“2014年11月”の記事一覧

「ボジョレー・ヌーヴォー2014」・・・さてアテはどうする?

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日前日、続々とヌーボーが入荷しております。

厳しいヴィンテージであった2012年、2013年を大底にして、2014年は一気に気象条件が改善した印象。

今年のボジョレー・ヌーヴォーは、ハッキリ言って相当に期待できます!

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【ボジョレー・ヌーヴォー2014各種】

この週末は三連休のお休み。ボジョレー・ヌーヴォーのパーティーを企画されている方も多いのではないでしょうか。

そこで頭を悩ますのが・・・・・・・「ボジョレー・ヌーヴォーに合うアテってなに?」ですね。

一般的にボジョレー・ヌーヴォーの味わいは、フレッシュでフルーティで軽い飲み口とされていますが、上の写真のような、いわゆるこだわりのワインの場合には、エレガント系からフルーティさが溢れるものまでいろいろ。

したがって、ワインによって合う料理も少しづつ違ってくるのかも知れません。

それでも生ハムとボジョレーの相性などは、現地でも愛されている”鉄板マリアージュ”と呼べるでしょう。また、ビストロ・ミールなどとも呼ばれるようですが、フランスのパテ、テリーヌ、リエットと呼ばれるような、オードブル系の肉料理にも合うようです。

専門家の方々のボジョレーとのマリアージュのアイデアとは、ピノ・ノワールのそれと似ているか、まったく同じなのかも知れません。同じブルゴーニュ産であるため当然なのかも知れませんが。

そのため、ピノ・ノワールのように寿司や赤身のお刺身などとも相性が良いようです。

また、最近は街中に本格的な中華料理店が増えてきましたが、そんな中華料理もボジョレー・ヌーヴォーとの相性は良いと聞きます。

クリスマスのロースト・チキンやターキーとも、これまた相性は良いようです。

つまり料理としてミディアム・ボディぐらいのものは何でもOKってことのようです。

今度の三連休は、ボジョレー・ヌーヴォーに何を合わせますか?

 

 

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Let’s Eat Meatのナポリタンをつくってみた・・・・ワインに合う!

酒屋のオヤジのお休みは火曜日。その日は夕食作りを仰せつかっております。

子供は男子が二人のため、当然のごとく「肉食わせろ~!」って話になるわけで、肉料理が多くなる傾向にあるかも知れません。

先日、あるブログにイギリスのチャールズ皇太子を義理の父に持つフードライターのトム・パーカー・ボウルズさんが書かれた料理本、「Let’s Eat Meat」に掲載されているお肉たっぷりのナポリタンが紹介されているのを発見したんです。

さっそくアメリカの最大手スーパーの資本の入っている、アメリカ産の肉がお値打ちとみられるスーパーで肉を購入。つくってみました。

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【大きめの肉が入ったナポリタンソース?ボロネーズソース?】

日本人としては上の写真のソースをナポリタンとは呼びにくい。だって、いわゆる日本で食べるナポリタンとは違い過ぎですよね(汗)。

かといってボロネーズとも呼びにくい、だって普通それってひき肉ですもんね。

作り方は簡単。大きな肉の表面を焼いて、玉ねぎを炒めて、赤ワインとトマトで煮込む料理。時間はかかりますが至ってシンプル。いかにもオヤジ的な料理なのであります。

赤ワインの酸味があるため、子供向けに途中でお砂糖も入れてみました。

味わいはハッキリ言ってまあまあ(汗)。子供達も味わいには特に興味を示さず、「肉だ肉だ・・・・(笑)」と、長い時間をこの料理についやした割には、大した感動もなくサッと食べやがってました。

オヤジとしては、「知ったかぶりの講釈でもしたろ~かな」みたいなことを考えてたのですが・・・・・・・・(笑)

味わいがまあまあなのは、たぶん酒屋のオヤジの料理の腕前からくるものでしょう。でも、流石はワインで煮込んだ肉料理です。赤ワインには抜群の相性を感じた次第です。

 

さて、その知ったかぶりの講釈ですが、なんでも本場のナポリでは、この料理を食べるときにはコース料理にするのだそうだ。

鍋から肉だけを取り除いておき、最初にソースとパスタをあえたものを味わいます。その後の二皿目でお肉を味わうとのこと。しかし、トムさんは肉もパスタもソースも一緒に食べるのがお好きなのだとか。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁もあと数日、いよいよワインの季節が始まります。

ワインのアテに少しでも参考にしてくれたら幸いです。

お粗末様でした。

 

 

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「ボジョレー・ヌーヴォー」今年のトレンドは量より質

ボジョレーと日本の人々は発音するのだと思いますが、新聞にはボージョレと書かれております。

たぶんボージョレの方が現地での発音に近いのでしょうか?・・・・・まぁ、どちらでも意味は伝わるので、どっちでもいいのですが(汗)!

さて、いよいよボジョレー・ヌーヴォー解禁日が近づいて来ました。次の木曜日11月20日です。

2年続いた難しい年の後の2014年は、かなり期待できる水準とのこと。楽しみです。

メディアによる、またまたお得意の「〇〇年に一度の当たり年!」みたいな話が、ボジョレー・ヌーヴォー解禁のムードを盛り上げることになるのかも知れませんね(笑)。

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【日本経済新聞さんに掲載されたボジョレー・ヌーヴォー消費量の推移】

日本でのワインの消費量は増え続けているのだが、ボジョレー・ヌーヴォーの消費量は減少傾向にあるようだ。

今年の輸入量は昨年を8%程下回る見通し。しかし、その一方で高価格のプレミアム・クラスのボジョレー・ヌーヴォーの輸入は大幅に増えているとのこと。

ワインが日常生活に浸透する中で「お祭り」としての役割は低下しており、メーカー、消費者ともに量より質を求める傾向が強まっているのだとか。

数年前まで激安ボジョレー・ヌーヴォーに注力していたイオンさんが、今年はフィリップ・パカレのボジョレー・ヌーヴォーを販売すると言うから驚きです。

ワイン消費の現場は急激に成熟しているようで、嗜好の多様化と共に、量より質を重視する流れのようですね。もちろん価格に対する質の要求も益々厳しくなってきているのですが。

 

量より質と言えば、酒倶楽部ステップでも毎年好評をいただいております、当店一押しのボジョレー・ヌーヴォーであるジャン・クロード・ラパリュを販売致します。

ご予約以外の在庫はそれほど多くはないため、ご興味のある方はお早めにご予約、もしくはお買い求め下さい。

今年は期待できるみたいですよ~!

 

 

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「酒屋の株話」オプション・アゲンストによる乱気流の予感

酒屋のブログとしては、まったく場違いな感じもする株の話題ですが、意外に好評なようですので、「酒屋の株話」は今までどおり、たびたび書かせて頂こうと思います。

さて、このところの急激な値上がりで高値警戒感の出ている日本株市場ですが、新聞によれば衆議院解散後に自民党の再選を予想したグローバルマクロのヘッジファンドが日経平均のコール・オプションを大量に買っているとのこと。

メインはストライキング・プライス18000円の期間の短いコール・オプションだが、20000円のコールまで買われているのだそうだ。

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【日本経済新聞さんのスクランブル】

コール・オプションが大量に買われれば、販売したオプション・トレーダーは当然先物市場で買いを、これまた大量に入れなければならないわけです。

そんな状況も、このところの急激な株価上昇の一因だったのではないでしょうか。

そして、困ったことにオプションの売りポジションを持っているオプション・トレーダーは、日経平均が値上がりすればするほどに先物市場で買い上がり、値下がりすれば売り下がらなければならないわけです。

つまり、株式市場をより情緒的というか感情的な動きにするわけですね。

そんなコール・オプションの建玉が膨らんでいるのですから、来週は上に行くのか、下に行くのか分かりませんが、オプション・アゲンストによる先物市場での取引で、しばらくは激しい乱気流発生の可能性があるわけです。

もっとも日銀の買いも予想されるため、大きく下げることは予想し難いのですが。

短期での取引を繰り返すような方々にとっては、大波に向かうサーファーのような気分なのかも知れませんが、バリュー投資を本分とする者にとっては、いわゆる仕込みの時期は過ぎ去りつつあると言えるのかも知れません。

それにしても先週の売買状況は、みごとに「日本勢売りvs海外勢買い」でした。そして株価は上昇・・・・・過剰流動性による資金の流入は、まだ続いていると言えるようです。そして、日本からの潜在的な買いのパワーも増したようです。

 

 

 

 

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「ジュスト レッジェロ・アパッシメント」週末の試飲キャンペーン販売のご案内

明日、明後日の週末限定企画、北イタリア・ワインの試飲&キャンペーン販売のお知らせです。

今回ご試飲いただけるワインは、アマローネの生産者が、アマローネと同じアパッシメント(陰干し)の製法で、もっと身近に飲めるワインを目指して、5年間の試行錯誤の末に完成させたワインです。

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【ジェラルド・チェザーリ ジュスト レジェッロ・アパッシメント2012】

コルヴィーナ60%、メルロー40%   AL13.5% 赤・ミディアムボディ

手作業による収穫後、20日間のアパッシメント(陰干し)を行い、圧搾後に15日間果皮と共に発酵。熟成は大樽で3ヶ月、ビン詰後に最低5ヶ月熟成します。

濃深なルビー色、チェリーや赤木の実、わずかにプラム等の果実味のあるアロマ。長く保たれる果実味やスパイスの複雑な味覚が、しっかりとしたボディにヴェルヴェットのように滑らか。調和のとれた味わいが口中に広がります。

ヴァルポリチェッラ地方の伝統的なブドウ品種であるコルヴィーナに、インターナショナルなブドウ品種であるメルローがブレンドされていることがアマローネとの大きな違いのようです。

深みのあるコルヴィーナと、やわらかで滑らかさのあるメルローのブレンドが絶妙なバランスのワインです。

アマローネの様な深みのあるダーク・チェリー系の味わいは、特に男性に好まれるような味わいだと思います。そんなダーク・チェリー系に、厚みのある滑らかさが加わった味わいは、伝統を超えて、一皮むけたヴァルポリチェッラ地方の味わいと言えるかも知れません。

この機会に、ぜひぜひご試飲してみて下さい。

 

 

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