“酒場放浪記系”の記事一覧

ハーパーとホッピーで「ハッピー」だ!

ホッピーさんからのマンスリーメッセージが届きました。

今回の「名店にこだわりのホッピー」は阿佐ヶ谷のお店さんで開発された、ホッピーの「なか」にI.W.ハーパーを使ったという斬新なアイデアのホッピー。

その名も「ハッピー」です。

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【ハッピー】=「I.W.ハーパー」+「ホッピー」

つくり方のコツはハーパーの分量。味のバランスを考慮して通常の焼酎の分量よりも少なめにすることのようだ。それでもアルコール度数は高めになるとのこと。

外国映画などでは、バーカウンターでショットグラスに入ったウイスキーを一気飲みした後に、ビールグラスを傾けるようなシーンを見ることがあります。

この「ハッピー」は、ひょっとしたら、「分けて飲んでも、混ぜて飲んでも同じでしょ!」みたいに考えれば、意外に王道的な飲み方なのかも知れません。

ウイスキー専門のバーさんなどに行けば、ブランデーグラスやワイングラスを小さくしたような脚の付いたグラスにウイスキーをストレートで注ぎ、香りを楽しみながらチビチビと飲りつつ、チェイサーと呼ばれる水やビールを間に飲んで、口に残る強いアルコール感を薄めて口直しするわけです。

それならウイスキー飲りながらホッピー飲っても同じように楽しめるわけで、もっと言えば「あっち飲んだり、こっち飲んだりでめんどくさいから、混ぜちゃえ!」でも味わいの印象は同じようなものなのかも知れません。

そんなことで、バーボン・ウイスキーのI.W.ハーパーとホッピーで「ハッピー」は、飲めば意外にハマってしまうかも知れませんね。

ちなみにこの「ハッピー」のアテにはポテサラが合うらしい。

 

 

 

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「電気ブラン」外国人旅行者に人気の酒になっていた!

今朝の日経新聞によれば外国人観光客に大人気の浅草で、あの浅草の酒「電気ブラン」もまた海外の方々に人気なのだそうだ。

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【電気ブラン AL40%】 と 【デンキブラン AL30%】

アルコール分40%の酒が「電気ブラン」で、30%は「デンキブラン」。

「クリーミーでなめらか!」と外国人客に人気なのだそうだ。また、そんなお客さんに定番の飲み方を伝える、なんとも浅草らしい日本人の方もおられるとのことで、浅草の魅力の一つとなっているらしい。

さて、新聞に書いてあるその定番の飲み方とは、ビールをチェイサーにして「電気ブラン」を楽しむ飲み方。たぶんストレートで。

「いまどき外国でもそんな飲み方する人少ないんじゃないの?」みたいな印象もあるのですが、たぶん外国人旅行者にとって浅草は非常に異国情緒あふれるエキゾチックな街。その地の文化ともいえる飲酒のスタイルを経験するのがすごく楽しくて新鮮なのかも知れません。

そして、たしかにイッパイ飲ってた方が浅草の街は楽しいような気もするわけです。

先日ガキンチョどもを連れて浅草に落語を聞きに行きました。その客席では酒屋のオヤジも含めて、ほぼ全員がイッパイ飲りながら落語を楽しんでおられました。もちろん子供以外ですが。

イッパイ飲ってた方がより落語が楽しいのです。

「電気ブラン」はそのまま冷やして飲むか、氷塊を入れてオンザロックで飲むのがおススメなのだそうですが、たまには浅草の定番の飲み方でビールをチェイサーに飲るのも悪くないような気がします。

外国人旅行者だけが楽しんでいるだけではもったいない、「クリーミーでなめらか」な浅草の味わい「電気ブラン」は如何でしょうか?

例えば、先日お客様が、「ビールをチェイサーにして強い蒸留酒を飲みながら麻雀やったら、飲むたびにカーっと身体が熱く元気になって大勝しちゃったんだよ!」っておっしゃってました。

そんなときに非常にイイ感じのお酒ではないでしょうか。

 

 

 

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「おでんセット」昼間っから一人酒場放浪

遂に念願がかなって、憧れの地「赤羽」に下車。

ちょっと遅い昼飯代わりにイッパイ飲ることにしたのです。それもヒジョーに有名な、昼間っから飲める人気のおでん屋さんで。

駅を出てすぐの、その界隈に立ち入れば、そこはレトロ感ある何とも飲んべーにとっては居心地の良い景色が広がっているのです。

 

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ちょっと迷っちゃいましたが、何とか目的のお店を発見。想像したよりもこじんまりとした感じで、そこにはもう飲んべーの大先輩方が数人、一人酒を楽しんでおられた。

正直、これ系のお店に一人で入るのが初めての酒屋のオヤジにとっては、「果たして、この独特の雰囲気を醸し出している一部になれるのか?」と、多少狼狽えたりもしたのですが、勇気を出して「こんちわ~!」。

そしてら、気のいい感じのイケメンお兄さんが、いかにも繁盛店の人らしい景気の良い声のトーンで注文を聞いてくれた。注文したのは他のお客さん方と同じ「おでんセット」。それは、おでん数種と好きな酒を1種類のお得セット。

その選択できる酒の中には、まさにこの地の地酒である「丸眞正宗」のカップ酒があるじゃあないですか。迷わずその丸眞正宗さんのカップ酒を選択。やっぱり「郷に入っては・・・とか、ウエン イン ローム・・・」なのです。世界中どこへ行ってもその地の酒がうれしい。

まずは、やおら丸眞正宗をチビリ。スッキリとした淡麗さのあるキレイな味わい。「・・・・・・・カップ酒って・・・こんなにうまかったんだ!」って正直ちょっと驚きました。もちろん手づくりの地酒なのだから当然なのかも知れませんが。

そして、いよいよおでんへ。揚げ豆腐のはじっこを箸で割って口のなかへ・・・・・・・さすがは人気のおでん屋さんです、上品な味付けでホントにうまい。これでお酒が付いて800円ですから、これはお得でしょう。

思いっきりレトロな雰囲気のショッピングアーケードの、その通路脇での立ち飲みです。はなかなかナガッチリはできません。15分~30分ぐらいでうまい酒と肴をサクッと楽しむ。

ある意味東京らしい楽しみ方なのかも知れません。

 

 

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「焼酎用割り材」ガラ系の進化だ!それもなぜか埼玉っぽい!!

女性はエレガントなイブニングドレスに身を包み、男性は蝶ネクタイをビシッと決めて参加するガラ・パーティーやガラ・ディナー・・・・・・・・・・・・・・・では絶対に飲めない(笑)、ガラパゴス的に日本で独自の進化を遂げた「焼酎用の割り材」。(くだらなくて恐縮です・・・・汗!)

すいません。最近自分の使っているケータイがガラケーって呼ばれていることを知って、ちょっと使ってみたかったんです(笑)。

ということで、世の中には様々な焼酎カクテルがありますね。

数年前から夏場になると居酒屋さんに登場するのが、ガリガリ君酎ハイ。焼酎を炭酸で割り、そこに棒アイスのガリガリ君をぶち込んだ、見た目にインパクトのある飲み物。

また、焼酎に出汁の効いた煮汁を加えて〆の一杯にするような飲み方もあるようです。

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酒屋では、もちろんガリガリ君や出汁の効いた煮汁は販売していません。それでも、それ系のマニアの方々がジックリと見て気にする割り材があるんです。

それが上の写真の「ワインサワー」「韃靼そば茶割り」「エナジーサワー」。どれも業務用で再利用されるリターナブルびん入り。

軽自動車大手の会長さんは「うちの車は”ガラ軽”じゃない!」と憤慨されたようですが、焼酎用割り材は間違いなくガラパゴス系の”ガラ系”。日本独自に進化している飲んべーさんの味方なのです。そればかりか日本の酒類市場のなかでもかなりマニアっぽいアイテムと言えます。

たぶんこのブログを読んでくれている大衆酒場系ファンの方でも、これら三つの割り材をご存じの方は少ないと思います。

それもそのハズ。これらの割り材はどれも埼玉県産。どちらかといえばローカル色の強いアイテムなのです。だから、もし知っている方がおられたら、その方はおそらく埼玉県人の飲んべーさんでしょう(笑)。

そんなことで、「ワイン」「韃靼そば」「エナジー」と、埼玉県にはほとんど関係ないようですが、なぜかしら埼玉っぽい「焼酎用割り材」は如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

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一人飲みの時代なのか!?

類は友を呼ぶということなのか、お客様方から「赤羽のめっちゃ怪しい酒場で・・・・・・よかったよ~」とか、「十条の隠れた名店でいっぱい飲ってね・・・・うまかったよ~」みたいな、飲んべーの一人としては非常にうらやまし過ぎる話をよく聞かせていただきます。

酒屋のオヤジはもちろん飲んべーの一人ですが、なかなかそんな酒場放浪ができる状況にないため、余計にうらやましく感じるのかも知れません。

それらの酒場では、ワイワイとみんなで飲む酒もいいのですが、基本は一人飲み。

ワインなどを提供するお店さんの話では、「最近は女子の一人飲みのお客さんも多いですよ!」とのこと。たぶん一人で飲んで居心地の良い酒場がうける時代になったのかも知れません。

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上司と一緒に飲みに行って「空気読めよ!」なんて言われるのは嫌だし、また部下にそんなこと言うのも嫌だし、まして仕事仲間と飲みに行って空気を読んで気を使わなきゃいけないのがそもそも疲れます。

家に帰れば帰ったで、またこれがいろいろとありますね。

それが一人飲みなら気分はラクチン!自分の好きな酒を、自分の好みのアテで20~30分楽しんで、気持ちよく家路につけるのです。

それでも、酒場の空気はマナーとして読まなければいけないわけですが(汗)!

気分よく、マナーよく一人飲みを楽しもうと思えば、やっぱり一人で入店して居心地の良い酒場でないといけません。イスに腰掛けて落ち着くよりも、立ち飲みの方が気楽な感じがしてよりベターな気がします。

お財布にやさしくて、気さくなお店の方が居て、アテと酒が美味しいのが、あたりまえですが良いですね。

また、人気があり過ぎていつも店内が込み合っているのは良くないし、その反対にお客さんがまったくいないのも困った感じでしょうか。

・・・・・・などとお客様方の話を聞いてイメージが膨らんでしまって、いっそう一人飲みに対する憧れが強くなってきている酒屋のオヤジです。

一人で居心地の良い酒場の魅力は、ますます高まりそうな気配ですね。

 

 

 

 

 

 

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