“2014年6月”の記事一覧

高級ブランドビジネスのブランド管理とは

日本のワールドカップは遂に終わっちゃいましたね。ホントにご苦労様でした。

サッカーど素人のオヤジではありますが、今日のコロンビアの戦術はアッパレだったように思います。各選手の能力が高いのはもちろんですが、日本代表が必至で攻め込んで来るのを見越した戦い方ではなかったでしょうか。ディフェンス&クックカウンターがお見事。敵ながらアッパレです。

サッカーの試合には間違いなく軍師が必要なようですね。

さて、戦術といえば昨日の日経新聞に、高級スポーツカーであるフェラーリのブランド管理を徹底した経営手法が絶好調という記事が掲載されておりました。

酒類業界でもたぶんまったく同じ経営手法を用いるのだと思いますが、「販売を絞る」ことでブランド価値を維持することが大切なのだそうです。

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【日本経済新聞の記事】

 

なんでもフェラーリの販売台数は2012年に過去最高の7300台超に達したが、あえて販売台数を減らし「年間7000台以上は売らない」と宣言したのだそうだ。「注文通りに売れば希少価値が落ちる」とブランド価値の維持のために供給を絞るのだそうだ。

フェラーリを購入する人は車と同時に夢を買うのだそうで、市場に多く出回ればそれは夢ではなくなってしまうとのこと。

酒屋としては、この「ブランド価値のために供給を絞る」効果がよく分かるような気がします。

いくら美味しくて高級なお酒でも、どこにでも並んでいるお酒と、「ぜんぜん手に入らないんだよ!」なんて言われるブランド力のあるお酒では、購入するお客様の見方が違うし、満足感も違ってくるようです。

また、「ぜんぜん手に入らないんだよ!」と言われる酒類ばかりを販売している酒屋さんは、酒屋としても高いブランド力があり、競争力の高い商売を実現されておられますから、ホントにうらやましい限り。

ブランド価値を維持するにも、まず大前提となるのは高いブランド力を持つ商品を供給できる立場にあることですから、酒屋のオヤジなどはまったく関係がありません。

それでも、農産物の加工品で最も付加価値の高いとされる商品を扱う者としては、「人気があるにもかかわらず、あえて販売量を減らす」みたいな営業努力を一度ぐらいはしてみたいかも!なんて思ってしまった記事でした。

 

 

 

 

 

 

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「ヒマラヤの紅塩」こだわりのお店さんは軒並み使ってる!

ヒマラヤ山脈で3億年かけて自然結晶したとされる岩塩で、ミネラル分が豊富でまろやかな味わいの紅塩です。

うすいピンクの色合いは鉄分の含有量が多いため。ナトリウム分はそれほど多くないため、身体にやさしい塩とも言えます。

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【ヒマラヤの紅塩】500g @500円外税 (パキスタン産岩塩)

こだわりのお寿司屋さんとか、天ぷら屋さんとか、焼き鳥屋さんとか、塩で食べさせる料理を出すお店では軒並み使われている塩が紅塩。そのまろやかで、少し甘みを感じる味わいがお料理の味わいを引き立てるようです。

紅塩とは、なんでも地球の地殻変動で数億年前まで海面の下にあったヒマラヤ山脈が盛り上がり、ヒマラヤ山脈に残された海水がその後数億年かけて蒸発、ミネラル分の豊富な塩が残って岩塩となったもの。

数億年前の汚染されていない自然がつくった本当に天然の塩なのです。

だから岩塩は海水からつくる塩と違い、限られた量しか存在しません。非常に稀少な天然資源とも言えます。贅沢な調味料なのです。

 

この時期にホントに美味しい赤みの濃いトマトにオリーブオイルと紅塩を少々。これだけで良く冷えたソアーヴェ、3杯は間違いなくイケちゃいます!(笑)

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ブルゴーニュ・ブドウ畑の価格高騰が止まらない!

ワイン情報専門サイト「ワイン・サーチャー」によれば、フランスの高級ワイン産地の一つであるブルゴーニュのブドウ畑の価格が17年連続で上昇しているとのこと。

フランス農務省の発表によれば、ブルゴーニュのグランクリュの各付けを持つブドウ畑の価格は、フランスのワイン産地の中で最も高価なのだそうで、2013年には1ヘクタールの平均価格が5.4百万ドルに達したとのことだ。

ロマネコンティー

 

 

 

 

 

【写真はブルゴーニュのブドウ畑の中でも最も高価な畑の一つ 】

また、各付けに関係なくコート・ドールであれば価格は上昇しており、それに伴いブドウ畑の売買件数は激減しているとのこと。

2013年に取引されたグランクリュの各付けを持つ畑の価格は1ヘクタール当たり2.7百万ドル~12.9百万ドル。1996年には1.66百万ドルぐらいで取引されていた場所なのだそうだが一方的な右肩上がりで推移している。

他のフランス高級ワイン産地のブドウ畑と比べても、ブルゴーニュのグランクリュ畑の価格は突出している。

ボルドーのポイヤックにあるブドウ畑の2012年の平均価格は1ヘクタール当たり2.7百万ドル、シャンパーニュのコート・デ・ブランのブドウ畑の2012年の平均価格が1ヘクタール当たり2.12百万ドルと、ブルゴーニュと比べれば割安感を感じるほどだ。

ブルゴーニュで2番目の各付けであるプルミエ・クリュのブドウ畑も価格は同じく上昇している。コート・ドールのシャルドネ畑では2013年に1ヘクタール当たり1.7百万ドルまで上昇。ピノ・ノワール畑も昨年68万ドル~72万ドルまで値上がりしたとのことだ。

ブルゴーニュのグラン・クリュの畑は559ヘクタール、プルミエ・クリュの畑は3326ヘクタールで両方合わせればブルゴーニュのブドウ畑の約14%の広さ。グランクリュの畑では赤ワインが56.8%、プルミエ・クリュでは44.2%を占めている。

この非常に限られた地域から生産されるワインは希少価値が高く、世界の高額ワイン上位50銘柄の中の38銘柄がブルゴーニュ産のワインだ。

最近では千円台や2千円台の、いわゆる低価格のブルゴーニュワインがすっかり市場から姿を消したような気がします。また、その上の価格帯のワインでも、正直なんだか割高感を感じたりするのですが、”ブルゴーニュ・ワイン”というだけで付加価値が付くのは当然の成り行きなんですね。

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「コヤマ・ワイパラワインズ・リースリング2013」奇跡的に貴腐が付いた!

このワインには驚きました!

「なんだこのワインの密度は!?」と思って輸入会社さんにたずねたんです。

そしたら、「そうなんですよ。小山さんところのリースリングの2013年ヴィンテージには、奇跡的に貴腐菌が付いたんですよ!」って。

ニュージーランド・ワインの2013年ヴィンテージは、過去に経験したことがないほどの良い年だったことは聞いていましたが、そんな状況に加えて、奇跡的にではあるが貴腐ブドウのワインが出来ていたとは、まったくもって驚きです!

また、この密度の高さ、深みのあるリースリングで5千円をはるかに下回る価格なのですから、これはもう信じられないぐらいのお買い得ワインでしょう!

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【コヤマ・ワイパラワインズ  タソック・テラス・ヴィニャード  リースリング2013】 辛口の貴腐ワイン

日本人の小山さんがニュージーランドで造るこだわりのワイン。

グレープフルーツ、マンダリン、オレンジピールの香り立ち。貴腐菌による蜂蜜のリッチな甘みとオイリーな円やかな口当たりに、切れのある酸がバランスよく溶け込んでいる。タソック・テラス・ヴィンヤードは、氷河の堆積によって形成された水はけのよい土壌なのだそうだ。

あるお客様は「このワインは寝かせれば相当に美味しくなるでしょ!」「それを出来てから1年ぐらいで販売しちゃうんだからもったいないよね。それもアルザスのリースリングなら低い方の価格帯で!」とおっしゃって、自宅のセラーで貯蔵熟成するために購入されました。

保管しておいて将来的に贈りものとして使うにも、自分で飲んで楽しむのにも、非常に価値あるワインではないでしょうか。

奇跡的に貴腐菌が付いた、ニュージーランドのベストヴィンテージである2013年のリースリングは如何でしょうか?

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「アイスなお酒」12度のいも焼酎をそのまま冷やして!

早朝からのサッカー観戦ってのは意外に疲れますね。お昼ご飯の後ぐらいが一番辛いかも。

それにしても惜しかったですね。ギリシャのタフなガードは、ギリシャの選手の外見なみにスゴかったようです(笑)。

みんなスゴイ形相でにらんでるし、デッカイし、体中に絵が書いてあるし、「こいつらマジにやばそーだ!」みたいな印象でしたね。対照的にやさしい顔した小柄の日本人選手は、強面の大柄の相手選手に弾き飛ばされて、なんだかイジメにあってるようで見ててちょっと辛かったかも。

それにしても試合を有利に進めていたのに、得点に結びつかなかったのは残念でした。

さて、今日みたいに蒸し暑い日の週末には、サッパリとしたお酒でも飲みながらサッカー話で盛り上がりたいものです。

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本格いも焼酎【アイスなお酒 さつま黒若潮】AL12% 720ml

さつま焼酎7社が企画した夏の限定焼酎。そのまま冷やしてストレートか、ロックでグビグビと喉ごしよく楽しめます。

写真の「さつま黒若潮」は黒麹で仕込んだ芋焼酎を、蔵の天然地下水で12度まで割り水した軽快な飲み口の夏らしいお酒。蒸し暑い陽気と、サッカー観戦の興奮による渇いた喉を、冷たく潤してくれると思います。

ちなみに、いつも飲んでる25度の焼酎を水で割って12度にして飲むのと、最初から12度に割り水してある焼酎では味わいが違います。後者の方が美味しいのです。水のおいしさにもよるのですが、水が焼酎に馴染むのに時間がかかるんですね。

グビグビっと飲めるクリーンな味わいの、夏らしい焼酎は如何でしょうか?

 

 

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