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「サン・コム リトル・ジェームス」ノン・ヴィンテージ・ワインはお得

 

 

ほとんど見かけることはないかも知れませんが、赤ワインには収穫年の記入していない、いわゆるノン・ヴィンテージと呼ばれているワインがあります。

収穫年を気にせず、古いもの、新しいものをブレンドして出荷されるカジュアルなタイプの赤ワインで、ほとんどの場合その味わいに対する価格は、非常にお得。

熟成された古酒をブレンドするなどして、手間がかかっているにもかかわらず、カジュアル価格のワインがほとんどなのです。

今回は、そんなお得感あるノン・ヴィンテージ赤ワインのご紹介です。

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【サン・コム リトル・ジェームス バスケット・プレス】750ml

ソレラシステムを採用している珍しい赤ワインです。

シェリー酒の製法として有名なソレラシステムとは、毎年、その年に造られたワインを、昨年までのワインに継ぎ足していくという、まるで秘伝のタレのような製法。

シャトー・ド・サン・コム現当主、醸造家ルイ・バイオールさんの息子ジェームスくんの誕生を記念して造り始めたワインで、生まれ年である1998年から現在に至るすべてのヴィンテージが1本のワインに含まれていることになります。

生産者のシャトー・ド・サン・コムとは1490年から500年以上続く名門ワイナリー。そして、現当主のルイ・バイオール氏は、「ジゴンダスの天才」と称賛される人物で、非常に評価の高いワインを生産しています。

そんな「ジゴンダスの天才」の造るカジュアルワインの「サン・コム リトル・ジェームス」は、ローヌ・ワインらしい凝縮感ある果実味と、ソレラシステムによる独特な熟成感を、お値打ち感ある価格で楽しめる赤ワインなのです。

ノン・ヴィンテージのお得感ある赤ワインは如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

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「ブルゴーニュ2014」マッシュルームの当たり年、ワインの質と価格は?

 

 

生産者が来日されての「ブルゴーニュワイン・プロ向け試飲会」に呼んでいただきました。

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ブルゴーニュでのブドウ栽培とは、本当に大変な仕事だと思います。それでも、出来上がったワインを試飲すれば、やっぱりブルゴーニュでしか感じられない良さがあるのだと思う次第。

ミネラル感のあるエレガントな味わいに、しっかりとしたストラクチャーは素晴らしい。

今回の試飲ワインのほとんどは2011~2013のヴィンテージ。評価としてはいまいちな地区が多いのかも知れませんが、それでも流石はブルゴーニュワイン、上質さや長熟の可能性を十分に感じさせます。

 

さて、ブルゴーニュ2014に関する資料を、あるネゴシアンの方からいただきました。

ブルゴーニュですから、毎年のように雹が降ったり、雨で病気が出たり、猛暑でブドウが焼かれたり・・・・・・と様々なことが起きるわけですが、そんな中でも2014年ヴィンテージはかなり特別な、まるでジェットコースターにでも乗っているかのような、天候の激変したヴィンテージだったようです。

そして2014年の天候の特徴は、マッシュルームの当たり年をもたらしたとのこと。

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【2014年の気温と降雨量と、過去25年の平均値】

7月の降雨量は記録的、悲惨なほどに多かったんですね。上のグラフでも分かるように平均値の倍ぐらいの降雨量で、気温もやや低め。

ところが一転、8月29日以降は晴天に恵まれ、気温も高くなりました。結果としてブドウを乾かし健康な状態にして、しっかりと成熟させたとのこと。

房の数、重さ、酸などは平均値。キレイなチェリーレッド色で、強い赤みのフルーツの香りを持つ、バランスの良いワインになったとのことで、9月の晴天がすべてを好転させたのでした。

 

それでも、ワイン価格は昨年に引き続き高止まりしたまま。ワインの在庫量も低水準のままなのだそうで、需要の増加と低在庫での典型的なタイトマーケットの状況は続き、ブルゴーニュワインの値下がりは当分の間、見込めそうになさそうです。

 

 

 

 

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「モエ」ベタですが試飲&大特価販売です

 

 

一年で最もスパークリング・ワインの美味しい時期は、ひょっとしたら今なのかも知れませんね。

ご馳走が届いたからと、シャンパーニュでも開けた日には、もーススムこと、ススムこと、シャンパーニュならではのエレガントなシュワシュワ感がたまらなく美味しい。

猛暑に耐えた身体にしみわたります。

さて、そこで今週末の試飲販売は、ややベタではありますが、世界で最も有名なシャンパーニュ。

しかも、おそろしく大特価。もちろん数量限定です。

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【モエ&シャンドン ブリュット アンペリアル】750ml

たぶん試飲していただく必要の、まったくない商品と言えるかも知れません。

それでも、このところの暑さのなかで、ご試飲していただければ、ほぼ間違いなく、より美味しく感じていただけるハズなのですね。

ぜひ、ご試飲だけでもしてみて下さい。

 

 

 

 

 

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「タウラージ」お得感ある特別なワイン

 

 

ワイン専門の情報サイト「ワイン・サーチャー」のブログに、あるアメリカのレストランのワイン・リストが掲載されておりました。

それも1961年当時のワイン・リスト。

そのレストランでのワイン販売価格から、いかにここ数十年の有名ワイン・インフレーションが凄まじいものだったかをうかがい知ることが出来ます。

ペトリウス 9ドル、イケム 11ドル、ラフィット 10.75ドル、オーブリオン 10.25ドル、そしてルイ・ラトゥールのボージョレが5ドル。

「当時のボージョレってそーいう感じだったんだ!」みたいな感想はありますが、どれも笑ってしまうぐらいに安い。それもレストランでの販売価格です。

有名なブルゴーニュ・ワイン(ボージョレ意外)とボルドー・ワインが、特にここ10年ほどで急激に値上がりしたわけですね。

 

また、あるお客様が、「息子の二十歳のお祝いに、おばあちゃんが購入して保管してた、生まれ年の1995年のワインを飲んだんだけどさー、当時1本2~3万円ぐらいしたらしいんだけど、それがまたメチャクチャうまくてさぁ・・・・・・・・」と言って、その飲んだワインの写真を見せてくれました。

それは、なんと「DRCグラン・エシェゾー1995」・・・・・・そりゃウマいでしょう!!

今、もし買えたとしても20~30万円ぐらいはするワインだと思います。

先見の明がある素晴らしいお祖母様からの、お孫さんへの最高な贈りものになったわけですね。

でも今となってはブルゴーニュやボルドー、カリフォルニアと銘醸地のワインは、ブランドにもよりますが高くて手が出しにくい。

そこで、南イタリアを代表する銘醸地でありながら、出遅れ感というか、お得感のあるワインのご紹介です。

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【カンポチェラーソ・タウラージ・リゼルヴァ2000】AL14% 750ml 現在の本体価格5000円

タウラージは南イタリア初のDOCG(最高の原産地認定)で、カンパーニャだけでなく南イタリアを代表するワイン。

しっかりとした果実味が魅力のアリアーニコ種から造られるワインは、長期熟成のポテンシャルがある。

カンパーニャ内陸の標高の高い地域で、昼夜および夏冬の気温差が大きく、ゆっくりとブドウが熟成するため、複雑実があって深みのある、気品に満ちた味わいです。

フランスでもイタリアでも、南の地は歴史から来る印象なのか、ワインにお得感が強いと感じる方は多いのではないでしょうか。

記念日のための特別なワインとして、この「タウラージ」は、著しくアンダーバリューであると思う次第。

そして、10年後、20年後には、「そんなに安かったの~!」って言ってもらえる可能性も高いのではないでしょうか。

 

 

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「ボルトルッソ・フリウラーノ」母の日に”白ワインの聖地”のトラッドな味わい

 

 

アルプスから吹き下ろす冷たい空気と、アドリア海からの暖かい空気が混じり合い、白ワイン造りにとっての絶妙な環境の地が、「白ワインの聖地」と呼ばれる北イタリアの東側に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア。

そして、その周辺で栽培され、白ワインに使われるブドウの種類のひとつが「フリウラーノ」で、「白ワインの聖地」の白ワインの中でも、特に繊細さを感じるエレガントな味わいなのです。

母の日に、春の食材に合わせて楽しむワインとして最適ではないでしょうか

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【ボルトルッソ フリウラーノ】 AL13% 750ml 本体価格2400円

北イタリアを代表する白ワインの一つで、サッパリとした辛口のソアーヴェに近い印象の味わいと言えるかも知れません。

もうちょっと、ふくよかさや花を感じさせる風味を持っている感じでしょうか。

あるイタリア系二世のオーストラリア人の方は、シンプルな味付けの日本の料理は、イタリアの料理に似ていると言っていました。

料理に合わせるワインもまた、特にクラシックな造りのイタリア・ワインは日本人の舌に合うように思うのです。

なかでも、この「ボルトルッソ・フリウラーノ」の、繊細でエレガントな味わいは、イタリアのトラッドな白ワイン・ファンには、ぜひおススメしたいワインなのです。

赤ワインばかりを好んで飲まれている男性のお客様は、「白ワインがこんなに美味しいとは驚いた!」とおっしゃってました。

母の日に、春の食材を肴にして、白ワインの聖地で造られた、繊細なエレガントさが和食にうれしい「ボルトルッソ・フリウラーノ」は如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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