナミにて栽培しております。敷地総面積26haの内、葡萄畑は5ha。粘土やシスト、砂質が混じる複雑な土壌です。西-南向きの丘の斜面の為非常に水はけがよく、また常に吹いている穏やかな風が畑を清潔に保ち病気等の心配がありません。もちろん化学肥料や農薬は一切不使用。必要に応じてボルドー液を使用したり、プレパラシオン(ビオディナミの調剤)の500番を使用しています。

 

※500番…雌牛の糞を雌牛の角に入れ、6ヶ月間土中に埋め堆肥になったもの。水で希釈し畑に撒くと、根に作用し土中深くに伸びるのを促進します。

 

この生命力あふれる畑から、バルベラやシャルドネを始め、クロアティーナ、ウーヴァ・ラーラ、ウーヴァ・デッラ・カッシーナ、モラデッラなどの土着品種を栽培しております。

FATTORIA MONDO ANTICO

 

FATTORIA MONDO ANTICO

 

 

 

 

醸造特記事項
「葡萄の生命力を信じているため、醸造に余計な力はいらない」というダリオ氏のポリシーにより、人的な介入は必要最低限にとどめております。手作業にて収穫された葡萄は、小さい籠にいれて素早くワイナリーに運ばれます。発酵は野生酵母のみを使い15hlのステンレスタンクにて行われます。マストの量が少ないため発酵中に温度管理する必要がありません。赤ワインの熟成には現地にてヴェトロレジナと呼ばれるグラスファイバー製のタンクとステンレスタンクを併用して行われます。2010年から2013年はヴィンテージが良く、健康な葡萄が収穫できたため醸造中のSO2は不使用、瓶詰め時に必要最低限(20mg/l程度)添加するのみです。

 

 

 

ロゼワイン/フランス  ドメーヌ・ド・ラ・ヴリーユ・テチュ ヴァン・ド・フランス ロゼ

 

プチメドックの 頑固な巻き髭爺さん が造る ナチュラルなロゼワイン

ドメーヌ・ド・ラ・ヴリーユ・テチュ ヴァン・ド・フランス ロゼ

Domaine De La Vrille Tetue   Vin de France Rose

 

 

 

 

 

 

 

2018年   現在在庫あり (2020.5月現在)

 

最初のアタックは果実のパワーを力強く感じます 完熟した果実感とボディー感があり 余韻も長い

すこし抜栓してからのほうが このワインの本領発揮で 口当たりが柔らかく

バラのような華やかな香りにハーブの香りが混ざり

香りも味わいからも リラックス効果抜群 癒し系ワインです

抜栓後 2日・3日と愉しめますし 普段の家庭料理に合いやすいので

毎日の食事のお供として 最高です

 

フランス ボルドー地方

葡萄:メルロー 100%

ステンレスタンクにて自然酵母のみで発酵、同容器にて2ヶ月熟成。無濾過無清澄にて瓶詰め。

かすかにレンガがかった透明感のあるルビー

ピュアな赤い果実の香りに、ハーブのニュアンス

瑞々しいアタックから、優しい果実味と、サラサラとした綺麗なミネラルが広がります

 

~以下 輸入会社の資料から~

ドメーヌ・ド・ラ・ヴリーユ・テチュ 

 

DOMAINE DE LA VRILLE TETUE

 

ドメーヌ・ド・ラ・ヴリーユ・テチュは「市場に溢れる流行りのワインに反した、昔ながらの農民的なワインを造りたい」というオーナーのジャン・ジョーの情熱から設立されたドメーヌです。現在は息子であり、有機栽培の専門家でもあるパスカルとともに運営しております。アントゥル・ドゥ・メールの北、サン・ヴァンサン・ド・ポールに位置し、畑は全部で13ha。ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれた場所に位置する為、暑い夏でも気温が安定し、葡萄がゆっくりと完熟に向かいます。また土壌は、表面が粘土と沖積土の混ざった地質で、深い層はミネラル分の多い砂礫質。土地が痩せているので根が深くまで伸び、ミネラルをたっぷり含んだ葡萄ができる非常に良いテロワールです。このため、昔からこの地域は「プチ・メドック」と呼ばれていました。「ラ・ヴリーユ・テチュ」とは直訳すると「頑固な巻き髭爺さん」の意。その名の通りワイン造りは頑固一徹そのものです。まだ「ビオ」という言葉が世に広まる前の1980年代から、環境との調和を目指し、有機栽培を導入。化学肥料はもちろん一切使用せず、病気の予防にはボルドー液と硫黄のみを使用。古くから行われてきた栽培と同じように、全ての畑仕事を手作業で行い、エコセールよりビオロジックの認証も得ております。平均樹齢は32年。畑の総面積は13ha。密植率は2200株/ha、ギュヨーで仕立てられております。「近所の人は私の畑を見て、雑草だらけで”汚い”畑だといいます。確かに、我々は除草剤を使用せず、草だらけですが、この畑は、虫や植物を始めとする沢山の生命が生きる“自然な”畑なのです。私はこの畑に誇りをもっていますし、この畑で私も自然の一部だと感じることが、私の生きる喜びです」と、ジャン・ジョーは語ります。また、醸造でも「人の手はなるべくかけずにワインの個性だけを表現すべき」という考えのもと、人的要素はなるべく排除した醸造を心がけ、醸造にはステンレスタンクのみを使用します。SO2の使用は発酵前とMLF後に最低限(約30mg/l)使用するのみ。濾過や清澄はせずに瓶詰めを行い、畑のテロワールを綺麗に表したワインを生み出しております。また、ジャン・ジョーのこだわりは販売方法にも現れており、「ビジネスは二の次。本当に自分のワインを飲みたいと思ってくれている人にワインを届けたい」という考えで、生産量の増加や販路の拡大等はあまり考えず、月に数回は市場で対面販売をするなど、顧客の顔が見える範囲でのセールスを行なっております。また、輸出も日本以外には行っておりません。エチケットにもあるジャン・ジョーとパスカルの似顔絵は、街の絵描きに書いて貰った絵が気に入り、マスコットとして使用しているもの。ヴィンテージによってエチケットに描かれる位置が変わります。

DOMAINE DE LA VRILLE TETUE


ビオ専門ガイドMes bonnes adresses du vin bio掲載

フランスのビオ(ロジック・ディナミ)のワイン造りを長きに渡り見続けてきたジャーナリストのジャン・マルク・カリテが、隔年で発行するビオ専門ガイドMes bonnes adresses du vin bio(メ・ボンヌ・アドレス・デュ・ヴァン・ビオ)の2009-2010年度版にてヴリーユ・テチュが巻頭、生産者紹介ページ共にエチケット付きで掲載。2006ヴィンテージが最高評価であるハートマーク4つを獲得しました。

 

DOMAINE DE LA VRILLE TETUE

 


掲載文章抜粋

Vin de Table 2006…最高賞4ハート
※2006ヴィンテージはINAOの認証が得られず、VdTとしてリリースされております。
輝きのある濃いルビー色。ピュアなぶどうやカシス、スパイスの香りが感じられる。アタックが柔らかく、果実味豊富でタンニンが心地よい。長い余韻にフルーツのアロマが持続します。法律によりAOCボルドーとしては出せなかったが、すべてのボルドーワインがこのような力強さとバランスがあれば、ボルドーの未来は明るい。

 

 

DOMAINE DE LA VRILLE TETUE

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