“2013年5月”の記事一覧

「醸造アルコール」鑑評会の大吟醸にはほとんど入ってる

清酒メーカーの営業さんから資料として業界紙のコピーをいただきました。そこには聖徳銘醸の西岡取締役工場長による「醸造アルコール」に関しての記事が掲載されておりました。

酒屋には「酒は純米酒に限る!」というお客様は確かにおられます。しかし「酒は醸造アルコールを添加した酒に限る!」というお客様はたぶんおられません。

ではなぜわざわざ醸造アルコールを添加したお酒があるのでしょうか?

一応付け加えておきますが、このブログ記事は「純米酒」や「醸造アルコール添加」が良いとか、悪いとかの話ではありません。純米酒には純米酒の良さがあり、醸造アルコールを加えたお酒には、また違った良さがあると考えております。

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「吟醸酒の香りはカプロン酸エチルと酢酸イソアミルが主成分だが、これらは非常に水に溶けにくく、搾ると粕に香りが残ってしまう。ところが醸造アルコールを添加すると、その状態は大きく改善される。そのため、全国新酒鑑評会の出品酒は、ほとんどがアルコール添加の吟醸酒となる。」

「醸造アルコール」をわざわざ添加する目的とは、醸造中の発酵を安定して止めて、吟醸香を酒の中に閉じ込める効果が期待でき、「清酒の香りを高め」「スッキリとした味わい」にできるんですね。

江戸時代にはもう「柱焼酎」というアルコール添加の技法があったのだそうです。酒粕や米を原料とした焼酎を酒に混ぜて、保存性を高めていたとのことで、腐敗防止の役目をするとともに、味もしゃんとして嗜好品としての幅をひろげていたのだとか。

「アルコール添加」とは日本酒製造の伝統技法なのです。

では醸造アルコールとは何か?

原料として最も一般的なものは「廃糖蜜」で、これはサトウキビから砂糖を精製する工程で出てくる副産物。糖分は50%以上残っているといわれ、黒糖に似た風味。

これを発酵させて蒸留したものがラム酒。これを連続式蒸留器で再精製して不純物を分離し醸造アルコールにする。

純米酒には純米酒の良さがあるわけですが、アルコール添加の技術が確立されたことにより、また違った味わいの、よりバラエティーに富んだ味わいを楽しめるようになったわけですね。

 

 

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「サバラン」コアントローの風味が酒好きには・・・・・♡

お酒をたっぷりと浸み込ませた、飲んべーさんに嬉しいケーキと言えば「サバラン」ですね!

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大宮の某有名レストランの運営するケーキ屋さんの「サバラン」。

お酒のたっぷりと浸みこんだスイーツをアテに紅茶、もしくはお酒が効いてないスイーツでも、それをアテに芋焼酎やラム酒などの蒸留酒を・・・・・・・・(笑)!これらは、飲んべー&甘党の酒屋のオヤジのような者にとっては、たまらない組み合わせ、いやマリアージュなのであります。

 この「サバラン」には工夫がありました。上の写真のサバランに突き刺さっている細長く黄色いのがそれ。なんとスポイトなのです。中にはオレンジリキュールの「コアントロー」とオレンジジュースなどを混ぜた液体が入っていて、食べる直前にそのスポイトからその液体をサバランの中にしぼり出し、生地に浸み込ませるのです。

このオレンジリキュールの風味のよく効いたサバランと、その下に入っているクリーミーなプリンがたまらなく絶妙。ここに追っかけでプレーンな紅茶ってのがまた合う合う!

 と言うことで、ほとんどスイーツ作りのためにしか購入していただけないコアントローのご紹介!

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この「コアントロー」もしくは隣の「グラン・マニエ」と、スポイトがあれば、いただきもののカステラやスポンジ系のスイーツが、飲んべーさんのスイーツとも言えるオレンジ風味の「サバラン」に変身です。

また、アイスクリームなどをアテにしても合う合う!トレビア~ンなマリアージュなのですね!!

 

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「スパークリングワインお得な6本セット」花より・・・なお母さまへ!

いよいよ明日は母の日です。準備はできてますか?

うちの子供達は、ややフライングぎみではありますが、今朝お母さんにハート型のお煎餅を渡してました。そのためか、いつもよりごきげんな女房殿。子供からの贈りものの威力ってやっぱり凄まじい!(笑)

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【スパークリングワインお得な6本セット 6,000円】

”花より団子”なお母さまへの、母の日の贈りものに如何でしょうか?

室内にいると、やや蒸し暑さを感じる今日のような雨の日の休日は、よく冷えたスパークリングワインを楽しむのに本当に適しているのではないでしょうか。

カーネーションの花と一緒に、お菓子やお茶の贈りものももちろん素晴らしいのですが、日常では意外にお菓子を食べる機会がなく、それ以上に普段飲んでいるお茶やコーヒー以外のお茶を飲む機会は少ないように思います。

昔は、ジーさんとお煎餅食べながらお茶飲んで、相撲とかをTVで見るのが大好きだったんですけどね~。今じゃそんなことやってる暇がないんですよね~!

しかし、しかし、それでもなぜかお酒を楽しむ機会は毎晩あるのですね!(笑)

お母さんも同じだと思うのです。好きな人にとってはお酒は邪魔になりません。特にスパークリングワインは!

お母さんにスパークリングワインを一番美味しく楽しんでもらえる時期はいつなの?

いまでしょ!!

 

 

 

 

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「自然派ワイン」花より・・・・的なお母さまへ!

「カーネーション」と「手紙」と「他になにかもう一つ」が母の日のプレゼントの基本でしょうか!

「じぇじぇじぇ!・・・・母の日はあさってだっぺ!!」ってあせってる方も少なくないと思いますが、まだ十分に間に合う「他になにかもう一つ」のご提案です。

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【自然派ワイン】

昨日、宅急便のドライバーさんが大汗かきながら「母の日用の集荷依頼が多くて大忙しですよ!」みたいな話をされておりましたが、最近は花屋さんからカーネーションをお母さんに届けてもらうだけでなく、花以外にも何かプレゼントを用意される方が多いようです。

それでも、「カーネーション」と「手紙」はすぐに用意ができても、「他になにかもう一つ」の選択が難しい!商品をプレゼントしても、家に物が増えるとか、好みが合わないとかで、なかなか今の世の中は難しいものがあります。

そこで、後に残らないもので、どちらかと言えば ”花より団子” 系のお母さまに、自然でピュアーな味わいの自然派ワインは如何でしょうか?「おいしいものを食べて、おいしいワインを飲む!」そして後に残るのは記憶だけ。

今どきの気のきいた贈りものではないでしょうか!

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母の日のプレゼントにされる方には、ギフトラッピングも格安で施させて頂きますのでお申し付け下さい。

 

 

 

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関東最大のワイン展示試飲会2013

日本にあるワイン輸入会社さんが70社ほど集まっての、ワインの大試飲会です。

予想はしていたのですが、最近の酒類業界の流れなのか、このワイン試飲会も大盛況の大にぎわい。限られた時間しかない状況では、出展している約70社のワインを全て試飲するのは不可能です。

そこで今回は1~2社に狙いを定めて試飲して来ました。いくつか気になったワインのご紹介をさせていただきます。

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【ヴァルフォルモサ・カルラ・レゼルバ・ブリュット(スペイン・カバ)】

非常にコスト・パフォーマンスの高いカバで、ヴィンテージ入りのカバのみを生産。ブドウは自社畑のもののみを使用。写真のカルラ・ブリュットは熟成感あるナッツやアーモンドの風味を持ったカバ(スパークリング・ワイン)。写真では分かりにくいかも知れませんが、筒状の箱に入っており、味わいもさることながら見た目に豪華。ギフト用のスパークリングワインとして重宝するのではないかと感じた次第。

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【ペスカイヤ(ピエモンテ)】

イタリアのピエモンテで2500円~6000円のワンランク上のワインのみを造るペスカイヤ。白ワインは「アイネイス」という品種の地ブドウを使い、赤ワインは「バルベーラ」「ネッビオーロ」「カベルネ・ソービニョン」で、どれも素晴らしく質が高い。なんでもピエモンテの三ツ星レストランを始めとする高級レストランやホテルがこぞって買い付けるワインなのだそうだ。

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”ピエモンテの魔術師”ペスカイヤ社長のジュゼッペ・グイドさん。日本酒も大好きなのだそうで、輸入会社の人と昨晩は3件ハシゴしたのだとか。なんだかとってもモテそうな、酒屋のオヤジもあこがれるちょいワルおやじ系のオシャレなお方!

その他アルゼンチンやスペインのワインなど非常にコストパフォーマンスの高いスタンダード・クラスのワインが多数ありました。今日は暑かったためか、特に白ワインが良かったように思いました。

また以前から試してみたかった、フランスの自然派のシリル・アロンソさんのワインは、エレガントでキレのあるキレイな味わい。流石!!でもその名はなぜか「PUR BBQ」。

最後にブルガリアのワインの神「酒神ディオニソス」の地のワイン。このギリシャとの国境近くの地は、長年人が立ちいらなかったためノーマンズランドと呼ばれる古代トラキア王国の地にあります。その地でブルガリアの固有品種であるマヴルッド種などを使った「新世界ワイン」ならぬ「原世界ワイン」。ホメロスの物語にも登場する古代トラキア王国の赤ワインなのだそうです。

味わいは濃厚でやわらかな、シラーやメルローを思わせる味わい。飲み応えがあります。

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【カタジール・エステイト(ブルガリア)】 

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